弁護士 萩田 満(兵庫県弁護士会所属) さん プロフィール

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弁護士 萩田 満(兵庫県弁護士会所属)さん: 弁護士の労働問題解決講座 /神戸
ハンドル名弁護士 萩田 満(兵庫県弁護士会所属) さん
ブログタイトル弁護士の労働問題解決講座 /神戸
ブログURLhttps://ameblo.jp/bengoshihagita/
サイト紹介文労働問題で活躍する弁護士が解雇・残業代・労災などを解決しあなたの権利を100%追求するノウハウを紹介
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供207回 / 365日(平均4.0回/週) - 参加 2017/06/26 23:04

弁護士 萩田 満(兵庫県弁護士会所属) さんのブログ記事

  • 退職後の健康保険は何がお得?
  • 弁護士の萩田です。いつもありがとうございます。 退職する労働者の方から、健康保険はどうしたらよいでしょうか?と聞かれました。 ご質問ありがとうございます。 退職した後、考えられるのは、 1 国民健康保険に加入2 健康保険の任意継続に加入3 配偶者等の健康保険の被扶養者になる 3とおりあります。1 国民健康保険のメリットデメリット・被扶養者の人数によって保険料が変わります(保険料は高い)・減免などの制度 [続きを読む]
  • とばく罪があるのに、カジノができる国
  • 弁護士の萩田です。いつもありがとうございます。 通称「カジノ実施法」が成立しようとしています。政府はIR(統合リゾート)と言っていますが、目玉は、カジノです。経済成長のためとか外国の金持ちを集客するためと言われていますが、将来によい影響があるとはまったく思えません。 日本の刑法には「とばく罪」があります(刑法185条〜)。とばく罪の理由について、最高裁判所は「国民をして怠惰浪費の弊風を生ぜしめ、健康 [続きを読む]
  • 退社と退職のちがい(悩み)
  • 弁護士の萩田です。いつもありがとうございます。 むかし、解雇事件の打合せをしているときに、「仕事を辞めることは、退社ですか、退職ですか」と質問されて、返答に困りました。 私自身の言葉の感覚では、・退社=仕事が終わって帰宅すること・退職=勤務先の会社を辞めることです。 しかし、今は、使われなくなってきましたが、結婚退職のことを「寿退社」という人もいました。 そうすると、退社と退職の区別は、言葉から受ける [続きを読む]
  • 空き家対策に節税も
  • 弁護士の萩田です。いつもありがとうございます。 所有者不明の土地・建物への対策はこれまでも繰り返してきました。 相談の雑談の中ででてきた、空き家対策の節税という優遇策を紹介します。 亡くなった方が一人で住んでいた住宅を売却した場合、譲渡益から3000万円の控除ができます(特別控除制度)。 ただし、条件はいろいろあります。・3年以内に売却する・売却するまでに、更地にするか耐震リフォームをする・売却するま [続きを読む]
  • 職場は禁煙にならないのか
  • 弁護士の萩田です。いつもありがとうございます。 健康増進法という法律があります。健康的な生活をしなければならないと定めるなど、人によってはお節介な法律です。 しかし、健康増進は悪いことではありません。 さて、現在、この法律に、飲食店などの施設を禁煙とする改正条文を付け加えようとしています。 禁煙は世界のながれです。 喫煙者の健康、受動喫煙者の健康を考えると、公共施設などでの禁煙は必要になってきています [続きを読む]
  • 介護休業は3回まで分割でとれる
  • 弁護士の萩田です。いつもありがとうございます。 総務省の調査によると、介護休業を利用したことがない人が95.7%にも及ぶといいます。 介護休業制度そのものを知らない人が63.4%にもなったそうです。 これだけ知らない人がいたら、ほとんど使われないのもよく分かります。 介護休業制度も使い勝手がよいものではありません。 要介護の家族がいる場合に、合計93日の休みが取得できるのが介護休業制度です。 介護は終わ [続きを読む]
  • ローリングストック
  • 弁護士の萩田です。いつもありがとうございます。 今回の大阪北部の地震で、やはり日本は地震列島と実感しました。 わが家では、昔からローリングストックをしています。 保存がきく食料を買って、いざというときには保存食、期限が切れる前に料理に使う、という方法です。ペットボトルで水をためています。それから、家族ひとりひとりでリュックをもって、少量も含めて避難用具のセットをつくっています。 そのため、リュックの中 [続きを読む]
