john john さん プロフィール

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john johnさん: 通奏低音
ハンドル名john john さん
ブログタイトル通奏低音
ブログURLhttp://bassocontinuo.blog.fc2.com/
サイト紹介文こころから溢れるものに従って生きていくときに浮かぶ心象風景です。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供69回 / 365日(平均1.3回/週) - 参加 2017/07/10 10:59

john john さんのブログ記事

  • 散歩
  • 雨上がりの空はどこまでも高い。渇いた風は秋の香りを運び、揺れる草の影は濃い。ぼくは歩いた。町をさまよい、神社を横切り、富士のすそ野に広がる森の奥へと。登り坂はつづき、息が切れ、心臓が脈打つ。鈍った筋肉は叫び、喉はからから。それでも歩く。やがて訪れる静謐を予期して。内側は燃える。そして始まった。頭の中の雑音は消え空が溶ける。蝉が響き木々は歌う。風がささやき花々は微笑む。ぼくは歩く。天国への階段を、夢 [続きを読む]
  • 幸せであること
  • 大学4年生の娘が学内の学部賞なるものに選出された。なんでも成績優秀者2名のみ選ばれる名誉ある賞だそうな。よく分からないが大変な事らしい。自分の子とは思えぬ快挙に今さながらに驚いている。そもそも娘の通う大学は名門校のひとつで入学しただけでも大したものだと感心していた。そして入学してからの活躍ときたらぼくの予想をさらに超えていた。NPOのインターンとして海外に飛び回るは、成績はオール優を取るは、ゼミのリー [続きを読む]
  • 今を生きる
  • そしてぼくは気づいた。生きるために働くのではなく、ただ生きることを楽しめば良いのだと。働くことを楽しみ、同僚たちと過ごす時間も楽しみ、友と過ごす時間も楽しめばいい。何よりひとりで過ごすときを最大限に楽しもう。楽しむことに理屈はいらない。心が喜ぶことをすればいいだけだ。聴きたい音楽を聴こう。ジャンルは問わず今聴きたいと感じた音をじっくり味わえばいい。パソコンにはCDを1200枚リッピングしているが、YouTub [続きを読む]
  • 無題 (眠れない夜に)
  • 眠れない夜に。ぼくはぼくを失い再び手にしてもまた失う。それが間違っていると知っても、幸せじゃないと気づいても、蜂が蜜に寄せられるように悲哀に引き込まれるのはなぜだろう。深淵を覗きそのまま堕ちたくなる。痛みはどこから生まれどこに向かうのか。すべては間違っている。失敗だけに思えてならない。まるで問われているようだ。それでも夢を見られるか。それでも挫けずにいられるか。意思を持てるか。希望などない。何ひと [続きを読む]
  • 嵐過ぎて
  • この夏は猛暑や豪雨、あるいは台風などが日本各地で猛威を振るったらしい。テレビを観る習慣のないぼくに仔細は分からないがネットのニュースを読む限り被害は甚大なようだ。一刻も早い復旧と平和な日常が取り戻せますように。幸いにしてここ富士宮は平穏だ。猛暑もどこ吹く風。草木の香りを高原の風が汗ばんだ肌を撫で心地よい。「今日も暑いねえ」と職場では挨拶を交わすが本当は暑いとぼくは感じていない。かつて暮らしたコンク [続きを読む]
  • 変わり者
  • 一夜にして真夏が訪れる。全国的に記録的な猛暑が続いてるらしい。とはいえここは高原の町。焼きつく陽ざしは真夏そのものだが緑の香りを含む風が優しい。汗ばんだ肌がすぐ乾く。もっともぼくについて言えば生まれつきの身体機能の効果も大きい。子供のころから汗っかきで運動するとすぐ汗をかく。その上に体毛が濃い。汗は体毛に保たれ蒸発しその気化熱で身体を一定温度に保つようだ。そのせいか真夏でも動けば動くほ心地よく過ご [続きを読む]
  • 仲間との出会い
  • 「あなたも私と同じエンパスよ」ある時、Aさんは唐突にlineで伝えてきた。彼女のlineはいつも唐突だ。前置きや説明がない。説明を求めてもまず返ってこない。だから自分で調べるしかない。エンパス??聞いたことのない単語だった。すぐネットで調べた。共感能力、感能力が異常に高い人々のことらしい。他人と自分の感情の境界を失う、話を聞かなくても相手のことが分かってしまう、距離的に離れていても相手の感情をキッャチする [続きを読む]
  • 想いいづるままに
