butatyan さん プロフィール

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butatyanさん: 大人ADHDの夫を持つ妻(元精神科看護師)の日常
ハンドル名butatyan さん
ブログタイトル大人ADHDの夫を持つ妻(元精神科看護師)の日常
ブログURLhttp://butatyan.com/
サイト紹介文大人ADHDの夫を持つ妻の日常を綴っています。
自由文結婚して発覚した、夫のADHD。結婚後色々苦労しました。(しています。)やっと少し対処法が分かってきました。かつて精神科病院の看護師をしていましたが、夫への対処は難しいです。同じ悩みを持つ方に参考になればと思います。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供60回 / 87日(平均4.8回/週) - 参加 2017/07/26 15:07

butatyan さんのブログ記事

  • 大人ADHDと向き合う・同居の話〜同居を選んだ理由〜
  • 同居をしたいと言い始めたのは私だった。私個人としては、そもそも同居は望んでいなかった。相手の両親と良好な関係を続けるために、同じ生活空間にいない方が平和だと思っているからだ。私はどんなに頑張っても彼の家族にしてみれば、他人なのだ。家族の中の文化や習慣を完全に理解することはできない。A氏とのメールのやり取りをする中で、家族がバラバラにならずに暮らすためにできることは何かと模索した結果だった。何を基準 [続きを読む]
  • 大人ADHDと向き合う・理解しあえない現実〜彼の母のやり方〜
  • 結局、母は1ヶ月ほど、我が家に居てくれた。私の体調も少しずつ少しずつ落ち着いて、食べてみたいものも出てきた。母が帰る頃には、私も寝室からキッチンまで歩けるほどに回復していた。私の体調の回復とは逆に、彼は不調の波がやってきていた。疲労が溜まり、表情は消え、会話も激減した。不機嫌だったが、それでも、以前のように彼は、暴れたりすることはなかった。悪阻から完全に解放されたわけではなかったけれど、彼の不調の [続きを読む]
  • 大人ADHDの夫と暮らす・生活の変化〜私の妊娠?〜
  • 彼は、私の母に私の心身症について話をした。「話をした」と言っても、穏やかに、優しくと言うわけではなかった。私は寝室で寝ていたため、内容の詳細までは聞き取れなかったが、リビングからは彼の低い声と、母が泣いているのが聞こえた。母は私の手伝いに来てから毎日欠かさず、「食べたいものはある?何も食べないから、それで更に気持ち悪くなるんじゃない?」と聞いてきた。そして、「私も悪阻が重かったけど三日間の絶食と点 [続きを読む]
  • 大人ADHDの夫と暮らす・生活の変化〜私の妊娠?〜
  • 私の体調は相変わらずで、続く嘔吐による脱水と吐血もあり、病院からは入院を勧められた。しばらくの入院の予定だったが、娘のことを思うと居ても立っても居られず、一泊入院で担当医の反対を押し切り退院した。入院し続けたとしても状態が劇的に改善するわけではなく(勿論、点滴をしてもらえるという利点はあったが)、この悪阻と心身症の症状が去るのをただ待つしかなかった。嘔吐の原因は心身症でもあるため、ソラナックスを1 [続きを読む]
  • 大人ADHDの夫と暮らす・生活の変化〜私の妊娠?〜
  • 年が明けて半月が経った頃、彼の母には、家事を手伝ってもらっていた。私が妊娠していたからだ。娘の時と同様に、妊娠へのストレスから心身症を再発していた。休みなく続く嘔吐でベッドから全く動けなくなってしまった。それでも早い対処と周りの助けで、大きな病院にすぐ受診でき、どうにか水を数口飲むことはできていた。彼は私が妊娠したことを喜んでくれた。頑張り過ぎないでほしいと、心配になってしまうほど、私の看病と娘の [続きを読む]
  • 大人ADHDと向き合う・新たな生活を求めて?〜彼の小さな変化〜
