23知事 さん プロフィール

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23知事さん: 社会人が働きながら合格する予備試験ー孫子の勉強法ー
ハンドル名23知事 さん
ブログタイトル社会人が働きながら合格する予備試験ー孫子の勉強法ー
ブログURLhttp://23governor.blog.fc2.com/
サイト紹介文法律知識ゼロの理系社会人が、司法試験、司法試験予備試験に働きながら、約3年で最終合格した勉強法
自由文司法試験や司法試験予備試験は、働きながら勉強する社会人には、とても合格が難しいものです。しかしながら、不利な点ばかりとは限らないと思います。時間が無いからこそできる勉強法、強みがあると信じて勉強をしてきました。内容は、テクニックと言うよりは、勉強時間を少なくして合格するための心構え、計画の練り方、教材や予備校の使い方といった点について、孫子の兵法の言葉を借りつつ紹介したいと思います。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供28回 / 248日(平均0.8回/週) - 参加 2017/04/09 21:48

23知事 さんのブログ記事

  • 三国志で覚える要件事実②
  • 前回の続き相手に何かを請求するためには陸遜:「相手の土地を取り返す方法には、2つ方法があります。そして、その前提として、相手に対して打撃を与える方法も、有限です。」呂蒙:「というと。」陸遜:「敵の兵を倒すためにも、いくつかの戦い方があります。相手の見える距離で、矛や剣で相手を倒す方法、少し離れた距離から弓矢を射る方法、相手が通る道に落とし穴を掘り罠に嵌める方法などです。」呂蒙:「それは、そうであろ [続きを読む]
  • 三国志で覚える要件事実①
  • 以下の問に答えなさい。問:208年の赤壁の戦いの後、劉備は荊州南郡を征服した。呉の孫権としては、劉備が荊州を支配するのは、あくまで、呉が劉備に貸したものと考えており、劉備が益州を制圧した現在、荊 州を返してほしいと思っている。呉の孫権は劉備に対してどうするべきか。陸遜:「呂蒙殿、お呼びでしょうか。」呂蒙:「ご主君より、このような問題を出されていささか困っており、最近は、体調も悪くなってきた。そこで [続きを読む]
  • 逃げの記憶術
  • 嫌なことは記憶できない記憶をするためには、興味を持つことが必要です。昔、私は野球に興味が無かったので、ルールを覚えるのが苦痛でした。小学校の頃、タッチアップのルール(ランナーがいるときにフライがあがったら、ランナーが飛び出しているとアウトになる)を覚えるのが分からず、苦労しました。他の野球に興味がある子たちは特に、苦労もなくルールを理解して動けているようでした。嫌いなこと、興味の無いことは、記憶で [続きを読む]
  • 作業記憶を鍛える
  • 作業記憶とは作業記憶、あるいは、ワーキングメモリーという言葉を聞いたことがあるでしょうか。人間は、記憶する際に、脳の海馬という部分で新しい物事をワーキングメモリーとして記憶し、繰り返し刺激を受けることで長期の記憶として固定させます。記憶を長期に安定したものとするメカニズムについては、現在も研究が進んでいるところで、まだはっきりと分かっているわけではありません。しかしながら、長期記憶の前提となるワー [続きを読む]
  • 私の逃げの人生①−2
  • 逃げなければいけなかった理由そもそも、勉強や野球などよりも、私は、ゲームに没頭していました。ゲームをやる時間を確保するためには、勉強や野球の時間はなるべく少なくしたかったのです。小学校の頃は、野球の練習をしなければゲームができないという規則があり、私の頭の中には、「野球」=「苦行」「ゲーム」=「ご褒美」という等式ができていたのです。中学校の頃は、クソゲーとして知られる「シムアース」というゲームには [続きを読む]
  • 私の逃げの人生①
