市川隆久 さん プロフィール

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市川隆久さん: 市川隆久の大まじめブログ
ハンドル名市川隆久 さん
ブログタイトル市川隆久の大まじめブログ
ブログURLhttp://ta-ichikawa.com
サイト紹介文「国家は悪いことをする」と考える風潮を検証し、日本はこれからどうしたらよいのか、を考えていきます。
自由文多くの日本人は「国家は悪いことをする」と考えていますが、その一方で「富国強兵」政策により19世紀の日本は、アジア諸国の中で唯一国家の独立を維持することができました。
互いに矛盾する考え方は、日本の伝統文化の別個の部分から生まれたものです。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供361回 / 365日(平均6.9回/週) - 参加 2017/05/03 10:24

市川隆久 さんのブログ記事

  • 「君臨すれども統治せず」の意味を誤解した
  • 大日本帝国憲法は、天皇陛下が自ら日本の政治を行う、と規定しています。ところが政府の公式見解は、イギリスの政治制度に近いことを考えていました。即ち、国会の議決や大臣・重臣が公式会議で決めたことに、天皇陛下は従わなければならなかったのです。イギリスの政治制度は、「国王は君臨すれども統治せず」というように一般に理解されていますが、イギリス王は我々日本人が思っている以上に政治的な力を持っています。19世紀 [続きを読む]
  • 昭和天皇は、政治的な発言をかなりされていた
  • 『昭和天皇独白録』を一読して、私は昭和天皇が非常に聡明な方だと感じました。また「パリ講和会議で人種差別撤廃案を提案したことが大東亜戦争の原因だ」と喝破されていたことを知って、非常に鋭い方だな、とも思いました。もう一つ、『昭和天皇独白録』を読んで、昭和天皇は政治的な問題についてご自分の意見を大臣や重臣たちに積極的に述べておられる、とも感じました。大臣や重臣たちも昭和天皇の言われることに必ずしも従うわ [続きを読む]
  • 日本は、欧米の人種問題に口を出さない方がいい
  • 第二次世界大戦後、アジア諸国は次々と独立していきました。これは日本軍がアジアの植民地から、イギリス・フランス・オランダの軍隊を追い払ったためです。日本がアジア諸国の独立を助けたのです。その後欧米で、人種差別が良くないことだという考えが普及してきましたが、この件と日本が戦争したこととは直接関係ありません。日本が戦争に負けたのは1945年ですが、アメリカで人種差別をなくそうという運動が盛り上がったのは [続きを読む]
  • 日本人は、西欧人の人種差別のみを深く考えずに指摘した
  • 人種差別についての考え方の根底が日本と欧米では違うので、議論をしてもどちらが正しいかという結論が出てきません。欧米の国民の多くは、キリスト教の考え方から人種差別が絶対に間違っているとは思っていませんでした。日本と議論しても無意味なので、欧米諸国は日本を仲間はずれにして、距離を置こうとしはじめました。日本としても提案が拒否されたことによって具体的な国益が害されたわけではないので、徹底的に争うわけにも [続きを読む]
  • 人種差別についての考え方の根底が、日本と欧米では違う
  • 日本人は1300年以上もの間大乗仏教の影響を受け続けてきたために、人間はみな同じだ、と思うようになりました。江戸時代の日本人は士農工商の身分に分かれていましたが、これはこの世の仮の話であって、本当は同じだという思いがありました。士農工商の身分も固定したものではなく、身分間の移動はかなりありました。幕末には農民と武士の区別があいまいになり、尊王攘夷の志士や新撰組の幹部の多くが農民の出身でした。また住 [続きを読む]
  • 大乗仏教は、人間は全て全く同じだ、と教えている
  • キリスト教は、それぞれの人間が異なる使命とそれを成し遂げるために必要な能力と権限とを神から与えられている、と考えます。人間は一人一人異なって当然であり、キリスト教は人間を区別する宗教です。神道も組織の中でそれぞれが異なる役目を担っていると考えるので、キリスト教と同じく人間を区別する宗教です。ところが大乗仏教は、人間を区別することはできない、と主張しています。大乗仏教の教義は非常にややこしく一般の常 [続きを読む]
