Hiroki さん プロフィール

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Hirokiさん: オレガオモウコト
ハンドル名Hiroki さん
ブログタイトルオレガオモウコト
ブログURLhttps://oregaomoukoto.blog.fc2.com/
サイト紹介文俺の愛している人は、結婚しています。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供480回 / 365日(平均9.2回/週) - 参加 2017/05/20 01:23

Hiroki さんのブログ記事

  • 心と身体
  • いつもなら逢える筈の日に逢えなくて、やっと逢えると思っていた日にも逢えなかったけど、今日は何とか逢えそうだ。彼女は、定期的に体調が悪くなる。それと同時に、辛くて気持ちも落ち込んでしまう。逢いたいけど、逢えない。逢えるけど、逢いたくない。たまに、そう想いが複雑に絡まってしまう。そういう時、俺は静かに待つ。彼女の心と身体が、無理なく一致するまで。「早く、逢いたいな。」少し元気になった彼女が、可愛いメー [続きを読む]
  • ひとつの想い
  • 結美は、俺の事が好きで好きでたまらない。そういう目で、いつも俺を見つめる。話す時も、愛し合う時も。もし、同じ目で、旦那の事を見ていたら。そんな風に俺は考えた事が無いし、想像をして嫉妬した事も無い。結美は、絶対にそういう事をしないと思っているから。結美にとって、旦那は家族。感覚は兄妹に近いと、以前言っていた。男女の関係は、もう何年も前に解消しているという事も。俺は、結美の背景も理解し、共に生きる道を [続きを読む]
  • 優しい時間
  • 「閉まっちゃったね。」「そうみたいだな。」「佐藤さんが、いつまでたっても服着ないから。」そう言って、彼女は笑った。「途中で買って、食べようか。」「うん!」夕方になっても、気温も湿度もまだ高いまま。そんな状況で彼女が選んだのは。「これこれ。この梨味、めちゃくちゃ美味しいんだよー。」俺の大好きな、後味サッパリのガリガリ君だった。「はい。あーん。」いつものように、一口目は俺に。「美味しい?」「美味しいよ [続きを読む]
  • 一緒に
  • 「佐藤さん、佐藤さん。」「何?」「ね、そろそろ行かないと。」「そうだな。」「ねぇ、佐藤さんってば。」「何?」「何?じゃなくてー。」俺の腕の中で、フガフガと小さく暴れる彼女。「もー。いい加減、服着ないと〜!」見事脱出に成功し、シャツを俺の頭に被せた。俺は顔だけ出したまま、「わかった・・・。よし、行くぞ。」そう言って立ち上がり、車のキーを掴んだ。「佐藤さん、手、ちゃんと袖通して!下も丸見えー!」俺は、 [続きを読む]
  • 愛したい
  • 「ねね。今日は絶対に行こうね、お墓参り。」「わかってるよ。」「じゃあ、こんなとこでそんなことしてちゃだめだと思う。」「わかってる・・・。」「ううん。佐藤さん、全然わかってないと思う。」「結美。」「ん?」「終わったら、ちゃんと行くから。」「今から行こう?ね?お利口だから。」「駄目。終わってから。」一体、何が憑りついているのだろうか。そう思うほど、逢う度に彼女を求める俺。「佐藤さん、どうしちゃったの? [続きを読む]
  • ヨリドコロ
  • とあるブログで、「拠り所」という言葉を目にした。意味を調べると、「頼みとするところ。支えてくれるもの。」らしい。間違いなく、俺は彼女にとって拠り所になっている。そう言い切れる自信があるし、そうである事を俺は嫌だと思わない。彼女に頼ってもらえたら嬉しいし、彼女を支える存在にもなれたら、もはや言う事は無い。俺が車を運転している時、隣でジッと俺の横顔を見つめる彼女。「大好きだから、ずーっと見ていたいの。 [続きを読む]
  • 幸せとゴール
  • 二人でキッチンに立っていると、まるで、ここが二人の家のような。そんな錯覚に陥る。「時間」になったら帰ってしまう君なのに、そんな事も忘れて、二人で生きているかのように感じてしまう。それは、俺にとって幸せな錯覚だ。家庭の事をほとんど話さない君は、一人の女性としていつも俺の前にいる。俺を愛する、一人の女性として。そんな君に、俺は男として応える。心と、身体で。惜しみなく、深く。恋愛において、何が幸せで、何 [続きを読む]
  • 白い胸元に
