樹野 花葉 さん プロフィール

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樹野 花葉さん: AriaLien
ハンドル名樹野 花葉 さん
ブログタイトルAriaLien
ブログURLhttp://hanahanovel.officialblog.jp/
サイト紹介文樹野花葉のTL風恋愛小説ブログです。18禁要素が含まれる甘い作品を色々更新しています。
自由文趣味で綴っている恋愛小説の他にも日常記事や好きな事の記事など、樹野花葉の備忘録的よろずブログです。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供405回 / 231日(平均12.3回/週) - 参加 2017/04/01 11:20

樹野 花葉 さんのブログ記事

  • 王子様の作り方 74話
  • 思いがけず龍が私の元に来てくれた事により私の憂いは薄らいで行った。と、同時に龍からもたらされた胸の高鳴りは私を妙な気分にさせて行った。其れは龍も同じだったようで……「んっ」「あ…はぁん」触れるだけのキスから始まった熱の渡し合いは其のままお互いの奥深くまで触れ合う行為へと発展して行った。私の使っていた客間のベッドの上で貪る様に求め、応え、そして快楽のまま其の身をとことん溺れさせた。「…歌也ちゃん、大 [続きを読む]
  • 王子様の作り方 73話
  • 鳴ったインターホンに出ると 『歌也ちゃん、俺』「え、龍?!」カメラ画面に映ったのは紛れもなく龍だった。「お邪魔します」開錠して家に上げた龍は私の顔を見て少し顔をしかめた。「どうしたの、龍」「歌也ちゃん、寝ていないの?目の下、薄っすら隈が」「あ…」顔を洗う前で自分がどんな顔をしているのか解らなかった私は龍によって現状を知った。「大丈夫?なんだか元気がないよ」「私は大丈夫だよ。其れよりなんで此処に龍が [続きを読む]
  • 王子様の作り方 72話
  • 父と母の関係は其れとなく知って、理解しているつもりだった。男と女としての恋愛感情はなくても私が生まれた時ぐらいは其処に愛があったんじゃないかと──(そう、ずっと思っていたんだけどな…)母の家の客間のベッドで何度目かの寝返りを打った。母から訊かされた本当の出生の秘密を知って動揺している私がいた。セックスをしなくても子どもを作る事が出来るのだと知った時、なんだか工作みたいな事をして赤ちゃんを作った様な [続きを読む]
  • 近況
  • こんにちは、樹野です 日常記事はお久し振りです。此処最近PCの接続状況がよろしくなくて、加えて酷い月のモノに襲われ寝込んでいる日数があったので何かを綴る事が億劫でしたこういう時予約投稿って楽でいいなぁと思います。小説のみだったら一週間分の予約投稿をしている私です。そして今年いっぱいの小説の更新予定も既に組んであります。いやぁ…そういう事をやっていると益々一年って早いなぁと思います。このブログに関して [続きを読む]
  • 王子様の作り方 71話
  • 「え、そんな心配しているの?」私が作ったおかゆを食べながら母は少し掠れている声で云った。「心配するよ。こういう事があったらやっぱりひとり暮らしは色々大変なんじゃないかって」「あ〜今回は稀な事よ。わたし、大きな病気や怪我とかした事ないから」「でも歳を取ってからは解らないじゃない」「…」心の中に芽生えた心配を私は思ったまま少し元気になった母に話していた。私の中ではいい加減父と一緒に暮らしてもいいんじゃ [続きを読む]
  • 王子様の作り方 70話
  • 龍と付き合い始めてから二ヶ月ほど経った頃──「え、寝込んでいる?!」大学からの帰り道で受けた電話に思わず声高に叫んでしまった。電話は母からで、季節の変わり目でひいてしまった風邪でもう二日も寝込んでいるから買物をして来てくれないかというSOSだった。「もう、なんでもっと早く連絡してこないのよ」「ぃやぁ…昨日まで声が出なかったのよぉ」「メールだってLINEだって出来たでしょう?」「ん゛ん〜直ぐに治ると思って [続きを読む]
  • Reversal-リヴァーサル-(後書)
  • 【AriaLien】に来てくださる皆さん、いつもありがとうございます 本日の更新で<Reversal-リヴァーサル->は連載完了となります全50話+番外編1話を無事にお届けする事が出来てホッとしています。最後まで読んでくださってありがとうございました<Reversal--リヴァーサル>はこのブログを始めてから一ヶ月経った5月1日から連載を始めました。ただ書き始めたのはもっと前の事で、まだ前の名前で前のブログのために書いていた作品でした。とは [続きを読む]
  • Reversal-リヴァーサル-(番外編)
