上州無線 さん プロフィール

  •  
上州無線さん: 上州随筆俳句
ハンドル名上州無線 さん
ブログタイトル上州随筆俳句
ブログURLhttps://cwboardkk.muragon.com/
サイト紹介文長くアマ無線をやってきました。日々の随筆と俳句を掲載してます。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供310回 / 196日(平均11.1回/週) - 参加 2017/06/05 11:17

上州無線 さんのブログ記事

  • ロシア女
  •  二年ほど前の事だったと思うが、虎の門病院に用事があって出掛けた。  混んだ地下鉄から階段を登り、快晴の空を見て、日の当たる道をゆっくりと歩いていた。  そしたら、反対側の歩道だが、少し向こうから、色の白い若い女がやって来た。  その肌の白さから、日本人では無いとすぐに分かった。  北欧か、ロシア系に見えた。恐らく、風貌からしてロシア系だったと思う。  その若い女も、私の方をじっと見ながら、近づい [続きを読む]
  • 純金の指輪
  •  先日、老妻に、詰め替え用の髪洗いシャンプーを9個やったら、飛び上がって喜んだ。  その欣喜雀躍の様を見て、やはり、女性は、贈り物に、ひどく感動するようだ、と改めて思いました。  これなら、また、何時か、老妻に安い物を選んで贈り物をしようかな、と、一瞬、思ったものです。  ところで、私は、老妻に贈り物らしきものを上げた事は、結婚前も後も、殆ど記憶に無い。  だから、余計に、シャンプーの贈り物が、老 [続きを読む]
  • 朝飯異聞
  •  朝飯の後、少しテレビを見てたら、浮気した女性歌手の会見が画面に出て来た。  浮気女は50代後半らしい。  どうぞ、貴方のお好きにと、テレビのスイッチを切った。  その歌手の事は全く知らないから、何の興味も無い。  途中、旦那も出て来て、寝取られ男の体面を何とか保とうと、神妙な面持ちである。  寝取られ男とは、何と情けない事か。  何はともあれ、男も女も浮気はするもの、である。   元気な男であれ [続きを読む]
  • 立ち姿
  •  父の死後、一番大変だったのは家財処分である。  家屋解体も、見ていて、いい気分では無かったが、直接的には、業者の重機が無機的に動き回ったと言う事だ。  ところが、家財処分は違う。  私が、捨てるものを判断しなければならない。  これが、どうにも困難で、とうとう判断は諦めて、家具、調度品、食器等は全て捨ててしまった。  残ったのは、父母の身の回り品と写真。  身の回り品も、結局、全て捨てた。残るは [続きを読む]
  • 練習効果
  •  健康な男のセックスには、生まれながらにして強烈な快感が伴う。  それは本能的行為だから、誰に教わる事も無く、快感を感じる事が出来る。  恐らく、他の高等哺乳類である、馬や犬、ライオン、ゴリラも同じ仕組みになっていると思う。  だから、雄ライオンは、本能により性行動を起こし、また、その快感により、更に、次のセックスを貪欲に目指す事になる。   実に上手く出来た、生命連鎖の仕組みである。  この仕掛 [続きを読む]
  • 遺伝子
  •  先日、台所のファンの掃除をした。  毎年、12月になったら、やるのが恒例なのだが、色々あって、実行出来なかった。  もう羽が、すっかり油塗れになっているので、取り外して洗剤で洗わなければならない。  軍手を用意、それと汚れても構わない服に着替えて、いざ、作業開始となった。  ところで、老妻も助手として参加してもらうと、作業も楽になるので、声を掛けようと思ったら、生憎、老妻は、昼寝の最中だった。 [続きを読む]
  • 冬晴れの日曜日
  •  寒くなりました。いよいよ冬将軍の到来ですね。  それで、寒くなると、新聞の訃報欄が大きくなります。時には、紙面の半分位になる日もあります。  寒さは、やはり人間、特に、老人には大変な障壁なんですね。  つい先日ですが、訃報欄を見てたら、見覚えのある名前が目に入って来ました。  見ると、87歳。名前は群馬氏。  まあ、この辺まで生きれば、群馬氏も悔いは無かったでしょう。  特に親しい人では無かった [続きを読む]
  • 制限時間
  •  今朝も、いつもと同じように、自分の朝飯を作りました。  朝飯は、夫婦それぞれ、適当に作って食べる事になっています。  メニューは、御飯、納豆、ニンニクのすりおろし、タマネギとジャガイモの味噌汁、漬物、海苔。  生ニンニクを食べると、かなり臭いますので、外出の予定が入ってる時は、生ニンニクは食べません。   朝飯を食べ終わり、いつもの様に、緑茶を飲んでいたら、老妻が書斎にやって来ました。 「10時 [続きを読む]
