桜井りせ さん プロフィール

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桜井りせさん: 桜恋詩*さくらこいうた*
ハンドル名桜井りせ さん
ブログタイトル桜恋詩*さくらこいうた*
ブログURLhttp://risesakurai7.blog.fc2.com/
サイト紹介文主に恋愛の詩や短歌、小説、歌詞、たまに病んだものも。心のままに。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供124回 / 365日(平均2.4回/週) - 参加 2017/05/15 22:34

桜井りせ さんのブログ記事

  • 【散文】幸せな夜の続き、幸せな朝
  • 喉が渇いたから、林檎を齧った。溢れ出る果汁は瑞々しく芳しい。シーツにくるまって、ふたりで手をべたべたにして林檎を食べる。満ち足りた体が、朝の光に冴えわたってゆくのを感じる。どちらからともなくキッスをしあって、抱きあって。幸せな夜の続き、幸せな朝。「おはよう、今日も愛してる」 [続きを読む]
  • 【140字小説】心を濡らす、雨
  • あたたかな雨が降る。肌に触れる温度があなたを思い出させる。纏わりつく湿度が私の心を濡らすの。あなたがいなくなってからの私はずっと泣いていて、もう会えないということをまだ受け容れられずにいる。「僕がいなくても泣かないで」悲しそうなあなたの瞳を、未だ忘れられずにいる雨の金曜日。 [続きを読む]
  • 【ポエム】あなた色
  • あなたのそのすべてがいつのまにかかけがえのないくらい大切になっていた気持ちを伝えるつもりなんてない兄と妹のようなあたたかい関係を壊すつもりだってない彼女とうまくいってほしいという気持ちもけっして けっして 嘘じゃないなにも求めないあなたがとても大切だからあなたという優しさに触れてわたしも少しは優しい色に染まることができるでしょうか [続きを読む]
  • 【ポエム】さようなら、故郷
  • 今日わたしの故郷を訪ねてみた懐かしく変わらない風景思い出に浸っては楽しんでだけどふと 立ち止まるここにはあなたがいないそれだけでさみしくて楽しさはかすんでゆく帰りたいあなたのいる街へ夕暮れ太陽がオレンジ色の光をばらまくころ電車は走り出すさようなら、故郷わたしはあなたのいる世界で生きてゆくんだ [続きを読む]
  • 【ポエム】17歳
  • 心と心を重ねあってキスをする広がってゆくぬくもりあなたのくちびるから煙草の香り心臓が高鳴るあなたは大人だからなんてことないだろうけどわたしは何度キスしてもドキドキ止まらないわたしはまだ17歳 [続きを読む]
  • 【散文】フェンス
  • 越えたい、心の壁。そのフェンスを突き破って、飛び込みたい。あなたは誰も必要ないと言っているけれど、本当はただ怖いだけ。人一倍臆病なだけ。自分の弱さを曝け出すのが怖いんでしょう?怖がらないで、逃げ出さないで。その身体を抱きしめてあげる。あなたの弱さも、情けない所も、全部、全部、好きだから、もう大丈夫だよ。 [続きを読む]
  • 【140字小説】強く強く、抱きしめて
  • 熱情の血を浴びて燃えさかる愛の炎。愛してるなんて言葉だけじゃ足りない。その目で射抜いて。息が出来なくなるくらい。その手で掴んで。痣が出来ても構わないから。私をあなただけのものにして。捕らえて、閉じ込めて。日の光の射さない牢獄に。そして私が朽ち果てるとき、強く強く、抱きしめて。 [続きを読む]
  • 【ポエム】恥ずかしくって
  • 「好きだ」そう言ってくれたのに「ごめん」傷ついたあなたの瞳もう遅い本当は好きなのになぜだか恥ずかしくって今更可愛い女の子のふりしてももう遅いねえもういちどわたしのこと好きになってくれないかなその瞳の中にわたしを映してその腕の中にわたしを包み込んでもう二度とあなたを離したりしないから [続きを読む]
  • 【散文】失うことの恐怖
