olomoučan さん プロフィール

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olomoučanさん: オロモウツ日本語リハビリ日記
ハンドル名olomoučan さん
ブログタイトルオロモウツ日本語リハビリ日記
ブログURLhttp://fanblogs.jp/takzolomouce/
サイト紹介文オロモウツに住んで長い人間が、チェコに関係あることもないことも、とにかく毎日書く日記もどき。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供331回 / 365日(平均6.3回/週) - 参加 2017/04/04 17:24

olomoučan さんのブログ記事

  • ゼマン大統領問題発言またまた(十二月七日)
  •  今年の初め、ゼマン大統領が大統領選挙での当選が決まったとき、喜びに沸くゼマン大統領とその周辺の人々の中に、バランドフというテレビ局のオーナがいたという話は書いたと思う。このバランドフテレビも、放送を始めるまでの期待は大きかったのだけど、ふたを開けてみたらチェコの誇る映画製作スタジオの名前を冠するにふさわしいとは思えなかった。 このバランドフテレビの特徴の一つに、無駄に、あえて無駄にと言いたくなる [続きを読む]
  • ačとať〈私的チェコ語辞典〉(十二月六日)
  •  この二つの言葉は、時々どちらがどちらかわからなくなるというか、「ač」を目にしたり耳にしたりしたときに、「ať」だと思ってしまうことがあるのだが、意味は全然違う。その説明に入る前に、間違いやすい理由を指摘しておくと、チェコ語のカタカナ表記に行きつく。「č」も「ť」も語末では子音だけの発音になり、カタカナで書くときに「チ」もしくは「チュ」と書かれることが多い。日本のチェコ語関係者は、「ť」に「i」を [続きを読む]
  • 気になる日本語(十二月五日)
  •  日本語には時制に関して特殊な使い方をする動詞がいくつかある。一番わかりやすいのは「知る」だろうか。現在の肯定形では必ず「知っている」を使うのに対して、否定形の場合には「知らない」を使う。過去だと、肯定形は、意味によって「知った」「知っていた」のどちらも使うことができるが、否定の場合には「知らなかった」を使い、「知っていなかった」なんて形を使うのは例外中の例外である。例外と言えば、作家の池波正太郎 [続きを読む]
  • ハンドボール女子ヨーロッパ選手権(十二月四日)
  •  毎年、十二月初めにはハンドボールの女子の大きな大会が行われる。今年はフランスで行われるヨーロッパ選手権である。昨年の世界選手権ではチェコ代表は前評判を覆して、準々決勝にまで進出したから、今年のヨーロッパ選手権でも上位進出を期待したいところなのだけど……。抽選の結果、ものすごく厳しいグループに入ってしまった。 同じ組になったのは、前回の優勝チームで昨年の世界選手権準優勝のノルウェー、ベスト16に進出 [続きを読む]
  • チェコ鉄道の不思議な料金体系(十二月三日)
  •  オロモウツとプラハを結ぶ私鉄のレギオジェットと、レオエキスプレスの料金は流動的で、電車の走る時間帯によって値段が変わるし、同じ電車でも季節や曜日によって上下する。レギオに関しては、何回も使っているうちに、どの程度の幅で値段が上下に変化していくのかわかってきたし、変化のある程度の傾向も見えてきた。とはいえ、ここhttps://www.regiojet.cz/で検索してみないと、実際の値段はわからないというのは、予定をたて [続きを読む]
  • abで始まる厄介な言葉たち〈私的チェコ語辞典〉(十二月二日)
  •  この前取り上げた「abeceda」も語頭に「ab」が出てきたが、「b」は後ろに母音が続いていたので濁音で読まれた。それに対して今回取り上げるのは、語頭の「ab」を「アプ」と清音、もとい無声子音として発音する言葉である。この中に、なかなか覚えられない厄介な言葉がいくつかあるのだ。 まず、簡単なのから行くと、「absolvent」「absolventka」は、それぞれ、卒業生の男性形と女性形である。日本で名前を聞いたことのあるアメ [続きを読む]
  • ale〈私的チェコ語辞典〉(十二月一日)
  •  もう少し「a」で始まる言葉を続けよう。ということで「a」と並んでよく使われると思われる典型的なチェコ語の逆接の接続詞の「ale」である。 この言葉は原則として、日本語の「しかし」と同じような使い方をすると考えておけばいいのだが、文中で二つの文をつないで一文にすることもあるので、そんなときは接続助詞の「が」で訳すことが多い。間違えてはいけないのは、「,」は、「ale」の前に置かなければならないことである。 [続きを読む]
  • 大嘗祭(十一月卅日)