  • ピンポーン 「はい」『九重さん、お荷物です。判子か署名お願いします』恭輔と結婚してから三ヶ月。其の日の午前中、静岡の実家から荷物が届いた。受け取った私は早速お礼の電話を掛けた。「あ、お義母さんですか?今荷物が届きました。いつも沢山ありがとうございます」『いいのよ、遠慮しないで干物も駄菓子も恭輔と食べてね』「はい、静岡の干物とても美味しいから嬉しいです」時々義母から送られて来る荷物には静岡名物の美味 [続きを読む]
  • Reversal-リヴァーサル- 50話(終)
  • 不毛な恋愛をして来た者同士が出逢って恋をして、そして結ばれハッピーエンドを迎えた物語。まるで漫画か小説のような恋愛をした私たちは結婚をしてからも熱愛継続中だった。「恭輔、郵便が届いていたよ」「ん、ありがとう」休日のとある日。親展郵便を受け取った私はソファでテレビを観ていた恭輔に渡した。差出人に見覚えがあったけれどいまいち思い出せないでいると、封書の中身を見た恭輔が呟く様に云った。「…ふぅん、未だに [続きを読む]
  • Reversal-リヴァーサル- 49話
  • 『もう…此処から出たくない』なんて云っても本当に出ないなんて事は出来ないのが現実世界。「──は?今…なんて」「だから僕たち、結婚します」「……へ」お盆休み明け、恭輔とふたりして課長に結婚報告をした。其の瞬間、庶務課は悲鳴にも似た雄叫びが上った。「はぁぁぁ?!佐東ちゃんと九重くんが結婚?!」「え、佐東さん、彼氏がいたんじゃ…」「其の彼氏っていうのが実は九重くんだったって事かい?!」みんなの驚きの言 [続きを読む]
  • 印伝さんと縁結び
  • こんにちは、樹野です 昨夜は寒かったです。珍しく寧々が私の布団に潜り込んで来たので(其れが一種の寒さバロメーターになっている)相当寒いのだなと思いました。これからそんな日が多くなるんだろうな。にゃんこと一緒に寝るのは至福なのですが、思う様に身動きが出来ない苦痛が伴うので少し複雑な気持ちになる私です(;^ω^)さて。本日の漫画語りご紹介作品は此方【印伝さんと縁結び】小糸さよ★平凡な大学生 美山(みやま)くく [続きを読む]
  • Reversal-リヴァーサル- 48話
  • 初めてふたりで観た流星群の流れる夜に、私は恭輔からプロポーズされた。 「杏奈には結婚なんて早過ぎるって気持ち悪く思われるかも知れないけれど、俺、ずっと考えていたんだ。早く杏奈を俺だけのものしたいって」「…」「他の男の目に触れさせたくない、ずっと俺だけを見てくれる様にしたい」「…」「結婚して家に閉じ込めたいなんて考える独占欲の強い男だけど、絶対に杏奈を幸せにしてみせるって自信がある」「…」「杏奈には [続きを読む]
  • 遠足と夫飯
  • こんにちは、樹野です 昨日は久し振りに朝から雨が降って肌寒い一日になりました。雨女の私ですが、外出予定のない方で雨が降るのは珍しいかも(笑)前日二日続けての外出だったので(月・火)其のどちらも避けて水曜日の雨。なんだか天気に勝ったような気がしてほくそ笑んだ阿呆な私ですそんな雨女のどうでもいい話。でも実は続きがあるのです。というのも、私と同じく雨男の息子(高3)が今日、遠足なのです。昔から学校行事には [続きを読む]
  • Reversal-リヴァーサル- 47話
  • 『もしかして…来た?』『あれ、違う?』 流星群が流れ始めると予測された時間になると、車から降りた人たちが数人、展望台デッキでささめいていた。私たちも車から降り、デッキに向かおうとした其の時「こっち」やんわりと握られていた手が急に力強く引かれた。繋がれている恭輔の掌が熱くなっているのを感じた。「恭輔?何処に行くの」「…」私の問い掛けに恭輔は応えなかった。(何処に行くんだろう)促されるままに恭輔に連れ [続きを読む]
  • Reversal-リヴァーサル- 46話
  • そして待ちに待った流星群観測の日。流星群が流れ始めるのがこの日の夜半から明日未明という事で、夜に近くの山の展望台までやって来た。展望台にはレンタカーでやって来た。山の頂上付近にある展望台には私たちの車の他に何台か車が止まっていて目的は同じなのかなと思ったりした。「はい、杏奈ミルクティー」「ありがとう」時間になるまで車の中で待機するためにコンビニで色んな物を買い込んで来た。「23時か…まだ時間かかるか [続きを読む]
  • お久し振りランチ
  • こんにちは、樹野です 自宅付近の木々が徐々に赤く色づいて来ていて、いよいよ秋深しかと風流な気持ちを抱く私です紅葉の見頃はまだ先でしょうか。しかし朝は明るくなる時間が遅くなり、晩は暗くなるのが早くなりました。日中は陽差しの中ではまだ少しだけ汗ばみますが、朝晩はすっかり冷えるようになりました。季節が変わっているんですね。思えば今年ももうあと二ヶ月を切っているんですもんね。寒くもなりますね。( 'ω' )今日 [続きを読む]
  • Reversal-リヴァーサル- 45話
