一晴画廊企画展『老子の道-Tao-を描く』出品作家 さん プロフィール

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一晴画廊企画展『老子の道-Tao-を描く』出品作家さん: 道-Tao-を描く 老子を詠む女性画家たちの講読会
ハンドル名一晴画廊企画展『老子の道-Tao-を描く』出品作家 さん
ブログタイトル道-Tao-を描く 老子を詠む女性画家たちの講読会
ブログURLhttp://ichiharugallery.hatenadiary.jp/
サイト紹介文京都の企画画廊・一晴画廊の企画展テーマ老子『道徳経』を、3人の女性画家が読み解き制作する過程を公開。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供85回 / 179日(平均3.3回/週) - 参加 2017/07/07 13:36

一晴画廊企画展『老子の道-Tao-を描く』出品作家 さんのブログ記事

  • 七、天は長く地は久し   山名しおり
  • 山名しおりです。「天は長く地は久し」原文も「天長地久」とあり、書き出しがとても印象的な章です。天も長くて地も久しい・・・・・。ならば、「私」はどうすれば良いのだろう、と。「私」という存在はちっぽけで、とても危うく感じてしまいます。そして現代語訳を読み進めるとこんな一文に出会います。「道」と一体となって天地の道理をわきまえた聖人は、(中略)我が身を人の外側におきながら、それでいておのずから人 [続きを読む]
  • 見えないものに耳を澄ます感性  山名しおり
  • 山名しおりです。先日の記事で母の一言から慌ただしく過ごしてしまっている自分自身に気付いたことを書きました。ichiharugallery.hatenadiary.jpその後で、息子とのやりとりでもふと気付かされたことがありました。何気ない日常のことです。テレビを見ていた息子に「少しだけ外出するけど、すぐに帰ってくるから待ってられるやんな?」と話しかけました。息子は「うん、分かった」と言いました。ほんの15分〜20分 [続きを読む]
  • 制作と日常の境界線  長谷川幾与
  • 長谷川幾与です。山名さんが記事に書かれていた、アイザックスターンの音楽を聴きました。ichiharugallery.hatenadiary.jp山名さんの作品を思い起こさせ、心地良い時間でした。老子に合わせて選ぶ音楽に、作家それぞれの「らしさ」が出ているように感じます。山名さんのこちらの記事について、私も同様のことを考えていました。ichiharugallery.hatenadiary.jp記事には、以下のような文章が引用されています。人生を分 [続きを読む]
  • 心地よい、つながり方。 宮毬紗
  • 宮毬紗です。山名さんの、アイザックスターンの記事を読んでいました。ichiharugallery.hatenadiary.jp山名さんの、バイオリンの演奏を聴いたことがあります。情感持った音色でした。長谷川さん、山名さんは、どんな老子を描くのだろうと、ふと想像してみました。お二人の、音楽の話を聞いて、イメージは膨らんでいきます。お二人の絵のなかに、私の絵も一緒に入って、色を奏でています。ほんと、合奏しているみた [続きを読む]
  • 安岡正篤の『老子』  宮毬紗
  • 宮毬紗です。中国古典の背景を学ぼうと、安岡正篤『洗心講座』を手にしました。洗心講座作者: 安岡正篤出版社/メーカー: 致知出版社発売日: 2011/09/16メディア: ハードカバーこの商品を含むブログ (2件) を見るちょうど、「『老子』と現代」という章がありました。これは、真っ先に読むしかありません(笑)。1回目は、眠くなりました。2回目で、やっと「読める」ようになりました。3回目は、まだです。 [続きを読む]
  • 二条城のお堀  山名しおり
  • 山名しおりです。今朝、たまたまなのですが出勤途中に母と二人で二条城の前を自転車で通りました。今二条城の前は整備されていて、工事中です。狭かった歩道が歩きやすいように広げられています。普通なら「へぇ。歩道広くなって通り易くなったな」で終わるのかと思うのですが母がこんなことを言いました。「ここ、ずっとお堀の周り垣根があったのにな。何となく変わらないと思ってたのに変わるもんなんやな。人の力て凄いな [続きを読む]
  • アイザックスターンの演奏  山名しおり
  • 以前の記事で老子から連想する音楽についてお二人が書かれていて、私も色々思い浮かべていました。私がふと思い浮かべたのは「ブラームス弦楽六重奏曲第一番変ロ長調作品18」です。ブラームス:弦楽六重奏曲第1番変ロ長調 作品18アーティスト: スターン(アイザック),ブラームス,チョーリャン・リン,アックス(エマニュエル),ラレード(ハイメ),トゥリー(マイケル),ヨーヨー・マ,ロビンソン(シャロン)出版社/メーカー: ソニー・ミ [続きを読む]
