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平和のつくりかた https://blog.goo.ne.jp/heiwanotsukurikata

「戦争のつくりかた」というサイトを読んだ。戦争を防ぎ、今の平和を守るために、このブログをはじめようと

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2017/05/20

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  • いまの仕事で出来ることから~

    今朝の東京新聞の1面に大きく掲載されたのは、ココをみると見られる「不登校の小中学生に向け、東京都八王子市がこんな「ランチの誘い」を始めて1年。できたての食事と安心できる居場所の存在がどこかへの一歩をそっと後押しして、家族以外の人とつながりを持つ子どもたちも出てきた」という記事。取り組みは、昨年2月に始まった。安間英潮(ひでしお)教育長が市民向けの給食試食会の様子を見て「学校に来られない子も給食を食べたいのでは」と思ったのがきっかけ。不登校支援にセンターを活用する発想には、市学校給食課の東郷信一課長も驚いた。「雷に打たれたようだった」と振り返る。市内に4カ所ある全センターを、給食をつくっている日は毎日開放。誰も来ない日もあれば、10人以上が来る日もある。市内には不登校の小中学生が約1800人いる。これまでに...いまの仕事で出来ることから~

  • 海外へと広がるソーラーシェアリング

    ソーラーシェアリングは、国内でも随分広がってきて、勇気をもらっていますが、国外へも広がっています。最近、一般社団法人ソーラーシェアリング推進連盟のメールを受け取るようになったら、★本メルマガは、転載歓迎です!として、台湾や韓国へ、私が知っている匝瑳のソーラーシェアリングの方たちが、海外との交流を深めている様子がたのもしく書かれていました。【◇台湾のソーラーシェアリングの現状報告♪】*簡単に読めるように、大事なところを私が太字にしました。9月19日から26日まで、台湾水資源・農業研究院(TaiwanResearchInstituteonWaterResourcesandAgriculture:TRIWRA)の招聘で台湾に出張してきましたので、台湾を巡るソーラーシェアリングの現況について簡単に報告します。台湾...海外へと広がるソーラーシェアリング

  • ひとりで動き出す大切さ

    対照的な新聞記事をお伝えしたい。最初の記事は、朝日新聞2023年8月10日の朝刊2枚貼り合わせたので、見づらくてすみません。どうにか読んでいただけましたか?こちらは、父親を自死で失った青年が始めた夜の公園を3人1組で語らいながら歩く活動が、広がりをみせ、3人で「夜さんぽ」という形になって「LoveLifeProject」として、ほぼ毎月1回開催で、多い時には30人ほど参加者があるような活動になった話。日本の自殺者は、多い時には年3万人を超え、今でも年2万人を超えている。自分で自死できないのでと無関係の人を殺傷する事件も相変わらず続いている。世の中はどんなにお金があろうとも、周囲には恵まれていると思われる人でも、苦しみを抱いている。最近でも、なぜ自殺までしたのかと思える著名人の自殺が続いた。苦しみのない人な...ひとりで動き出す大切さ

  • ミサイルよりも外交を!防衛費増強・反対

    「ミサイルよりも外交を。沖縄を、島々を戦場にするな!」今朝、いくつかの新聞にこの意見広告が載った。でも、これを読んでほしい人は、掲載した新聞より他の新聞を購読している人たちだと思った。是非、下の意見広告を読んでいない方に、まずは、下の意見広告に目を通してほしい。もし、あなたが、そんなことを言っても、中国や北朝鮮など攻撃的な独裁政権の国が海の向こう側にいて、実際ミサイルを飛ばしてくるのだから、防衛費増大も仕方がないだろう・・・と思われたのなら、是非、今、一歩考えるために、もう少し、考えてみてほしい。あなたが、相手の軍事行動に不安を覚えて、防衛を強化しようと思うなら、すでに軍事行動で相手を抑えようとする相手国は、平和に向かうか、さらに防衛費強化をするか。「兵器で相手に脅威を与える」って、相手と同じ発想で戦争を...ミサイルよりも外交を!防衛費増強・反対

  • 今こそ冷戦を! Ceasefire Now!

    今朝(2023年5月13日)、東京新聞を開いたら、大きな意見広告が出ていた。上の部分を大きくしてみると、下のようなメッセージだった。広島サミットの首脳にあてて、ウクライナ支援よりロシアとウクライナの停戦への努力を求めるメッセージだ。調べてみると、GREENというクラウンドファンディングでこの意見広告を出すための寄付を募り、順次あちこちの新聞などに意見広告を出してきたことが分かった。(ココ参照)下記のように、435万円以上と、目標額を上回る応援が寄せられた。164%。343人の皆様のおかげで目標を達成、成立できました。ありがとうございました。これでいよいよ5月19日のG7開幕に向けて新聞原稿紙面づくり、記者会見を本格始動することができます。かさねてお礼申し上げます。引き続き、活動報告にご注目ください。字が小...今こそ冷戦を!CeasefireNow!

  • 「小さき者として語る平和」(福岡賢正:著)

    3年前に、福岡賢正の「小さき者たちの戦争」(南方新社)というタイトルで福岡賢正さんの本を読んだ感想を纏めて書いたことがある。福岡賢正さんの本からは、結局「戦争の帰結は、次の戦争となり、平和には続かない」という当たり前のことだが、案外人が愚かにも学ぶことができないことを、いろいろな実例を挙げて解き明かしていた。曰く、相手の人格を忘れて、自分の欲望を満たすようになると、人は力の感覚に酔う。他者の痛みや悲しみに無頓着なまま、ひたすら個々人がバラバラに自己実現を目指す。そんな「平和」では、阻害された人々が高揚感や生きがいや力の感覚を求めて、再び戦争へと導かれかねない。目指すべきは他者を踏み台にするのではなく、他者との感情の交流によってえられるしみじみとした幸福感を大切にする文化だ。そして、今回、この本の後ろに、対...「小さき者として語る平和」(福岡賢正:著)

  • 「原爆の図」の丸木夫妻から考える平和

    丸木位里・俊夫妻のことは、「原爆の図」を描いたご夫妻として知らない人はないだろう。でも、本当に知っているかと言って、実は私も、今回調べる機会があって、早くしっかり知っていればよかったと思えるほど素晴らしご夫妻だったと言うことに気づいた。そこで、ここで簡単にお伝えしておくことにする。まず、「原爆の図」の絵を見るのには、「普及版読本原爆の図」がとても解説なども含めよかった。大判で絵の詳細も色もしっかり見られた。この本で、「原爆の図」が最初有名な第1~3部「幽霊」「火」「水」の3部作が、1951年にでき、朝日新聞の秀作美術展に選抜されたこと。4部「虹」5部「少年少女」ができたところで、国内巡回展が始まったこと。原爆の図は屏風状にになった作品で、15部まであり、最後の「長崎」まで順次、途中他の作品も生み出しながら...「原爆の図」の丸木夫妻から考える平和

  • イラク戦争20年 ウクライナ侵略について考える(加藤登紀子、鎌田實さんなど)

    偶然、JIMーNETという鎌田實さんが代表を務めている組織が発信している下の動画をyoutubeのココで見つけました。出演:加藤登紀子(歌手)、湯川れい子(音楽評論家)酒井啓子(千葉大学教授)、斉藤とも子(俳優)、鎌田實(JIM-NET代表)が、平和について語っています。ちょっと長い放送ですが、平和について考えるヒントがいっぱい見つかりそうです。本当は、人類の99%の人は、幸せに、平和に生きたいと思っている。その思いが、どうして人間は現実の社会で実現できないのか。しっかり考えていきたいと思いました。このyoutubeを提供しているJIM-NETという組織については、下の説明を読んでみて下さい。イラク戦争20年ウクライナ侵略について考える(加藤登紀子、鎌田實さんなど)

  • 戦争を遠ざける社会にするには

    以前も生活くらぶの配布冊子「生活と自治」からここに記事を転載したことがあるが、今年の3月号に最近読んだ「教育と愛国」の著者の文があり、是非、多くの人に読んでほしくなった。まずは、下の「戦争を遠ざける社会にするために小さな行動を」を読んでほしい。皆が「私は、私のままでいいのだ」と思える社会。「おかしいことを、おかしい」といえる社会。競ったりするのでなく、自分らしいままに、互いを認め合って「生き合える」世界。いいですね。そして、そういう社会にするにはどうしたらよいか。誰かを排除するのでなく、自分が誰かのやっていることを「いいことだな」と思ったら、そのよいことをしている人に声をかける。悪い番組を批判するより、いい番組を評価し電話やメールで感想を送る。毎日放送で忖度抜きに人に伝えたい番組作りを提案、数々のドキュメ...戦争を遠ざける社会にするには

  • あなたの購読紙、他の新聞と比べてみよう!!!

    あなたの購読している新聞はどこの新聞ですか?新聞はどれも同じように事実を伝えていると、思っていませんか?「安保3文書」が12月16日(金)、国民どころか自党の党員にすら十分な説明もないままに閣議決定されました。その翌日の朝刊を6紙、下に広げてみました。細かいコメントは、必要なさそうです。同じ閣議決定のニュースが、新聞によって全く読者に違うメッセージで届けられているのが分かると思います。比べてみるとよく分かります。ただ、政府が発表したことを伝える。それが報道ではありません。ロシアの報道や中国の報道の話で、政権の都合のよいように嘘(フェイク)が報道されることはもうご存じの通りです。ロシア国民は、私たちが日本で見ているようなウクライナの学校や病院が攻撃を受け、市民や子どもに多くの犠牲がでていることは伝えられてい...あなたの購読紙、他の新聞と比べてみよう!!!

