monnasi さん プロフィール

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monnasiさん: ずっと、ずーと
ハンドル名monnasi さん
ブログタイトルずっと、ずーと
ブログURLhttp://egochann.blog.fc2.com/
サイト紹介文心象写真と掌編小説、旅写真、TV映画研究、社会へのひとりごと
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供321回 / 365日(平均6.2回/週) - 参加 2017/07/09 11:55

monnasi さんのブログ記事

  • 連続ミステリー 往古警部補の終焉 #16
  • 白地から呼び出された往古は、愛知県の南部の繁華街にあるスナックで白地から情報を得ようとしていた。各地のやくざ組織との利害を超えた接触のある白地には、重要な情報が集まることが多い。「あんたがマル暴の刑事としてやっていくのに有利になるようなこと教えますわ。そのかわり、本部の動きをたまに教えてくれればいいんや」「秘密にしなければならないこともありますから、すべてお話する約束は出来ません」「それは分かって [続きを読む]
  • 静岡県・由比 #4
  • 国道を1本入ると細い路地があり、家が並んでいます。昭和の臭いのする家の作りがする住宅がいっぱいありました。桜海老が名産なので通りの名前になっていました。江戸時代の有名な浮世絵画家の歌川広重が由比からの景色を描いた富士山の絵が印象に残ります。にほんブログ村ぽちっとお願いします。 [続きを読む]
  • 京都 #27
  • 京都祇園の夜といえば、亡くなったミステリー作家山村美紗さんを取材したときお座敷とクラブに連れて行ってもらったことです。当時は飛ぶ鳥を落とす勢いだった作家さんだったし、東山に豪邸を持ち、優雅に暮らしていらっしゃったので、全部先生持ちの夜でした。もちろん祇園でも「顔」で、ひいきにしている舞妓さんや芸妓さんがいました。女性なのに珍しい人だなと思いましたが、偉ぶらずくったくのない人柄でした。山村先生に連れ [続きを読む]
  • 連続ミステリー 往古警部補の終焉 #15
  • 愛知県南部にある町の組の幹部である白地に会って数日後だった。往古の組織犯罪対策課への応援も終了する時期だった。課長からは、いったん自動車警ら隊に戻って、正式に組対に移動する辞令を出すような話があった。一ヶ月に満たない期間であったが、数年いたような気がしていた。往古の携帯に白地からの連絡が来た。数日後に地元の飲み屋に来てくれれば面白い話を聞かせようということだった。マル暴としての自分のキャリアがひと [続きを読む]
  • 静岡県・由比 #5
  • 由比といえば駿河湾で採れるさくらえびです。ただし私はグルメに興味がないのでスルーしました。日本全国珍しくもなくなった空き家かな?海の町ですから海産加工のお店が点々とありました。隣接する家屋がひっついているために電線が真下に接続させている珍しい家。町のメイン通りは名物の名前がついていました。にほんブログ村ぽちっとお願いします。 [続きを読む]
  • 香川県 高見島
  • フェリーから下りたのは自分だけ。ばあちゃんが手荷物を受け取りに桟橋まで来ていました。フェリー乗り場を下りるとすぐにある案内板。しかし、まったく興味がない自分には無用なものでした。瀬戸内海には無数の島があります。出来れば色んな島に行きたいのですが、なかなか行き渡れません。当然のごとく廃校になった小学校の裏側。しかも裏側しか撮っていないという間抜けさ。にほんブログ村ぽちっとお願いします。 [続きを読む]
  • 7月期スタートドラマまとめ