  • 十四、これを視れども見えず  山名しおり
  • 山名しおりです。老子を読むにつれ本当に色々な受け取り方が、沸き出てきて言葉にならない時がしばしばあります。「十四章 これを視れども見えず」は感覚や知識を超えたそのおぼろげなものを、なんとか手探りで尋ね当てようとする実践性があるとされています。これは私の捉え方なのですが、この章を繰り返し読むと感覚や知識で捉えられないものを捉えようとしているのにも関わらず、その根底には「日常」があるように思えてく [続きを読む]
  • 京都と老子  宮毬紗
  • 宮毬紗です。京都というのは、独特な町です。お商売をするにしても、儲けよりも、家の決まりを守ることを優先します。儲けたいからと言っても、家に迷惑をかけるようなことは、極力避けます。儲けよりも、先代、今の家族、この先の代のことまで考えます。老子を読んでいると、「老子は京都人と違うやろか?」と感じることがあります。京都人も、物腰は柔らかで、角が立つことは避けます。芯は相当に強く、でも頑固とは違 [続きを読む]
  • 六十四、その安きは持し易く  宮毬紗
  • 宮毬紗です。親戚の木島さんのご了解を得て、明治時代の日本画家・木島桃村の若き日の図案を、実際に染めてみることになりました。これは、大きな挑戦です。21歳の若さで亡くなった桃村は、優れた図案を多く残しています。もしも、これが今の時代に日の目を見たらと、ふと思い立ちました。思いついたとき、鳥肌が立ちました。「優れた芸術は、どんなに歳月が流れようと、一時は闇に埋もれようとも、決して死ぬことはない」 [続きを読む]
  • 全ては作ることへ   山名しおり
  • 山名しおりです。前回の記事で老子を取り上げている本を手に取るようにしていると書いていましたが、その中の本で、なかなかインパクトのあるタイトルでしたので、紹介したいと思います。ハーバードの人生が変わる東洋哲学──悩めるエリートを熱狂させた超人気講義 (ハヤカワ・ノンフィクション)作者: マイケル・ピュエット,クリスティーン・グロス=ロー,熊谷淳子出版社/メーカー: 早川書房発売日: 2016/04/22メディア: 単行 [続きを読む]
  • 老子と直感力 長谷川幾与
  • こんにちは、長谷川幾与です。日々、宮さんと山名さんのブログ記事に刺激を受け、触発されながら、絵のイメージを膨らませています。一つのテーマに向けて画家が絵を描く展覧会は一般的ですが、制作をしながらブログを書いて勉強していくスタイルは、あたらしい試みです。絵を描くことは孤独な作業です。自分一人の世界で戦わなければいけません。しかしブログで感覚を共有することは、音楽における合奏をしているようで、 [続きを読む]
  • 書くこと、描くこと  山名しおり
  • 山名しおりです。老子を読むにあたり、他の中国古典について、そしてどんな解説書があるのかとりあえず、出会った本を読んでいこうと思い心がけています。書店を通りがかった時、図書館の書架の前で、もちろんネットで検索して探したりしながら。(笑)仕事の合間や、枕元に置いたりしてふと気になった時に手に取るようにしています。そして読むだけでなく自分自身の文章としてまとめブログで発信してみる。そうすると、思ったよ [続きを読む]
  • 二十、唯と阿を相い去ること幾何ぞ その2    山名しおり
  • 山名しおりです。引き続き「二十、唯と阿を相い去ること幾何ぞ」について触れていきたいと思います。前回ドリアン助川さんの著書でも、この章は「孤独との対峙」として取り上げておられると紹介していますが、このブログでテキストとしている金谷治さんの著書でも現代語訳の下に(孤独の歌)と記載しておられます。現代語訳を部分的に紹介します。学ぶことをすっかりやめたなら、思いわずらうこともなくなるのだ。「唯(は [続きを読む]
  • 京都の経営者と老子 宮毬紗
  • 宮毬紗です。若い頃に愛読した老子に、再び注目するキッカケになったのは、経営の勉強を始めてからです。京都では、村田製作所や京セラ、ワコールなど、優れた企業が育っています。近所の大型書店のビジネス書コーナーには、京都で活躍する経営者たちの、経営指南の良書が揃っています。このブログを書かせていただいている「はてな」さんも、京都に本社があります。なんと、会長さんが読者登録してくださいました。コレク [続きを読む]
  • もうひとつの学校  宮毬紗