  • 学生が教育格差に活動(Get CHANCE)

    テレビで報道していたので、ご存知の方もいるだろう。2021年8月に結成され、今春本格始動したばかりという学生団体。オンライン塾「GET」とオンライン講演会「CHANCE」を運営する”GetCHANCE”。始めたのは、現在高3の濱田くん。コロナが急速に拡大し、父が営む居酒屋の収入が減っていた当時、大学受験に向けて塾に通いたいと思ったが、言い出せなかった。「そんな気持ちは初めてだった。でも、コロナ以前からそういう思いをしている人はいたんだと気付かされた」。親は懸命に工面して私立校に通わせてくれている。周囲には、私立に行く代わりに塾へは行かない約束を親としている家庭もある。教育関係の仕事に興味があったこともあり、放課後、自由に受けられる学びの場をつくれないかと考えるようになった。始めた切っ掛けになったのは、去年...学生が教育格差に活動(GetCHANCE)

  • 福岡賢正の「小さき者たちの戦争」(南方新社)

    読後感が非常によかった。作者の思いが腑に落ち、心静かに受け止められ、清々しく感じた。しっかり読み返しながら、書き留めておきたいと思う。11ページ目から凄い。昭和13年に兵役を拒否した北御門次郎さんの「暴力はどんな時でもふるってはいけない」という言葉からはじまる。著者は北御門さんに「暴漢が押し入ってきて子どもに襲いかかろうとしたら、どうするのですか?」問う。答えは明快で「暴漢と子どもの間に入って、子どもをかばいながら必死に命乞いするんです」でも、「平和」を守るためにこそ暴力が必要なのだという主張がある。また、戦死をめぐる英霊論と犬死に論もある。著者は、その間に橋はかけられないだろうか?と考えてこの本を書いたという。2.終戦後に戦死した著者の祖父1944年8月20日に歳をくった2等兵という感じで36歳で召集さ...福岡賢正の「小さき者たちの戦争」(南方新社)

  • 届け、平和の声

    今日は、沖縄本土復帰50年の記念の日だ。その朝刊に、こんな意見広告が見開きいっぱいに出されていた。上記の新聞写真をクリック、もしくはココをクリックして、是非平和をつくるには何をすればよいのか、一緒に考えてください。今、ウクライナへのロシアの侵攻で、国内世論を「防衛強化(防衛費をGNP2%へ)」「敵基地攻撃能力や反撃力強化」など、日本の武力で平和を構築しようという勢力のプロパガンダで、日本は間違った方向へ誘導されようとしています。でも、この意見広告にあるように、「武力で平和はつくれません」。正直なところ、ウクライナの人達の命が奪われている現実に心が痛みますが、だんだんウクライナへの武器供与が強化されていくことには、危機感を感じ得ません。プーチンの独走を止める手段として、より大量な人の命が奪われる武器使用が広がるこ...届け、平和の声

  • 中村哲さんの短編アニメyoutube無料公開

    ペシャワールの会が、下のような告知をしていました。中村哲さんの亡くなった後のアフガニスタンの人道危機の様子をNHKが放映する予告と、無料でyoutube公開された14分ほどの中村哲さんの短編アニメ公開が行われているお知らせです。①NHKのは、再放送も2回あるようですが、たぶんNHKプラスでも1週間以内なら見られると思います。(放送内容予告)世界最悪の人道危機が懸念されているアフガニスタン。厳しい冬を迎え、命をつなぐため奔走したアフガニスタンの人々と日本から支援する国際NGOペシャワール会に密着。イスラム主義勢力タリバンが再び権力を掌握したアフガニスタン。しかし国際社会は、タリバンの統治に対する懸念から支援を停止し、この冬、アフガニスタンは、100万人以上の子供たちが命を落としかねない世界最悪の人道危機に直面した...中村哲さんの短編アニメyoutube無料公開

  • 音楽が結ぶ平和を望む心

    NHKのニュースを見ていたら、下記のようなyoutube動画が公開されている話題を報道していました。ロシアによる軍事侵攻が続く中、ウクライナへの連帯を示そうと日本を含む世界各国のバイオリニストがウクライナの民謡を奏でる動画がインターネット上に投稿され、話題を集めています。この動画は、イギリスのバイオリニストの呼びかけで制作され、動画投稿サイト「ユーチューブ」ココで公開されています。動画は、首都キエフの地下シェルターで、1人の若い男性がウクライナの民謡をバイオリンで演奏するシーンから始まります。画像をクリックしてもyoutubeのサイトに飛べます。ウクライナに早く平和が訪れますように!それぞれの立場や職業に併せて、戦争の一刻も早い解決に力を寄せ合いたいです。音楽が結ぶ平和を望む心

  • ロシアのプーチン政権よ、ウクライナへの侵略をやめろ!

    ウクライナへのロシアの侵攻は、まさに「国際法違反行為」。ウクライナの喉元を絞り上げておいて、自分に有利な停戦を勝ち取ろうとする行為など、決して許されない。民主主義的に選ばれた他国の大統領が気に入らないからと言って、他の独立国の民衆の声を無視して(自国の国民の合意すらもなく)、突然ウクライナに侵攻した行為は、侵略そのものだ!弁解の余地など、全くない。ロシア国内でも、戦争反対の声が上がっているといわれ、その声がもっと大きくなることを、私は心から期待している。だが、日本の大戦中と同じく、ロシア国内では報道統制によって、<ウクライナで住宅などまで攻撃され無実のウクライナの人々に犠牲がでていることやロシア軍が原発や発電所を占拠する暴挙が多くの国から非難の声が上がっていること>などを知らされていないようだ。若い人達はSNS...ロシアのプーチン政権よ、ウクライナへの侵略をやめろ!

  • 阿古智子さん 香港を憂う

    かつて民主主義があったのに、押しつぶされているミャンマーのこと、香港のこと。心から離れたことはありません。そんな時、香港の最新ニュースを届けてくれているのが、この阿古智子さんだ。今朝、朝日新聞の「ひと」の欄に取り上げられていて読んで見て驚いた。(そうかぁ~、これまでに3回も中国で拘束された経験があるひとだったのだ)。でも、それを読んでなるほどな、だからこその絶対的な信頼感を、中国や台湾の人と持ち続けて私たちとの橋渡しの仕事をしてくれている人なのだな)と思えた。中国の貧困の調査やダムで立ち退かされた少数民族、炭鉱のじん肺被害者を訪ねる間に拘束をされ、調査の中で中国の人権派弁護士らとも出会った。新聞の内容については、読んで見てください。私が阿古さんの話を聞いたのは、去年公開されていた映画「デニス・ホー」の映画後のト...阿古智子さん香港を憂う

  • 明日2月1日はミャンマー軍政権から1年の日。私たちは忘れない!

    昨日、NHKがテレビとラジオで相次いで、明日2月1日で1年を迎えるミャンマー軍事政権関連の情報を特集で流していた。10年続いた民主主義を守ろうとする民衆を殺戮も厭わず圧殺した軍部が政権を取って1年。黙らされたまま、軍事下の生活を受け入れたかのような首都ヤンゴン。でも、その風景をよく見ると、静かに民衆が反軍事政権の意志を、国営宝くじや、軍関連のたばこの不買運動で続けていることを伝えてくれていた。特に、軍政下のミャンマーを知らず、自由で豊かになったミャンマーで育った若い世代が、武器を手に闘い始めているという。また、ラジオでは、日本の若い高校生ゆなさんが、父親の仕事でミャンマーに滞在中にクーデターが起き、ミャンマーの変貌を目の当たりにしてきた体験と、ミャンマーのことを他国の事と考えずに一緒に考えよう!と「YANGON...明日2月1日はミャンマー軍政権から1年の日。私たちは忘れない!

  • 「海の中から地球を考える」(プロダイバーが伝える気候危機)

    児童向けの本だが、内容は濃い!この本のタイトルから、考えて「地球の視点で考える」というカテゴリーを作りました。持続可能な社会をめざす「SDGs」としてもいいかとも思いましたが、自分の家族や自分の国のことだけを考えるのでは、もう自分たちの生活もままならなくなる現実を知るにつけ、このタイトルを加えてみることにしました。過去の記事でも、これに当たるものもあると思いますが、今回からスタートしました。さて、最初は37年のダイバーが海をみての気づきから:ダイバーとして海に潜った作者の目で見た気候変動・・・太平洋のど真ん中でも、人間の廃棄したペットボトル、ビニール袋、漁網が浮かび、2050年には、海にいる魚の量を海洋プラスチックゴミが上回るという予測もある。水温の上昇がもたらしたと思われる珊瑚の死滅(白色化)1984年にプロ...「海の中から地球を考える」(プロダイバーが伝える気候危機)

  • 「ご当地電力はじめました!」(著:高橋真樹)

    最近、「脱炭素100%を2050年までに実現」して、地球の平均温度上昇を1.5°以下に抑えようという声が、やっと日本でも高くなってきました。その脱炭素100%の実現に日本では今、まだ原発の再稼働が炭素をださないと組み入れられていたり、脱炭素と言いながら外国から輸入した化石燃料を新技術で炭素を少なくするとか・・・まだまだ後ろ向きである感が拭えません。世界はどんどん自然エネルギーの割合を増やしているのに、日本はまだ立ち後れています。COP26でも、いまだに石炭火力発電への依存度の高さに化石賞という有り難くない賞をまたもや頂いてしまいました。そんな日本に将来はあるのか?と心配になった時に、「ご当地電力はじめました!」をみつけて読みました。この著者の高橋さんは世界70ヶ国を持続可能な社会をテーマにまわったノンフィクショ...「ご当地電力はじめました!」(著:高橋真樹)

  • 中村哲 わたしは「セロ弾きのゴーシュ」

    2019年12月4日中村哲さんが銃撃を受け亡くなられてから2年。去年新しい本が出た(?)というので入手して読んだ。NHK「ラジオ深夜便」というインタビュー番組で、中村哲さんが1996年から2009年に出演時の話をそのまま再現したものが主。それに、2004年ペシャワール会報に57才の中村さんが宮沢賢治学会主宰のイーハトーブ賞の受賞に寄せて書いた<わが内なるゴーシュ>という文章と、中村哲さんが亡くなったその日発行の会報によせた2020年の<年たる年も力を尽くす>と73才で中村さんが書いた絶筆が加えられていた。又、本のちょうど真ん中に宮沢賢治の「セロ弾きゴーシュ」の話が載っていたのも有り難かった。簡易な子どもの話でしか読んだことがなかったので、こういう話だったのかと興味深かった。1.パキスタンに最初赴任してみると、都...中村哲わたしは「セロ弾きのゴーシュ」

  • 「忖度」考・良心と組織の狭間で(「裁判官も人である」著:岩瀬達哉から)

    日本人は大人しいとよく言われる。そして、長いものに巻かれる。長期政権の間、政府の中で、特にその傾向は強くなり、それが「忖度」のなって溢れ出た。真面目で誠実な官僚にはあるまじき大胆な文書改ざん、不正統計、嘘八百の国会答弁。呆れたことに、つい最近も長期政権下で国土交通省の統計が書き換えられてGDPが間違ったデータで計算されていたことが明らかになった。財務省の改ざんは、内閣官房が高級官僚の人事権を握ったことで、官僚が政府のご意向に「忖度」して、自分の地位保全のために「森友に自分が関係したら、辞める」といった首相を守るために文書改ざんに手を染めたと考えられている。財務省に限らず、検察庁に至るまで、自分たちのいいなりになるものは重用し、反対する者は外すやり方で意のままに操って行くやり方。しかも、問題がでると、直接指示など...「忖度」考・良心と組織の狭間で(「裁判官も人である」著:岩瀬達哉から)

  • 急)NHK6日の今夜・中村哲医師について放送予定・お知らせ

    中村哲医師が殺害された後もアフガンで活動を続けている「ペシャワールの会」から、今夜、中村哲さんの放送があるとお知らせが入った。12月6日(月)NHK総合ニュースウオッチ9午後9時~10時(番組内で約10分)もう時間が過ぎてから、このお知らせを見たかたは、13日までは、放送後でも「見逃し配信(NHKプラス)」に無料登録すれば見られます。https://www.nhk.jp/p/nw9/ts/V94JP16WGN/plus/この一つ前に書いた、報道ステーションで取り上げられたタリバンの報道官の中村哲医師の偉業の継承の話がどこにもないのが気になりますが、ひとつペシャワールの会のサイトのココに、2年目の追悼式の動画が公開されていたので、お伝えしておきます。会員でなくても見られます。急)NHK6日の今夜・中村哲医師について放送予定・お知らせ

