市川隆久 さん プロフィール

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市川隆久さん: 市川隆久の大まじめブログ
ハンドル名市川隆久 さん
ブログタイトル市川隆久の大まじめブログ
ブログURLhttp://ta-ichikawa.com
サイト紹介文「国家は悪いことをする」と考える風潮を検証し、日本はこれからどうしたらよいのか、を考えていきます。
自由文多くの日本人は「国家は悪いことをする」と考えていますが、その一方で「富国強兵」政策により19世紀の日本は、アジア諸国の中で唯一国家の独立を維持することができました。
互いに矛盾する考え方は、日本の伝統文化の別個の部分から生まれたものです。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供368回 / 365日(平均7.1回/週) - 参加 2017/05/03 10:24

市川隆久 さんのブログ記事

  • 経済的に豊かになってはならない、などと教えているのは仏教だけ
  • 大乗仏教の信仰自体は、1300年前から日本にありますが、明治維新が神道の思想に基づいて成し遂げられたため、戦前までは大乗仏教の影響力は今ほど強くありませんでした。敗戦の時に、「日本が戦争をして敗けてしまったのは、神道のせいだ」という誤解が広がり神道の影響力が低下して、その代わりに仏教の影響力が拡大してきたのです。ものを所有すること自体が良くないと考える大乗仏教は、非常に特殊な宗教です。神道もキリスト教 [続きを読む]
  • 20年以上日本経済が停滞したのは、大乗仏教が原因
  • 日本の政治家・財務省・日銀は、長い間日本経済がデフレに陥って経済成長をしていない状態を放置してきました。政治家が失政を行えば、選挙によって結果を問われます。麻生総理も民主党も失政を問われて選挙に負けました。ところが財務省や日銀は選挙によって結果を問われることがありません。「自分たちのやってきたことは正しいのだが、外部要因によって経済がうまくいかないのだ」と言い続ければ、身の安全を図ることができます [続きを読む]
  • 白川日銀総裁は、頑なに「お金じゃぶじゃぶ政策」を拒否した
  • 白川さんを日銀総裁(2008年〜2013年)にしたのは民主党政権でした。彼は「お金じゃぶじゃぶ政策」を頑なに拒否したために円紙幣が物に対して希少価値を持つ様になり、デフレを長引かせました。その間に欧米は「お金じゃぶじゃぶ政策」をとってドル紙幣やユーロ紙幣を増刷したので、円はドルやユーロに対しても希少価値が生じました。その結果、1ドル70円の超円高になり、日本経済は危機的な状況になりました。白川さんはシカゴ [続きを読む]
  • 日本経済のこれ以上の成長を望まない人が多い
  • 2014年4月に消費税を5%から8%に値上げしたために、好調にスタートしたアベノミクスが頓挫してしまいました。それから4年経過して増税の影響力が徐々に薄まり、再び景気指標が良くなってきています。特に失業率が改善されています。消費税は、10%へもう一段の値上げが法律で定められています。当初は2015年10月にすることが規定されていましたが、2014年4月の値上げの悪影響が大きかったので、今まで2回実施が延期されており、現 [続きを読む]
  • 2014年の消費税値上げにより、アベノミクスがとん挫した
  • お金じゃぶじゃぶ政策(市中に出回るお金をどんどん増やして人々の心を変え、経済を活性化させる金融緩和)が有効なのは歴史的な事実であって、世界中の有名な経済学者が主張してきた通りです。それなのに日本は「お金じゃぶじゃぶ政策」を実施することを20年以上拒否し続け、不況を長期化させてしまいました。その間も他国は経済成長を続けたために、日本の世界における経済的地位が大いに低下しました。今でも「お金じゃぶじゃ [続きを読む]
  • 『男子の本懐』はデフレを深刻にした金本位制復活がテーマ
  • バブル崩壊後20年以上にわたって、日本の政府や日銀は欧米とは違う特殊な経済運営をやってきました。このことを今から書きます。最初に余談ですが、小説の話をします。『男子の本懐』(1980年出版)は、浜口雄幸首相と井上準之助蔵相が苦労して金本位制を復活させた(1930年)ことを題材にした小説です。著者の城山三郎(1927年〜2007年)は特攻隊に志願したことでも分かるように、男子は命がけで何事かを成し遂げることが大事だ、 [続きを読む]
  • 経済活動は、その民族の伝統的な考え方に大きく影響されている
  • 景気変動は人間の集団心理によって動く部分が大きく、単なる需要と供給との関係によって決まるものではありません。さらに、経済学の根底には宗教や哲学が横たわっています。自由主義経済の根底にはキリスト教の信仰から生まれた自由の考え方があり、マルクス経済学は唯物史観という哲学を基礎にしています。だから共産主義社会だったソ連と自由主義のイギリスとでは、人間の経済分野における行動が全く違っていました。Freedomと [続きを読む]