  • ここのところテレビドラマは自分的に面白くなくて、ドラマ感想もしていなかぅたのですが、今期は骨太の社会派ドラマが放送されて久しぶりにまとめてみました。最近ではジャニタレが主役のつまらないドラマばかりでまったく見る気も起こらなかったのですが、どうしたわけか今期は各局も真剣にドラマ制作の姿勢を見せていて一安心しました。特に、テレビ朝日系の「ハゲタカ」は、珍しく経済もので、こういうドラマもテレ朝で出来るの [続きを読む]
  • 連続ミステリー 往古警部補の終焉 #14
  • 愛知県の南部にあるその町は、古くからの交通の要衝で宿場町として発展してきた。近年になってからは、工業団地を多数抱える愛知のなかでも有数の規模を誇っていた。盛り場も大いに発展し、多くの飲食店や風俗店があった。盛り場が大きいということは、やくざも多い。この町には、関東系の組、名古屋が本部の全国規模の組の系列などが割拠しており、名古屋のマル暴の刑事たちも情報源として接触のある組員が多数いるほどだった。紹 [続きを読む]
  • 大阪府・阪南市・尾崎 #3
  • 海岸に近い長屋。堤防より遥かに低く、津波がきたらどうするのだろう。堤防に登って海を見ると、鳥が飛び立ちました。町外れにある小さな海岸。海岸からすぐにある住宅街の入り口にある鳥居。不思議な景色でした。にほんブログ村ぽちっとお願いします。 [続きを読む]
  • 連続ミステリー 往古警部補の終焉 #13
  • 同期の岡崎に情報の収集を頼んでから二日が過ぎたころ、岡崎から連絡が来た。その日往古は非番だったので、岡崎が赴任している署まで足を運んだ。署の近くにファミレスで待っていると、暗い表情の岡崎が現れた。「渋い顔してるな、何か分かったか」「往古、お前本当に気をつけろよ。本部のなかには名古屋の組と繋がっている奴もいるからな」「そうだろうな、何と言っても今は日本で一番でかい組織になっているからな。政治家との繋 [続きを読む]
  • 暑中見舞い申し上げます
  • 暑い日が続いております。お元気でお過ごしですか。さて、私、病気治療のため、入院します。と、思っていましたが精密検査の結果異常なしということで病院から帰宅しました。医者は「手術の可能性が高い」なんて言いやがって、内視鏡を入れてみると「何でもなかったです」と来たもんだ。覚悟を決めていたんですけどね。ということで休止の案内をさせていただく予定投稿が暑中見舞いになってしましました。綺麗なお姉さんの横側だけ [続きを読む]
  • 東京・築地 #9
  • 下町の銭湯のような建物。じつはお寺さんです。今や外人だけが闊歩する場外市場。市場の移転に伴い、こうした建物はどうなってしまうのでしょうか。巨大な駐車場になるといいますが、こうした東京の古い風景がどんどん無くなって、無味乾燥な建物ばかりになるのは嫌ですね。にほんブログ村ぽちっとお願いします。 [続きを読む]
  • 連続ミステリー 往古警部補の終焉 #12
  • 往古は憤慨していた。殺人事件の捜査が歪められていると心の底から怒りが沸いて来た。北陸のやくざが殺された事件は、どう考えても身代わりだとしか考えられない、まだ二十歳になったばかりの半端な男だった。本人は殺害は自供したものの、殺しにいたる詳細はだんまりを決め込んだ。身代わり出頭した奴がよく使う手口だ。ことの詳細を語ればボロが出る、そうなると真犯人を探せということになり、身代わりの意味が無くなる。殺人罪 [続きを読む]
  • Paris #12
  • パリのキオスク。おみあげから新聞雑誌、お菓子まで売っています。飲み物は売ってたかなあ。今の前の大統領選挙の後だったので、選挙用のポスターが雑に張ってありました。パリの女子学生は、たいていリックをしょっていました。ジーパン着用率は高かったです。アメリカ人と一緒ですね。パリの街のなかには無数の小さな公園がありました。にほんブログ村ぽちっとお願いします。 [続きを読む]
  • 京都 #26
  • 京都の八坂神社のはずれに昔料亭の一般向けのお店がありました。私は親戚の大学教授にそこに連れていってもらって田楽弁当を食べさせてもらったことがあります。多分7歳のときだと思います。その店にどうしてももう一度行きたいと思って探しましたがもうありませんでした。探しているうちに、今風の甘いもの屋みたいな喫茶店のようなところがあり、暑かったのでそこで涼もうと中に入りましたら、どこかで見たような内装でした。実 [続きを読む]