  • 〜夏の雨の夜の冗長な殴り書き〜この頃再び脳内の異変を感じている。病気ではと不安になりかつて何度か病院(内科、脳神経科など)で検査を受けたが異常はみつからなかった。症状を訴えても医師は首を傾け「そんな症状は聞いたことがない」と異口同音に告げ、「まあストレスでしょう」とかなんとかお茶を濁し精神安定剤を処方するのが関の山だった。むろん、安定剤など飲むことなくすぐ捨てた。最初にこの症状が出たのは2011年の秋 [続きを読む]
  • 境目
  • 言葉にするとすべて違うものに思え何も綴れない。目の前にはまばゆい光が射すのに足元は底なしの暗闇だ。光と闇の境界線にひとり立ちすくむ錯覚を覚える。どちらかに傾くと反動のように逆に反る。だから今はバランスを保つことたけ注意し前へ進む。前へ、前へ、それが暗闇だろうと陽ざしだろうと、気にせず前へ。そこが天国か地獄か考えず。でも知っている。目に見えるものが真実ではない。ハートは知っている、ここはまばゆい慈愛 [続きを読む]
  • あなたへ
  • あなたの心に安らぎがありますように。それがどんなに困難に思える状況でも、どれほど辛い立場にいようと、あるいは望みなどすべて打ち砕かれたように見えようと、ぼくは気にしない。あなたはあなたのままでいられますように。もしかしたら欠乏や病に苦しんでいるかもしれない。孤独に苛まされ誰にも理解されないと嘆いてるかもしれない。自由などなひとつもなく生きていくことで精いっぱい。それとも友に裏切られ恋人にも見捨てら [続きを読む]
  • うつくしいもの
  • 今夜はとても疲れので何もせず煙草を吸う。夜風はひんやり冷たく火照る体に沁みる。マイルス・デイビスやチェット・ベイカーのトランペット聞き夜空ながめる。遠くの雑踏は夏の音。 Chet Baker - "Lush Life" Baker (t), Russ Freeman (p), Leroy Vinnegar (b), Shelly Manne (d).今夜はとても疲れたのでぼんやり風を浴び、酔っ払いのようにふらつく。仕事も未来も過去もどうでもいい。友も家族も仲間も信念も夢も希望もアセンショ [続きを読む]
  • 変化
  • 一歩進んだ。内面の声に従い職場を休みぐっすり眠った翌日は何もかもが変わっていた。職場の人々は誰もが優しく親しみを込めぼくに接っする。気づくと気軽に声をかけあい笑いながら仕事していた。さらに来週からは職場の配置が大幅に変わる。それに伴いぼくの立ち位置も変化する。全体をみながら他者とコミュニケーションし立ち回る配置だ。役職はないが実質リーダー的役割だ。こうしたことは以前から管理側が計画していたとのこと [続きを読む]
  • 物語を創ろう
  • それはいつも唐突に訪れる。昨日のこと。仕事に向かう途中で大地がゆらぐ感覚になったかと思うと鼓動が激しく脈打つ。息苦しくなり過呼吸に陥りそうだ。あわてず木陰で休む。どうしたいかぼくに尋ねた。ぼくの中の小さなぼくがつぶやく。「もう嫌。工場も交代勤務も大嫌い」大人のぼくはその子をなだめる。「そうかあ、もう嫌か。じゃあ、どうしたい?」「自由にしたい。何も考えず自由に過ごしたい」「よし、分かった。そうしよう [続きを読む]
  • つゆの合間の涼しい風に
  • 白い雲の合間に水辺のような淡い青空が広がる。雨上がりの梅雨の空だ。今週は夕方から深夜にかけての勤務だ。昼近くまで眠ったぼくは重い頭を引きずり窓を開け風を浴びた。湿った風に草の匂いが混じり夏の始まりを感じた。草木の創る酸素を胸に吸い込む。※このところ職場では新人のトレーニングばかり割り当てられ神経を使う。今まで教えた新人は無事に先週末独り立ちし安堵したのもつかの間。新たに今週から別の人物(いわば問題 [続きを読む]
  • 喜びの一滴へ
  •  目覚めると雨が降り注いでいた。 静かなつゆの雨。雨の降る前は体が重くなり筋肉が萎縮する。眠りの中でそれを感じ「あめだ」とつぶやく。 以前は雨が降る度に感傷的になった。 感傷的な詩を読み、感傷的な音楽を聴き、感傷的な映画に耽り、感傷的な息を吐く。するとたちまち世界は淡い青、淡い青はやがて青、濃紺、藍色、そして群青へ。 世界は哀しみにあふれぼくは悲哀の湖に沈む、なすすべもなく。 でもそれは昔のこと。 [続きを読む]
  • 無題
  • もう決してぼくはぼくを責めない。傷つけたり裁くこともしない。恋人にしようと願ったことをぼくにもしよう。子供を想うようにぼくを想おう。ひかりが見えなくても信じる。立ち上がれそうになくても進む。何があってもあきらめず告げよう。「ぼくはぼくを愛する」どんなぼくだろうと、幸せであれ、そう願う。だから微笑む。悲しくやりきれなくても、寂しくいたたまれずとも愛するぼくに向かい微笑む。すべてはうまくいってる。星は [続きを読む]
  • すべての答えは自己の中にある