  • キリスト教は、人間を区別する
  • 欧米人はキリスト教の信仰によって、個々の人間は為すべき使命もそれを成し遂げるための能力や権限・環境もそれぞれに異なる、と考えています。従って人間を区別することは当然だと考えています。キリスト教は、人間を区別する宗教であり、人間はもともと不平等に作られていると考える宗教なのです。従ってキリスト教の信仰から生まれたEquality(平等)という考え方は、適用範囲が狭いのです。その人間の使命を果たす分野において [続きを読む]
  • 人種差別撤廃が絶対に正しい、とは欧米人は思っていなかった
  • 「日本が人種差別撤廃をパリ講和会議で主張したのは正しい。正しいことを行った結果戦争になったとしても、それはやむを得ない」と考えられる方もいらっしゃると思います。しかし私は、日本が100%正しかった、と主張するのは無理だと考えています。人種差別を認める考えの根底にあるのは、それぞれの人間はもともと個性的で違っているという発想です。それぞれが違うのだから、区別して扱うのも当然なのです。一方、人種差別を [続きを読む]
  • 日本が人種差別撤廃を言い出したために、欧米は日本から離れていった
  • 1918当時の日本は完全に独立した国家で、欧米列強から露骨に差別されていたわけではありません。それにもかかわらず日本は、新しくできる国際連盟の規約に「人種差別撤廃」を加えることを要求しました。日本がアジアのリーダーだと自負して、このようなことを行ったのです。日本のこの行動に関して、昭和天皇は「大東亜戦争の遠因である」と考えておられます。私も「日本は余計なことをしてしまった」と、昭和天皇と同じように [続きを読む]
  • 日本は、アジアのリーダーとして欧米に対抗しようとした
  • 『昭和天皇独白録』を読むと、昭和天皇が実に英明であられたことがよく分かります。複雑な国際情勢について大臣・重臣たちの報告を聞き、実に的確に状況を把握しておられ、偏った判断をされないのです。この優れた理解力と判断力は、先入観を持たずに物事を平明に見つめることから来ているように、拝察しました。このように英明な昭和天皇が、1918年のパリ講和会議で日本が人種差別撤廃案を提案したことが大東亜戦争の原因だ、 [続きを読む]
  • 日本国籍の付与は慎重に
  • 西欧は、不用意に移民を大量に受け入れたために、非常に困った状況になっています。では日本はどうなっているのでしょう。国籍法の第5条は日本に帰化する条件を定めています。・引き続き5年以上日本に居住していること・素行が善良であること・日本でちゃんと生活できるだけの生活力があること・日本の憲法や法律を守り、政府を暴力で破壊するような恐ろしいことをしないこと要するに、「悪いことをせず、自力で食っていければ、 [続きを読む]
  • 移民による西欧の惨状
  • 古代ローマ帝国は、社会のために役立とうという考えを持っていたローマ人が、代々努力を重ねて築き上げたものです。ローマ人は属州民より税金や法的保護の面で優遇されていましたが、そういう特権にふさわしい優れた資質を持っていたのです。ところがカラカラ帝が不用意に、特権にふさわしい資質を持っていない者が多い属州民をもローマ人として扱ってしまったために、ローマ人全体の資質が低下してしまいました。そして帝国は滅び [続きを読む]
  • カラカラ帝は、宇宙人だった
  • カラカラ帝は、交戦している敵国の王女に結婚を申し込み、断られました。「敵国の王女に結婚を申し込むとは、この男はローマの国益をどう考えているのだ」とローマ人は驚愕しました。そして警備隊長がカラカラ帝を斬殺しました(西暦217年)。カラカラ帝は現実を考慮せず、自分が理想だと勝手に考えたことを強引に実現しようとし、やることなすことが失敗に終わりました。まるで東シナ海を「友愛の海」にしようとした鳩山由紀夫 [続きを読む]
  • カラカラ帝は帝国内の全自由民にローマ国籍を与えた