  • 年末年始の連休に入っていた。彼はまた家族にあまり関心を示さなくなっていた。1日のうち夕方から就寝までの数時間、家族で話ができる時間があった。それ以外は彼は寝ているか自分の世界に篭っていた。それでも、荒れることはなく、家族で楽しめる時間が少しあったので、新たな一年を迎えた意味は大きかった。彼がまた戻ってきてくれるまで、どれくらいの時間が必要かはわからない。けれど、優しい笑顔の彼が帰ってくるのを楽しみ [続きを読む]
  • 大人ADHDと向き合う・新たな生活を求めて?〜幸せな時間と忍び寄る影〜
  • とても穏やかに年末を迎えられそうだった。穏やかな彼の存在に助けられている日々だった。彼は自分の時間を娘との時間に使うようになり、野球好きの彼は娘に家の中でボール投げをして遊んだり、娘の好きなお医者さんごっこをしたり、娘の笑い声が家の中で響き渡っていた。夕飯のあとに3人で遊ぶなんてことは過去になかった。一緒に家族でご飯食べて、コーヒー飲めて、笑えて、一緒に眠れる…そんな小さなことが大きな幸せと安心に [続きを読む]
  • 大人ADHDと向き合う・新たな生活を求めて?〜離れる意味とその先のこと〜
  • 祖父の見舞いのため、一週間近く実家に帰省した。結婚して、それほど長く実家に滞在したことはあまり記憶になかった。彼との関係が少し落ち着いていた時だったので、帰省中も穏やかな気持ちで過ごせていた。彼には実家で過ごしてもらっていたが、昼夜逆転していないか、暴飲暴食していないか、と私は彼の生活が心配だった。お見舞いに行った祖父は、ひ孫との再会をとても喜んでくれた。もちろん、昔に比べると老いを感じて、酸素な [続きを読む]
  • 大人ADHDと向き合う・新たな生活を求めて?〜生活の変化〜
  • 寒い季節になっていた。私は、なかなか心と生活のリズムが整わなかった。1ヶ月近くうつ状態の日々が続いていたが、徐々に回復しはじめた。私は、仕事を辞めた。仕事を続けることが、私の中で大きなストレスになっていったからだ。職場の上司とは、「私の復帰可能な時期に仕事の再開を」という話だったが、無理だった。職場も人手不足で看護師の募集を開始していた。仕事を辞めるにあたり、彼の反応は怖かったがまずは自分の整理を [続きを読む]
  • 大人ADHDと向き合う・新たな生活を求めて?〜別居後の結論〜
  • 彼は三日間の別居以来、「ショックすぎて鬱になった。眠れない。〇〇(私のこと)のせいじゃない…全ては僕が悪いんだから。」と毎朝、私に言ってきた。一日中寝室で過ごす日々だったので、1ヶ月の病休を取ることになった。同じ時期に娘は風邪をひいた。私はストレスがかかりすぎたのか、誰にも会いたくない、メールもしたくない、家事もしたくない…とうつ状態になってしまっていた。娘を幼稚園に連れて行きたくないと思うほど、 [続きを読む]
  • 大人ADHDの夫と暮らす・彼と離れるという選択?
  • 旅行から帰宅後、数日も経たないうちに、彼とは毎日のように喧嘩になった。1日でも早く、彼との生活から解放されたかった。彼は、しばらくホテルでの生活をした。実家には絶対に帰りたくないと拒んだからだ。娘は、何年も我々の言い争いを見続けた。正直に全て話した。幼い娘には酷な話だ。娘には、パパに会いたくなったら我慢しなくていいからね、と伝えた。けれど「金曜日に帰ってくるまで会わない。」と娘は彼に会うことを拒ん [続きを読む]
  • 大人ADHDの夫と暮らす・彼と離れるという選択?
  • 家庭の中は決して穏やかではなかったが、予定通り一泊旅行に出発した。用事を終えて、夜遅くにホテルに着いた。旅疲れが出たのか、娘に蕁麻疹が出てしまった。「眠い!眠い!」と珍しく泣く娘。日頃から娘を精神的に疲れさせている上に、自分の用事に付き合わせてしまったことに罪悪感と後悔で、私がパニックになってしまった。そんな私に反応しイライラした彼は、「どうしたいの⁈仕方ないじゃん。蕁麻疹が出たからって、どうする [続きを読む]
  • 大人ADHDの夫と暮らす・彼と離れるという選択?
