北山みどり さん プロフィール

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北山みどりさん: 言葉の窓から
ハンドル名北山みどり さん
ブログタイトル言葉の窓から
ブログURLhttp://m1forest.hatenablog.com/
サイト紹介文人生で初めての,ブログ。 自分の言葉を紡いでみます。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供18回 / 165日(平均0.8回/週) - 参加 2017/07/01 16:34

北山みどり さんのブログ記事

  • 過去の記事 …
  • 形を変え,動き始めた。
  • この一ヵ月,とても刺激的だった。悪い意味で。そして同時に,いい意味で。がちがちに絡まった毛糸のカタマリが,少し,形を変えた。一本一本がほどけ始めていた糸と糸の間に,目では見えないくらいの,隙間ができた。橙色や茶色のさびがついて,表面が剥がれ落ち,ほこりのかぶったハグルマが人知れない場所で,1ミリだけ,動いた。かたまりがほぐれたら,前よりきっと美しい形になる。はぐるまからほこりが落ち [続きを読む]
  • スタートラインに両足で立つこと
  • 早く着きすぎて,扉が開くまで10分くらい待った。どうぞと言われて入った待合室で,こちらの問診票を書いてください,3枚目は裏もあるので,そちらもお願いします,と言われた。問診票を受け取ると同時に,一週間前,私の支離滅裂なメールを見て,短期間で書いてくださった情報提供書を受付のお姉さんに手渡した。首から上のない女性の裸体が,これっぽちの現実味もなく描かれている絵の見えるソファに座った。今日の日付,名 [続きを読む]
  • 私の心が落ち着く場所
  • こんにちは。靴と,服を間違えた,しまった。誰にも気づかれないくらいのシワを眉間に寄せた私に,優しく声をかけてくれた。その声に重ねるようにして,おなじ言葉が四方から聞こえてきた。温かい歓迎の言葉を受けていたら,しまったなあ,なんて気持ちは20メートルくらい歩いた時にはもうすっかり無くなっていて,顔を上げて,左,前,右,後ろをゆっくり眺めていた。家の外で,こんなに顔をあげているのは,何カ月ぶりだろう [続きを読む]
  • 私のお墓と岩盤浴
  • あそこのお墓,たぶん土葬だよ。え,うそ,怖い。地元の岩盤浴に行く途中,家族5人が乗った車の中。母と弟のやりとりが始まった。土葬と火葬以外にさ,他に何があるの?水?と弟が聞くので,うん,本か何かで,水葬っていうのがあるって読んだことあるよと私が答えると,え,骨を撒くやつじゃなくて?事件とか事故だと思っちゃわないのかな,と一人驚いていた。私は嫌や。でも,普通のお墓も嫌。さっきまでスマートフォンの画面 [続きを読む]
  • あの時の私は,変わらない。
  • 驚き(おどろき)悲しみ(かなしみ)嫌悪(けんお)緊張(きんちょう)恐怖(きょうふ)諦め(あきらめ)拒絶(きょぜつ)不安(ふあん)後悔(こうかい)失望(しつぼう)決意(けつい)喪失(そうしつ)焦り(あせり)執着(しゅうちゃく)不信(ふしん)疑い(うたがい)呆れ(あきれ)安堵(あんど)怒り(いかり)・・・10年前の1月7日,数時間で経験した感情たち。一つ一つの感情が強すぎた。数も,多かった。それぞれを [続きを読む]
  • 始まりが分からない小さな異変
  • 笑わない。こんな光景は,学校でよく目にしているものだった。一定の期間が経つと,昨日までと全く違うターゲットになる。狭い空間で毎日を過ごす私たちにとって,どうしようもない気持ちのはけ口は,一緒に過ごす友人に向けられる他なかった。誰も,例外でない。その時のターゲットに,笑顔は向けられない。何が,多数派を不機嫌にするのか分からない。毎日が,先の見えない迷路のようだった。それが,自分の家の中で起きた。父 [続きを読む]
  • お願い,今は,ゆっくり休んで
  • ママね,今休職中なの。母から電話がかかってきた。あら,そうなの。予想していなかった言葉が鼓膜にぶつかり,いつもの「気の利いた言葉リスト」が正常に起動しなかった。いつから?うーんと,この間の月曜日から。そうか,じゃあ一週間くらいか。事務的なやりとりをしている間に,そうだ,これでよかったんじゃんと,自分の気持ちが追いついてきた。実家にいる間,職場の大変さを常々聞いていた。母の話に登場する主任は,口角 [続きを読む]
  • あなたにとって,家族とは
  • また。まるでシナリオか何かが用意されていたかのように。「奥さんとはどんな言葉を交わされたんですか。」「今後も結婚生活を続けていきたいと思っていますか。」センセーショナルに描くメディアにまんまと煽られて、抱きたくもない怒りを覚える自分を、いつも理性で抑えている。今日は、夫婦とか、家族について。夫婦ってなんなんでしょう。家族って、なんなんでしょう。中学2年生に上がる年のある日、「家族」という [続きを読む]
  • 私の当たり前が変わるとき