  •  来年今上陛下が譲位し、皇太子が即位することになるわけだが、新天皇の即位後に行なわれる大嘗祭が政教分離の原則に反していると主張して騒ぐ人たちが、またぞろ出現しているようだ。この問題は、政治と宗教が分離されているかどうかではなく、政教分離の原則をどこまで厳密に適用するかが問題になる。政教分離というものを100パーセント厳密に達成している国など世界のどこにもないのである。 日本の政教分離にうるさい人たち [続きを読む]
  • ノハビツァ詐欺(十一月廿九日)
  •  ノハビツァは、この前、ロシアのプーチン大統領から勲章をもらったことで批判されている、チェコ、スロバキア、ポーランドなどの西スラブ圏を中心に人気を誇るフォーク歌手だが、そのノハビツァが詐欺を働いたというわけではない。詐欺のネタにされたらしいのである。 オロモウツからモラバ川の支流、ビストジツェ川沿いのサイクリングロードを東に遡って行くと、最初に出会う集落が、ビストロバニという村である。何の変哲もな [続きを読む]
  • abeceda〈私的チェコ語事典〉(十一月廿八日)
  •  せっかく新シリーズ、もしくは新しいカテゴリーを立てたのだから、忘れないようにしばらく重点的に書くことにする。問題は「a」の次に何を選ぶか、どういう基準で言葉を選んでいくかである。ぱっと辞書『現代チェコ語日本語辞典』(大学書林)のページを開いてみても、自分自身で一度も使ったこともないような言葉も結構ある。そうなると書けることは何もないと言っていい。でも、せっかくなので、できるだけたくさんの言葉につ [続きを読む]
  • a其参〈私的チェコ語事典〉(十一月廿七日)
  •  最初から、無駄に長くなっているのだけど、他の言葉に関してはこんなに書くことがあるとも思えないから、分量は稼げるところで稼ぐ。ということで「a」についてはもう少し続く。 次は動詞を並列する場合だけれども、単に動詞だけを並べる場合だけでなく、他の文節もくっつけてほとんど文をつなぐような形になる場合もある。動詞だけを並べるときには、もちろん並列する動詞は同じ形、不定形(原形)、過去形などに統一されてい [続きを読む]
  • a其弐〈私的チェコ語辞典〉(十一月廿六日)
  • 承前 形容詞を並列する場合にも問題がある。文末に述語として形容詞が二つ以上並列されている場合はあまり問題はない。例えば「Ta nemocnice je nová a velká」なんて文は、「あの病院は新しくて大きい」と連用接続の「て」を使って訳しておけばいいだけである。ここでも並列できるのは、日本語で並列できるものだけだというのは適用できる。つまり「あの病院は大きくて小さい」などという対義の形容詞は普通は並列しないもので [続きを読む]
  • a其壱〈私的チェコ語辞典〉(十一月廿五日)
  •  気が付けば、いつの間にか記事総数も1000を越え、自分でも何をすでに書いて、何をまだ書いていないのか、どのレベルまで書いたのかという辺りの記憶が、あいまいになってしまっている。その結果、何について書くか悩んで時間を費やすことも増えているので、確実に今まで書いていないシリーズ(大げさ)を構想することにした。書こうとして考えていることはいくつもあるのだけど考えがまとまるのに時間がかかって書けないでいる。 [続きを読む]
  • 森雅裕『鉄の花を挿す者』(十一月廿四日)
  •  1995年に久しぶりの講談社から出版された本書は、講談社での前作『流星刀の女たち』に続く刀剣小説、というよりは刀匠小説である。でも人が死んで、その謎を追う主人公も殺されかけるから推理小説として理解したほうがいいのか。森雅裕の作品は、推理小説ではあっても推理以外の部分に魅力を感じるべきものだから、刀鍛冶の世界を描いた小説として理解しても問題あるまい。『流星刀の女たち』でも人は死ななかったけど、推理的な [続きを読む]
  • 内閣不信任案否決(十一月廿三日)
  •  かねてよりの予定通り、この日下院においてバビシュ内閣に対する不信任案の審議と議決が行われ、当初の予想通り否決され、野党勢力による倒閣の試みは失敗に終わった。驚くべきは最初からわかりきっていた結果を出すために延々7時間以上も、各党の党首たちをはじめとする議員たちが交代交代演説をしていたということである。そんな無駄なことをする時間があるのなら、もっと大切な審議すべきことがあるだろうという気持ちを禁じ [続きを読む]
  • バビシュ首相が嫌いな人へ(十一月廿二日)
  •  正確に言うと、嫌いな人というより、支持しない人へというのがいいかもしれない。サマースクールの先生が、授業の教材としてムラダー・フロンタ紙を持ってきたのだが、新聞を買うのは久しぶりだと言っていた。それは、ムラダー・フロンタ紙とリドベー・ノビニ紙を所有する会社のMAFRAがアグロフェルトに買収されて、いわばバビシュ新聞となったときに買うのをやめたからだという。 そうなのである。反バビシュの人たちはバビシ [続きを読む]
  • バビシュ政権の行方(十一月廿一日)