  • タリバンが中村医師の用水路事業の継続を

    今日は、病気に苦しむアフガニスタンの人々のための医療活動から、2003年からは医療の前に水問題を解決するのが先決と用水路建設を進めた医師・中村哲さんが何者かに殺された日から2年目に当たる。本当になぜ中村さんが誰に殺されてしまったのか、悔しい思いが今日も胸にこみ上げる。ただ、昨夜、偶然見ていたテレビ朝日の「報道ステーション」で、非常にしっかりと中村医師の活動を紹介していた。しかも、思いがけないことに、ニュースの中にタリバンの報道官が出てきて、「我々は、中村医師が始めた事業を国として必要としています。全土で水不足や農業に適さない土地があり、中村医師が始めた事業を国が継続すべきだと強く感じます。用水路などの建設事業が必要不可欠なのです。(Q.タリバンとして、中村医師の事業を支援していく考えか)はい。これからも支援して...タリバンが中村医師の用水路事業の継続を

  • 「ヒトラーの時代」(池内紀:著)から学ぶ

    2021年秋、当時の菅首相が総裁戦出馬を辞退。自民党総裁選に岸田・石破・高市・野田と4人の候補が出る中で、気になったことがあった。私とほぼ正反対の意見の友人の1人が、「私はなんと言っても高市さんです。私の大好きな日本を思う気持ちは彼女が1番近い」と伝えてきたのだ。高市さんは、私には得たいの知れない怖さを感じる女性。どうして、彼はそんな高市さんが好きなのか?と疑問に思い、調べてみることにした。すると、予想通り、すぐに高市さんが、「ヒトラー選挙戦略(現代選挙必勝のバイブル)」という本に推薦人として「(選挙の)候補者と認知された瞬間から始まる誹謗、中傷、脅迫。私も家族も苦しみ抜いた。著者の指導通り勝利への道は『強い意志』だ。国家と故郷への愛と夢を胸に、青年よ、挑戦しようよ!」と書いた話がネットで出てきた(ココから)。...「ヒトラーの時代」(池内紀:著)から学ぶ

  • サダコの折り紙(「INORIーいのり」著:綾野まさる)

    佐々木禎子さんは、1945年8月6日当時は、2歳半。理髪店の父は召集されて陸軍の兵士の散髪の衛生兵をしていて、家の理髪店は母が親戚の人の手を借りて続けていた。サイレンに1度は防空壕に入ったが、警報が解除されて家に戻り、母の朝食の手伝いをしていた。隣の奥さんが、「なんか、きれいなものが光っている」という声に外に出てみたが、確かにピカピカ光るものが空にあったが、家に入ったという。すると、ドッ、ドーン!不気味な音と共に、不気味な音がとどろき、オレンジと青白い光が走り、爆風で屋根がふきとび、家の中は土煙で夜のような暗さに。禎子は、お母さんが探すと、2階から落ちてきたミカン箱の上に、ちょこんと乗っかるようにして泣きじゃくっていたという。爆風で飛ばされたはずなのに、怪我もなかったという。家も潰れ、ともかくおばあちゃん、お母...サダコの折り紙(「INORIーいのり」著:綾野まさる)

  • 「日本を守る」ために軍備をという人たちの危険

    総裁戦で岸田氏が総裁となり、どうせ任期切れで衆議院選挙になるのに、コロナが収束したのを有利に利用しようとしたのか、唐突に国会を解散。10月31日(日)、衆議院選挙となった。昨朝、新聞をあれこれ読んで、この結果をどう見るかを考えていたが、正直、議席を減らしたものの相変わらず自民党が過半数をとり、野党が維新を含めてようやく3分の1を少し超えただけ。長期政権の、批判をあびても仕方ない横暴により、国民の生活がここまで痛めつけられ、オリンピック強行の危険行為、そしてコロナ拡大による自宅待機で感染者が入院できないという医療崩壊を招き、死者や感染での後遺症問題と大きな被害を国民が負わされた。これは自民党離れが進んだかと思ったが、それでも、与党に勝利となった。ただ、国民は甘利、桜田、金田などを始め、小選挙区で、疑惑を説明しない...「日本を守る」ために軍備をという人たちの危険

  • <緊急>アフガニスタンは今どんなに?(テレビでペシャワールの会報告)

    大変な情勢になったアフガニスタン。今はどんな様子なのだろう?ペシャワールの会の藤田さんから、こんな報道のお知らせが皆に届いてた。すみません、アップするのが遅れて、報道特集のは間に合いませんでしたが、今はどこかで遡って見られるのかもしれないと思い、報道特集のもそのまま書いておきます。大変ではあるものの、予想よりは落ち着いた様子ではありました。たくましいアフガニスタンの人たちに、明るい未来が訪れるとよいのですが。中村哲さんにより多くの人が続きますように。9.11の報復の戦争で、テロでの犠牲者以上の犠牲者が生み出されてしまった。クリックして、戦闘員のみならず、民間人、ジャーナリスト、どれだけの大切な命が失われたか、深く戦争について考えてみよう。戦争は、武力では解決できない。中村哲さんが見せてくれた道に続いて歩いていき...<緊急>アフガニスタンは今どんなに?(テレビでペシャワールの会報告)

  • 小辻節三・「命のビザを繋いだ男」(山田純大:著)

    以前、徴用工として日本に連れてこられた韓国の人のことを書いた「三度の海峡」(帚木蓬生:著)を読み深く感銘を受け、友人に薦めたことがある。「人生のもっと早い時期に、この本に出会いたかった」とまで言ってくれた友人が、今度は「(この本に)感動しました。なんでこんな人の話を後生にきちんと伝えようとしないのか、残念でたまりません」と言って薦めてくれたのが、「命のビザを繋いだ男」だった。「三度の海峡」についても、このブログで紹介しないといけないと思ったが、まず今日は「命のビザを繋いだ男」について書こうと思う。リトアニアのカナウス領事代理で、ユダヤ難民に日本の「通過査証」だった発行して命を救った杉原千畝さんは、現在は映画にもなり名前を知っている人も多いと思う。小辻節三さんは、ユダヤ学の専門家として、神戸ユダヤ人協会からの要請...小辻節三・「命のビザを繋いだ男」(山田純大:著)

  • 無料公開youtubeから考える(原発の再稼働を許していいのか)

    エネルギー問題。これは平和において非常に重要な問題だ。石油などのエネルギー資源を巡って戦争は始まることが多い。第2次世界大戦で南方を目指した日本。資源の乏しい日本では、産業の興隆にはエネルギー問題は今も昔も死活問題なのだ。でも、敗戦したものの、日本は石炭に頼りながら再興を図り、経済成長に伴ってだんだん石油の輸入にたよるようになる。原子力発電の登場は、1973年世界を襲った「オイルショック」で、エネルギーの多くを国際政治の動向に左右される「石油資源偏重」の反省から生まれたと言っていい。その後、地震国であるにも関わらず、原発の設置が進み、ベース電源として、「CO2を排出しないクリーンで、安全で、安価なエネルギー」という名の下に、上のグラフのピンクが示すように、国策として電力会社と共に原発が設置が進められた。今になれ...無料公開youtubeから考える(原発の再稼働を許していいのか)

  • BANKSY(バンクシー)について

    前回、BrokenWindowsTheoryについて触れながら、小さな花をトイレに飾った話と共に、バンクシーの芸術にまで高められた落書きが世界にいろいろな問題についてメッセージを届けてきたことについて書いた。でも、よくよく考えれば、バンクシーが何者で、どんな絵をこれまで描いてきたか、自分がよく知らないことに恥ずかしくなった。そこで、彼の作品が掲載された本を探し読んで見た。「銃の代わりに花束を描く!”アートテロリス"バンクシーを読む」(宝島社)1番驚かされたのは、パレスチナの分離壁に、壁を打ち破ったかのような絵を描いたり、”TheWorldOffHotel"というホテルを作り、そのホテルに観光客が集まり、現地の人の雇用を産んでいること。パレスチナへの強い問題意識が感じられた。他にも、石のかわりに花束を投げつける男...BANKSY(バンクシー)について

  • (Broken Windows Theory)トイレの小さな花の力

    今日は、珍しく自分の話を書いてみます。というのも、ちょっと嬉しいことがあったのです。実は、職場できれいに花をいつも飾って下さっていた方がいて、見るのをいつも楽しみにしていました。その方が、退職されて、自分にもできるかな?と私のフロアのトイレに小さい花瓶を置いて、大した花ではないのですが1週間に1回、自分の庭からその時の季節の花を持って行って飾るようにしました。どうして、トイレにしたかというと、私の職場は不特定の来客がとてもたくさん来るところだったのですが、トイレの掃除が朝1回入った後は翌日までそのままなので、トイレが汚れていることがあったのです。”BrokenWindowsTheory”と言うようですが、ジュリアーニ・ニューヨーク市長が、市内の落書きや不法駐車を許さないなどを取り締まることで、大きな犯罪の減少を...(BrokenWindowsTheory)トイレの小さな花の力

  • 15歳の少女から学ぶ沖縄・映画「ちむぐりさ」

    自主映画「ちむぐりさ」(監督/平良いずみ)を見た。ココから予告編も見られる。こころに響くいい映画だった。特に、中・高・大学生たちに見てほしい映画と思った。15歳の少女・菜の花(なのは)さんが、1人で本土から沖縄の学校へ飛び込んで体験した3年間の記録と、その後を描いた記録映画である。彼女の文才に気づいた地元の北陸中日新聞の記者が、彼女の沖縄生活をその高校1年生のスタートからコラムに書くようにと依頼。卒業の時まで綴られ新聞に掲載された。まとめたものが、本になって「菜の花の沖縄日記」として出ているようだ。沖縄の歴史や沖縄の人々の苦しみを、沖縄の言葉や音楽、たくさんの人たちとの交流を通して学び取る3年間の高校生活。映画は、その彼女と共に、私たちにも沖縄の歴史や人々の思いを学ばせてくれる。彼女は、やがて、沖縄に行って沖縄...15歳の少女から学ぶ沖縄・映画「ちむぐりさ」

  • 核兵器禁止へ日本も力強く踏み出そう(超党派で「オブザーバー参加」から道を開こう!)

    このブログでは、既に何回も核兵器禁止条約についてその署名・批准どころか無視を続けてきた日本政府について言及してきた。そんな中、下のようなオンライン討論会が行われ、そこで自民党の寺田稔議員を始め、公明党や立憲民主党、国民民主、維新の会、社会党、れいわ新選組などのすべての議員が、「オブザーバー参加」に前向きな発言をしていることを知った。下の画面をクリックすれば見られます。私の見た時点では、まだ500回ちょっとの再生回数。是非、多くの方に実際に見て頂きたいと思う。最初の30分以上は、上に書いてある順番で各党の国会議員の方が、核兵器禁止条約に対するスタンスが述べている。とても面白かったので、時間のある方には全部見て頂くのがベストだが、時間のない方にも、是非、後半の被爆者の田中さんの話や、特に41分~45分までの数分だが...核兵器禁止へ日本も力強く踏み出そう(超党派で「オブザーバー参加」から道を開こう!)