  • あなたがくれた薔薇の花束を、ベッドの上にまき散らした。睨みつける。「こないで」あなたが手を広げてゆっくりと近づいてくる。わたしは後ずさりする。しかし狭い部屋の中、逃げられるわけもなくベッドに腰を落としてしまう。あなたがわたしの両手首を抑えて、わたしをベッドに押し倒した。「何も怖がらなくていい」もがいても男の力に敵うはずもなく。わたしが怖いのは、あなたを知ってしまったら、失うことの恐怖も同時に抱えな [続きを読む]
  • 【ポエム】雨の日に
  • 灰色の雨窓からは少し冷たい風雨が 少しづつ 少しづつ小さな音を立てて木々たちをより深い緑に染めてゆくずっと遠くから電車のガタゴトという音が聞こえるごくたまに車が水しぶきをあげて走り去ってゆくわたしはひとり ほおづえをついてかすかに聞こえてくるピアノの旋律に耳を傾けていたじっと 目を閉じて他にはなんにも聞こえないなんて 静かな時間あなたがいないなのに 変ねわたしの心は なんて静か [続きを読む]
  • 【散文】このままでいて
  • 「零れ落ちてきそうだね」瞬く星々を見上げていたら、あまりの空の広さに眩暈がした。私の身体を抱きとめるあなたの腕は逞しくて、ドキドキしてしまう。「大丈夫?」心配そうに見つめるあなたが愛おしくて、思わずその首筋に手を回す。「大丈夫じゃないから、ずっとこのままでいて」そんな子供じみた我儘を言う。「いいよ、この宇宙が爆発して無くなるまで、ずっとこのままでいてあげる」「一緒に死ねるのね」「苦しまずにね」星が [続きを読む]
  • 【140字小説】撃ち抜かれた心臓
  • ライトがステージを照らす。渦巻く轟音。心臓がリズムにのって暴れ出す。ヴォーカルが叫ぶ。俺を見ろ。俺の声を聞け。全身で感じろ。ベースがうなり声をあげ、腹の底に音を沈み込ませる。光と闇の空間で、何かが弾けた。撃ち抜かれた心臓から落ちた弾丸が、キラリ輝く。傷痕は、きっと深い。 [続きを読む]
  • 【ポエム】わかっているのに
  • 本当はいけないってわかっているの甘えてすがってかろうじて保っているわたしのこころ怖くて仕方ないの助けて欲しいの崩れてゆきそうなの間違ってるってわかってるこんなの恋じゃない甘えるだけのすがるだけの対等じゃない関係こんなの恋じゃないわかっているのに [続きを読む]
  • 【ポエム】忘れないでね
  • さびしいさびしいあなたがわたしのもとを去ってゆくのが桜が開くようなあなたの笑顔忘れない菜の花咲く公園で食べたおにぎりの味忘れない手をつないでいつも一緒に歩いたねあなたの愛はいつだって一途でまっすぐで純粋でわたしがどんなに幸せだったか知らないでしょうずっと傍にいてほしかったずっと傍にいたかったあなたに愛を注ぎ続けたかったいつしか気づけば傷つけあうようになってどうして?あんなにあんなに大切にしてきたの [続きを読む]
  • 【散文】苺味のキス
  • あなたは、タルトの艶やかな苺をつまむとわたしの唇に押し当てた。とっさのことだったので、受け止めきれず、苺は床に落ちてしまう。「勿体ないわ」わたしがそう言うと、あなたは笑う。「苺ならたくさんある」そう言うと今度は苺を口にくわえ、わたしの唇に押し当てる。これから始まることへの予感に眩暈を覚え、倒れそうになる身体をあなたが受け止める。「苺よりももっと甘いものをあげるよ」首筋に甘酸っぱい苺の香りが広がった [続きを読む]
  • 【ポエム】抱擁
  • ただこうして抱き合っているのも気持ちいいねあったかいし優しい心臓の音聞こえるし空っぽだった心が満たされてゆくあたたかくなってほどけてゆく恋をすると柔らかな気持ちになれるのはきっと抱きしめあうことができるから孤独で寂しかったずっと会いたかった時間が止まってしまえばいいのにひとつになってしまえたらいいのに [続きを読む]
  • 【歌詞】光
  • 心に灯る ちいさな光大切に 大切に育ててゆこう君に宿った光は誰かにとっての生きる意味広がってゆく優しさは自分自身をも助けるって気づいていた?たとえば目を閉じて悠久の星空を想う君はこの世界にたったひとりじゃないと知るだろういのちの輝きはたくさんの星々に囲まれてここにいるよと歌うこの世界を静かに照らすんだ羽ばたく鳥は 自由を求め明日へと 明日へといのちを渡る君に宿った光は誰かにとっての生きる意味広がっ [続きを読む]