夏が終わる。 君の笑顔と炭酸ジュース 弾ける気泡の向こう側 もう二度とない夏は白いワンピースを揺らしてさよならって笑った
あれ?布団どこ行った?手元には薄い毛布一枚。隣の君にとりあえず着せて落ちた布団を回収に…向かうはずだったのだが。君の手が伸びて今掛けてあげたばかりの毛布をオレ…
―――星を捕まえたらどんな音がするのかな。君は空へ手を伸ばす。―――ねえ、どんな音がすると思う?星の音なんて考えたこともないけれど、きっと。 そっと抱きしめた…
おかえり。おやすみ。私には言えないけれど。 「おはよう」 澄ました顔で今日も言うよ。たった一言だけど、今日も言えたよ。 「おはよう」 少し笑った彼はあっという…
雨の予報に反して晴れた春の日。君と桜を見に来た。陽気に誘われた花たちは散り始めている。雨じゃなくて雪みたいだね、と君が笑って傘を開く。赤い傘をくるりと回して上…
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