  • 父の介護の経験を商品開発に活かした(ギフモのデリソフター)

    パナソニックの社内のビジネスコンテスト(2016年)に、嚥下障がいのある父親に家族と同じ食事を食べさせたいと思った小川恵さんと、「家族の味」を116歳まで食べ続けた祖母を持つ先輩の水野時枝さんがタグを組み取り組んだ。それが、今回のお話。休みを返上して、圧力鍋を使って食材を崩さず柔らかくする研究を重ねた2人は、見事コンテストを勝ち抜いた!だが、その調理具は商品化にはならなかった。「パナソニック」のブランドで売るには販売量や目新しさが必要で、商品にできなかったのだそうだ。諦めきれない2人が、パナソニックが出資するファンドの支援を得て2019年4月京都に作ったのがベンチャー企業(ギフモ)だ。ギフモの社長には彼女たちが社内で介護に役立つ家電を研究するために立ち上げたサークル(TeamOhana)に加わった技術者・森實(...父の介護の経験を商品開発に活かした(ギフモのデリソフター)

  • 今年は勝負の年

    あけましておめでとうございます年頭のご挨拶が遅れましたが、2021年がはじまりました。「おめでとう」の書き出しで始めてはみたものの、ご存知のように今年は正直なところ「めでたい」という気持ちにはなれないスタートでした。というのも、年末には日本海側では大雪があり交通が大混乱、私のいる周囲では地震が数回あり、最後の大晦の日にはコロナウィルス感染者が全国で4500人超え。東京都では、1300人超えのニュース!経済優先の現政権のGotoのやり方では、このような結末は明らかに予想できていたこと。だからといって、「ほら見ろ」という気持ちには勿論なれず、暗澹たる気持ちになりました。さらに、イギリスでは変異し感染力を増したコロナウィルスが猛威を振るっている。日本にも帰国者の空港検疫では陰性だった入国者から、その後この変異したウィ...今年は勝負の年

  • 至急)NHKで、中村哲さんの番組を放送

    ペシャワールの会より、下記の放送番組の案内を頂きました。KBC放送は九州の放送局のようですので、全国放送では、黄色に塗ったのが見られると思いましたが、是非みてみましょう!私たちは忘れない、中村哲さんがその実践で私たちに残していってくれた大切なことを。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・お元気でお過ごしでしょうか。いつもお世話になっております。中村哲医師に関する番組のお知らせを致します。是非ご覧くださいませ①KBC「アサデス」12月4日(金)午前6時~8時の番組で、7時~7時30分の間に放送。同日「知りたか」午後6時15分~19時00分②中村先生のドキュメンタリー番組下記の※は、20数年に亘り現地で中村哲医師の活動の記録をして、この番組を制作した方がメー...至急)NHKで、中村哲さんの番組を放送

  • 国谷裕子:監修「未来のためのSDGs」が素晴らしい!

    2019年12月に出版された本だ。最新の情報でSDGs(持続可能な開発目標)の17の項目それぞれを、1.どんなゴールを目指しているのか(概要)2.世界で日本で、どのような事が起こっているか(ニュース)3.団体や企業、自治体などが、ゴールに向けて実際にどんな取り組みをしているか。自分たちには何ができるのか(アクション)という3つの構成で説明している。子ども達への本か?と問われると、大人の私が驚くほどの内容だったので、子どもと大人が一緒になって学ぶのに相応しい本、というのが1番適切な気がする。よくぞここまで、たくさんの事例を使い、学ぶのに役立つ資料・映画・本の情報なども盛りこんで、分かりやすく説明してくれているものだと、感心した。私が偶然この本に出会ったのは、図書館の棚だった。1冊が税抜き3200円と高い本であるこ...国谷裕子:監修「未来のためのSDGs」が素晴らしい!

  • 世界に広めよう!!!日本発の再生可能エネルギー For those who want to learn about ”Solar Sharing ”

    この「平和のつくりかた」のサイトを開いて、3年半になりましたが、この「ソーラーシェアリング」は、とても大切なキーとなる記事をいっぱい書きたいのに、なかなか増やせなくて残念に思っていました。私としては、「平和のつくりかた(ペシャワールの会)」というカテゴリーでご紹介している中村哲氏が、この「ソーラーシェアリング」で砂漠化したアフガニスタンを「農地」にするだけでなく、その農地の上で「太陽光発電」もすることで、アフガンの平和をさらに促進して下さることを願っていました。だから、中村哲氏が亡くなられた時、大変ショックでした。でも、今も引き継いで活動している方たちが、この夢を実現して下さることを心から願っています。そして、気候変動の中で干ばつなどに苦しむ世界の人々に、(このソーラーシェアリングという優れた再生可能エネルギー...世界に広めよう!!!日本発の再生可能エネルギーForthosewhowanttolearnabout”SolarSharing”

  • 手塚治虫の「ブッダ」から平和を学ぶ

    ふとしたきっかけで手塚治虫さんがナチスの時代を描いた「アドルフに告ぐ」(全5巻)を読んだ。手塚さんの作品に非常に興味を覚え、「ブッダ」(全8巻)を続けて入手して一気に読み終えた。そして、ここに紹介する本としては、「ブッダ」こそ相応しいと感じた。ユーモアもちりばめながら、子どもから大人まで読める本だ。大人なら、断片的に知っていた仏教の知識がひとつに繫がり、その真理が見えてくることだろう。最終の8巻の「あとがきにかえて」で著者自身が語っているように、この漫画本の中に登場する主要人物の多くは、手塚さんの創作した人物で、仏典に沿っていない話も多いと分かる。だが、その伝えている精神、死生観はまさに本来の仏教そのものなのだろうと思えた。そして、この精神に人間が達せられれば、人が無益に殺し合う戦争が世界から根絶できるだろうに...手塚治虫の「ブッダ」から平和を学ぶ

  • 無料公開「日本と再生」を見て、再生エネルギーについて学ぶ!

    原発裁判を主力になってになっている河合監督が、2018年にリリースした「日本と再生」をyoutubeのココで無料公開を始めました!皆さん、ひとりでも多くの人が、この機会を活かして、しっかり日本の原発再稼働へ向かうエネルギー政策の誤りに気づき行動しましょう。原発は廃炉にしながら廃炉技術を確立し、日本は「廃炉ビジネスと再生可能エネルギー」の先頭に立って平和に貢献するべきです。日本の再生可能エネルギー技術省エネ技術をこそ日本は磨いて、明るい将来を切り開いていくべきです。危険な、放射性廃棄物を出す原発に将来はありません!将来、これ以上原発事故で故郷を失う人が生まれないように。どうぞ、この映画をみて、拡散して下さい。下の画面をクリックしても見られます。エネルギー政策に関しては、わたし自身は「ソーラーシェアリング」という小...無料公開「日本と再生」を見て、再生エネルギーについて学ぶ!

  • トイレのLIXILが、2ドルの簡易トイレで世界を変えている!!!

    トイレの日が11月10日なのでちょっと調べていて、偶然LIXIL(株)がこんな素晴らしいSDGsの6「安全な水とトイレを世界中に」に貢献する活動を広げていたことに気づいた。すご~くいい!2016年のプレスリリース時点で100万台突破、今はどうなっているのかも調べてみた。「SaTo(SafeToilet:安全なトイレ)パン」と呼ばれるこの簡易トイレは、2013年に初めてバングラデッシュで1台2ドル以下の低価格で販売開始された。最初は、ビル&メリンダ・ゲイツ財団からの資金助成を受けて、同社のグループ会社であるアメリカンスタンダード社が開発した。以降、38カ国以上の国に380万台が出荷され1860万人の衛生環境を改善した(2020年)。2018年からは、「MakeaSplash!みんなにトイレを」と名付けて、ユニセフ...トイレのLIXILが、2ドルの簡易トイレで世界を変えている!!!

  • 「100通りの平和」4シリーズで学ぶ(子ども大人も学べる良書)

    平和絵本シリーズについては、このブログですでにご紹介しているが、この「100通りの平和」というかもがわ出版、伊勢崎賢治/監修の4冊シリーズも、子ども向けの本ではあるが非常に優れていて、大人にとっても短時間で非常にいろいろなことが学べ、平和を考える視野を広げるのにいい教材になる。伊勢崎さんは、2000年に、国際連合東ティモール暫定行政機構上級民政官になり、2001年には、国際連合シエラレオネ派遣団にくわわり、国際連合事務総長副特別代表上級顧問兼武装解除・動員解除・社会復帰部長に就任するなど、まさに国際紛争の解決に、実際に携わった経験を持つ異色の学者。現在は、東京外国語大学大学院で平和構築・紛争予防専修コース教授をしている方。その大学院での縁で留学生から話を聞けたのではないかと推察されるが、中にはダニー・ネフタイ(...「100通りの平和」4シリーズで学ぶ(子ども大人も学べる良書)

  • 米軍を追い出したフィリピンに学ぶ

    このブログのココで、以前1948年に軍隊を廃止。軍事予算を社会福祉に充て、国民の幸福度を最大化する道を選んだコスタリカの奇跡に迫ったドキュメンタリー映画『コスタリカの奇跡~積極的平和国家のつくり方~』を見て、軍隊を廃止することがどういう変化をもたらすかについて書いたことがある。そして、今回は、やはりずっと勉強してみたいと思っていた、フィリピンについて書いてみる。フィリピン、同じ米軍基地があった国でありながら、米軍を自国内から追い出した国だ。ただ、確かに1995年に米比共同軍事演習が取りやめとなったものの、アメリカ軍撤収の直後から中国などの活動が活発化。フィリピンが領有権を主張する環礁を占領して建造物を構築したりしたため、1998年には「訪問米軍に関する地位協定」(VFA)が締結され、1999年には共同軍事演習を...米軍を追い出したフィリピンに学ぶ

  • 本屋にヘイト本があふれる理不尽な仕組みにNO!

    なぜか、最近駅ナカの本屋とかで、ヘイト本が山積みされているのを目にして「気持ち悪いな~」と思うことが続いた。この書店はネトウヨ系の書店なのだろうか?こういう本を読みたい人が、いつの間にか日本には増えているのだろうか?そんな疑問が溜まってきたところに、偶然「この13坪の本屋の奇跡」という本の存在を知って、読んで見た。すると、ヘイト本が溢れる理由が、みんな書いてあった。耳慣れない「見計らい本」というやり方が原因と分かった。著者は、二村知子さん。井村雅代コーチ(当時)に師事してたシンクロナイズドスイミングの選手として活躍。2年連続日本1位、日本代表出場のパンパシフィック大会では2年連続世界第3位という成績を残した。引退後に父親の経営する隆祥館書店に入社。井村コーチの厳しい指導で鍛え上げられた芯がしっかり通った人柄で、...本屋にヘイト本があふれる理不尽な仕組みにNO!

