宗恒の茶庭 さん プロフィール

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宗恒の茶庭さん: 宗恒の茶庭
ハンドル名宗恒の茶庭 さん
ブログタイトル宗恒の茶庭
ブログURLhttp://blog.goo.ne.jp/sohkohcha
サイト紹介文「茶道 思いつくまま」や「和の美術」など
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供62回 / 154日(平均2.8回/週) - 参加 2017/06/22 11:31

宗恒の茶庭 さんのブログ記事

  • 皇室の彩(いろどり)展
  • 寒さも日ごとに増してきました。家にばかりいては足腰が弱ってしまうと言う主人と午後に東京藝大美術館へ出かけました。着くと、すごい行列! 《何か別のイベントがあるのかも》と思いきや、まさに皇室の彩展の行列でした。約25分ほど経ってようやく入れました。大正から昭和にかけて皇室の方々の御成婚や御即位などのお祝いのために 選りすぐりの美術工芸家が技術の粋を尽くして作られたものが並んでいます。当時の工芸家にとっ [続きを読む]
  • 真の行台子許状受け渡し式
  • 真の行台子の許状を頂いた方がいらしたのですが、このところお茶会の稽古などで引き渡し式を延期していました。ようやく今日いたしました。真の行台子は我々が習い得る最高のお点前で、すべてのお点前の原点ともいえます。室町時代に中国から入ってきた台子で、唐銅の皆具を使い、茶入・天目茶碗・台は唐物。茶杓は象牙。このお点前から徐々に国焼の道具、竹のものなど使うようになって点前も簡略化してくるのです。証人にお二人の [続きを読む]
  • 孫とアニマルハウス展へ
  • 孫と美術館に行きました。私も自宅で茶道教室をしているし、孫もいろいろ稽古事をしているので日にちを決めるのが大変です。茶会を終えたので今日は茶道の稽古はありません。孫も何もない日だったので、学校から帰ってくるのを待って2人で出かけました。この孫と二人で出かけるのは初めてです。バスを降りて松濤美術館まで15分ほど歩きます。小学校1年ですが歩く速さは私と同じく速いです。《三沢厚彦アニマルハウス・謎の館》展 [続きを読む]
  • お茶会 @大橋茶寮
  • 寒いですが好天気にめぐまれた昨日、大橋茶寮でお茶会をしました。私は薄茶席を受け待ちました。《茶是長寿友》の軸を掛けました。これからも茶道を道連れに歳を重ねていきたいという私の今の心境からこの文言が気に入ったのです。香合は志野、そして竹の一重切の花入れに西王母と万作の葉を入れました。淡々斎のご由緒のあるこの茶席ですから淡々斎好みの《清和棚》これは地板が長方形で、天板・中棚が三角の三本柱のお棚です。珍 [続きを読む]
  • 山 装う
  • だんだん寒さが増してきました。東京でも街路樹のイチョウも色づき、早くも風で落ち葉になっているところもあります。我が家の庭の水引、ホトトギスも枯れ、アジサイや土佐ミズキ、梅、モミジもすっかり色あせてきました。そんな中で千両の実が日ごとに赤くなっています。小菊、ツワブキも淋しくなった庭に彩りを…《山装う》という言葉通り、山では今が紅葉真っ盛り!!ちなみに春は《山笑う》夏は《山滴る》、そして冬は《山眠る [続きを読む]
  • 森光子さんと 千嘉代子夫人
  • 昨日の朝日新聞夕刊の「都ものがたり 京都」の記事です。今は亡き森光子さん(2012・11・10没)は、裏千家大宗匠の母、嘉代子夫人を《母》と慕っていらしたという話です。いっとき森光子さんは縁があって嘉代子夫人の秘書をされていたそうです。森光子さんは13歳で母を亡くしたので嘉代子夫人に母の温かさを求めたのではということです。嘉代子夫人も大変かわいがって着物の品のある着こなし方や、礼儀作法を教えたそうです。大宗 [続きを読む]
  • 東郷青児展
  • ようやく風のない秋日和になりました。主人のお供で新宿の損保ジャパン日本興亜美術館へ行きました。生誕120年記念の展覧会です。ピカソ・藤田嗣二などが活躍した時代の画家ですから初期のころは色彩は暗いキュビスムのような前衛的な画です。茶色・黒・濃緑・白が主な地味な色彩です。次第に幻想的な絵、例えば《超現実派の散歩》↑のようなものが出ています。雑誌の表紙や本の装丁なども手掛けるようになります。藤田嗣治との協 [続きを読む]
  • 会記を