  • 曲輪町
  •  このブログを始めた頃は、アマチュア無線のカテゴリーに居たから、無線関係の記事をよく書いていた。  あれこれと電子工学の話を書くのは、とても楽しいからだ。  偶には、数学のことを書いた。  でも、ナイス読者はゼロだった。  まあ、ナイスを付けなくても、読んだ人が居たとは思うが、ごく僅か、それも流し読み程度だったろう。  やはり、それだと少しつまらなかった。  やはり、ブログは、書いてる自分も楽しく [続きを読む]
  • 芸者小鈴
  •  鈴懸の径と言う歌謡曲を覚えたのは、大学に入ってからだと思う。  気がついたら覚えていて、何かの折りに、よく歌っていた。  メロディーも歌詞も、なかなかのものである。  ビクターレコードから発売されたのが、1942年と言うから、戦前の歌である。  勿論、その時、私は、母のお腹にも存在していなかった。  立教大学構内にある鈴懸並木が、この歌のイメージで、歌の記念碑もあるらしい。  最初、この歌を覚え [続きを読む]
  • 足の指
  •  老妻は、学生時代、優秀な陸上選手だったが、どうも家事関係の方は、得意では無い。  と言うか、殆ど興味が無いようだ。  だから、料理の方も、上手に、いや、普通にすらも出来るものは一つも無い。  付き合い始めた最初の頃、それは山の学校に居た時だが、老妻が、当時は、まだ若かったが、寮の部屋で、うどんの煮込みを作ってくれた。     「どうぞ」と言って、テーブルの上に出された、うどんを見て、私は、えっと [続きを読む]
  • YESTERDAY
  •  高校時代は、受験勉強をしなくてはならなかったから、好きなアマチュア無線も出来なかった。  それで、気分転換は、専ら、街の映画館で外映を見ることであった。  本当は、勿論、電気工作をしたかったのだが、工作は、手間も時間もかかるから、勉強時間を確保出来なくなってしまう。  その点、映画ならば、見終わって、映画館の外に出れば、それでお終いである。  記憶に残っている映画は沢山あるが、「風と共に去りぬ」 [続きを読む]
  • 「風」 その2
  •  一時間ほどした時、金髪女と男は、立ち上がった。男は、私の方を振り向くと、ガンを飛ばして来た。  どうやら、すっかり私を舐めているようだ。まあ、入って来た時、すぐに謝ったから、与しやすきと思ったのだろう。  少し酔いが回っていたから、もう自制は無かった。  相手の目を見ながら、私は、ゆっくり立ち上がった。  すると、金髪女がすぐに気付いて、慌てて男を店の外に押し出した。  外に出た男が、再び、戻っ [続きを読む]
  • 「風」 その1
  •  昨日、ネットを見ていたら、端田宣彦さんの死が報じられていた。  何と72歳、正しく私と同年である。  それで昨夜は、よく寝付かれず、また眠れず、深夜に何度も目を覚ました。  同じ歳の死は、勿論、心寂しきものがあるのは言うまでもない。  死のゴールが、いよいよ自分にも迫ったと思うから、微かな不安は感じる。  でも、死は、すべて天命だと、随分と若い時代に確信したから、死の問題は、然したる事では無かっ [続きを読む]
  • 和音
  •  小さい頃、雪が降ると、自宅縁側のガラス戸を通して、一面、白くなった庭を、じっと眺めたものだ。  うんと積もってくれないかなあ、と思いながら、暫く、眺めた後、ガラス戸を少し開いて、大きく息を吸い込む。  そうすると、雪の匂いがするのだ。  ああ、また雪が降って冬の季節が来たな、と感じるのは、まさに、この時である。  雪の匂いなんてするの?、と思うかも知れないが、私には、ちゃんと、します。  最近は [続きを読む]
  • 危機一髪
  •  現在、私は酒も飲まないし、煙草も吸わない。  元々、酒は、それほど飲みたいと思ってなかった。  仕事上の付き合いで、仕方なく、宴会等、二次会で飲んでいただけである。  だから、仕事上の付き合いが無くなると、飲酒は自然に止めてしまった。   だが、煙草の方は、一寸、違う。  亡父が超ヘビースモーカーだった。だから、中学生の頃から、親父公認の元で吸っていた。  勿論、模範生徒だったから、中学校のトイ [続きを読む]
  • 旅芸人一座