  • 蒸し暑い日が続いている。家の外に出た瞬間,そこらに浮いている水の粒が,私の肌にくっついてくる。くっついて,集まって,流れ落ちる。どうにもできない感触に,無力感さえ感じてしまう。毎年この季節が来ると,必ず思い出す植物がある。中学校の通学路,急な階段を上ったところに生えていたドクダミ。じめじめと湿った場所を好むドクダミは,この季節をどう思うのだろう。わざわざ湿った場所を探さなくても生きられるこの環 [続きを読む]
  • セミへの嫉妬。私も全身で鳴きたい。
  •  「ミーンミンミンミンミンミー…」一昨日,とても嬉しいことがあった。これまで20数年生きてきて,一度も経験しなかったこと。この年最初のセミの鳴き声に,気づいたこと。目覚ましが鳴るよりも前に,近くを通る車のエンジン音と一緒に突然,私の耳に飛び込んできた。セミだ。ミンミンゼミだ。夏だ。夏の訪れに気づくことだでき,幸せな気持ちでうとうとしていると,数年前に弟がふと口に出した言葉を思い出した。「セ [続きを読む]
  • あなたの時間とわたしの時間
  • 昼休みに,連休明けの先輩を交えてご飯を食べた。休みの間に韓国へ旅行をしてきたらしい。お土産話を聴きながら、なんとももどかしいあの感覚を思い出した。初めて学校に遅刻した時のこと。完全なる寝坊である。起きて目にした時間を理解するのに,いつもより1秒多くかかった。あと15分で授業が始まる。家から学校まで,自転車をとばせば10分で行ける。間に合うか。いや、間に合うわけがない。じゃあどうする。これは遅刻 [続きを読む]
  • 流れに身をまかせて
  • ねえ,お昼ごはん何食べる?迷ったらいけないから,と寝る前に決めた時間に家を出た私と妹は,電車に揺られながら今日行くところを考えていた。映画が終わる時間何時だっけ,12時過ぎくらい?うん,確か,と言いながら,昨日予約したチケットの日時が間違っていないことを確認した。そうだなあ,雑誌とかで見るあのお洒落なハンバーガーが食べたい,と言った妹に,私はさすが女子大生,と返したもののその後の言葉が思いつかなかっ [続きを読む]
  • 大学生の本分
  • ああもう暑い,久しぶりに会って第一声がこれだった。そうやね,今日確かに暑いね。この前買ったばかりだという大きな黒いリュックを背負ってやって来た妹に,私は当たり障りのないことばを返した。何がそんなに入ってるの,と私が訊くと,そんなに入ってないよ,あ,でも,レポート書かなきゃいけなくて,と言う。え,今日これから書くの,とつぶやき,久しぶりにゆっくり話ができると思っていた私は少し残念な気持ちになった。 [続きを読む]
  • あの日起こったビッグバンを困らせたい
  • 私が見ている,感じている世界は全て映像なのではないか。こんな感覚に陥ることが度々ある。今日,玄関で靴をはこうとした時にも,その感覚に襲われた。玄関で,しゃがんで,靴をはく。至ってシンプルな行動をしている時に,ふとやってくる。大学1年生の時,文系のための理系科目,みたいな講義があった。その時間に私は物理学を履修した。私は生物が好きで(というか生物以外の理系科目はさっぱりで),履修登録の第一希 [続きを読む]
  • 夢のなかの私の顔
  • 最近,よく,夢をみる。毎日平均2本立て。朝起きて,食パンを焼いて,コーヒー牛乳を飲むくらいまではなんとなく覚えているから,結構しっかりみているようだ。私の夢は,「人」が出てくることが多い。久しく会っていない小中学校の同級生から,その日お会いした方までさまざま。楽しく話している夢をみることもあれば,目が覚めた時にちょっと疲れている時もある。いずれにしろ最近の私は,現実の世界だけでなく寝ている時もど [続きを読む]
  • 「えらい」という感情をどうしたらいいのか
  • 今週末,私の家に妹が遊びに来る。その打ち合わせの電話をしたら,彼女の大学生活の話になった。妹は今大学2年生で,私と同じように実家を離れて一人暮らしをしている。その妹が,大学の友だちと心の距離を縮められないというのだ。彼女は「方言で話せないから」だと言った。私も,それに強く共感できた。私たちの地元にはたくさんの方言がある。中学生の時,新しく赴任してきた先生が「みんなが何を話しているのか分からない [続きを読む]
  • 私たちの家のお話
  • 今日,夕食を買いに行ったついでに本屋で立ち読みをした。とある雑誌の「家」の問題についての記事に目が留まった。“住宅政策”がなんとか。実は“政策”の類については結構興味があるのだけれど,今日はその前についている言葉が気になった。「家」ってなんだろう。私は最近2年ぶりに一人暮らしを始めた。とある場所にある,とあるアパートだ。十くらいの部屋があるうちの一部屋で,私は今日もひっそりと暮らしている。「家 [続きを読む]
  • 初めての投稿。
  • 初めて,ブログを開設。右も左も分からないことのスタート。確か中学生のころ,初めてブログの流行りが来たけれど,その子たちのように携帯電話を持っていなかったから「そんなものがあるんや,へー」と思っていただけだった。その時の私に今を伝えたらなんて言うだろうか。「え,うそ,考えられない。え,ほんとに?」絶対信じてもらえない。最近初めてお会いした方から,ブログの魅力を教えてもらった。“人が見ている世界 [続きを読む]
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