  • 園長先生とも話をしてきた。家を出るなら、やはり彼の両親に話さずに出る方が良いと勧められた。両親がどうにかして引き止める危険があるからだ。娘には、さりげなくママと2人で旅行行きたいねと話したところ、私と2人だけで私の実家に行きたいと言っていた。どういう経路で行くか。直接実家に帰れば母がパニックになるのは明らかだった。荷物は最小限に、あと必要なものはC氏に預けて送ってもらう予定にした。とりあえず、一旦B [続きを読む]
  • 大人ADHDの夫と暮らす・彼と離れるという選択?
  • 翌月になったら、彼が私の給料の通帳とカードを返してくれる。それまでに少しずつでも準備して、早目に離れようと決心した。私が家を出れば、彼は気が狂うほど暴れるだろうことは容易に想像できた。彼は仕事も手につかなくなり、自暴自棄になってしまうだろう…彼に実家に帰ってほしいと話をした翌日のことだ。「頑張るよ。こんなに穏やかだったらずっと一緒にいてくれるでしょ?大好きなんだよ。」彼はそう言ってきた。毎回同じこ [続きを読む]
  • 大人ADHDの夫と暮らす・彼と離れるという選択?
  • 彼の行動に限らず、会話すらも恐怖心が付いて回った。私は、数日間続いた彼の暴言に疲れ果ててしまった。幼稚園に娘を迎えに行った後、担任の先生に話を聞いてもらった。家では泣くこともできず、押さえ込んでいる感情を園で発散させていた。現状は良い方に向かっていると思いたかった。でも私の精神が崩壊しかけていた。彼に問い詰められると、怖くて何も言葉が出なかった。そして、その間の記憶が飛んでいた。最後に残るのは、「 [続きを読む]
  • 大人ADHDの夫と暮らす・彼と離れるという選択?
  • 荒れた状態で出勤したが、彼は定時に退社したようだった。いつもの時間に玄関のチャイムが鳴る。玄関のドアを開け、そこに立っていた彼の姿を思い出すと未だに胸が傷む…。ポテトチップスの袋を抱え、口から溢れ出るほど詰め込み、玄関の床には口からこぼれ落ちたポテトチップスが散らばっている袋にはまだ余っていたようで、彼の帰りを待っていた娘に唐突に渡した。「食べれなかったから!」と手をつけていないお弁当箱を台所に置 [続きを読む]
  • 大人ADHDの夫と暮らす・彼と離れるという選択?
  • 彼は連日荒れた。生きた心地がしなかった。彼は急に不調になった。原因は連日、夜中に起きてはネット中毒のように、スマホで好きなものを見続けたことだった。止めると不機嫌になるだけだった。朝になると「調子が悪い…」と起きて来る。そんなことは言わなくてもわかっていた。私は「知ってる…」と答える。しかし、彼は「ねぇ!!調子が悪い!!」と繰り返し大声で言って来るのだ。「生活を整えるしかないんじゃない?」と返すと [続きを読む]
  • 大人ADHDの夫と暮らす・私のこと〜穏やかな時間と消したい記憶〜
  • 私も仕事に慣れて、苦痛なく行けていた。その大きな理由のひとつは、やはり娘が幼稚園へ楽しく通えていることが大きかった。少し、私の心にも余裕ができたのだ。安心して働けた。そして、彼も認知行動療法を勉強しながら実践していたこともあり、穏やかな時間が巡ってきていた。家庭生活の穏やかさが、私の気持ちの安定にもなり、少し稼げるときに稼ぎたいと、仕事をしばらく続ける決心がついたところだった。前向きに許されてる範 [続きを読む]
  • 大人ADHDの夫と暮らす・娘のこと〜大きな変化〜
  • 長期休みが終わってからも、毎朝、娘を幼稚園までバスで送り届ける日課は続いていた。ただ、少しずつ少しずつ、お別れの儀式は変化を遂げていた。ある朝、涙も見せずあっさりと、「もう、ひとりで行けるからママは上がらなくていいよ。」と娘が言った。あまりに突然で拍子抜けしてしまった。けれど、娘の成長のタイミングは大切にしたい。「すっかりお姉ちゃんだね」と返した。「もう、年中さんだし!」そこには大きく成長した娘の [続きを読む]
