市川隆久 さん プロフィール

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市川隆久さん: 市川隆久の大まじめブログ
ハンドル名市川隆久 さん
ブログタイトル市川隆久の大まじめブログ
ブログURLhttp://ta-ichikawa.com
サイト紹介文「国家は悪いことをする」と考える風潮を検証し、日本はこれからどうしたらよいのか、を考えていきます。
自由文多くの日本人は「国家は悪いことをする」と考えていますが、その一方で「富国強兵」政策により19世紀の日本は、アジア諸国の中で唯一国家の独立を維持することができました。
互いに矛盾する考え方は、日本の伝統文化の別個の部分から生まれたものです。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供213回 / 227日(平均6.6回/週) - 参加 2017/05/03 10:24

市川隆久 さんのブログ記事

  • 日本共産党は、浮世離れしていない
  • 共産主義は読んで字のごとく、生産設備を共有にし、さまざまな物を共同で使おうという考え方です。ただしこれは手段であって、目的は「人間の解放」です。資本家に無理矢理働かされることによって、人間の心はねじ曲がってしまいます。そこで資本家を撲滅し私有財産を廃止することによって、人間本来の心を取り戻そうとするわけです。「私有財産が廃止されれば、人間の心が本来の正しい状態に戻り、解放される」という考え方は何の [続きを読む]
  • ソ連にも二つの自由があった
  • キリスト教社会と日本では、自由の考え方が違います。キリスト教の自由というのは、「人間がイエス・キリストを信じれば、その人間の心が正しくなり、喜んで他人を助けるようになる。イエス・キリストと同じ正しい心で他人を助けようとする場合には、世俗の法律やルールを破っても構わない」というものです。自由であるためには、正しい心を持っていなければなりません。心が正しくない者に対しては、「強制をしてでも、正しい心を [続きを読む]
  • 共産主義国家にも自由はある
  • 共産主義は、キリスト教の教義を流用していました。だから共産主義にも、自由の考え方があります。1977年に制定されたソ連憲法の第39条には、「ソ連邦の市民は、政治的及び個人的な権利と自由のすべてを享有する」と規定されていますが、後半部分には「市民による権利と自由の行使は、社会と国家の利益を損なうものであってはならない」とも書かれています。日本人はこの条文の後半部分に注目して、「社会と国家の利益を優先 [続きを読む]
  • 実績のあるほうが良い
  • キリスト教は、マルクスのように「私有財産を廃止すれば、人間の心は変わる」と考えるほど単純ではありません。人間の欲望(原罪)は非常に根が深く、人間が努力をしても簡単に消せる程度の甘いものとは考えていません。ルターは修道院にこもって、自分の心から欲望を消し去ろうとして必死の努力をしましたが、できませんでした。そしてついに、「人間がいくら自分一人で努力しても、心の中から悪い思いを消し去ることはできない。 [続きを読む]
  • 私有財産制度を廃止すれば、人間の心は変わる?
  • マルクスが提唱していた共産主義とは、「私有財産を廃止して人間を悪しき制度から解放したら、人間の心が本来の姿に戻って正しくなる。そうなれば、他人を助けるために喜んで働くようになる」というものです。つまり、人間は隣人愛を発揮するようになるわけです。これはキリスト教の自由の考え方の前半部分と同じです。キリスト教の自由の前半部分は、「人間がイエス・キリストを信じれば、神様は人間の心を正しくしてくれる。そう [続きを読む]
  • 科学的社会主義?
  • マルクスは、従来の社会主義や共産主義を「空想的」と言って軽蔑し、自分の唱える社会主義や共産主義を「科学的」と自画自賛しました。資本主義から共産主義に移行する途中の社会の仕組みを、マルクスは社会主義と言っています。ではマルクスが何を根拠にして「科学的」と言っているかというと、「史的唯物論」「弁証法」「人間疎外」などの哲学用語を使って考えているからなのです。しかしこれらの考えは事実の裏付けがなく、ただ [続きを読む]
  • 共産主義はキリスト教のコピー
  • マルクスは「史的唯物論」を唱えて、人間の社会は様々な社会体制を段階的に経過し、最終的には共産主義社会になる、と主張していました。これはキリスト教の教義と同じ構造です。原始共産制社会(エデンの園) → 私有財産制度が発生(原罪が発生) → 階級支配と搾取(人間の堕落) → 共産主義革命(最後の審判) → 共産主義社会(神の国)が実現し、人間の究極的な開放が実現するキリスト教は、「神の国」は必ず実現す [続きを読む]
  • 能力に応じて働き、必要に応じて受け取る?