  • 経済は集団心理で動くのに、経済学はそれを数字で説明しようとする
  • 高橋是清が実施した「お金じゃぶじゃぶ政策(市中に出回るお金をどんどん増やして人々の心を変え、経済を活性化させる金融緩和)」によって日本経済は恐慌から抜け出すことができましたが、全ての産業が同じテンポで良くなっていったわけではありません。製造業や軍需産業はいちはやく好転していきましたが、農業分野はなかなか不況から脱出できませんでした。このような経済の産業別時間差現象に対して若い軍人たちは、「政治家と [続きを読む]
  • 高橋是清は、経済は集団心理で動く、と理解していた
  • 昭和初期の金本位制復活(金解禁)は、実施してすぐに失敗だったということが分かり、2年足らずで撤回しました。この時の日本の為政者たちは、当時の経済理論を盲信せず現実を見て対応する柔軟さを持ち合わせていたわけです。昔ながらの経済理論に固執し20年以上デフレを放置していた現在の為政者は、昔と比べてかなり劣化していると思わざるを得ません。高橋是清は、幕末に14歳でアメリカに英語を勉強しに行っただけあって、語学 [続きを読む]
  • 金本位制を復活させたため、日本は恐慌になった
  • 日本が金本位制復活に向けて様々な努力をしている最中の1929年に、アメリカで大恐慌が起きそれが世界中に伝播したので、欧米諸国は金の輸出を禁止し、金本位制をまた廃止しました。世界中が恐慌に陥り金本位制を廃止している最中の1930年に、浜口雄幸首相・井上準之助蔵相が金本位制を復活させました(金解禁)。金本位制のもとでは、外国から金での支払いを要求されたら拒むことはできません。そのためには紙幣である円の発行額を [続きを読む]
  • 19世紀末から20世紀前半は、金本位制が優れた制度だと考えられていた
  • ここで高橋是清が行った金本位制廃止について少し詳しく書きます。19世紀末の主要国はみな金本位制を採用していました。各国の中央銀行が発行する紙幣を持っている人は誰でも、その紙幣を中央銀行に持ち込めば金塊と交換してくれたのです。各国の紙幣は金の価値によってその信用を維持していたわけです。日本は日清戦争後に清から得た賠償金を基にして金本位制を確立しました。一般の国民は素直にお上が刷る紙幣を信用していて、 [続きを読む]
  • お金じゃぶじゃぶ政策は、欧米では当たり前の政策だった
  • 「お金じゃぶじゃぶ政策(市中に出回るお金をどんどん増やして人々の心を変え、経済を活性化させる金融緩和)」を研究していたのがプリンストン大学のバーナンキ教授です。彼はその後FRBの議長になり、アメリカの金融政策の責任者になりました(2006年〜2014年)。彼は在任中に起こったリーマンショックによる不況を(2008年)、「お金じゃぶじゃぶ政策」によって見事に乗り切りました。前日銀副総裁で黒田総裁と一緒にアベノミク [続きを読む]
  • 日本には、お金じゃぶじゃぶ政策しか残されていなかった
  • 1985年9月のプラザ合意によって、先進5カ国(日本、アメリカ、西ドイツ、イギリス、フランス)は、為替操作をせず、通貨を本当の変動相場制にすることにしました。その結果、人為的に安い水準になっていた円は、1ドル240円から本来の実力の水準である120円まで円高が進みました。減税や公共事業・補助金のばらまきなどによって国民の可処分所得を増やし、消費や設備投資を増やそうとする財政政策は、為替が変動相場制になると効 [続きを読む]
  • プラザ合意で、為替を本当の変動相場制にすることにした
  • 日本がもたもたと不況を脱出できないでいた20年の間に、欧米の中央銀行はお金じゃぶじゃぶ政策(市中に出回るお金をどんどん増やして人々の心を変え、経済を活性化させる金融緩和を、これからこのように呼びます)を大胆に行って、経済成長を実現させていました。一国の経済を活性化させるには二つの方法があります。一つは財政政策で、これは政府が行います。減税や公共事業・補助金のばらまきなどによって国民の可処分所得を増 [続きを読む]
  • まず人の心理が変わり、後に経済が動く
  • 政府と日銀が、「これから日本の経済を穏やかなインフレにするぞ」と決意表明し、その覚悟が人々に伝わったら経済が自然に良くなっていく、というのがアベノミクスの考え方です。最初に公共投資などによって需要を喚起して実体経済を良くしよう、という考え方ではありません。「実体経済の変化よりも人間の心理が先に変わって景気が良くなる」という理屈を、多くの人はなかなか理解できませんでした。特に日本はマルクス経済学の伝 [続きを読む]
  • 穏やかなインフレになれば、経済は自然に良くなっていく
