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2017/07/27

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  • 異国で外国語を学ぶとき、母国語について思うこと

    2018年5月から11月まで、アイルランドのダブリンにて語学学校に通いながら英語を勉強していました。授業では先生からよく「単語はコロケーションを意識して覚えてね!」と言われていました。コロケーションとは単語同士の自然なつながりのことで、外国語を学ぶ上で必須の知識です。似た様な意味の単語でも、組み合わせによっては不自然に聞こえたり意味を成さなかったりします。例えば、温かい店内から寒風吹き荒ぶ冬の街に出た時に「寒いね」と言うとします。英語ではこれを色々なカタチで表現することができます。 アイルランド南部の町Corkの郊外

  • 1週間のフィリピン英語留学は、果たして効果があるのか?

    「フィリピンでの短期英語留学が人気です!」というニュースが出てきてからすでに5年ほど経ったであろうか。今も多くの日本人や韓国人がフィリピンに押し寄せている。僕もそれに倣ってゴールデンウィークに1週間だけ英語を勉強してきた。勉強することにはもちろん意味はあると思うが、高い授業料や渡航費を支払い、貴重な1週間の休みを利用して留学することにどれほどの効果があるのか分からない人は多いと思う。この留学の1年後に同じくフィリピンで2ヶ月半、さらに1年後にアイルランドで半年英語を英語を勉強してきたので、そのあたりも踏まえて、学習の効果を考察してみたい。 ちなみにフィリピン留学前の僕の英語力は以下のレベルであ…

  • 「英語話せないけど海外旅行しても大丈夫?」に対する回答をマジメに考えてみる。

    —————————————————————————————————————— しばらく更新していませんでしたが、生活も落ち着いてきたので更新を再開しようと思います。 旅行記や旅、英語、本に関する話を書いて行こうと思います。 —————————————————————————————————————— 僕が大学生だった時に、世界一周をした先輩にこんな質問をしたことがある。 「英語話せないんですけど海外旅行しても大丈夫ですか?」 当時の僕は英語をほとんど勉強していなかったが、海外に興味を持ち始めたので聞いてみたのだ。すると先輩は、 「まあ多分大丈夫だよ」 と曖昧な答えを返してくれた。

  • The Baltic Sea and Cognitive Science

    The express ALLEGRO left Saint Petersburg station at early morning and arrived at Helsinki, the capital city of Finland, after several hours via coniferous forests area. I’m going to next town, Stockholm by ferry this evening because I’m going back here again after I visited the other Northern Europ…

  • No.9 バルト海と認知科学

    早朝にサンクトペテルブルクを出発した急行アレグロ号は、針葉樹が生い茂る森林を抜け、数時間後にフィンランドの首都ヘルシンキに到着した。この街には北欧を周遊した後にもう一度来る予定である。そのため、宿泊せずに夕方発のフェリーで次の街であるストックホルムに行くことにした。中央駅のロッカーに荷物を預け街へ出ると、ロシアとは違った洗練された街並みが広がっていた。北欧は、よくそのデザイン性の高さとともに語られる。建物の形から看板上の文字の配置まで、いたるところにデザイナーの遊び心を発見することができ、それが人々の生活をより楽しいものにしていることがよく分かる。

  • No.8 Giraffes in Saint Petersburg

    When I was a primary school student, I was often confused about Russia and Germany. That was probably because I hardly understood not only the conflict between East and West Germany but also the cold war between USA and the Soviet Union. Therefore I regarded Russia as a “bad and cruel” country becau…

  • No.8 サンクトペテルブルグのキリン

    小学生の頃、僕はよくロシアとドイツを混同していた。多分、東西ドイツ間の対立と、旧ソ連とアメリカの対立の関係を上手く理解できていなかったからだろう。そんなわけでロシアにはナチスと社会主義の悪いイメージから「ひどいことをするわるいやつ」だと思っていた。時が経ち歴史を学ぶに連れてこうした誤った認識は無くなっていったが、日本で生活しているとロシアの情報は中々入ってこないので、ロシアは依然として謎のままであり、首都モスクワは謎の中心地であった。そのモスクワに、フェリーと電車を乗り継いで日本の境港を出発してから14日目にして着いたのだ。しかし、モスクワでの気持ちの高ぶりはここがピークであった。ユースホステ…