  • マルクスが言うように「好きな仕事を自主的にするだけで、本当にみなが豊かな生活を送れる」というのは、買って使いたくなるような物を作るという市場のメカニズムを無視しており、現実から完全に遊離しています。それだけではなく、配分の問題もあります。マルクスが言うように、人間は本当に必要なものだけを要求するような質素な生活に甘んじることができるのでしょうか。好きな彼女が出来たら、彼女の気を引くために贅沢な物が [続きを読む]
  • 好きなように働けるのか?
  • マルクスは「生産力が十分にある社会が共産主義化したら、人々は自分のためではなく、みんなのために自主的に働き、幸せになれる」と主張していますが、これに対しては昔から反論があります。仕事には固有の知識と技術が必要であり、普通の人は特定の技術しか持っていないので、一つの仕事しかできません。インフルエンザが大流行し医者が足りなくなっても、普通の人は医学の知識が無いので、患者を治療したくてもできません。また [続きを読む]
  • 革命は先進国で起きるはずだった
  • マルクスが共産主義を唱えていた19世紀後半は高度経済成長期で、みんなが必要とする物資を十分に供給できる社会がすぐにも来る、と思われていました。ただし資本家が富を独占するので、労働者階級は依然として物資の不足に悩むだろうから、革命を起こさなければならない、というわけです。革命が起きたら、いろいろな物資が資本家から没収され公共の所有になりますが、マルクスはそれを公共使用にしようとは考えていなかったよう [続きを読む]
  • 共産主義って何だ?
  • 日本共産党はこのまま凋落するのかしぶとく生き残るのかを考えたくて、私は改めて共産主義を勉強してみました。 共産主義の基本的な主張は、「能力に応じて働き必要に応じて配分を受ける、みんなが幸せになる社会を作ろう」というものです。「資本家をやっつけて私有財産制度を廃止し、搾取をなくせば、人間は本来の自分を取り戻し、心が変わる」と、マルクスは言っています。誰でも自発的に仕事をしたくなるので、「生活が保障さ [続きを読む]
  • 共産党は意外にしぶといかもしれない
  • 10月に行われた衆議院議員で、共産党は大幅に議席を減らしました。(選挙前21議席 → 選挙後12議席)。多くの人は、共産党の実力を大したことはないと考えていますが、私は、共産党は意外にしぶといのではないか、と感じています。西暦1990年 2004年 2012年 2014年 2017年党員数(万人) 46 40 32 [続きを読む]
  • 古墳は墓ではない
  • 前回の「仁徳天皇は優しい方ではなかったの?」の続きです。「古墳は権力者の墓として作られたものではなく、荒れ地を整地して水田を作った時に出た残土を積み上げたものだ」、ということを主張している古代史学者はいまだに出ていないと思います。そういう事実を証明する遺跡や文書がないからです。その一方で古墳の中から実際に石棺が発掘され、遺骨が出ています。だから断片的な証拠だけを繋ぎ合わせると、「古墳は権力者の墓だ [続きを読む]
  • 仁徳天皇は優しい方ではなかったの?
  • 私は若い時、しばらくの間堺市に住んでいました。家の近くが耳原古墳群という古墳地帯で、日本最大の古墳である仁徳天皇陵やそれより少し小さい履中天皇陵、さらには名前のついていない小さな古墳がたくさんありました。仁徳天皇陵は本当に大きなもので、南の底辺から北の頭の部分まで電車の一駅分の距離があり、陵の周囲を一周する気にもならないほどでした。周囲はみな住宅地で、戦前まではおそらく田んぼの真ん中に古墳があった [続きを読む]
  • 個性を否定する宗教は、仏教だけ
  • 日本人が個性を認めようとしないのは、大乗仏教の平等観から来ています(平等・儒教・尊王思想)。人間は個人ごとにそれぞれ違うということを認めたうえで、同じように扱おうというのではなく、「人間には個性の違いなどなく、全く同じなのだ。個性があるように見えるのはその人間が仏教の真理を理解していないために、世の中が歪んで見えているためだ」という考え方です。戦前は大乗仏教の平等観が今ほど強くなかったために、個性 [続きを読む]
  • 個性を認めて創造力の幅を広げよう
  • 日本のIT企業は、AI技術を駆使した高性能のロボットを作り、それを売ることで儲けようと考えています。これに対しグーグルやフェイスブックのようなアメリカの巨大IT企業は、ビッグデータを集めて解析して一般人の消費動向を察知し、新たな市場を作って大きく儲けようとしています。単体のロボットなどは、日本から買えば良いのです。日本とアメリカでは、目のつけどころが違います。コンピュータ、遺伝子工学などの最先端の [続きを読む]
  • 人間関係を築くのも、創造のひとつ