  •  夕暮れ時に森を歩いた。木々は風にそよぎ足元に草が燃えていた。土くれを踏み空を見上げると葉擦れのざわめきが海原のように響く。斜陽が幹や枝の合間にまぶしく輝いた。 立ち止まりしばらくそれを感じた。すると時が止まった。草の匂いや風の感触、そして音。五感に豊かに広がる。やがて自分の鼓動が聞こえ、呼吸を感じる。呼吸と共に森に溶けそうなこの感覚が好きだ。 夕陽が沈むころ部屋に帰る。西の山々は朱に染まり夏の音 [続きを読む]
  • 落陽
  •  散歩すると草の生臭い匂いが香る。新緑が光り日差しは熱い。でも、風はさわやか。散歩には最適な季節だ。大波のように音を立て揺れる木々に出会う度に胸の奥から喜びがこみ上げる。これが幸せでなくて何だろう。 散歩帰りにスーパーマーケットに寄った。日曜のスーパーは混雑している。牛乳と菓子パンをカゴに入れレジで待つ。 すると見慣れた姿が目の前にあった。かわいい女の子と一緒に並んでいる。職場で親しくさせていただ [続きを読む]
  • 日々の生活で
  •  仕事帰りに樹木に覆われた霊園を通る。帰り道とは反対方向だが木の香りや草や葉の彩りが恋しくなりつい足はここへ向かう。草むらを横切り大きな木の下で少し休む。葉っぱがざわざわ揺れ、夕陽に染まる空が山間を朱に染める。その美しさときたらどうだろう。この光景ひとつで人の世のどんな富や栄華にも優る。  スーパーで買い物して自宅に戻る。シャワーを浴び汚れを落とす。窓を開け風を浴び、ヨハネス・ブラームスの交響曲第 [続きを読む]
  • 幸福を自分に許す
  •  曇り空だ。湿った風が静かな気持ちにさせる。 どんな空間も楽しむ。近頃はそんなことを意識している。ここは会社の所有する木造アパートの一室だ。6畳にも満たないフローリング一部屋にスモール・キッチンだけの居住空間だ。快適とは言い難い。それでも西向きの窓から広がる空は最高だ。 窓際にテーブルを配している。高さを自由に調整できる横長のテーブルだ。そこに純白のクロスをかけ、窓際の棚はブルーの布で覆ってる。朱 [続きを読む]
  • ぼくはぼくを愛する
  • ぼくは続ける。自分自身を無条件に受け入れ、無条件で愛することを。愛し方なんて分からないし、どうしてもあれだけは受け入れられない。どうしてあんなことをしてしまったのか、なぜあの時ひどい態度をとったのか、あれほど踏みにじり傷つけ、人でなし、卑怯者、そう罵る声が聞こえようと、ぼくはもうぼくを罰しない。責めない。黙って受け入れよう。できそうになくても、それでもぼくはぼくを愛する。罵る声が聞こえてもかまわな [続きを読む]
  • 夏の空はどこまでも青く駆け抜ける
  •  抜けるような空とはよくいうが、まさにそんな空だ。故郷とは違う明るい淡い明るい青。朝目覚めると雲一つない海原が天空に広がっていたのだ。それだけで気分が高揚するのはなぜだろう。陽ざしは強くじっとしてるだけで汗ばむ。草は燃え辺りはすっかり夏。 昨日のことは昨日に任せ、今日(今)からは新天地を訪れた新人になって新生活を送りたい。別に変わったことがあったわけではない。事件や異変は何もなく、平凡といえば平凡 [続きを読む]
  • 夢の中をぼくたちは生きている
  •  雨雲が風に流れ海辺のような青が空に広がった。 新緑は風に揺れ朝日を反射させる。初夏の朝だ。ぼくは空を見上げ風船のように酸素を吸い吐きだし再び吸う。細胞がジュワジュワ音を立て蘇り、朝の散歩を終えるとぼくは違うぼくに変わっていた。 ※ 松屋で朝食を食べ部屋に戻ると掃除と洗濯だ。洗濯機を回しながら床を磨く。コーヒー・メーカーから漂う香りが部屋に漂う頃に部屋はピカピカ。テーブルを窓辺に寄せコーヒーを啜り [続きを読む]
  • 仕事前にコーヒーをすすり
  •  今夜は仕事前にジャズ・ボーカルを聴いている。50〜60年代のいわゆるスタンダードと呼ばれる往年のジャズ・シンガーたちのアルバムだ。窓を開きコーヒーをすすり煙草を吸う。雨上がりの湿った風が草の香りを運ぶ。そうか、もう季節は夏か。 こんな時間が好きだなあ。 遠くから聞こえる町の喧騒。夏の響き方だ。生気が宿ってる、でも穏やか。何も考えずこの時間を味わう。 ジュリー・ロンドンの歌声が流れる。昔風のストリング [続きを読む]
  • 始まり
  • 外的要因など何もないのに何度も迷う。仕事は充実し、ありがたいことに職場での人間関係も良好だ。生活も安定しこのままここで暮らすのも悪くない、と思えるほどに。正直に懸命に働ける。自然は美しく風は心地よい。それでも、感情はゆらゆら揺れ、忘れていたはずの過去がすぐ目の前に現れる。ただ違うのは今はそれを別の角度で検証することが可能なことだ。以前なら何度もネガティブに反応し傷を広げるばかりだった。しかし、今は [続きを読む]