  • 日中韓の絵本作家が作った平和絵本シリーズ

    先日亡くなった田畑精一さんの本を読み返そうと思ったのをきっかけに、田畑精一さんが他の3人の日本の絵本作家と一緒に2005年に取り組み始めた、平和絵本シリーズの本の存在を知った。とても大事な取り組みを田畑さんがして下さっていたことを、みなさんにお伝えしたい。上の写真をクリックして頂ければ、童心社の説明ページにリンクしてあるので、詳細はそちらでご覧下さい。ここでは、概要と私の感想を中心に書く。田島征一さんと浜田桂子さん、和歌山静子さん、田畑精一さんの4人が呼びかけ人になり、「作品を通じて、子どもたちに国を超えた相互理解と、交流しあう事の大切さを感じ取ってもらい、平和の尊さを理解してもらうことを目的にしたプロジェクト」。日本で始められ、中国・韓国を加えた3国で実現された平和絵本プロジェクト。まず絵本作家自らが、自国だ...日中韓の絵本作家が作った平和絵本シリーズ

  • イージス・アショア配備計画が停止されました!

    今日、速報でイージス・アショアの配備計画が停止された。時事通信のココによると、<配備を予定する山口県の陸上自衛隊むつみ演習場で、迎撃ミサイルのブースターロケットを「演習場内に確実に落下させる」と地元に説明してきた。しかし落下場所を制御するためには、ソフトウエアだけではなくハードウエアの改修も必要なことが判明。迎撃ミサイルの開発にはさらに10年以上、数千億円のコストが想定され、河野氏が「合理的ではない」と判断した>と理由が述べられていた。このブログでは、以前週刊新潮が記事にした「イージス・アショアで安全は買えない(元自衛隊武器学校長)」「亡国のイージス・アショア」と2回にわたり週刊新潮に掲載されたイージス・アショアの無意味さ、問題点について書いてきたが、それがようやく政権にも前に進めないほどの問題となり、遂に頓挫...イージス・アショア配備計画が停止されました!

  • 日本国憲法の前文を読んでみよう

    今日は、憲法記念日だった。そして、このコロナウィルスで外出自粛、失業、休業を余儀なくされている大変な時期にもかかわらず、憲法改正をずっと狙い続けている首相や自民党の人たちが、今日も憲法改正の話をしていた。せっかくの憲法記念日、私も今いちど、日本国憲法の前文を読み返してみた。そして、「戦争を2度と起こさない日本にしよう」という、先人の理想に燃えた決意を読み取った。日本国憲法の前文に書いてあるのは、今のグローバル社会に相応しい、国連が目指す持続可能な社会SDGsの理想にも沿う、素晴らしい文章だと改めて思い感動した。ゆっくり読むことがこれまでなかったという方は、前文の1部分だが、是非読んでみてほしい。特に「日本国民は、恒久の平和を念願し、人間相互の関係を支配する崇高な理想を深く自覚するのであつて、平和を愛する諸国民の...日本国憲法の前文を読んでみよう

  • 小6でもできた!フェースシールドを作って病院へ寄贈

    フェースシールドのこと、非常にこだわって来ました。気づくと、サボり気味だったこのブログですが、新型コロナウィルス関連の記事が重なっている上に、最新記事はすべてフェースシールド関連記事となります。でも、なぜこだわるかというと、医療用マスクはすべて使い捨てみたいなのに対し、このフェースシールドは消毒すれば何回も使えるというドクター中松の話に「なるほど!」と思ったから。新型コロナウィルスは目からも感染すると言われていることもあり、下や脇からエアロゾルによる空気感染に対してはマスクの併用は必要と思われるが、マスクの汚染も減少できるのもいい。医療関係者の方に、しっかり使用してほしいと思います。特に、今は無症状の感染者がどの病院にも本人も無自覚で、医療感染者の中にすらいると思われる非常事態。少なくとも、医療に従事する方々は...小6でもできた!フェースシールドを作って病院へ寄贈

  • お金でなく知恵をつかったマスク!

    マスクが相変わらずくすり屋さんに出てこない。そんな中で、手先も器用でない人にこんなマスクの作り方がyoutubeに出ていた!「たった10秒!簡単ハンカチマスクの作り方!Only10seconds!Easywaytomake"Handkerchief-Mask"withoutsewing」ココをクリックして動画を見て下さい。私もこのやり方で作ってみました。*Clickthepicturehere,andyoucanseeyoutubesitetokseehowtomakethismask.この動画で良かったのは、手持ちのハンカチで、使い捨てる前のマスクのひもを再利用したところです。しかも、私のはちょっと前の折りじわがあったのでやや不格好ですが、つけた感じ見た目がいい!私は、再利用のマスクのひもがそのままではきつい...お金でなく知恵をつかったマスク!

  • マスク2枚より、ドクター中松のスーパーメンが断然役立ちそう!!!

    つけたままにしていたテレビで、「政府の配る布製マスク2枚より、ドクター中松の『スーパーメン』は1枚でも役に立つ!」という声に画面を見ると、あのフロッピーディスクの発明者ドクター中松が、こんなものをかぶって登場した。(ドクター中松氏の公式サイトココから転載)発明家のドクター中松氏。お久しぶりです。お元気だったのですね。時々、選挙になると姿を見せていらっしゃいましたが、今日は新型コロナウィルス対策のために発明されたこの透明なマスク姿。昨日、顔には小さいマスク姿で突然登場した首相が、「国民に1人2枚、私のしているこの布製のマスクを配ります」というのを見て、思わず冗談だろうとソックリ返ってしまった。マスク姿が急に増えた国会だが、誰もこんなチンケなマスクをしている人はいない。女性自身ネット版のココでは、早くも首相と食事を...マスク2枚より、ドクター中松のスーパーメンが断然役立ちそう!!!

  • 藤波選手(阪神)の勇気ある啓発・コロナ感染(臭覚・味覚ない)

    「藤波選手が臭覚や味覚に異常を感じて、病院でコロナウィルス検査を受けることになり結果を待っている」そんな阪神の球団としてのメッセージがニュースに流れて、その唐突さに(なぜ、感染が分かってからニュースに流さないのかな?)と最初疑問に思った。でも、その後、藤波選手だけでなく、彼と一緒に食事をした野球選手をはじめ、濃厚接触者4人の感染も分かったことで、今回の新型コロナウィルスで、これまで知られていなかった熱が出る、呼吸困難、だるさ、咳などとは違う症状、特に無症状と言われてきたが熱を発生しないで通り過ぎてしまいそうだが重要なポイントが示されることになった。そして、昨日、この無臭覚という症状で就業を続けていた国立がんセンターの看護師2人のコロナウィルス感染が分かったとの発表があった。2人はそれぞれ18日、21日からにおい...藤波選手(阪神)の勇気ある啓発・コロナ感染(臭覚・味覚ない)

  • 戦争のあった事実をしっかり次世代に伝えること

    2020年東京オリンピック開催が、延期になった。コロナウィルスが世界中に蔓延して、国家間での渡航制限や、都市の閉鎖があいつぐ異例の事態の中で、ここまで結論を出さずに伸ばしてきた事の方が異様だった。ともあれ、今日ここで取り上げようとしているのは、そのオリンピックを前にして出された「世界の国ぐに大冒険」(オリンピック登録国・地域に完全対応)という本のことだ。監修の井田仁康筑波大学教授は、「はじめに」で「世界の平和は、世界の人々すべての願いです。しかし、それぞれの国がおかれた自然、文化、経済、政治などはちがっていて、世界の平和を目指す道も同じではありません。私たちは、国ごとのちがいを理解し、それと同時に共通点をみつけて、平和への道筋をさがしていかなければなりません。しかし、世界の国々を知ることは、その第一歩となるはず...戦争のあった事実をしっかり次世代に伝えること

  • 勇気あるひとりの検察幹部が、黒川定年延長にNO!

    おかしいことが世の中のあちこちで起こっている。しかし、おかしいことをおかしいと言える人が日本にはまだいる!今日は、東京高検の黒川検事長の定年延長について、公然と内部から批判の声をあげた検事正の人がいたことがネットニュースに流れた。法務省で開かれた全国の法務・検察幹部が集まる「検察長官会同」で、突然紙を手にし、黒川氏の定年延長を念頭に法務大臣が発することができる検察庁法で定められた「指揮権発動」についての条文を読み上げた検事正がいたという。「今回の(定年延長)ことで政権と検察の関係に疑いの目が持たれている」「国民からの検察に対する信頼が損なわれる」「検察は不偏不党、公平でなければならない。これまでもそうであったはず」「この人事について、検察庁、国民に丁寧な説明をすべき」という趣旨の意見を述べたそうだ。同じ会合にい...勇気あるひとりの検察幹部が、黒川定年延長にNO!

  • CSO(最高サステイナビリティ責任者)の浸透・IKEAの例

    実は、このCSOという役職について、恥ずかしながら昨日まで私はまったく知りませんでした。でも、なぜか偶然にも(IKEAの経営は再生可能エネルギー100%を達成したりして、優れている)という話を聞き、そして今日は里山保全を頑張っている方の本を読んでいたら、また「IKEA」が登場!ここでは、「ナチュラル・ステップ」という環境問題を解決し、循環型社会を実現しようと取り組んでいる財団を支援している企業として紹介されていました。これは、調べてみないといけないと思い調べると、まずTEDでIKEA(イケア)のCSOが話している動画が見られました(ココからどうぞ)。彼は、IKEAのCSO(ChiefSustainabilityOfficerChiefSustainabilityOfficer)で、IKEAが持続可能な世界を目指...CSO(最高サステイナビリティ責任者)の浸透・IKEAの例

  • トランプ政権が、地雷禁止条約から退く

    2020年1月31日、アメリカのトランプ政権が、前のオバマ政権が朝鮮半島以外では使わないと表明した対人地雷について、使用方針を撤回すると発表しました。NHKのNewsWebから転載させてもらうと、撤回の理由について声明は「オバマ政権の方針は、紛争地でアメリカ軍が非常に不利な立場に置かれる可能性がある。トランプ大統領はわれわれの軍隊に対するそのような危険を受け入れない」と言ったそうです。(下の画像にNHKのサイトをリンクしてあり、そこでニュースが確認できます)「我々の軍隊に対する危険を受け入れない」これは、アメリカの軍人の生命を大切にする人道的な行為とあなたは思いますか?ここに何が欠けているか。「我々でない人の命」を大切にする心です。人は、どこの国のどこの家に生まれるかを選べません。あなたは、この「我々」でない国...トランプ政権が、地雷禁止条約から退く

  • アンパンマンにみる平和のつくりかた

    世の中ではオリンピックのカウントダウンが始まっているが、その前にもっと日本では考えること、報道すべきことがたくさんあるように感じる。あの福島原発事故から、もうすぐ9年経つ。今日、私は図書館で何冊か東日本大震災に関連した本を借りてきて読んだ。その中で「この言葉を忘れない」という本の中で、「平和のつくりかた」の大きなヒントになる言葉を見つけた。<アンパンマンの正義>「悪人を倒すのが正義ではない。困った人を助け、献身することです。(アンパンマンが自分の顔を差し出して食べさせるという行為のなかには)正義を行うことにはリスクがあり、自分を犠牲にしたり、深く傷つくこともある。それでもやらなくちゃならないことがある、というメッセージをこめています」(やなせたかし)このブログで書いた中村哲医師は、まさに干ばつで飢えや病気に苦し...アンパンマンにみる平和のつくりかた