  • 日本の組織は、官庁も銀行もメーカーも非常に間接人員が多いです。私は若いころ、欧米の組織に比べて何で日本の組織の間接部門にこんなに人が多いのか、分かりませんでした。最近になってやっとわかってきましたが、日本の組織は単に金を稼ぐために多くの他人が集まった人工的な組織ではありません。そうではなく、メンバーの全員が一つの一族を形成している「家」なのです。組織のメンバー全員が、個人的な利益のためでなく、組織 [続きを読む]
  • 創造的な仕事とは、組み合わせること
  • 将来は、働いている人が人口の1割以下になるかもしれません。その時に、仕事の無い9割以上の人も、ベーシックインカムによって食っていけるような社会を作ることも可能かもしれません。そうはいっても、仕事をして精神的にも経済的にも豊かな生活を送れるに越したことはありません。だからここで社会全体のことを考えるのではなく、「自分自身がどうやって創造力ある人間になれるか」ということを検討するのも、無駄ではないと思 [続きを読む]
  • 9割以上の人が職を持てない社会にこそ、自由や誠の考え方が必要だ
  • 9割以上の人が、BIのみに頼って生活する社会は、今のアメリカよりも貧富の差がはるかに激しい、超格差社会になるでしょう。過去にも超格差社会がありました。キリスト教や仏教が生まれた社会は、一方に多くの奴隷を所有する富裕層がいた反面、奴隷もたくさんいたのです。このようなストレスが溜まる社会に生まれたのが宗教です。これに対してキリスト教や神道は、「心を正しくしていれば、何とかなる」という自由や誠の考え方を提 [続きを読む]
  • ベーシック・インカム制度の導入
  • AIに仕事を奪われて人口の9割以上に仕事がない社会になったら、失業者たちの生活を保障するための対策としてベーシック・インカム(BI)という制度を導入することが考えられます。収入が無い人に対して、今は失業保険とか年金とかを支給していますが、それを全廃して仕事をしている人にもしていない人にも一律に一定額を支給するという制度です。現在の失業保険とか年金などは、特定の条件を満たす人にのみお金を支給する制度です [続きを読む]
  • 働いている人が人口の一割以下になる
  • AIの発達によって人間の仕事がAIに奪われるようになる」ということは、かなり前から指摘されていましたが、時と共に問題が大きくなっています。以前はAIに仕事を奪われる職種として、「データ入力」「金融機関の窓口業務」「スーパーのレジ係」など単純な業務が挙げられていました。ところがAI技術の向上によって、「庭師」「介護ヘルパー」「料理人」など、対象に対する注意深い観察と器用な手先が要求される仕事もAI搭 [続きを読む]
  • AIに仕事を奪われる
  • 「AI搭載のロボットが人間を滅ぼす」などという説はSF小説のような話で、その可能性を否定する学者も多くいます。これに対して、「将来AIの性能が上がることによって、今まで人間がやっていた仕事がAIに奪われ、大失業時代が来る」という事態は、ほぼ確実に到来すると思われます。実際、この問題は、ビジネスマンの間では常識になっているのではないでしょうか。AI(人工知能)には、特定型AIと汎用AIの二種類があり [続きを読む]
  • 日本のロボットメーカーが下請けになる
  • アメリカと日本のAIに対する考え方が違い、へたをすると日本の企業がアメリカの巨大IT企業の下請けになるかもしれない、という問題もあります。グーグル、アップル、アマゾンなどアメリカの巨大IT企業が狙っているのは、ロボットから集めた膨大な顧客情報(ビッグデータ)です。これを解析することによって、消費者の嗜好を知り、その行動を支配できるようになります。彼らは消費者を支配して大きな利益を得ようとしています [続きを読む]
  • AIに倫理観
  • AI搭載のロボットの代表に自動運転車があります。車に搭載したセンサーによって刻々と変化していく周辺の状況をAIが把握して、最適の判断をしていきます。しかし突然の地震で、目の前の高架が崩れ、そこからトラックが降ってくるなどということが、起きるかもしれません。その時に、降ってきたトラックを避けるために、反対車線に行くという判断をAIがした、とします。そうしたら向こうから二台の車が走ってくるのが見えまし [続きを読む]
  • 兵士の優劣もなくなる
  • 日本製の品質が高いのは、それを作っている日本人の資質が高いからです。今まで人間がやっていた工程がロボットに置き換わったら、日本製と後進国製との品質の差がなくなってしまいます。同じようなことが軍事面でも起きる可能性が大いにあります。戦前の日本軍は、10倍以上の兵力の支那軍を当たり前に撃破していました。日本兵が突撃すると支那兵は算を乱し、武器を捨てて逃げたのです。日本兵には「みんなのために自分が頑張っ [続きを読む]