愛摘姫 さん プロフィール

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愛摘姫さん: 桃花乃宮 愛摘姫
ハンドル名愛摘姫 さん
ブログタイトル桃花乃宮 愛摘姫
ブログURLhttp://tukinomiya27.blog.jp/
サイト紹介文宙かける愛摘姫の、創作の庭 桃花乃宮です。
自由文花咲くように、物語ひとつ。

どうぞごゆるりとご訪問ください。

参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供23回 / 100日(平均1.6回/週) - 参加 2017/06/18 04:51

愛摘姫 さんのブログ記事

  • 過去の記事 …
  • DAISHIJI −第十三章ー
  • 別れ際、テディは、泣きながら、ダイシジに頭を下げると、またすぐに寝室に戻っていった。ダイシジは、何が起こったのかわからなかったが、何かが始まったような不思議な気持ちがしていた。 そして、その予感は的中した。 テディの父親のうわさは、すぐに街中にひろ... [続きを読む]
  • DAISHIJI −第十二章ー
  • しばらく、ダイシジは動こうとせず、黙っていた。 すべてが調和に満たされ、足らぬものがないことを、穏やかに感じられた。充実した満足感の中に浸っていると、ダイシジの胸から光が沸いてきた。明るく真っ白でまばゆい光が、胸から沸いてきて、一筋となって、空へ上ってい... [続きを読む]
  • DAISHIJI −第十一章ー
  • ダイシジは、戸棚作りを始めていた。 リディの様子は気になったものの、いま自分にできることのすべてをやろうと思ったのだった。それが、何かのためでなく、自分の喜びのためであることは明白だった。 作りたいから、作り、作りたいものを作っている。それに寄り添うと... [続きを読む]
  • DAISHIJI −第十章ー
  • リディは、ふっと笑ったかとおもうと、やがて大きな青い月にとけこむようと身体がふわっと浮いていった。 ダイシジは、リディを見つめながら、大きな月とその青白い景色の山々に映る月の光をみながら、リディの姿をしたものを黙って見上げていた。そのまま、景色に溶け込む... [続きを読む]
  • DAISHIJI −第九章ー
  • 「リディ」 側のこしかけに座りながら、リディの名を呼び続けた。 自分も決して、大丈夫な身体ではなかった。睡眠不足と、十分休んでおらず、ちゃんと食事もしていない身体だったので、フラフラだった。けれど、いまはリディのことが一番心配だった。 このまま目を... [続きを読む]
  • DAISHIJI −第八章ー
  • などうして、そんな風にしてくれるんだろう。  家につくと、ダイシジとリディは、その日あったことを話すと、そのまま戸棚作りに取り掛かった。 そんなことを言っても、街がどうだったとしても、自分たちがやることは、これしかないのだ。扉にガラスをはめ込み、金具... [続きを読む]
  • DAISHIJI −第七章ー
  • もう、終わりだ。何もかも。 俺はきっと、街中の笑いものになる。そして、誰もがやってきて、家に入りあれこれ言ってくるんだ。 そう思うと、暗い気持ちになった。リディもそんな彼を見て、声をかけられなかった。なんて、声をかけていいんだか。同じ心境だった。も... [続きを読む]
  • DAISHIJI −第六章ー
  • それから、二人は、毎日一緒に戸棚を作り始めた。 材料もそろい、組み立てができていき、一つ一つ完成するのをみて、喜びを分かち合った。初めて、二人で作業する喜びだった。 同じものを作っていくことの嬉しさ、そして、なぜだかダイシジに孤独感はなくなっていた。 ... [続きを読む]
  • 使者
  • 心の在り処が知りたくてさまようのは月明かりのよう創ることはわたしの呼吸であって自分の心を映し出すするどい鏡面と同じ一呼吸ごとに筆をおいてゆく神聖な作業何者でもないただのわたしになれるという心の解放の時間祈りは、遠き古から渡りわたしをゆすってこのつかの間に... [続きを読む]
  • DAISHIJI −第五章ー
  •   お金の相談など、したことがない。彼女はどう思うだろうか。続いて、板金屋などを回り、蝶つがいなどの他のパーツなども、お願いした。1000個買うととなると、向こうも驚くが、そのお金も相当なものだった。とても、給料のあまった部分や、小遣いで買えるようなもの... [続きを読む]
  • DAISHIJI −第四章ー
  • すると、不思議なことが起こった。 窓一面に、白くまばゆい光がたちこめたかと思うと、そこから、真っ白いスロープのような布に身を包んだきれいな女の人があらわれた。彼はその光の明るさに目をそばめながら、じっと見た。その人は、ふわふわと浮きながら、窓から入ってき... [続きを読む]