  • 大人ADHDの夫と暮らす・怒りと治療の難航〜彼と別れたい〜
  • 家庭内に台風が来た数日間だった。娘をこの環境で育てていけるのだろうか…グッと耐えてストレスを溜めている娘を見ると守りきれてない自分が嫌になった。頭の中に「離婚」という文字が何度も浮かんできた。怒りの原因は私と娘ではなかった。あることが原因で、それに必要な物が見つからない、要求されたことを私が答えられない、思い出せない時には、答えられるまで問い詰められた。毎日ビクビクしながら「また怒られる」と恐怖心 [続きを読む]
  • 大人ADHDの特徴・癇癪とパニック〜怒りの日々の再来〜
  • 夏も中盤に差し掛かった頃、彼のパソコンにウイルスが進入するという騒ぎが起きた。彼にかなりの負荷がかかり、不調の大波がやってきた。そして、それを機に彼が怒る頻度は異常に増えた。毎日のように、彼は怒りを私にぶつけた。自分ひとりでは抱えきれず、彼に対して憎しみしかなくなりそうで悲しかった。毎朝起きれず、目覚めて時計を見てパニックを起こし、大声で叫ぶというのが日課のように続いていた。(彼の指定した時間だけ [続きを読む]
  • 大人ADHDの夫と暮らす・彼の変化〜穏やかな時間〜
  • この夏は、穏やかな日々が続いていた。時々、感情のコントロールが不能になることもあったが、時間と距離を置くことで、落ち着くことができた。そして、そんな時は彼の方から謝ってくれた。彼と過ごす時間、緊張感で息苦しくなることは減っていた。出勤時に玄関のドアを殴ることも蹴ることがなくなり、食事の時に娘の食べ方や速度に怒ることもなくなり、就寝前に「もう寝るよ!」「もうこんな時間なの?!」と急かされることもなく [続きを読む]
  • 大人ADHDの夫と暮らす・娘のこと〜泣くことができない〜
  • 娘の口癖は「大丈夫」だった。私はそのことがとても心配だった。娘が小さい体で色々我慢してきているのは明らかだった。溜め込んでこのまま成長したら、きっといつか爆発してしまう。娘は幼稚園で自分からトラブルを起こすことはなかった。夕方に先生から電話が掛かってくると、「今日、お友達に噛まれてしまい…」と言うような、誰かに何かをされることの方が多かった。担任の先生とは定期的に面談をしてもらえていたので、娘の「 [続きを読む]
  • 大人ADHDと向き合う・理解し合うということ〜夫婦の問題と解決策を知る〜
  • 「あなたのツレはADHDなんです」この本は私の生活を明るくした。読み進めながら、とてもウキウキしたのを覚えている。ポジティブに、明確に、鋭く、ADHDと非ADHD(ADHDではない方)の夫婦間での苦悩や問題の解決策が、具体的に書かれていたからだ。それまで私が読んできたADHDの本や小冊子には、「非ADHD」が「ADHD」支える、理解すると言うような「ADHD」を持つ人たちが暮らしやすくなる方法がメインの内容がほとんどだった。読ん [続きを読む]
  • 大人ADHDの夫と暮らす・娘のこと〜登園拒否、爆弾の絵〜
  • 娘は私が仕事を始めてから間も無く、幼稚園に行くのを嫌がった。登園拒否だった。仕事をしていなければ、いくらでも家に居させてあげたかったし、本人が行きたいと言うまで待ちたかった。けれど、仕事を辞めるわけには行かず、彼もそれを許すはずはなかった。実際、それとなく打診したが全く意味がなかった。担任の先生は、家庭のことを心配してくださり、定期的に面談の時間を作ってくれていた。私が行き詰まったときは、その日で [続きを読む]