  • お茶会が近づき、昨日の稽古では本番の時の道具組で稽古をしました。点前役・半東役・お運び役の仕事・注意点など話し合いました。替え茶碗、仕舞茶碗を置くタイミング、水屋でお茶を点てるタイミング、お運びの時の注意点…等々。緊張して硬い表情にならないよう、柔らかい表情で!とにかく美味しい薄茶を気持ちよく召し上がって頂くことが一番と皆で確認。今朝は会記を書きました。予め和裁で使うへらで文字の頭を揃えるべく線を [続きを読む]
  • 孫の水泳大会
  • このところ雨続きで気温が低い日が続いています。おまけに大型台風21号が接近しています。そんな今日、孫二人の水泳大会がありました。上の孫は5年生、個人メドレーや背泳、バタフライ、平、クロールのそれぞれの種目に登場。記録会なので年齢も同じ人同士ではありません。ターンも本格的に回転しています。肩幅もしっかりしてきて、水泳着も腿まである競泳用。バタフライ、クロールが速いです。下の1年生の孫も4種目に登場しまし [続きを読む]
  • 大寄せ茶会を催すこと
  • 今までに大寄せ茶会を4回しました。来月5回目の茶会をします。初めて友人に声をかけていただいた茶会は約15年前、立礼席を受け持ちました。この時は無我夢中で怖いもの知らずの勢いでしました。回を重ねていくうちにだんだん深く考えるようになりました。「お茶会って何?」「今までに印象に残ったお茶会ってどんなだったかしら?」…等々。道具組はほぼ決まり、社中でのけいこも佳境に、お菓子の手配、抹茶の手配もしました。そ [続きを読む]
  • 川瀬巴水展  玉川高島屋
  • 浮世絵を再興すべく出てきた大正新版画家の川瀬巴水の版画展です。海外で評判が良く、アップル創始者のスティ−ブ・ジョブスもコレクターの一人です。当時の町の風景・風物をリアルに仕上げています。そして風景の中に小さく人物・子供・犬などが描かれていて当時の生活を感じ、懐かしくなる作品が多いです。一枚の版木で色彩を変えて、雪景色や紅葉時期、夏、春など季節のバリエーション、また夜、昼・・と時間の変化をあらわすも [続きを読む]
  • ハロウィン干菓子
  • 今日の稽古ではハロウィンの干菓子を使いました。コウモリ・お墓・フランケンシュタイン・お化け・教会・カボチャ・仮装・クッキー・あめ・色眼鏡などハロウィンにちなんだものを和三盆で干菓子にしたものです。ハロウィンと言えば約50年前の昔、主人の留学に付いてアメリカ ボルティモアで過ごした時、急に子供たちの集団が我が家の扉をノック。何事かと思い開けると何やら皆で叫んでいます。何やらわからないのでお手上げ。子供 [続きを読む]
  • 今年は早めに開炉
  • 11月の茶会のため今年は一か月早く炉開きしました。炉開きの時は「3べ」と言い、「べ」の付く道具を二つ三つ使うと云われています。そこで瓢の花入れと織部の茶碗を出しました。「3べ」を使うということは利休さんの時代にはなく大分あとになって出てきた習慣らしいです。真言密教の考えからだそうで、禅宗の思想が入っている茶道に真言密教の考えが入るというのも不思議・・・半年ぶりの炉の稽古でしたが、皆様見事にお点前をさ [続きを読む]
  • ホトトギスが咲きました
  • 庭の花がこのところ絶えて、水引や薮ミョウガばかり入れていて、あまりにも寂しいので花屋さんで竜胆を買ったりしていました。昨日あたりからようやくホトトギスが咲き始めました。そして今頃ヤマブキやシモツケが返り咲きしています。そこで今日の稽古は紅白水引にシモツケ・ホトトギスを巾着型の掛け籠に入れました。 [続きを読む]
  • 運慶展 東博平成館
  • 史上最大の「運慶展」との触れ込み。現存する31体の作品が22体も展示されるのであるからすごいです。日本各地に点在しているものを一堂に会し、またその仏像もひどく大きいものもあり、それらをまとめて展示されているのですから大したものです。運慶は平安時代から鎌倉時代にかけて活躍した仏師です。父の康慶が慶派の源流を築きました。康慶・運慶・湛慶・・と続きます。快慶という仏師は血は繋がっていず、運慶とは康慶の兄弟弟 [続きを読む]
  • うそこ
  • 子どもの頃おままごとで【うそこ】に料理したりしたものです。【うそこ】という言葉は私の育った地方の言葉かもしれませんが、しょっちゅう使っていました。本当じゃないけれど本当の事・物として扱う時に言います。先日の稽古の時、初心者の方がたまたま四ケ伝「唐物」のお客になる事になりました。唐物の点前が進んでいって拝見の時、その初心者の方に私は《「唐物の拝見を」とおっしゃって》と言いました。するとその方は《カラ [続きを読む]
  • 江戸の琳派芸術展 出光美術館