  • デフレが経済にとって悪くインフレの方が良いということを体で理解するのは、けっこう難しいです。多くの人、特に自分で事業をしていない給与所得者や年金生活者は、消費者の立場で経済を考え、生産活動のことをあまり考えません。デフレの時は買い物を先延ばしにする傾向があります。今年1万円で買える服を我慢して買わずにいれば、来年はもっと安く買うことができます。デフレとは、お金の値打ちが次第に上がっていくことです。 [続きを読む]
  • 政府が決意すれば、経済は良くなる
  • アベノミクスの「三本の矢」でもっとも重要なのは、「大胆な金融緩和」です。これには何段階かのプロセスがあります。第1ステップ 日銀が市中に出回っているお金をどんどん増やす。これは、政府と日銀が市場に対して「これからインフレを起こすぞ」という決意表明をする、ということを意味します。第2ステップ 政府の決意表明から半年以内に実質金利が低下する。年率2%のデフレのときに、企業が銀行から借金して1億円で商品 [続きを読む]
  • アベノミクスは「大胆な金融緩和」がメイン
  • アベノミクスは三つの施策(三本の矢)から成り立っています。1、大胆な金融緩和2、機動的な財政出動3、民間投資を喚起する成長戦略3の「民間投資を喚起する成長戦略」を政府が策定し、事務官僚がそれを実施するのは無意味です。戦後に通産省がやってきた行政指導は、実際には何の役にもたっていませんでした。そもそも企業の実務を知らず、技術も分からず、ビジネスに体を張っているわけでもない官僚が産業を指導できるわけが [続きを読む]
  • アベノミクスの効果はあった
  • 日本政府の借金が実質的にほとんどなく、国家財政が極めて優良なのになぜ日本は経済成長しないのか、なぜ政府の借金が1000兆円などと大ウソをつかなければならないのか?なぜ日本より財政的に厳しい他国が経済成長しているのか? という理由をこれから探っていきます。日本の名目GDP・失業率・インフレ率年度      1995  1996  1997  1998   1999  2000GDP      512 525 53 [続きを読む]
  • 国の借金1000兆円はウソ
  • 日本政府の借金が1000兆円を超えていて、この状態を放置すれば国家破産の可能性があるので、そうならないように増税が必要だという主張がされています。いったい政府の借金が1000兆円を本当に超えているのか、確認してみます。財務省のホームページに国の財務書類が載っています。その平成27年3月末のバランスシートの要約を下記します。現金・預金 28兆円    公債 885兆円 [続きを読む]
  • バブル崩壊後、日本だけが経済成長していない
  • 昨日までこのブログで経済的自由主義のことを書いてきました。色々なことを調べ、本などを読んでいくうちに、次第に今の日本の経済状態に興味が移ってきました。そしてバブルが崩壊してから30年近く、日本経済が不況から脱出できていないことについて考え始めました。このグラフを見た時、私は驚きました。日本は1995年あたりからGDPがほとんど増えていないのに、欧米の先進国は20年ぐらいの間に2.5倍ぐらいに増えています。東南 [続きを読む]
  • 聖書の言葉を実践すれば、ビジネスで成功する
  • 西欧のキリスト教社会で生まれたFreedom(自由)という言葉には、隣人愛を行うという意味が含まれています。明治初期の日本人は中村正直の『自由之理』を読んだり西欧に留学したりして、このことをよく分かっていたようです。しかし、Freedomを「自由」と訳してしまったために、日本人の間に徐々に誤解が広がってきました。「自由」は仏教用語で、「勝手気まま」を意味します。出家して山の中で社会とは無関係に思うがままに振る舞 [続きを読む]
  • 経団連は営利組織ではない
  • 経団連(経済団体連合会)は一部上場の大企業が集まって作った団体ではありますが、共同して事業を行おうという営利のための組織ではありません。日本政府の経済政策に対して、財界から提言をするために作られました。従って昨年11月に日本の財界合同訪中団が北京で李克強首相と対話したときも、支那が推進する一帯一路構想について質問し、その実情を理解するのが第一の務めです。その後に経団連で独自の分析を加え、日本政府に [続きを読む]
  • 一帯一路は、ユーラシア諸国を植民地にする政策
  • 支那政府は一帯一路構想を熱心に推進しており、ユーラシア諸国に道路・鉄道・港湾などのインフラ整備工事を提案しています。相手国もそれによって自国の経済が良くなると思って熱烈に歓迎しました。ところがその期待はことごとく裏切られました。建設工事は支那の企業が請け負っているのですが、そこで自国の労働者を使ってくれると思っていました。ところが支那の企業は、前科者などたちの悪い労働者を支那から連れてきて働かせ、 [続きを読む]