  • 少なければよくこれを逃れ、若かざれば、よくこれを避く孫子には、いとも簡単に、形勢が不利な場合は、戦わずに逃げることが良いと書いてあります。しかし、実は、戦わないことはこの世では、とても難しいと思わないですか?形勢が不利でもひたすら頑張る。ということが美しいという風潮があります。例えば、中学や高校のクラブ活動で、3年間レギュラー入りすることはできなかったけれど、毎日、誰よりも早く練習を始めて、誰より [続きを読む]
  • 直前期:心を鎮める方法
  • 直前期司法試験も予備試験も、約半月後には本番です。受験予定がある人は、夜も寝られないくらい緊張しているのではないでしょうか。私も、試験の直前期は不安に押しつぶされそうになって過ごしてきました。結果はどちらでもいいから、とにかく終わってほしいと願ったと思いきや、いや、やっぱり、いい結果じゃないと終われない、とか心が揺れに揺れていしまいます。夜、寝ていれば、変な夢ばかり見ます。試験が終わっていて、なん [続きを読む]
  • 敢えて、戦わない
  • もう駄目だと思ったらもう本当に、無理だと思ったら、無理をせずに逃げると良いです。心身の健康を害してまで、続ける価値のあることは世の中にあるとは思えません。人間には向き不向きがありますので、本当に、もう無理と思ってまで、何かを続けることは無いでしょう。「今は、辛くても続けていれば、後から、あの時の経験が役に立ったと思うことがあるから、嫌なことでも辛抱して続けなさい。」とよく言われますが、私は、この言 [続きを読む]
  • でも、やっぱりやる気がでない
  • 流れが悪いとき調子がいいときは、何をやってもうまくいくものですが、一旦、調子が悪くなると、何をやってもうまくいかないような気がしてしまうことは、皆さんも身に覚えがあることだと思います。長い時間、勉強を続ける中で、不調な時があることは、前にも述べたとおりです。一旦、休んでみるという提案をしましたが、休むのが怖いという人には、一つだけ調子がいいときと同じことをしようとしてはいけないということです。三国 [続きを読む]
  • モチベーションを維持する方法
  • どうしてもやる気がでない勉強しないといけないのに、やる気が起きない。そんなときはありませんか?長い期間、勉強する必要がある司法試験や司法試験予備試験では、こういう期間は必ず巡ってきます。そこをどうマネジメントするかが、合格まで漕ぎつけれるかの分水嶺になります。社会人受験生は、勉強がある程度、仕事からの現実逃避になるとしても、毎日、難しい法律と向き合っていては嫌になる日はやってきます。嫌なのに、勉強 [続きを読む]
  • 短答式試験の勉強
  • マークシートの問題は好きですか?短答式、マーク式の試験は好きでしょうか?私は、クイズのようで好きです。論文よりは、とっつきやすいですし。マーク式試験といえば、王道はセンター試験ではないでしょうか。私は、故あって、センター試験を3回受けましたが、最後以外は、なかなか不本意な結果でした。マークシートの自己採点をするときの感覚は、好き嫌いは分かれると思いますが、独特ですよね。 正解が続いた時の高揚感 逆 [続きを読む]
  • あなたの計画はやる気を削いでいませんか??
  • 三日坊主になる計画最初に、勉強の計画を立てますよね。よし、一日2時間分の講義を聞くようにしよう!!とか。皆さん計画のとおりに学習を進められますか?おそらく、ほとんどの人が挫折経験があるのではないでしょうか。そして、その中の多くは、計画通りに進まずに、学習すること自体を諦めるという事態になっていないでしょうか。私も、すごく経験があります。大概の場合、計画を立てる段階ではやる気に満ち溢れているので、頑 [続きを読む]
  • 「科学的に正しい」にご用心
  • この方法が学習効率を上げることが科学的に証明されています。こんな見出しである方法が宣伝されているとします。そして、その下には、こんなグラフが、つまり、この○○という方法を試した後に、何かのテストをしたところ、平均で6点も上昇したということで、有意差も出ているということです。この実験データの設定の仕方では、突っ込みどころはたくさんあります。そもそも同じ形式のテストを2回やれば、例え問題が違っても、後 [続きを読む]
  • 結局どのくらい知ればいいの?