  •  昨日は、我が家より4キロほど上にある、山麓の公園に行きました。  公園の道を歩いて行くと、色鮮やかに染まった紅葉が、あちこちの木々の枝から、音も無く散っていました。  ほんの少し、風はありましたが、散りゆくは、その風のせいでは無くて、紅葉自身の決意でしょう。  命を終えた紅葉が、親の枝に別れを告げて、自ら散っていくのだと思います。  ですから、時折、風が途切れても、相変わらず、森の中の高い梢から [続きを読む]
  • 自転車に乗れる
  •  テレビで中年の婚活番組をやっていた。  50歳位の男性が、何度も、その婚活パーティに出て、頑張っているらしい。  でも、なかなかうまく行かず、かなり苦悩している。  雑誌などでも、中年の婚活記事が載ってる事があるから、婚活は、中年世代の主要テーマなのかも知れない。  この婚活に参加する人は、離婚後の人、全く初めての結婚という人、様々である。  動機としては、老後の生活で、伴侶が欲しい、と言うのが [続きを読む]
  • 反射運動
  •  若い時、柔道をしてたから、それなりに体重はあった。  従って、腹も出ていた。最大時、腹囲は100センチ位。  それで、中年になり、運動を止めたら、また、太った。  これではと、食事量を減らしたら、以前程度には戻ったけれど、それでも腹は、まだ出ていた。  でも、50代の頃は、仕事が忙しかったから、腹が出てる事は、百も承知していたが、特に対策は出来なかった。する暇が無かった。  退職してから、痛風対 [続きを読む]
  • 年の暮れ
  •  今朝、目が覚めたら、まだ5時半位だった。  通常、8時間半位は寝る事にしているので、目は覚めたが、そのまま布団の中で、仮眠していた。  現役の頃は、眠たかろうが何だろうが、6時には起きなくてはならなかった。  このまま、寝ていられたら、どんなにか、幸せな事だろう、と、毎回思ったものだ。  それで、退職してからは、特に、何か用事が無ければ、6時半位まで、布団の中で朝寝を楽しむ事にした。  天井を見 [続きを読む]
  • モンパルナスのキキ
  •  囲碁は大学一年の時、覚えた。  その後、40歳位まで碁会所に通ったりして、まあ、人並み程度に熱中していたものだ。  やがて、仕事が忙しくなったから、段々と、囲碁から遠のいてしまった。  それでも、時間があれば、本屋で囲碁の雑誌を立ち読みしたり、日曜の囲碁番組などを見たりはしていた。  もう自分で対局する事は無かったが、囲碁への興味は失っては居なかった。  ところが、退職して、暇な時間が出来たのに [続きを読む]
  • トロイのヘレン
  •  北朝鮮の兵士が、軍事境界線を突破して、韓国側に亡命した、とのニュースは、なかなかに衝撃的でした。  境界線には、南北の兵士が常駐して、銃を構えている訳ですから、そう簡単には突破はできない、と、誰しも予想出来ます。  もし、突破を強行すれば、恐らく、99%、いや、100%、射殺される筈です。  その境界線に24歳の若者が、突破を挑んだのです。  いえ、ご安心下さい。  私は、このブログに政治的なテ [続きを読む]
  • 公孫樹の葉
  •  霜月も、もう少しで終わりになります。  確か、この晩秋の頃でした、高校の図書館で、かげろう日記を読んだのは。  どうして晩秋だと覚えているかと言うと、窓際に大きな公孫樹の木が見えたのです。  既に、木全体が黄色に染まり、時折の北風で、その葉が空中に舞っていました。  虚空を舞う公孫樹の一葉は、まさに、私の高校生活、そのものを象徴していました。  と言うのは、身体の具合が悪くて、高校生活、何もかも [続きを読む]
  • 山麓の雨
  •  今朝は、朝雨です。  ベランダの手摺りが雨で光っています。  晩秋の雨は、一雨毎に冬の息吹をもたらしてくれます。  これから、赤城山麓は、永い冬の衣を纏うのです。  一葉散って、木枯らしを呼び、万葉は天を目指して、乱舞します。  微かな冬の声に、遙か青春の思い出が蘇って来ます。  我が家は,標高差で前橋市街と200メートル程度ですが、それでも、市街と比べて、かなり気候感は異なります。  始めて、 [続きを読む]
  • 平城山の歌 続き
  •  さて、北見志保子と浜忠次郎の二人は目出度く結婚しました。  二人は幸せになりましたが、夫の橋田東声の事が気にかかります。  橋田東声も、同時に、好きな人が出来て、その人と幸せになるのであれば、私も、この話は、ハッピーエンドだと思うのです。  でも、世の恋愛、不倫で、双方が同時に、新しい愛人を作って、円満に別れることが出来た、と言うのは、余り、いや、殆ど聞いたことがありません。  感情の差が存在し [続きを読む]