  • 廃校から地域再生した 岩井悠さん

    ちょっと前になるが、2020年1月6日に偶然夜10時にNHKで「逆転人生『全国から注目離島の高校廃校危機から変革が起きた』」というのを見て、感動した!再放送があればいいが、タイトルをクリックしてもらうと、オンデマンドでは見られるらしい。可能なら一人でも多くの人に、私と同じ感動を味わってもらいたい。そのオンデマンド画面の説明を引用すると・・・<主人公は13年前、高校改革のために、東京の大手企業を辞めて離島に移住した岩本悠さん(当時20代)。島根県隠岐諸島島前地域にある唯一の高校は生徒数が減少。危機感を感じた町役場の有志が白羽の矢を立てたのだ。当初は教員や住民の理解も得られない状態。そこから地元を巻き込み、改革のうねりが広がっていく。高校の魅力化に向けて掲げたのは「地域が丸ごと学校」というコンセプト。人を育てること...廃校から地域再生した岩井悠さん

  • 中村哲さん遺した平和への道

    ペシャワールの会の中村哲さんが銃弾に倒れ、病院で亡くなられたという衝撃ニュースが昨日流れた。なぜ、平和のために働いた中村さんが、銃で撃たれて殺されなければならなかったのか、私には理解できない。胸が張り裂けそうに痛い。なぜ犯人たちが中村さんを撃ったのか、理由が明らかになることを祈る。それと同時に、中村さんと中村さんと行動を共にしていて亡くなった5人の方のご冥福を祈りながら、様々な中村さんにまつわる記事を通して、中村さんが実現してきたことや、言葉を思い出して追悼したいと思う。中村さんの活動をよく伝えている動画をココに見つけました。この中で、アフガンを洪水が襲った時に、中村さんが用水路の堤を自ら壊し水を命がけで外に逃がし、下流の村落に増水した水が流れ込まないようにしたという。「下の方が崩れると元も子もないので、とりあ...中村哲さん遺した平和への道

  • ローマ教皇の来日

    ローマ教皇が今日夕方来日された。明日11月24日には広島平和記念資料館に行かれるという。それにまつわるお話が11月6日(朝日新聞)に掲載されたのをご存じだろうか?9月30日に掲載されたある私立高校の校長先生の投書欄に載った記事が起こしたひとつの素敵なエピソードだ。広島に修学旅行に行くことになっているその学校の生徒たちが予定していた24日に、ローマ教皇が広島平和公園訪問することが決まり、公園も閉鎖、資料館も見学できなくなると旅行業者に知らされ、校長先生が(1年半も前から調整しすべてが予約済み。変更はとうてい無理です。でも、子どもたちに公園も資料館も見せてあげたい!)という思いから、「こういうことは教皇の本意ではないと思う。何とか両立させることはできないのだろうか」と読者の投稿欄に声を届けたのだ。この「声」をきっか...ローマ教皇の来日

  • ソーラーシャエリングを味わう大収穫祭

    久しぶりにソーラーシェアリングについて書けるのがうれしい!!!ソーラーシェアリングは、農地や何かの産業をしている上に、隙間をあけた棚の上で太陽光発電をするもの。<匝瑳第一市民発電所のココより転載>これは、このソーラーシェアリングの第1号の記事として書いた長島彬さんの直接指導を得て房総半島の反対側の匝瑳に大規模な農場で太陽光発電を始めた東光弘氏の匝瑳第一市民発電所の風景だ。*長島さんは、市原で実験農場を開き、無料でソーラーシェアリングの技術をネット公開した考案者。詳細はココを読んでくださいませ。さて、そのソーラーシェアリングについて、実地に足を踏み入れて、直接それを眼にし、運営している人に話を聞けます。子どもを連れていけば、芋ほりを始めとして、工作その他面白いイベントが盛りだくさんで家族で気軽に楽しめそうで~~~...ソーラーシャエリングを味わう大収穫祭

  • 地方議会からの意見書

    これまで、地方議会が意見書を出すということによく知らなかった。しかし、ココに書いたように、核兵器禁止条約を日本政府が無視してきたことに対して、広島市長や長崎市長が強くその署名と批准を求める挨拶をし、また全国の23%の自治体が同じ要求を意見書として、日本政府に対して提出したことを知った。そして、ツイッターで今日は、大磯町町議会が「安倍首相に猛省」を求める決議を出したことを知った(新聞記事は神奈川新聞が詳しくココに掲載)。たった14人の議員だからこそできたとも言えますが、与党も含め、賛成多数で森友問題などをめぐり首相を名指しで批判する決議をしたのだが、このように首相を名指しで批判する決議は全国でも珍しいようだ。提出者の柴崎茂氏は、台風15号による千葉県の停電に触れ「深刻な被害の中で内閣改造を行った。安倍首相は庶民の...地方議会からの意見書

  • わたしが外人だったころ

    「わたしが外人だったころ」(鶴見俊輔:文、佐々木マキ:絵)という本を読みました。そうなんです、5分もあれば読めてしまう絵本です。よかったら、ちょっと読んでみてください。短いけれども、示唆に富んだ本です。絵本で文にも振り仮名がふってありますが、子どもより忙しい大人にこそお薦めです。本と向き合う短い時間で多くの示唆をきっと受け取っていただけるはずです。鶴見俊輔さん。お名前をwikipediaにリンクしておきましたが、関東大震災からの復興に力を尽くした後藤新平の孫で、政治家鶴見祐輔の孫。この本を読むまで知りませんでしたが、そんな家庭に生まれ、小学校の低学年で2年半を海外で過ごし小学校3年にして不良化(!?)した鶴見俊輔さんが、自殺未遂、精神病院入院、学校も退学、編入などをへて米国留学した16歳からの話が、この絵本に書...わたしが外人だったころ

  • 平和記念資料館をつくった長岡省吾さん

    当たり前にあると思えるが、それが誰かの献身的な努力でそこに存在している。実は「有る事が難しい⇒有り難い」ものであるという事例は世の中に数えきれないのだろう。私たちは、そうした有り難いものに囲まれて生きている。大事なのは、それに気づく心を持ち忘れないことだ。今年の広島に原爆が落とされた8月6日の朝日新聞の天声人語には、原爆投下後の広島を歩き原爆の記憶に伝える石や瓦などを集め、広島の原爆資料館の初代館長となった長岡省吾さんの話が載っていた。この記事を読んで、もっと詳しく知りたいと思って「ヒロシマをのこす」(佐藤真澄:著)の本を読んでみた。上の新聞記事でもだいたいのことは知れると思うが、少し付け加えておく。広島の大学に勤務、地質研究のため瀬戸内海に調査に行っている間に原爆が投下され、急いで広島の職場を確認に戻る中で、...平和記念資料館をつくった長岡省吾さん

  • 「With the World」の五十嵐駿太さん

    まだ若い26歳の五十嵐駿太さんの活動を知って、感心した。彼は、”WithTheWorld”という会社を立ち上げ、世界の学校を無料テレビ通信・スカイプでつなぎ、2018年からまずインドネシアと兵庫県の高校生をつないで、アクティブラーニングというらしいが、英語でお互いの地域の社会問題について話し合い、一緒に解決策までも探って実行するという英語教育プログラムを考え、実行し始めた若者だ。結構すでにいろいろな方面から注目を浴びだしているようで、雑誌や新聞、ネットのサイトでも取り上げられているようだ。事業構想projectonlineのココや、寄稿の形で本人が語っているのもココからみられる。そもそも「WithTheWorld」という本人が代表を務める会社のHPから見れば詳細が分かる。でも、簡単にここでも紹介させていただく。...「WiththeWorld」の五十嵐駿太さん

  • あなたの力で、核兵器禁止条約の批准を進めよう!

    1945年8月15日から74年。今年も、終戦記念日が近づいています。戦後生まれの人間が日本人の大半を占めるようになり、過去の戦争の記憶がどんどん薄れる一方。他国との関係が軋み始め、軍備強化が進められています。それと同時に、日本の平和憲法の改正問題を政権は今強引に進めようとしています。「戦後レジームからの脱却」を唱え、党名にある「自由」も「民主主義」ともほど遠い、平和をかなぐり捨て、過去の天皇中心の国家を目指すと裏でいうような人たちが政権を握り、嘘も隠ぺいもやりたい放題をし、それが許されているのが今の日本です。このままで、大丈夫なのでしょうか?8月9日の長崎の平和祈念式典では、長崎市長が日本政府に対し「日本はいま、核兵器禁止条約に背を向けています。唯一の戦争被爆国の責任として、一刻も早く核兵器禁止条約に署名、批准...あなたの力で、核兵器禁止条約の批准を進めよう!

  • 日韓問題を考える

    中国とアメリカ、北朝鮮とアメリカ、日本と韓国・・・あちこちで今、外交が軋んでいます。そんな中で、こんなサイトを友人が送ってくれました。是非、みなさんも読んで、賛同したら拡散してください!上の文章は、上に書いてあるホームページのアドレスをクリックして出てくる声明文です。日韓のこれまでの歴史的経緯などについての説明などもサイトを見て頂けると分かります。日韓関係についての歴史を正しく学び、是非日本が他国と友好的に外交をし、平和な世界を見据えた正しい道の選択ができるようにしましょう。呼びかけ人には、内橋克人(評論家)、金子勝(慶応大学名誉教授)、鎌田慧(作家)、川崎哲(ピースボート共同代表)、山口二郎(法政大学教授)さんらも入っています。7月30日08時現在の賛同者数累計:3274名。記名がOKな方は名前が一覧に載りま...日韓問題を考える

  • 亡国のイージス・アショア」(週刊新潮7月18日号)

    以前、同じく週刊新潮で読んだ記事も引用しながら「イージス・アショアで安全は買えない」ことをこのブログで書いた。今回の7月18日の記事は、それをさらに裏付けている。防衛省の秋田市にイージス・アショア配備が最適という報告書に対し、それが県知事と市長に提示されたわずか1週間後に地元紙によって、データの決定的なミスが露呈されたのだ。その謝罪の説明会で居眠りをした職員が出て市民の怒りがさらに加わった。その間になにがあったかの詳細レポートだ。何と、これも安倍政権得意の先に「買うことが決まって」、買う詳細をつめたりするのは職員が必死にたった3か月で中身(構成品)を決める作業をしたのが分かってきたというのだ。さらに言えば、その3か月の内の実質的な検討期間はさらに短く1か月弱。1万ページに及ぶ英文の関連資料を米国政府から渡された...亡国のイージス・アショア」(週刊新潮7月18日号)

  • 選挙に行く前に見てください!!!