  • 何のために敵や自分を知るのか本当にざっと、「彼を知り、己を知れば…」という文章の視点を見てみました。結局のところ、司法試験や予備試験は、「敵」にあたる試験の情報や受験生全体の情報は、その情報の専門的な分析を行っている予備校の情報を頼るのが最善でしょう。一方、「己」についての視点は、実は、なかなか不安や恐怖といった感情が渦巻いてしまい自分の状態を冷静に振り返ることができないものです。なので、自分につ [続きを読む]
  • 講師や合格者に言うことは話半分に
  • 彼を知り、己を知れば…の五者について2.衆寡の用を知る者は勝つ3.上下の欲を同じくする者は勝つ4.虞をもって不虞を待つ者は勝つ5.将、能にして君の御せざる者は勝つ2は「兵力に応じた戦い方」3は「君主と人民が同じ考えを持つこと」4は「態勢を万全にして敵の不備につけこむこと」この2〜4については、これまでの話で少し出てきたところですが、5の「将軍が有能であって君主が軍事に干渉しないこと」というのは、一 [続きを読む]
  • 戦うべきか戦わざるべきか
  • 1.もって戦うべきともって戦わざるとを知る者は勝つ⇒戦うべきか否かを判断できること。最初の文章はこれです。ただ、司法試験等を受けると決めたからには、試験本番は問答無用に戦わないといけませんね。だから、あまり試験には当てはまらないのかと。もっとも、本番の大きな戦いの前に、受験生は小さな戦いを経ているはずです。例えば、模試。もちろん、模試や答練をたくさん受けるのは経験値を挙げる上でいいことですが、自分 [続きを読む]
  • 彼を知り己を知れば、
  • 彼を知り己を知れば、百戦して殆うからず孫子といえば、このフレーズというくらいに有名なのが、これです。この言葉については、色々な人が色々な解釈をしていますので、私は敢えて避けようかとも思ったのですが、孫子の中の体系的な位置付けなどと離れて、言葉が独り歩きしている感もあるので、少しご紹介します。一番有名な部分は、故に曰く、彼を知り己を知れば、百戦して殆うからず。彼を知らずして己を知れば、一勝一敗す。彼 [続きを読む]
  • 社会人の予備試験受験生に立ちはだかる壁−論文−
  • 予備試験は、法科大学院を経由せずに、司法試験の受験資格を得られる制度で、誰でも受験できます。ご存知の方も多いと思いますが、法学部の学生や、法科大学院の学生、予備試験を経由せずとも、司法試験の受験資格を得られる人達もたくさん受験します。ここで、平成28年度の司法試験予備試験の結果を見てみましょう(ちなみに受験者数は、実際に、会場で受験した人の人数です。)。(法務省のホームページより)いかがでしょうか [続きを読む]
  • 論文式試験の勉強② −各地形に応じた戦い方−
  • 論文試験が書けるようになるまで前回、論文の書き方「型」を身に着けるめに暗記をする方法を説明しました。もちろん、模範解答を暗記しただけでは、完全に論文式試験に解答できるわけではありません。模範解答の暗記は、試験に合格するというステップの①決められた時間内で、問題を見せられる。②問題を見て、頭の中で、答えを探る。③答えを回答用紙に書く。の主に、②、③を鍛える方法です。ですが、司法試験や司法試験予備試験 [続きを読む]
  • 睡眠時間を削る。苦行。
  • 睡眠時間を削らない大切さを前回申し上げました。なぜ、睡眠時間を削って勉強することが大切という風潮があるのでしょうか。やはり、勉強=苦痛を我慢するというイメージが強いせいでしょうか。苦痛を我慢した分だけ、成功に近づけるという思考は、なんとなく正しいような気がしますが、危険です。もちろん、試験に合格するために、大量の項目を暗記し、理解する過程では苦痛も伴います。模範解答を7科目、1年分覚えるだけで、と [続きを読む]
  • 睡眠時間
  • 日々の勉強時間を確保するためには、どうしたらいいでしょうか。多くの人が睡眠時間を削るのではないでしょうか。過酷な試験を突破した人の話を聞くと、よく、「毎日3時間の睡眠で頑張った」などの苦労話が聞かれます。私も学生時代に、薬剤師の国家試験対策の予備校の講師が、「試験前に6時間なんて寝ていたら寝すぎです!!」と言っていました。私は、睡眠時間を削ることに対して断固として反対です。兵隊を強くするためには、 [続きを読む]
  • 論文試験で書けるようになるためには
  • 今回は、論文式試験対策を検討したいと思います。法律の文章は難しいです。ナンバリングについても、最初に見たときはびっくりしました。日常生活でこのような文章に出くわすことも少ないので、最初に司法試験や予備試験の論文式試験の答案が書けないのは、ある意味で当然です。型を覚える法律の特殊な論文について、書けるようにするには、まず、全体的な型を覚えるべきです。①問題提起②規範定立③あてはめ④結論そして、法的三 [続きを読む]
  • まず勝つべからざるをなす
  • 前回のかっこ悪い勉強法の続きです。「合格」を一番に考えるならば(合格順位とかは別にして)、次の一節を大事にしたいと思います。孫子曰く、昔の善く戦う者は、まず勝つべからざるをなして、もって敵の勝つべきを待つ。勝つべからざるは己に在るも、勝つべきは敵に在り。故に善く戦う者は、よく勝つべからざるをなすも、敵をして必ず勝つべからしむること能わず。訳:敵に乗ずる隙を与えないで、逆に敵が隙をみせるのを待ち受け [続きを読む]
  • 目先の功名心や不安に囚われてはいけない
  • 前回、周囲からすごいと言われたいがために、マイナーな論点や知識を暗記しようとすることの弊害を説明しましたが、もう少しそこのどこが良くないか検討してみます。このグラフは、ある試験の出題範囲におけるマイナー度とそれに対応する項目の多さを図にしたものです。60点レベルのマイナー度は教科書に太字や強調されて表示される項目です。80点レベルのマイナー度は教科書の本文に載っている項目です。100点レベルのマイ [続きを読む]