  • 静岡県・由比 #3
  • さくらえびを食べに由比の町に行ったのですが、思わず昭和の町並みが広がっていたので、食べるのを忘れて写真を撮っていました。海と山の少ない平坦な土地に町が広がっています。港町というより宿場町の風情が強い町でした。今年のような大規模な風雨災害が起きると、こうした山から近い町が心配になります。同じような建物が並んでいますが、建てた大工が一緒なのでしょうか。にほんブログ村ぽちっとお願いします。 [続きを読む]
  • 連続ミステリー 往古警部補の終焉 #11
  • 殺されたのは北陸の暴力団の組員だった。しかも往古たちが追跡した不審車両を運転していた男だったことから、俄然暴力団同士の抗争の要員だったと判断され、捜査本部が管轄署に設置された。所轄からは刑事課の強行班をはじめ総動員体制で、本部からはマル暴の刑事たちが参加していた。第一回の捜査会議では、組関係の情報収集が主な内容になった。「本部の組織暴力対策課の方々から情報を提供していただき、本署の総力で本事案の早 [続きを読む]
  • 渋〜い劇場 別館 #3
  • にっぽん渋〜い劇場 別館 中野ブロードウェイ私が中央線沿線に住んでいたころの中野ブロードウェイは、そのなかのお店というより、周辺に個性的で面白い店が多くてそちらに良く行っていました。確か「クラシック」という名前だったと思いますが、何ともいえず古臭くて素敵な雰囲気の喫茶店でそういうところの大好きな私は学校の帰りなどで行きました。もうその店は跡形もありませんけど。今のブロードウェイはこの手の店がとても [続きを読む]
  • 連続ミステリー 往古警部補の終焉 #10
  • 往古たちが署に帰ったころには、殺されたやくざの詳細が判明していた。名前は、板坂光男48歳。北陸地方を拠点にする立原組に所属していたが、元来は関西の出身で、これまでに二回、殺人罪で起訴され刑務所に計20年以上も服役したことのある男だった。立原組は、愛知県に本部のある組と対立する関西の組の傘下であることも分かっていた。そこで上津は不審に思ったことがあった。「発見されたチャカの部品は関西系が多く使うヨー [続きを読む]
  • 香川・高見島
  • 高松から予讃線に乗って多度津という駅で降り、港まで歩いてフェリーに乗って高見島という離島に行きました。フェリーに乗り込むとき、埠頭で切符を売っていたおっさんにすごくぶっきらぼうに「片道か往復かどっちだ」と命令されるように聞かれました。多分、観光客ではなく、泥棒かなにか怪しいよそ者に見えたのでしょう。まったく感じ悪いたらありゃしない。私の他には乗客がひとりだけす。まだ午後2時くらいだったのですが、夕 [続きを読む]
  • 大阪府・阪南市・尾崎 #2
  • 尾崎は、紀州街道沿いに開けた街ですが、漁村の面影が強いなかなか雰囲気の良い町です。大阪市内からも比較的に近いので、散歩がてらに出かけるにはいいところです。人気のない昼下がりのこういう家並みの町をぶらぶらするのが好きなんです。変な趣味だと思います。こういう観光地でもなんでもない町を歩いていると、昔のことを思い出します。はるか昔に別れた彼女のこととか。海がすぐ近くにある町で思い出すのは湘南のおしゃれな [続きを読む]
  • 連続ミステリー 往古警部補の終焉 #9
  • 組の若頭と会った後、署に帰る途中に上津のスマホが鳴った。それは、往古たちが逃した者らしいやくざの死体が、逃走車が捨て置かれた廃工場の近くのアパートで発見されたという知らせだった。「ひとりだけですか」「そうらしい、確かあんたが確認したのは二人だったよな」「そうですけど」「もうひとりの奴と仲たがいでもしたのか」「死因は何ですか」「いや、まだ鑑識中だ」ふたりは現場に向かった。死体が発見されたのは、廃工場 [続きを読む]