    日本の国民は、現政権を半数近くが支持しているという調査の結果を今日テレビで見た。しかし、外国の新聞では、日本の現政権は独裁政権のようだとその報道統制に批判が上がっているという。「独裁政権」、ものすごく強い言葉だが、私は現政権の怖さをしっているので、本当にそうだと思っている。なぜなら、ココの動画を見たからだ。現政権の裏の顔。それは、いったい北朝鮮とどこが違うのかと目を疑いたくなるような動画だった。さて、さきほどの外国の記事の原文は、ココにすぐ見つかった。東京新聞の望月衣塑子記者の写真入りだった。日本は憲法によって報道の自由が謳われている近代民主主義国である。ジャーナリストが「国民の敵」と見なされるようなところではない。にもかかわらず、記者が記者会見に参加するのを拒否したり、政治家とエグゼクティブ・メディア(大手新...選挙に行く前に見てください!!!

  • 蓄える⇒分け合える社会へ(冒険家・関野吉晴から学ぶ)

    7月9日に沖縄に3万年ぶりに丸木舟を手漕ぎで5人の男女が到着した。ココから動画でニュースが見られます。最初の日本列島人は、3万年以上前に、どうやって大きな海を越えたのか?その謎にせまるための、実験航海プロジェクトで、国立科学博物館が3000万円を目標にクラウドファンディングで資金を集めて行ったものだそうです。昔、遥かに見えた与那国島をめざして、台湾から沖縄にやってきたと言われる私たちの祖先。その足跡をたどろうと、試行錯誤の末に3日の航海を経て沖縄にたどりついた記録については、これから続々報道や本がでてくると思います。ここでは、このプロジェクトにも参加した関野吉晴さんの発言の中で、大事なことを取り上げたいと思います。ちょうど私が読んでいた、「舟をつくる」(関野吉晴・監修、前田次郎・文)の本は、関野さんが自分が教鞭...蓄える⇒分け合える社会へ(冒険家・関野吉晴から学ぶ)

  • 沖縄慰霊の日 へいわってすてきだね

    今年は戦後74年目となる沖縄慰霊の日。この6月23日は、沖縄県にとって忘れてはならない日であり、沖縄県では、学校も役所なども休日となっているそうだ。本土の私たちも、休みではないけれども、広島、長崎の原爆投下日、終戦記念日と共に、ずっと忘れずにいたいと思う。去年、「沖縄慰霊の日によせて」として書いたことと重複するので、今回はその時に最後に書いた<<これからも、ずっとへいわがつづくようにぼくも、ぼくのできることからがんばるよ。>と言った小学1年生の「へいわってすてきだね」という詩をフルでご紹介しておこうと思う。その本人が朗読しているところがyoutubeココでアップされていた。よかったら動画で見てください。これは、2013年6月23日のものです。へいわってすてきだね与那国町立久部良小学校1年安里有生へいわってなにか...沖縄慰霊の日へいわってすてきだね

  • ひとりの米国留学した日本人高校生の勇気

    この記事を投稿できる喜びを感じながら、投稿します。それは、テレビニュースで見たひとりの日本人の留学生の話でした。*NHKNewsWEBでも紹介されていて、ココから見られます。高校3年生の古賀野々華さん。今は留学から帰ってきているようですが、彼女がいた留学先は米国ワシントン州リッチランド。長崎に投下された原子爆弾に使われたプルトニウムが生産された町で、地元の高校のロゴマークにキノコ雲のデザインが使われるなど、住民の多くは「原爆が戦争を終結に導いた」という思いで、その歴史を誇りとしている土地柄だったそうです。彼女は、キノコ雲のデザインのロゴマークが使われていることに特に衝撃を受けたようで、私もニュースを見ながら最初は(原爆のキノコ雲を使って、それを誇りに思う高校がある事)が俄かには理解できませんでした。学校の教師や...ひとりの米国留学した日本人高校生の勇気

  • うらやすドキュメンタリー映画祭が、始まるよっ!

    千葉県の浦安市で、明日5月31日から、6月1日2日と3日連続で「うらやすドキュメンタリー映画祭」が始まります!この映画祭、2011年から「浦安から持続可能な社会を考える」をテーマに始めて8回目を迎えるそうです。私は去年の映画祭では「米軍が最も恐れた男その名はカメジロー」という沖縄の瀬長亀次郎さんのことを描いた映画を見ました。今、マスコミが忖度だか何だか、令和だ、退位・即位の儀式だ、オリンピックだなどなど、本来もっと国民が知る必要のある大切なことにちっとも報道がされないもどかしさを感じるものとして、大切な情報は今や国民一人一人が自分の頭と手と足を使って、ネット検索したり、本を読んだり、映画館に出かけたりして自分で努力して手に入れないといけないものになったと考えています。そんな私たちにとって、「ドキュメンタリー映画...うらやすドキュメンタリー映画祭が、始まるよっ!

  • お薦め!「憲法という希望」(木村草太)

    このブログで、憲法について何回か扱ってきたが、今回は憲法学者・木村草太さんの憲法の本を読んで勉強してみた。素晴らしい本だった!「憲法という希望」(講談社現代新書2387)大事な要点をここでお伝えして、読者にも一緒に憲法についての理解を深めていただけたらと思う。ただし、私なりの理解と解釈で、本文を私なりにアレンジして書いてしまったので、そのまま鵜呑みにせず、この要約をきっかけに木村さんの原本を読んで頂きたいと思います。ですので、このブログを読んで、分かったつもりになったり、本の要約として引用することはしないでくださいね。・-・-・-・-・-・-・-・・-・-・-・-・-・-・-・・-・-・--・・-・-・・-・-・-・-・「近頃、社会の空気が重たくなってきた」気分転換しても払拭できないこの息苦しさは、原因を突き止...お薦め!「憲法という希望」(木村草太)

  • スカーフで、宗教を超えて連帯する女性たち

    ニュージーランドで、痛ましい銃乱射事件が起きた。白人至上主義者の男が、イスラム教の礼拝所であるモスクで半自動小銃を乱射。死者50人、負傷者50人に達したほか、2人が今も重体という。そんな中で、イスラム教徒の女性たちがスカーフをかぶって外出することが怖いという話を聞いて、それなら「みんなでスカーフをかぶろう」という動きが広がっているのだという。宗教を超えて、間違った考えにNO!をしっかりと突きつけ、2度とこのような事件が起きないように一緒に平和に生きる道を模索する。こうした行動の大切さを、このスカーフの運動から感じた。(朝日新聞より。ココから詳細)スカーフで、宗教を超えて連帯する女性たち

  • 生活の中で日々フェアな消費をするには!

    さて、これまでチョコレートを中心にフェアトレードについて書きましたが、友人から、「チョコレートのことは少し分かってはきたけれど、他のものはどこで買えばいいの?」と聞かれました。確かに、フェアな買い物をしてみようという気持ちが実際の「買う」行為に結びつくことが大事なのに、その話をしないと片手落ちですね。チョコレートについては、イオンやセブンイレブンでも手に入る。普通の店でも「BeanstoBars」という生産者の立場に立った明治のthechocoateシリーズについて書きましたが、今回は私の購入している生活クラブについて書きましょう。まずは、生活クラブで買ったバナナの袋の中に、下のような紙が入っていました。バランゴンバナナという商品なのですが、これはATJ(オルター・トレード・ジャパン)が扱っているフェアトレード...生活の中で日々フェアな消費をするには!

  • りそなホールディングス・核兵器製造会社に融資しない!

    今朝の朝日新聞の声の欄に「核兵器廃絶融資禁止で先頭に」でりそな銀行などの親会社「りそなホールディングス」が2018年11月に核兵器を開発・製造する企業には融資をしない方針を公表したことが書かれていて驚いた。日本企業も捨てたものではない!さっそく調べて、その11月のプレスリリースの文章をみつけた・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・そうだ!これは、国連の定めた2030年SDGs達成にりそなホールディングスがしっかりと歩みを共にしていく宣言なのだ!と、心が躍った。同社のHPの「CSR(企業...りそなホールディングス・核兵器製造会社に融資しない!

  • ひとりの若者からの発信・「日本縦断地雷教室」(上 泰歩:著)

    偶然よった図書館で「走れ!やすほにっぽん縦断地雷教室」(上泰歩:著)のタイトルが目にとまった。高校時代に坂本地雷龍一さんや筑紫哲也さんの「地雷ZEROキャンペーン」のことを知り、その報道をみたことをきっかけに友人と学校の文化祭で地雷をテーマにした劇を上演、写真展示や地雷模型の展示などをして募金活動をしたことをスタートに、NGOで働く夢を持ち高校卒業後に上京。アルバイトをしながらピースボートのボランティアとなり半年。ピースボートの船に乗りカンボジアで、実際の現場をみる体験をする(ボランティアをすると、船賃が割引になるようだ)。カンボジアに向かう船の中でも、地雷学習のイベントを企画したりした筆者。もう帰りには「にっぽん縦断地雷出前教室」のプランができあがっていたという。もともとピースボートに「地雷出前教室」というの...ひとりの若者からの発信・「日本縦断地雷教室」(上泰歩:著)

  • 緊急)バレンタインには、フェアトレードチョコを贈ろう

    さて、2月4日の記事から連続してフェアトレードチョコレートを巡る記事を書いてきましたが、今日は第3弾の最終報告です。どこで、フェアトレードチョコレートを買えるか、調査結果です。1番手軽なのは、何と言ってもコンビニ!そして、売っていたのは、私の家のそばでは、セブンイレブン!ローソン、ミニストップはダメでした。セブンイレブンは、キュービックチョコというのを売ってます。残念ながら、この1種類のみですが、値段は159円。フェアトレードマークもついていて、手ごろで安心です。ただ、セブンイレブンでもコンビニによっては、在庫がない時もあるようです。その時は、是非「注文」しましょう。このページの写真をみせればバッチリ!ローソンは、ナチュラルローソンでないとフェアトレードの扱いはありません。そして、ナチュラルローソンの店舗は少な...緊急)バレンタインには、フェアトレードチョコを贈ろう

  • 緊急)コンビニでフェアトレードを味わう!

    バレンタインに合わせて、昨日フェアトレードのチョコレートについて記事を書きました。それに合わせて、コンビニのフェアトレード商品取り扱い情報についても調べて(追伸)として掲載しましたが、他にも追伸項目がでたことから、今日、急きょコンビニについての情報は、ここに別記事で独立させました。ご覧ください。この記事についても、どんどん追加の記事を書けるといいなぁ~と思いながらアップしていきます。・セブンイレブンでも、フェアトレードのカカオを使ったチョコレートが買えるようです。しかも、組織の中にフェアトレード部会というのをちゃんと作っているみたいです(ココから)。・ミニストップ2008年から、老舗のピープルツリーのフェアトレード商品を全店展開の話がココにみつかりました。でも、実際に今売っているのかは不明。そのかわり、コーヒー...緊急)コンビニでフェアトレードを味わう!

  • 緊急)バレンタインは、フェアトレードで!!!!