  • DAISHIJI ー第三章ー
  • 彼のいる街には、鍛冶屋が3軒、鉄鋼が2軒、大工が3軒、板金屋が1軒あった。街の男は、それぞれ、そのどこかで仕事をするのが、定例となっており、小さいうちから父の姿をみて、ダイシジもまた、その中のどこかで働くのだと言い聞かされてきた。けれど、彼は、子供のとき... [続きを読む]
  • DAISHIJI −第二章ー
  • 彼は、日々の暮らしの中で、自然の中にいるときが、なんともいいがたい清涼な気持ちにさせた。 大工仕事や、その辺で行われる男がやることのいろんな仕事を彼は、意味のないものに感じられていた。暮らす上でかかせないものであるけれど、やっていることに喜びや意義を感じ... [続きを読む]
  • DAISHIJI  −第一章ー
  • あなたがやろうとしていることは、どれをとっても、宇宙からの慈しみもたらされるすべてのことになっているの。 ダイシジは、おのれにある悩みの中のいっとう大切で核心的な部分に気づこうとして、いつも同じことを思い巡らしていた。 それが、次の日にどんな結果に... [続きを読む]
  • POPO −第九章ー
  • それから、三日くらいして、マアが、嬉しそうに駆け込んできた。「妖精さん!妖精さん!」本のところにやってきて、そう呼んだ。ポポは、目を覚まして、何事かと少し顔を出した。すると、にっこり笑うマアの顔が飛び込んできて、こういった。「妖精さん。あなたのご要望通り... [続きを読む]
  • POPO −第八章ー
  • あくる日の朝、ポポが目覚めると、窓辺にクロッカスの花がなくなっていた。ポポは、驚いて、部屋の中を見渡したが、花瓶も見当たらない。ノーバラの姿もなく、その日一日、ポポは、一人で過ごした。ぼんやりと外を眺めて、緑の葉が揺れたり、風が吹いたりするのを感じながら... [続きを読む]
  • POPO ー第七章ー
  • 午後になってから、庭でマアの声がした。「お兄様、きっとすぐにいらしてよ。マアともっと遊んでくれる日を作っていらしてね」マアは、大きな声で、別れのあいさつをしていた。窓辺では、ノーバラが、大好きな人が去ってゆく姿をじっと見ているようだった。「もう、あの人に... [続きを読む]
  • POPO ー第六章ー
  • 「そうだ!ぼくに出来ることは、本をつくることだもの。やってみよう!」そういうと、本の中に入って、何かごそごそと、やりはじめた。星が、優しく見守るように部屋の中を照らしいた。あくる日の朝、鳥のさえずりで、目を覚ましたマアが、部屋の様子が違うことに気づいた。... [続きを読む]
  • POPO ー第五章ー
  • 朝がやってきて、小鳥たちのさえずりが聞こえ始めていた。ずいぶん、陽が上っているように感じて、ポポは本から顔を出してみると、ベッドは、マアの寝ていたまんまに、シーツも掛けもくしゃくしゃになって、マアの姿はなかった。外からは、マアが走り回っている声がする。「... [続きを読む]
  • POPO ー第四章ー
  • ノーバラは「あの人と、話したこともないけれど、眺めているだけで嬉しい気持ちになるの」と言ってから、少し寂しそうに、「けれど、わたしは、この花が枯れるころには、次の命として別の花のところにいかなければいけないわ。もう、あの人に逢うこともできないし、わたしが... [続きを読む]
  • POPO ー第三章ー
  • マアのお部屋は、雨の日も素敵だった。マアは、雨が降る朝は、ふかふかして、ひらひらのレースのカーテンで包まれたベッドから起きるなり「まあ!今日は、雨粒が時計のベルみたいに、わたしを起こしてくれたのね」ピンクの大きなリボンがついたネグリジェをひるがえして嬉し... [続きを読む]
  • POPO −第二章ー
  • ポポは、びっくりして、すぐに隠れてしまった。マアは、それをみて、またもや「クスっ」と嬉しそうに笑い、「妖精さん、わたしは、何にもしないわ。ただあなたとお友達になりたいだけなのよ」と言った。ポポは、初めて見る人間の子供に、びっくりして、しばらく隠れることに... [続きを読む]
  • POPO ー第一章ー
  • ポポが、はじめてお屋敷にやってきたのは、マアの六歳の誕生日の日だった。マアはその日、父と乳母に連れられて、夜の誕生会のための買い物のために街に出かけていた。すべて買い終わって、ケーキも素敵なものがみつかり、お部屋に飾るデコレーションもそろったので、お屋敷... [続きを読む]
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