  • フリーランスは傷ついたサムライ
  • 弁護士の萩田です。いつもありがとうございます。 お正月だったか、日経新聞に、フリーランスの語源が載っていました。「フリーランスの語源は中世ヨーロッパにさかのぼる。ランスは騎兵が使う槍(やり)のこと。フリーランスは主君を持たず、契約にもとづいて戦う騎士を意味した。特定の会社に属さない独立自営の人を指すこの呼び名には、勇ましさやたくましさをたたえる響きがあるわけだ。」という書き出しで始まっています。 ヤ [続きを読む]
  • この前の地震で出勤できませんでした
  • 弁護士の萩田です。いつもありがとうございます。 [この前の地震で出勤できませんでした。賃金はどうなりますか?] リアルなご質問をいただきました。回答が遅れてすみませんでした。 関西ではかなり現実的な問題です。 さて、地震の影響で交通機関が遮断された場合、仕事には行けません。 その場合、法律上は、労働者は賃金カットされても異議はいえません。 理由は2つあります。・危険負担の債務者主義(民法536条) 不可抗 [続きを読む]
  • 所有者不明の土地を公用収用
  • 弁護士の萩田です。いつもありがとうございます。 相続登記がすすまないで所有者が不明になっている土地がたくさんあります。 今国会では、そんな土地を収用しやすくする特別法が成立しました。 所有者がはっきりしないと、土地の買取りがすすまず、強制収用も面倒です。手続を速やかにするのが目的の法律です。 しかし‥今回の法律は土地収用が便利になっただけで、荒れたままの土地や建物の保全をどうするのか、あまり抜本的な考 [続きを読む]
  • 労働法の講演をしてきました
  • 弁護士の萩田です。いつもありがとうございます。 先週、労働時間について講演しました。 労働時間は、「働き方改革」のテーマであり、重要な問題です。国会での審議では、与党は、労働の効率化を主張して、高度プロフェッショナル制度の導入を図ろうとしています。対する野党は、長時間労働が野放しになり、過労死を招く、不払い残業を認めることになる、と批判しています。 弁護士からみると、長時間労働・過労死の問題に危機感 [続きを読む]
  • 無期転換をさけるための雇止めを争う
  • 弁護士の萩田です。いつもありがとうございます。 労働契約法18条にもとづいて、有期雇用労働者も、無期契約に転換を申し込むことができます。 以前、無期転換のがれの雇止めなど脱法行為があることを指摘してきました。 調べてみると、大学の無期転換のがれの雇止めは多い。大学も多いが、大学で雇止めになった労働者の数も多い。専門的な仕事をしていて雇止めになるのは、疑問が多い。 無期転換されないようにするための雇止め [続きを読む]
  • 災害のときに役に立つ弁護士
  • 弁護士の萩田です。いつもありがとうございます。 月曜日の大阪北部地震は、亡くなった方など被害が出てしまいました。 神戸でも地震は揺れました。 自分がなにかできることはないのか、という気持ちになります。 ‥災害が起こったとき、弁護士は役に立つのか、いつも悩みます。 神戸は阪神大震災を経験し、災害関係の委員会活動が活発です。備えも、経験の蓄積もあります。震災にからむ法律問題への対処のノウハウもたくさんあり [続きを読む]
  • 経営法曹の意見書に反論しましたか?
  • 弁護士の萩田です。いつもありがとうございます。 今の地震は怖かったですね。被害はどうだったのか、心配です 民法改正にあわせて、賃金や有給休暇の時効期間(現在は2年)を延長しようという動きに対して、会社側の弁護士(経営法曹)が反論していることは前回伝えました。 さて、それぞれ、頭の体操として、反論してみましょう。 1 「時効を見直し改正後の民法の時効に合わせるべきとの議論が見られるが、これは、労基法が刑 [続きを読む]
  • きみは経営法曹の意見書に反論できるか?
  • 弁護士の萩田です。いつもありがとうございます。 労働法上の賃金、退職金、有給休暇取得権などは、現在、短期間の消滅時効になっています。これまで賃金は2年で時効になっていました。 ところが、2020年には民法が改正されて、時効が5年に統一されます。 そこで、厚生労働省は、検討会を設けて、労働法上の権利についても、時効期間を5年に延長することについて検討しています。取り上げられているのは、・ 賃金、退職金 [続きを読む]
  • 弁護士はもっと、準抗告をするべきだ!