    バレンタインの日が近づいていますが、私は今年ちょっといつもと違った視点で、チョコレートを選びます!そして、是非、今このページを開いてくださった方にも、できたら一緒に考えて頂きたいと思います。それは、チョコレートが、途上国の児童労働によって収穫されたカカオによって作られていたという現実です。彼らは、学校にも行かずに生活のために収穫をし、そのカカオの豆が美味しいチョコレートになることも知らず、ましてチョコレートを食べるような余裕のない生活を日々送っているのです。なぜ?それは、消費者と直接取引できないために、中間に仲買人や、輸出入業者や、商社などなどが入って、100円のチョコのたった3円分しか生産者に回してもらえないからだそうです。そんな取引を、フェアトレードでは間に介在する組織を通さずに、直接カカオの生産農家の人や...緊急)バレンタインは、フェアトレードで!!!!

  • 「フェアトレードの時代」(長尾弥生:著)から学ぶ

    フェアトレードについて、実例がたくさん載っている「フェアトレードの時代」という本を読んでみた。フェアトレードについて、少し見えてきた。そこで、ここに文字化して皆さんと共有してみたい。*「フェアトレードの時代」を読み進め、その中の内容を紹介しながら、そこに私の感じたことも入れて書いていくので、本とは少し違う表現も入ってしまうことをご了承ください。・「安い」ってなんだかうれしい。でも、「こんなに安くて大丈夫?」と思うことはないだろうか?「安い」と思った商品の表示に中国、インド、バングラデッシュ、ベトナム・・・などの発展途上国の名前が入っている。途上国では、日本に比べてずっと安い賃金で働いている人がいるから、たくさんのものを安く作れるのだ。安いことは悪いことではない。でも、それが厳しい労働条件のもとで働いた人が作った...「フェアトレードの時代」(長尾弥生:著)から学ぶ

  • コーヒーを通してみた「フェアトレード」(清田和之)

    フェアトレードについても書きたいと思いながら、なかなか機会がなく、ずっとフェアトレードのカテゴリーの記事が1つだったのが気にかかっていた。ちょっと、ここで、気合を入れて、少しフェアトレードについても記事を増やしていきたいと思う。まずは、フェアトレードを始めた実体験に基づいた清田和之さんの「コーヒーを通して見た『フェアトレード』」からえられた情報を共有したい。1946年生まれの清田さんは、幼稚園の運営の傍ら有機無農薬専門のコーヒー販売店を経営。コーヒーの農園や生産者の視察として、ブラジルに友人も住んでいたのでガイドを頼んで訪れた。1997年のことだ。市場価格と、現地のコーヒーの価格のあまりの格差に驚き、コーヒーの生産者たちの貧しさに問題を感じた。それが清田さんのフェアトレードにつながるスタートとなったようだ。5年...コーヒーを通してみた「フェアトレード」(清田和之)

  • 映画「コスタリカの奇跡」

    映画「コスタリカの奇跡」を見た。コスタリカのことを、恥ずかしいことに私はまったく知りませんでした。「国軍を解散し、軍事費を教育と福祉に充てた国・コスタリカ!」映画の説明を下に借りてお見せしましょう。1948年に軍隊を廃止。軍事予算を社会福祉に充て、国民の幸福度を最大化する道を選んだコスタリカの奇跡に迫ったドキュメンタリー映画『コスタリカの奇跡~積極的平和国家のつくり方~』作品概要・・・・・・・・・・世界には軍隊なしで国の平和を保ってきた国々がある。そんな数少ない国の一つで、1948年に常備軍を解体した国がコスタリカだ。コスタリカは軍事予算をゼロにしたことで、無料の教育、無料の医療を実現し、環境のために国家予算を振り分けてきた。その結果、地球の健全性や人々の幸福度、そして健康を図る指標「地球幸福度指数(HPI)」...映画「コスタリカの奇跡」

  • 心豊かにする音楽の世界

    クリスマスイルミネーションが始まり、年末の雰囲気が高まってきた街。そんな今、youtubeを見ていたら、「少女がお金を恵んだらオーケストラの大演奏のサプライズ」というタイトルの動画の紹介が出てきて、クリックしてみたら素敵な第9の演奏を見られました。だんだんと演奏者が増えていって最後には合唱隊も含むオーケストラの第9演奏に!私は、正直ベートーベンは別れの曲は好きですが第9は特に好きではありませんでしたが、まさに「喜びの歌」。赤ちゃんから大人まで、人々に驚きと喜びの笑顔を生み出した音楽の素晴らしさに感動しました。一緒に歌ったり、指揮の真似をしたりどび跳ねる子どもや大人の姿にヨーロッパの人の音楽を愛する心の深さも感じられました。動画そのものには解説がなかったのですが、ココの説明によると、<これはスペインのサバデイに本...心豊かにする音楽の世界

  • イージス・アショアで安全は買えない!(元自衛隊武器学校長)

    北朝鮮の相次ぐミサイル発射で浮足立った人々を、子供だましのようなJアラート訓練で不安を増幅させ、衆議院選で思わぬ勝利を得て勢いづき暴走を続ける現政権。「勝利は、北朝鮮のおかげ」と麻生氏が思わず言ったが、孫崎亨さんが見抜いたように、理系のしっかりとした頭で考えれば、「日本に核ミサイルが撃ってくる国があったとして秒速3000~7000mの中距離弾道ミサイルを撃ち落とす能力などありえない」(動画のココから確認)トランプ米大統領の言いなりにイージス・アショアだ、オスプレイだと武器を買わされようとしている日本。そんなことで、日本の平和が本当に守られないという現実にしっかり目を向けよう。迎撃ミサイルをもてば安全が確保できるというのは幻想だ!孫崎さんの動画を見てすぐに理系の人に確認したところ、(迎撃ミサイルで完璧に撃ち落すこ...イージス・アショアで安全は買えない!(元自衛隊武器学校長)

  • 「平和のつくりかた」 まとめ1

    この「平和のつくりかた」サイトを立ち上げたのは、図書館で偶然みつけた薄く小さな1冊の本「戦争のつくりかた」を読んだことがきっかけでした。「戦争のつくりかた」の本は、買わなくてもネットで無料公開されているので、すぐ読めるのでまずはクリックして読んでみて頂けるとうれしいです。<私たちの国は、戦争をしないと決めたけれど、国の仕組みや決まりをすこしずつ変えていけば、戦争できる国になれる>として、戦争のできる国への道筋が書かれています。1自衛隊が武器を持ってよその国に出かけられるようになる。→もうすでに始まってしまっています!2テレビやラジオや新聞で政府のつごうのわるいことは言わない、という決まりをつくる。→「テレビ局が政治的公平性を欠く放送を繰り返した場合、電波停止(停波)を命じることができる」と高市早苗総務相(当時)...「平和のつくりかた」まとめ1

  • 全国民ひとり残らず、映画「日本と原発」を見よう!

    日本の原発を再稼働させないために訴訟活動を続けている河合弘之弁護士が、裁判用に作った映画「日本と原発」。それを映画として自主上映が始まり、日本全国に上映の輪が広がった。そして、その続編として「日本と原発4年後」が、さらに「日本と再生」が制作され、現在3本の映画がある。そのどれもが、地震国である日本に原発を維持することの危険性、再稼働が暴挙であることを日本に住む人々に告げる作品となっている。すでに、去年このブログのココで紹介したように、「日本と原発4年後」の法廷版はyoutubeで公開されていた。だが、まだ足りない。もっともっと日本の人がひとり残らずしっかり原発をこれから将来にわたって維持していくのか、どうすべきなのか考えなくてはいけない!という考えに基づいてだろうと思う。いつのまにか、映画版をノーカットでyou...全国民ひとり残らず、映画「日本と原発」を見よう!

  • 原発国民投票 おまかせ民主主義からの脱却

    選挙での1票が、その後の意思決定すべてをその1票をいれた代理者たる議員に全権委任する危険について、日本国民は気付き始めている。国民が無関心でいる間に、選挙前には口にしていなかったことをどんどん進めていく政治が横行している。大事なことは国民が自らの判断でしっかり選択していこう。憲法改正も、そして原発を再稼働するのか廃炉にしていくかについても。原発国民投票を進めている人々がいる。ココをクリックしていただくと、上のような表示のあるサイトが出てきて、最初に下のように書いてあった。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・おまかせ民主主義から脱却しよう!「原発」をどうするのか。この極めて重大な問題は、これまでのように政府や国会が決めるのではなく、...原発国民投票おまかせ民主主義からの脱却

  • 国のために死ぬのはすばらしい?

    前に友人に薦められて読んだ「国のために死ぬのはすばらしい?」という本を書いたダニー・ネフセタイさんを囲んで埼玉でカフェが開かれた話が「生活と自治」(生活クラブ)の記事に、書かれていた。是非この記事をひとりでも多くの方に読んで頂きたいと思い、ここに転載させてもらう。<教育現場での講演で、イスラエル空軍戦闘機のパイロット養成コース時代の時の自分の写真を見せて子どもたちに「どう?かっこいい?」と聞くと、半数以上の子どもは「かっこいい」と手をあげるという。「でも、戦闘機の役目はものを破壊し人を殺すこと。一つも暮らしの役には立たないと話し、もう一度聞き直すと、みんな『かっこよくない』と答えます」>教育の怖さ!現政権は、戦前の「教育勅語」に良いところもあると言っている。北朝鮮や中国の脅威を理由に軍備強化を進めている。2ペー...国のために死ぬのはすばらしい?

  • 違う物語の世界へ

    ツイッターで、「スターウォーズ/最後のジェダイ」にアジア系女優として初めて主要な役を演じたベトナム系アメリカ人女優がネットリンチに晒されたが、沈黙のあと初めて口を開いた彼女のことを知った。Buzzfeedというネットニュースが元になっているようなので、そこを読んでみた。ココから引用映画「スター・ウォーズ/最後のジェダイ」で、アジア系の女性として初めて、スター・ウォーズ映画の主要登場人物を演じた女優ケリー・マリー・トランが8月21日、ニューヨーク・タイムズへ寄せた寄稿が注目を集めている。トランさんは今年6月、20万人超のフォロワーがいる自身のインスタグラムに投稿した内容を全て削除した。人種や性別、容姿にまつわる差別的なコメントが、大量に投稿されていたからだ。両親がアメリカ社会に馴染むために、自分たちの生まれ持った...違う物語の世界へ

  • 緊急)今日7時半からNHKテレビ「夕凪の街 桜の国」を見てみよう

    すみません。私自身がすでに見ておすすめしているのではないのですが、私がマスコミで報道されない情報を入手するためにチェックしているLITERAというニュースサイトに、この番組をみて、平和について考え伝えていこうという記事があったので、お知らせします。<『夕凪の街桜の国』が描く被爆の恐ろしさ!広島出身の作者が直面した、広島・長崎以外の人は原爆を知らないという現実>という記事ですが、直接記事をココから読んで頂くのが一番だと思いますが、私が多くの方にもこのサイトでご紹介しようと思った部分だけ抜粋しておきます。73回目の広島「原爆の日」を迎えた本日8月6日夜、『この世界の片隅に』(双葉社)でおなじみのこうの史代による広島の原爆をテーマにした漫画『夕凪の街桜の国』(双葉社)をドラマ化した『夕凪の街桜の国2018』(NHK)...緊急)今日7時半からNHKテレビ「夕凪の街桜の国」を見てみよう

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