  • 俵屋宗達の「風神雷神」から100年後に、尾形光琳が「風神雷神」を、そのまた100年後に酒井抱一が「風神雷神」を。抱一は王朝的な華やかな尾形光琳の琳派に傾倒し、それを江戸にもたらし、江戸琳派を成り立たせました。抱一は光琳の「燕子花」屏風を倣って「燕子花図屏風」を描いています。抱一の花鳥画は本当に美しく華やかでそれでいて品があり、私は大好きです。思わず絵葉書を↑買ってしまいました。「青楓朱楓図屏風」は金地に [続きを読む]
  • 心の塵
  • おとといのブログで「心の塵」を払うという意味で、帛紗の清めの捌きは左側ですることが納得できたと書きました。果たして「心の塵」を払うとはどういうことだろう?とふと思いました。理屈を実践することは大変です。ちょっと一人点前をしてみました。茶入れを清める前に左側の方で四方捌き、清め捌きをしました。心の塵を払う…雑念を払う?…難しいです。いろいろ現実のことが頭いっぱいにあれこれ出てきて雑念を払うどころか湧 [続きを読む]
  • 狩野元信展  サントリー美術館
  • 狩野元信は狩野派の2代目です。初代は父の正信。狩野派は血縁関係でつながっていきます。元信の孫が狩野永徳、そのまた孫が狩野探幽です。今までの絵師は中国絵画の名家の絵をなぞっていましたが、元信は漢画に「真体」・「行体」・「草体」の3種の画体を生み出しました。「真」は山も木も岩も家もカチッと繊細に力強く描き、「行」は少し山・岩もなだらかに、「草」はもっとゆるく余白が多くなります。まさに漢字の楷書・行書・草 [続きを読む]
  • チリ打ち
  • 先日の研究会で業躰先生はいろいろ会場の我々に質問を問いかけられました。その中で私が《そーなのか》と納得したことがあります。質問は《なぜ四方捌きの時、清める動作を左側でするのですか?》確かに清めの動作は左の方でして、たたむ動作は体の正面でします。そのことは当たり前にしていましたがいざ「なぜ?」と聞かれると・・・・お茶の動作で理にかなってないことはしばしばあり、”昔からそうなっているからそうする””過 [続きを読む]
  • 昔の稽古
  • 昨日は研究会でした。色々なことを精力的にご説明される業停先生で大変勉強になりました。先生は昔のご自分の稽古のことをお話しされました。月4回の稽古で稽古日にはお弁当持参で行かれたそうです。朝10時ころから始まって、夕方5時位までみっちりの稽古。今の人は月3回の稽古で自分の点前とお茶を飲んだら「用事がありますからこれで失礼します」といって帰る…稽古の正味時間が違います!と。昔は点前を間違えると先生の扇子が [続きを読む]
  • 鈴木春信ーボストン美術館浮世絵名品展
  • 久振りの晴れた秋の日、主人と千葉まで鈴木春信の浮世絵をたくさん見てきました。我が家から約、小2時間かかりました。千葉は やはり遠い!春信は錦絵創始期の第一人者と言われる浮世絵師です。歌麿の美人画とちょっと違って春信の美人は顔が丸っこくてかわいい表情で、私は好きです。ボストン美術館は質・量ともに最高の春信コレクションを持っています。《絵暦》といって絵でその年の何月か分かるというカレンダーのようなもの [続きを読む]
  • 誕生日祝い
  • 主人と私は2人とも9月生まれ。長男のところの孫とお嫁さんが来てくれました。花束とケーキ・・・・それに誕生祝のカード。小1の孫も一生懸命漢字も入れて書いてきました。小5の孫は文も文字もしっかりしてきました。主人はパジャマ姿だったのでちょっと気取って《着替えようか》と言いましたが、《楽な姿でよいから、よいから》と皆に言われそのままに。フルーツ、メロンがてんこ盛りのケーキ。5人で分けて頂きました。やはり大勢 [続きを読む]
  • 茶花
  • このところ稽古の時に入れる茶花はムクゲ・水引・ヤブミョウガがずっと続いています。芙蓉も白とピンクがあるのですが、切ってしまうとすぐしおれてしまい茶花として使いにくいです。花は素晴らしく美しいのですが残念!ムクゲは挿し木して増やしています。おおもとの木は3mくらいの高さで毎年沢山花をつけてくれます。下の方から咲いていくので、咲き始めの7月には上の方に蕾を沢山つけているのに下で開いた花のために切ってし [続きを読む]
  • 後姿
  • 昨日のブログの続きのようなことですが、点前はその人の全体がお客様に見られてしまいます。昔、師から点前の後、「あなたの後姿はみすぼらしい」と言われたことがあります。「その後姿だとお客様もしずんでしまいますよ。もっとシャキット」と追い打ちが…皆様の前でそう言われ私は恥ずかしいやらどう対応してよいのか…やっとの思いで「姿勢が悪いのですか?」と師にたずねました。「姿勢ではないけど元気がないの」と。その時は [続きを読む]