  • 弁護士の萩田です。いつもありがとうございます。 準抗告というのは、刑事事件で、勾留決定、接見禁止決定などがでた場合、それを争う不服申立手続です。 被疑者・被告人にしたら、身体拘束(勾留)、家族との面会禁止(接見禁止)は、ものすごい負担です。 刑事弁護人は、なるべく被疑者・被告人の負担を減らすべく頑張る必要があります。 最近、接見禁止決定を準抗告で一部変更させることができました。重大事件でしたが、自白事 [続きを読む]
  • 立入禁止の仮処分という禁断の裁判
  • 弁護士の萩田です。いつもありがとうございます。 解雇事件では、解雇された労働者が会社を訴えることが一般的です。ところが、解雇裁判の1%くらいは、会社が労働者を訴えます。 えっ?!と思うでしょう。 会社が何を訴えるかというと、解雇労働者が会社に出入りされると具合が悪い場合には、「解雇者は会社に立ち入るな」と訴えるのです。一般的には、民事保全法に基づいて、「立入禁止の仮処分」という申立をします。 労働者 [続きを読む]
  • 解雇中に他の会社でアルバイトしていたときの賃金
  • 弁護士の萩田です。いつもありがとうございます。新長田にある神戸飯店で、名物の「ごま団子」をいただきました。ごちそうさまでした。 解雇を争う方から大事な質問をいただきました。 「他の会社でアルバイトした場合、裁判で勝訴して職場に戻るときに勝訴するまでの賃金は全額もらえるんですか?」 この答えは、裁判例があります(あけぼのタクシー事件.最判S62.4.2)。要旨を引用します。・解雇された労働者が解雇期間中に他の [続きを読む]
  • 正社員との待遇格差を最高裁が初めて判断
  • 弁護士の萩田です。いつもありがとうございます。 前にも予告したとおり、6月1日、最高裁判決が出ました。 正規社員と有期雇用社員との格差の是正を求めた裁判です。 判決を出した訴訟は2つ。・物流会社ハマキョウレックス事件(有期雇用)・長澤運輸事件(定年後嘱託再雇用) メルマガでも詳しい解説をしています。 今回の判決は、残念ながら、同一労働同一賃金の原則を認めず、基本給や賞与の格差はやむを得ないというもので [続きを読む]
  • 「セクハラ罪という罪はない」がセクハラは犯罪である
  • 弁護士の萩田です。いつもありがとうございます。 少し前に、某高官のセクハラに関して、政府が「セクハラ罪という罪はない」と答弁書を提出したことが批判されました。大臣が言い出したことが批判されたので、へりくつ答弁を考えたのでしょう。 恥ずかしい説明です。 「セクハラ罪」という罪名はありません。しかし、強制性交、強制わいせつ、公然わいせつ、迷惑防止条例違反などいくつもの犯罪があります。 さきほどの政府の答弁 [続きを読む]
  • 日本郵政−待遇を悪くして格差を是正します?
  • 弁護士の萩田です。いつもありがとうございます。 日本郵政で、正社員と非正規社員の待遇格差の是正を求める裁判で、労働者が一部勝訴したことはすでにブログで紹介しています。 日本郵政は裁判所の判決にしたがって、非正規社員の労働条件を引き上げる義務があります。また、労働条件の不利益変更が原則として禁止されていることからも、労働条件を引き上げるしかないはずです。 ところが、驚いたことに、日本郵政は、非正規社員 [続きを読む]
  • 刑事事件を担当する国選弁護人
  • 鳴門海峡まで用事があっていってきました。 弁護士の萩田です。いつもありがとうございます。 刑事事件が発生した場合、被疑者・被告人は、弁護人を依頼する権利があります。 弁護人には、裁判所からの依頼による国選弁護人と、自ら弁護人を選ぶことができる私選弁護人の2種類があります。 この6月から、勾留中の全刑事事件が、国選弁護の対象になります。 弁護士会は、国選弁護事件をきちんと対応できるように、苦労を重ねてき [続きを読む]
  • 労災認定されないときでも補償を受ける方法
  • 弁護士の萩田です。いつもありがとうございます。 ヤモリを見つけました。久しぶりです。昔、部屋の窓を閉めようとしてヤモリを挟んでしまった記憶がよみがえりました‥「上司のパワハラで休職しているが、労災認定されなかったので困る」という相談があります。 このようなときにどうするか?仕事中のケガや病気の場合、労災保険を使うことが第一です。しかし、パワハラやセクハラで心を病んでしまい休職した場合、労基署が労災認 [続きを読む]
  • セクハラの二次被害をくりかえす管理職
  • 弁護士の萩田です。いつもありがとうございます。 部下のセクハラをかばったらセクハラはなくならない 某財務事務次官のセクハラ問題は、すでにうやむやになりつつあります。財務大臣は、部下の下品なセクハラに対して厳しい処分を下すことをせず、かばってきました。こういう上司の態度が続くと、セクハラは絶対になくなりません。セクハラに対して毅然と対処しなければなりません。セクハラの二次被害まで引きおこした財務大臣と [続きを読む]
  • 働き方改革とAIは一緒
  • 子どもに連れられて、さる女子校の学園祭に付き合ってきました。楽しそうに遊び学ぶ子どもたちの将来はどうなっていくのでしょう… 弁護士の萩田です。いつもありがとうございます。 これまで、「AI」「働き方改革」について、それぞれ連載してきました。 実は、「働き方改革」の描く将来像と、AIの未来とは、似ています。それを説明します。 AIは、銀行リストラの記事のように、「労働者べらし」のテコになろうとしています [続きを読む]