  •  先週のバビシュ首相の息子の爆弾発言、つまり父親たるバビシュ首相の手によって誘拐されクリミア半島に軟禁されていたというセズナムが公開したインタビューを受けて、野党がバビシュ批判を強め、上院では首相は退陣するべきだという、法的な拘束性のない決議がだされ(以前下院でバビシュ氏は嘘をついたという決議が出されたのと同じようなレベルのものであろう)、金曜日に内閣不信任案の採決が行われることになった。 この内 [続きを読む]
  • 売られたヤーグル(十一月廿日)
  •  何気なくテレテキストの記事を読んでいたら、チェコの産んだアイスホッケーのスーパースター、ヤロミール・ヤーグルが、2022年に北京で行なわれる冬季オリンピックのアイスホッケー競技の顔になることが決まったという記事が出てきた。オリンピックのアイスホッケーの顔なんて立場が存在したなんて知らなかった。アイスホッケーがあまり盛んではない中国だから、盛り上げるため、もしくはチーム強化のために必要だという事情があ [続きを読む]
  • チェコ―スロバキア(十一月十九日)
  •  いまいちその開催意義が理解できないサッカーのネイションズ・リーグも最終節を迎え、チェコ代表はプラハでスロバキアと対戦した。チェコとスロバキアが入っているグループでは、すでにウクライナの優勝が決まっており、この試合にかかっているのはどちらが2位、いや3位になって、よくわからないけど下のカテゴリーに降格するかということらしい。それがヨーロッパ選手権の予選にもかかわるというのだが、説明されてもよくわか [続きを読む]
  • 人称代名詞の格変化三人称(十一月十八日)
  •  チェコ語の人称代名詞の三人称は、人称と言いながら、人だけではなく、人以外の生き物、それに生きていない物も指すことができる。だから、男性形と女性形の区別だけではなく、中性形も存在するし、男性名詞を受ける場合には、活動体なのか不活動体なのかで、違う部分が多少出てくる。教科書では省スペースのためにまとめて表示されることが多いが、ここは個別に行こう。 まずは男性を示す場合。単数1格は「on」、つまり男性名 [続きを読む]
  • 人称代名詞の格変化二人称(十一月十七日)
  •  人称代名詞の二人称単数の形は「ty」で、一人称とは違って格変化させても語頭の音は「t」で変化しない。これは所有を表す形にした場合も同様である。 1 ty 2 tebe / tě 3 tobě / ti 4 tebe / tě 5 ty 6 tobě 7 tebou 一見、一人称単数の格変化とは大きく違うように感じられるかもしれないが、よく見ると共通性は高い。2格と4格、3格と6格が共通であるという点では、男性名詞活動体の格変化を踏襲 [続きを読む]
  • 人称代名詞の格変化一人称(十一月十六日)
  •  最近調子にのって仮定法の使い方とか書いてしまったけれども、よく考えてみたら、その前に人称代名詞や数詞など片付けておくべきことがいくつもあるのだった。人称代名詞は、これまでほとんど説明もせずに例文なんかに使ってきたし、問題ないのかもしれないが、自分の復習もかねて、まとめておくことにする。いちいち言い訳をしないと始まらないのは、最近のよくない傾向だなあ。 チェコ語の一人称単数の人称代名詞は「já」で [続きを読む]
  • 衝撃のコウノトリの巣事件、もしくは笑劇の……3(十一月十五日)
  •  バビシュ首相の息子のインタビューが公開された後、チェコの政界は一部を除いて蜂の巣をつついたような大騒ぎになり、野党側は現在の国会の会期を延長して内閣不信任案を提出するという記者会見を開いた。それ自体には文句はないのだが、国会議員の昇給を20パーセントにしない法案だけは通しておけよと言っておきたい。予算案は通らなくても何とかなるかな。 その記者会見に臨んだのは、市民民主党、海賊党、キリスト教民主同盟 [続きを読む]
  • 衝撃のコウノトリの巣事件、もしくは笑劇の……2(十一月十四日)
  •  この辺り、チェコ、スロバキアで、政治家の息子が誘拐されたというと、1990年代のスロバキアで起こったコバーチ大統領の息子の事件が真っ先に思い浮かぶ。あの事件は、結局真相は完全には明らかになっていないが、メチアル首相が、対立するコバーチ大統領に圧力をかけるために、軍の情報部を使って誘拐させたというのが定説になっており、実行犯が自供したという話もある。メチアル首相が大統領職を兼任していた時期に、この事件 [続きを読む]
  • 衝撃のコウノトリの巣事件、もしくは笑劇の……1(十一月十三日)
  •  バビシュ首相のEUの助成金を巡るスキャンダルについてはこれまで何度か書いてきた。中小企業対象の助成金を獲得するために、大企業だったバビシュ氏の所有するアグロフェルト社は使えないので、ダミー企業を設立して助成金を獲得し、その助成金に関する財政的な処理がすべて終わった時点で、アグロフェルト社に合併吸収させるという手口は、それこそどこにでも転がっているもので、バビシュ氏が政界に進出していなかったら、国会 [続きを読む]