  • 「ずっと、こうしていたいね。」俺の腕の中で、彼女が静かにそう言った。心も、汗も、ひとつのまま。「ずっと、こうしていようか。」湿った髪を撫でながら俺がそう言うと、何やらモゾモゾと動き出した。さては、ベストポジションを探し出したな。俺はそう気付き、彼女の好きにさせた。愛し合った後の、この気怠さと心地良さが入り混じった時間。幸せを感じ過ぎて、安心し過ぎて、俺もつい睡魔に襲われてしまう。「あ。」「ん。起き [続きを読む]
  • 絶対無理
  • 先週、「来週の水曜日、帰るのが遅くなっても大丈夫なの。」そう言っていた彼女。昨日は胃痛で苦しんでいたけど、今日は明日の為にパワーを充電しているようだ。「ねね。もうさ、ほんとにお墓に行かないとだめだよー。」「結美が元気な時でいいよ。」「今日のんびりすれば大丈夫!ね、明日行こう?」「じゃ、夜に行く?」「え。」「涼しくなってからの方がい」「無理ー!絶対無理ーー!夜にお墓とか無理だからー!」「大丈夫だよ。 [続きを読む]
  • 痛み
  • 昨日、本当は彼女と逢う約束をしていた。でも、明け方に、「胃がしくしくする。どうしよう。」彼女からそうメールが来た。「痛いのか?」「うん。」「薬ある?」「あった。」「飲んだら、少し眠った方がいい。」「うん。」市販の薬が効かなかったら、病院に連れて行かないと。そう思い、俺は連絡を待った。9時頃、彼女からまたメール。「おはよう。痛いの、治まってきたよ。」俺は、彼女に電話を掛けた。「おはよう。」「おはよう [続きを読む]
  • ふたりで
  • 「ずっと」結美は、この言葉が余り好きじゃなかった。「ずっとなんて、ない。ずっと変わらない気持ちなんて、絶対にない。」出逢った頃、そういう考えを持っていた。「ずっと、そばにいるから。」俺が何度そう言っても、その言葉も俺の気持ちも、心の底からは信じてくれなかった。でも、信じたいという気持ちが強くなり、信じるのが怖いという思いを上回っていった。「大丈夫。俺は、君を裏切らない。」何年も掛けて、俺は態度と行 [続きを読む]
  • 書きようがないほど愛しい
  • あれから、心穏やかな日が続いている。彼女に逢える日も、逢えない日も。そばにいる時も、離れている時も。彼女を愛しいと想い、愛し愛される時間そのものに幸せを感じる。それはもう、贅沢なほどに。特別、何かをしている訳じゃない。ただ、そばにいて見つめ合う。彼女の頬に触れ、髪を撫でる。互いの温もりを感じながら、唇でじゃれ合う。好きだから自然にしてしまう事を、普通にしているだけ。でも、そういう時間の中に、幸せが [続きを読む]
  • たまらない
  • アクセサリー売り場で、俺は彼女に似合いそうな髪止めを探した。「クリップとバレッタ、どっちがいい?」「んー。とりあえず、クリップかな。」手は繋いでいるものの、目線はそれぞれ違う方向へ。そう思っていたら、「あ。」俺たちは、同じヘアクリップに手を伸ばした。「佐藤さんも、これがいいって思ったの?」「うん。結美に似合うと思った。」彼女は束ねた髪にそのクリップを近づけ、「どうかな?」「似合うよ。」俺の言葉に、 [続きを読む]
  • 夏も冬も
  • 「ねね。お中元だから、ちょっと夏っぽい物にしてみる?」「そうめんとか?」「そうめんは、意外とカロリーが高いからだめだよー。」カロリー。彼女がそこまで考えていたとは、それこそ意外だった。お歳暮に、平然とハムを選んでいたぐらいなのに。俺たちは、お中元の特設会場を見て回った。「佐藤さん、見て見て。焼き芋の詰め合わせ!」「珍しいな。それにするか?」「夏に焼き芋なんて、ちょっと変だよー。」「冷凍してあるから [続きを読む]
  • 彼女の心の言葉
  • 「お気に入りのヘアクリップが、割れちゃったの。」「そうか。じゃ、明日買いに行かないとな。」「お中元も、そろそろ買わないとね。」「そうだな。」明日は、少し早めに迎えに行こう。そうしないと、買い物だけで終わってしまいそうだ。それはそれで、彼女が楽しいならいいんだけど。基本、俺たちはメールでやり取りをする。LINEは使わない。上のようなメールが来たら、気付いてすぐに俺は返信する。余程忙しくしていない限り、彼 [続きを読む]
  • いつも大事に
  • 彼女といると、ありのままの自分でいられる。好きだという気持ちを素直に伝えたり、自分の感情を素直に表現したり。こうしなければならないとか、こうあるべきとか。複雑に考えずに、思った事や感じた事をそのまま伝えられる。それは、彼女も同じ。気が合うとか、相性がいいとか。それだけでは無いような、そんな気がする。生きていると色々な出来事が起こり、様々な思いを抱く。彼女との出逢いもそのひとつで、彼女と過ごす時間も [続きを読む]
  • 嬉しい時も、悲しい時も。