  • 宮毬紗です。高校生のときの、日本画の担任の先生と話をしていました。よく実習の授業をサボって、美術館に行っていたことを。実習の時間を美術館で過ごし、その帰り道、学校から帰る先生と鉢合わせしていました。「また美術館に行ってたのか」と、呆れられていました。実習室は、好きではありませんでした。人がいる場所で絵を描くことに、違和感がありました。あの当時を思い出して、「私の絵の学校は、美術館でし [続きを読む]
  • 絵が降ってくる  宮毬紗
  • 宮毬紗です。お盆休みなので、朝から汗だくになって、家の大掃除をしていました。父が途中でやってきて、冷たいお茶で一服しました。お盆の、お坊さんの順番が、今年は遅いねと話していました。そういう時に、絵が降ってきます。老子の絵のスタイルが、やっと決まりました。生活のなかに、絵があります。絵のなかに、人生があります。にほんブログ村にほんブログ村一晴画廊はこちらからichiharugallery.ha [続きを読む]
  • 九、持してこれを盈たす  宮毬紗
  • 宮毬紗です。『ビジネスリーダーのための老子道徳経講義』を読んでいました。ビジネスリーダーのための老子「道徳経」講義作者: 田口佳史出版社/メーカー: 致知出版社発売日: 2017/01/26メディア: 単行本この商品を含むブログを見るこの本は、お父さんが、晩酌をしながら教えてくれるような語り口で、読みやすいのです。「今日は、ゆっくり読みたいな」という夜の読書用です。運夷第九で、ドキっとしました。「持(じ)し [続きを読む]
  • 夜明け前に訪れる孤独な時間  山名しおり
  • 山名しおりです。宮さん、長谷川さんが老子と音楽について、とても素敵な記事を書いておられます。ichiharugallery.hatenadiary.jpichiharugallery.hatenadiary.jp私も、ここ数日間、宮さんの「武満徹と老子」の記事からどんな「音楽を思い浮かべるだろうか」と、音楽のことを思い浮かべ、ふと何となく学生の時に繰り返し聴いていた室内楽の演奏を思い浮かべていました。そんな時に長谷川さんの記事を拝見し、リチャード [続きを読む]
  • それだけの理由。  宮毬紗
  • 宮毬紗です。いま、リチャード・スケルトンを聴いて、泣きました。幾与さんのせいです(笑)。ichiharugallery.hatenadiary.jp私たちが直接会って話した時間は、たぶん、数時間もありません。この企画が始まったのも、私が勝手に、「この人たちの絵と、関わりたい」と思っただけなのです。理由は「なんとなく、魂の質が同じ感じがするから」。それだけの理由で、どこまでも、この人たちと、絵の世界で生きていき [続きを読む]
  • 老子と音楽  長谷川幾与
  • 長谷川幾与です。先日、宮さんが老子を描くとき、音楽を聴くとしたら武満徹だとブログに書かれていました。ichiharugallery.hatenadiary.jp武満徹の音楽は前衛的だけど、なぜだか心地いい、そんなイメージです。宮さんが老子と武満徹を組み合わせたのは、私にとってとても新鮮でした。同じように私も、絵を描きながらどんな音楽を聴くだろうと考えてみました。パッと浮かんだのがリチャード スケルトンです。+++リチ [続きを読む]
  • 徳信なればなり  宮毬紗
  • 宮毬紗です。最近、ある人が、インターネットビジネスで詐欺をする様子を見ました。その人の表側は、煌びやかで、善良さに満ちているのです。ですが裏側は、杜撰で、言い訳と誤魔化しだらけでした。そういうものに、次々と騙されている人たちがいました。「これは虚構だ」と感じ無いのです。矛盾があっても、歪みが見えても。もしくは、分かっていても、離れられないのかもしれません。このブログで勉強会を始 [続きを読む]
  • 四十五、大成は欠くるが若く  宮毬紗
  • 若い頃、心の病をしました。苦しくなって、ヒルティやトルストイ、ヘッセなどを幸福論を読んでいました。幸福を目指していました。というのも、心が苦しい自分は、不幸だと思っていたのです。この年齢になったからでしょうか。苦しい時期を、多感な時期に過ごしてよかったと感じています。あの時期に読んだ本も、絵も、いまでも、忘れられない実在感を持っています。ただし、それは幸福論ではないのです。フェデ [続きを読む]
  • 御池通の蝉の声  山名しおり
  • 山名しおりです。このブログで自転車で走っているときのネタを時々書いていますが、御池通を毎朝自転車で走っていると蝉の声が物凄いです。大合唱です。少し一本横の道に入ると少し蝉の声が遠のくのですが。濁流の音のように蝉の声が凄く響いています。でも不思議なもので、たまに蝉の声が聞こえなくなる時があるのです。並木から遠ざかって住宅街に入っているからではありません。この季節、木々の数がある程度ある場所では蝉 [続きを読む]