  • 変化は直ぐに表れた。 「っ!」「ん?」「あ…」庶務課から社食に向かって恭輔と歩いていると、前方からやって来た一橋さんと目が合った。「さ、佐東さん…と…」一橋さんは私の隣にいる恭輔に目を留め、とても気まずい表情をした。「こんにちは、一橋くん」「!」先に声を掛けたのは恭輔の方だった。其れを受けて一橋さんは一瞬ビクッと体を硬直させた。「一橋くんも今からお昼?」「あ…あぁ…」「そう、僕たちもそうなんですよ [続きを読む]
  • Reversal-リヴァーサル- 44話
  • 其の日の夜、恭輔の家で夕ご飯を食べながら訊かされた話が私を一瞬フリーズさせた。「おーい、杏奈?」「…」「杏奈さーん」「………はっ!」緩く揺さぶられ我に返る。「大丈夫?」「え…えぇ…ちょっと…いえ、かなり驚いてしまって」「うん…ごめんね、黙っていて」「其れは…いいんだけど」(いやいや、驚いたわよ!)まさか恭輔が社長の甥で、一橋さんといとこで…(というか恭輔のお母さんが創業者一族のお嬢さんだったとは! [続きを読む]
  • Reversal-リヴァーサル- 43話
  • 『あぁ!間近で見ると益々恭子に似ている!童顔なのはあの忌々しい男の血筋かっ!しかし恭子の面影がこんなに色濃く〜〜はぁぁぁ、いい、いいぞ〜〜!!』 『…』初めて対面した伯父は気持ち悪いただのおっさんだと思った。しかし母の実家の事を其の時初めて知った俺は叔父の話す事を夢中になって訊いていた。そして伯父の母に対する気持ち、十和家の祖父の本当の想いというのをとうとうと訊かされある目的が俺の中で芽生えた。既 [続きを読む]
  • Reversal-リヴァーサル- 42話
  • 株式会社TOWA 。1955年創業の玩具会社。現在の社長は創業者一族のひとり、十和 清太郎(トウワ セイタロウ)つまり、一橋貢の父親だ。(一橋というのは母方の旧姓か)社長の息子だという事を隠すための偽名だと気が付いたのは杏奈からの話でだった。(まさか一橋が…ねぇ)少し苦笑いしながら先を進んだ。(女の趣味が同じで粘着質に迫る処まで似ているとか…笑える)少しずつ頭の中を整理しながらやって来たエレベーターに乗り込む。押し [続きを読む]
  • 他愛もない話
  • こんにちは、樹野です 今日は文化の日、祝日ですね金曜日の祝日は珍しい。というか普通に土日追加で三連休って感じになりますね。(^ω^)私にとって平日祝日はお弁当を作らなくてもいいという日です(笑)三連休も特に予定なく、引きこもってダラダラする予定です。えぇ、いつもと変わらない日ですさて。特に記事にするような大した事があった訳ではないのですが、昨日一週間ぶりの買い出しに出て、いつも通り帰りにコンビニに寄 [続きを読む]
  • Reversal-リヴァーサル- 41話
  • 恭輔は私にとって王子様──ううん、ヒーローだった。私が困っているのを瞬時に察して助けてくれる。だから隠し事は出来ない。ううん、する必要がない。私のどんな些細な事も全部恭輔にバレてしまうのだから。其れが怖いと思った事はない。寧ろ嬉しくて幸福感さえ感じている。私は恭輔に守られていると思えばなんでも出来る気さえしたのだった。「──え」「だから、お断りします」一橋さんに脅され、交際を強要された日の翌日、私 [続きを読む]
  • ままごとマリッジ 50話
  • (遅いなぁ)男の人が部屋を出て行ってからかなり時間が経った。ひとり見知らぬ部屋に取り残された私は不安な気持ちでいっぱいだった。見知らぬ部屋。見知らぬ人。そして(私の体…どうなっちゃったの?!)気が付いたら大人の体と顔になっていた事にとても驚いた。驚くと共にもしかしてこれは夢なんじゃないかと思って何度も頬を引っ張ったり叩いたりしてみたけれど 、痛いばかりでやっぱりこれは現実なんだと思い知らされただけ [続きを読む]
  • 霜月
  • こんにちは、樹野です 今日から11月。霜月ですね。今年も残す処二ヶ月になった訳ですが…早いよ、本当月初めにはいつも似たような事を書いていますが、いよいよ残り二ヶ月だと思うと本当あっという間ですね。このブログを始めてから七ヶ月経った訳ですが、毎日何かしら綴って来た事が積み重なって行くのはいいものだなとしみじみ思っています。今年、不本意ながら長く続けて来たブログを止めた傷は未だ心の中に大きく鎮座していま [続きを読む]
  • ままごとマリッジ 49話
  • プルルルルル プルルルルル『はい』「おい、サッサと出ろ!」『開口一番が其れかい、相変わらずだね、朔』7度目の呼び出し音で出た陽生に行き場のない怒りをぶつけた。「おい、紅実に何をした!」『あぁ、意外と早かったね。僕が帰ってから直ぐにキスとかしちゃったんだ』「軽口叩いてんじゃねぇ、紅実に何をしたって訊いてんだよ」『何って…ちょっとしたやり直しの呪文をかけただけだよ』「はぁ?何寝ぼけた事云ってんだよ!真面 [続きを読む]