  • 心配そうな顔をして、彼女が俺を抱きしめる。きっと、休みの間、ずっとこうしたいって思ってたんだろうな。「ありがとう。俺は、大丈夫だよ。」そう言って彼女を抱き返すと、俺の背中を優しく擦ってくれた。嬉しい時も、悲しい時も。いつも、気持ちは一緒。そんな想いが伝わる。「海、見に行こうか。」「うん。」彼女は、理由も聞かずに付き合ってくれた。「今日は、沢山甘えていいよ。」彼女なりの労わり方が、健気で可愛い。でも [続きを読む]
  • 同窓会
  • 「今度、高校の時の同窓会があるの。」先週、ハガキが届いたらしく、出席するか迷っていた彼女。「行ってきても、いい?」「いいよ。」「え。いいの?」「いいよ。」彼女は、何故か少し不服そう。「佐藤さん、知らないの?同窓会って、恋が芽生えたりするんだよ?」「そうなのか。」「うん。そういうドラマ、見たことない?」「ないよ。」「心配じゃないの?」「大丈夫だよ。」「わかった。佐藤さん、私が佐藤さん以外の人を好きに [続きを読む]
  • 儚いもの
  • 以前、同じ職場で仕事をしていた友人が、突然亡くなった。結美も、彼の事を知っている。彼女のいた店に、何度か一緒に飲みに行った事がある。孤独な死。原因は、まだわからない。「きっと、寂しかっただろうね・・・。」彼女の言葉通りだと思う。彼は心の病に罹り、ここ数年仕事をしていなかった。愛する人もいなければ、愛してくれる人もいなかった。俺より年下で、まだ若かったのに。俺を兄のように慕う人懐っこい笑顔しか、今は [続きを読む]
  • 抱きしめたら
  • 「危ないから、持ってるね。」そう言って、脚立に乗っている俺の脚を両手で掴む彼女。庭の紫陽花の木が、彼女曰く「ジャングル」のようになっていたから、二人で剪定作業をする事に。やりたい!と言い出したら聞かない彼女だから、少しだけ手伝ってもらった。「ねね。お尻、持ってていい?」「いいよ。」ぷにぷに「結美。くすぐったい。」「だって、ぷにぷにしてて気持ちいいんだもん。だめ?」「いいよ。」更に。ぎゅう彼女が俺の [続きを読む]
  • 名前
  • 俺は左利きで、彼女は右利き。「ねね。ここに、私の名前書いて。」ペンとメモ用紙を見つけた彼女は、それを俺に差し出した。俺がフルネームで彼女の名前を書くと、「不思議不思議。左手で書けちゃうなんて。」そう言って、楽しそうに笑った。「じゃあ、今度は右手で書いてみて。」想定内の文字だったのか、「ひどーい」と言って爆笑する彼女。そして、「私、左手でも綺麗に書けるよ!」得意気にそう言って、俺の名前をフルネームで [続きを読む]
  • 全部が好き
  • 「佐藤さんって、痩せてるけど、身体の線は細くないんだね。」俺の肩を触りながら、彼女が言う。「肩幅が広い。」「華奢な感じは、しない。」「でも、鎖骨の所に、お水が入りそう。」ぷっ俺の身体を真面目な顔をして分析するのが可愛くて、思わず笑う俺。そして、反撃を試みる。「痩せてるけど、胸が大きい。」「身体の線は細いけど、お尻が目立つ。」「やめてぇー。」「どうして?褒めてるのに。」「お尻が大きいって言いたいんで [続きを読む]
  • 一緒に
  • 「佐藤さん、お父さんのお墓参り、行った?」「行ってないよ。」「お中元、買った?」「買ってないよ。」運転をしながら、左側から彼女の視線を感じる俺。「今度、一緒に行こうね。」子供を諭すかのように、彼女はそう言った。お墓に行く時間も、お中元を買う時間も、俺には腐るほどあった。でも、どうしても行く気になれなかった。そんな俺の気持ちを汲むような、彼女の笑顔。俺には、いつも以上に優しく見えた。親父また、結美と [続きを読む]
  • 大好き
  • 俺の顔を見ても、脚を眺めても。俺の頬に触れても、手を繋いでも。彼女は、俺の目を見て優しく微笑む。嬉しくて、嬉しくて。大好き。そんな目をして、俺を見つめる。「可愛いよ。」俺がそう言うと、にぱーと朗らかに笑い、また、俺を見つめる。ずっと、見ていたい。彼女のその気持ちがわかるから、俺は彼女の好きにさせる。俺の前では、自由にしていいんだよ。君が何をしていても、俺はちゃんとそばで見ているから。我慢した分、思 [続きを読む]
  • 出逢い 〜最後の日〜
  • 彼女がママに対して失望した理由は、一つや二つの事じゃない。それは、すべて俺が見抜いていた事だったけど、彼女も自分の目と心で判断し、ようやくママの人間性が見えたようだ。「ママ、例のお客さんがいる時は、こじれるから佐藤さんを呼ぶなって。お店が暇な時は、すぐに電話して呼びなさいって言うのに・・・。」「そういう人なんだよ。俺は、知ってたけど。」「最初は、仲が良かったのにね。ママと佐藤さん。」「そうでもない [続きを読む]