  • カラカラ帝はローマの皇帝で、大浴場を作ったことで一般には知られています。塩野七生は『ローマ人の物語』で、「カラカラ帝は、ローマが滅んだ原因を作った」と厳しい評価を下しています。イタリア半島の自由民成人男子は全員がローマ国籍を与えられていましたが、それ以外の属州の自由民はローマ国籍を持たず税金や法的な保護などの面で差別されていました。こういう状態がおよそ300年続きましたが、カラカラ帝は西暦212年 [続きを読む]
  • ローマ国籍を得た者は、立派な人になろうとした
  • 属州民にとってローマ国籍はあこがれの的で、様々な手段でこれを取得しようとしました。軍隊に志願して(正規軍にはローマ人しか入れないので、補助部隊に入った)25年間軍務を勤め上げ退役の時にローマ国籍を付与されるとか、医者や教師になれば国籍を取得できるなどの方法があったのです。努力して得た国籍なので愛着も大きく、彼らはローマに忠誠心を持ち、国民としての義務を一生懸命に果たそうとしました。ローマ人には遺言 [続きを読む]
  • ローマ国籍があこがれの的になった
  • 古代ローマの国籍を持っていても、実質的なメリットはあまりないという状態が長く続きました。ところがBC107年にローマで徴兵制が廃止されて志願兵を募集するようになり、行きたくなければローマ人も兵隊にならずにすむようになりました。このころローマの社会は貧富の格差が広がり、土地を手放した多くの農民が都市に出てきて失業者になってしまいました。彼らもローマ人であり参政権を持っているので、不満を解消しなければ大 [続きを読む]
  • ローマ国籍を持っていても、あまりいいことはなかった
  • 昔から世界中のほとんどのところで、「戦争の際に資金援助をしてくれる人よりも、戦士になって戦いに参加する人のほうが偉い」と決まっています。湾岸戦争の時、軍隊を派遣してクウェートを守ってやった国々に対しては、クウェートの首長は感謝の言葉を述べました。しかし、1兆円を払っただけで軍隊を派遣しなかった日本を、彼は無視しました。日本でも西欧でも、年貢を払う農民よりも、戦って血を流して領民を守る武士の方が偉い [続きを読む]
  • 古代ローマは国籍を大盤振る舞いした
  • これから、国籍の取得や移民の問題について、書いていこうと思います。塩野七生の『ローマ人の物語』は、それまで日本人になじみのなかったローマという古代の大帝国への興味を、大いにかき立ててくれた優れた著作です。年に1巻ずつ出版される続編を、いつも私は待ち遠しく思っていました。ローマの建国神話では、ロムルスとレムスというオオカミに育てられた兄弟が3000人の羊飼いを国民にして建国したことになっていて(BC75 [続きを読む]
  • 国賓の扱いで、その民族の仲間に関する考え方が分かる
  • 人間は、仲間を作って互いに助け合い、生き延びようとします。仲間を作って結束するということではすべての民族は共通していますが、その仲間の作り方や範囲は民族ごとに違います。仲間に関する考え方の違いは、その民族が国賓を遇するのを観察すると、よく分かります。2015年9月に支那の習近平国家主席が、アメリカを訪問してオバマ大統領と会談しました。彼は9月22日にアメリカに到着したのですが、同じ日にカトリックのフランシ [続きを読む]
  • 日本を難民からどのように守るのか、を考えなければならない
  • 日本に押し寄せてくる支那人や朝鮮人を大量に入れれば、日本はとんでもないことになります。ところが大惨事を予想できない多くの日本人は、人道主義で対応しよう、と考えるでしょう。その両者の折り合いをつけようとすれば、以下のような考え方になります。無人島などの隔離された場所に難民を収容し、最低限の衣食住を支給する。どうせ仕事などできないだろうから、「少しでも仕事をさせてもとをとろう」などとケチなことは考えな [続きを読む]
  • 人道主義は、とりあえず命を救え、という考え方
  • 戦争や政治的迫害を逃れて、日本に難民としてやって来る外国人がいます。朝鮮戦争の時に数十万単位の朝鮮人が日本に来てそのまま住み着きました。近年は、日本で働いて金を稼ごうとする移民がたくさんやってきています。近い将来、支那や朝鮮の国家が破綻して、それこそ何百万・何千万の人間が日本に押し寄せてくる可能性が大いにあります。このような問題を法理論から考えると極めてシンプルで、日本には彼らを受け入れる義務はあ [続きを読む]