  • No.7 ”Guns, Germs and Steel, and a Strawberry Sponge Cake”

    It takes 7days to go Moscow from Vladivostok by Siberian railroad even if you don’t get off any stations. It’s very hard to take it for 7 consecutive days, so I got off at Irkutsk and Omsk station. Of course I had to stay in the train for total 7days. To make good use of free time, I started reading…

  • No.7 銃・病原菌・鉄、あとショートケーキ。

    シベリア鉄道でウラジオストクからモスクワまでいく場合、途中下車しなくても七日間もかかってしまう。さすがに乗りっぱなしはきついのでイルクーツクとオムスクで降車したわけだが、それでも合計七日間列車に乗っていることには変わりない。暇な時間を有効活用するため、ジャレド・ダイアモンドの『銃・病原菌・鉄』を読み進めることにした。文化人類学のベストセラーだ。内容を簡単に要約すれば、「人類は住む場所の風土に大きな影響を受けながら生活してきた。文化の質や文明の進歩具合に大きな違いはあれど、そこに人種的な優劣はない」というものだ。ちなみにこの単語を並べただけのシンプルなタイトルは、人類に大きな影響を与えた三つの要…

  • No.6 the Siberian Ground and the Great Mother

    I was looking at the blue of Japan sea shone with summer sun from Vladivostok to Khabarovsk, and the Siberian ground were being reflected on the train window after the area. Only white birch and glass lands spread between town and town. when I saw small villages which has only 4 or 5 houses, I thoug…

  • No.6 シベリアの大地と偉大なる母

    ウラジオストクからハバロフスクまでは、夏の陽光に照らされた日本海の青を眺めることもできたが、それ以降はずっとシベリアの大地が車窓に映し出されていた。町と町の間には白樺の森と草原がひたすらに続く。時折現れる数件の集落を見るたびに、「彼らはここでどうやって生きているのだろうか?」と考えてしまった。僕の想像の外に暮らす彼らとはこの先一度も交わらないと思うが、そこに無理矢理にでも接点を生み出すことが、見知らぬ土地を旅するということなのかもしれない。「これからこの国を旅する」という話をすると、「神の思し召しがありますように」とタブレットの翻訳機能を通してメッセージをくれたロシア人のおばさん。僕と同じよう…

  • No.5 on the Siberian Railroad Heading for the West

    I took a 3rd class train of the Siberian Railroad from Vladivostok to Irkutsk, one of the biggest cities situated in the center of Russia. Different from the 1st class decorated with luxurious furniture and the 2nd class that lots of compartments stand in a row, we can see the usual lives of the loc…

  • No.5 シベリア鉄道で西へ

    ウラジオストクからロシア中央部の大都市イルクーツクへは、シベリア鉄道の三等車に乗って行くことにした。豪華な装飾に彩られている一等車両や4人用のコンパートメントが並んでいる二等車両とは異なり、仕切りのない三等車両ではロシア人の普段の生活を垣間見ることができる。

  • No.4 at the End of the East

    When I was a kid, I was often watching the TV program, “Special Mission Research 200X” The contents of the program conducs researches about paranormal phenomena and mysterious incidents to uncover their secrets and go into a new world. I had been fascinated with the variety of pictures constituted l…

  • No.4 東の果てより

    子供の頃、「特命リサーチ200X」というテレビ番組が好きだった。超常現象や怪事件の調査を行い隠されていた謎や未知の世界に迫る、という内容だ。ドラマのように構成された様々な映像に魅了され、日曜8時に僕はテレビの前で毎回ワクワクしながら見ていた。UMAやノストラダムスの予言、バミューダトライアングルなど、今考えてみると怪しい情報ばかりであったが、自分の住んでいる世界とかけ離れている世界を知ることはとても面白かった。そしてこの調査を行っていた架空の民間機関の名称が「ファー・イースト・リサーチ社」だった。その時は「何だかカッコイイ響きの名前だな」としか思わなかったが、これは即ち名前の通り、極東での物語…

  • No.3 Looking Back on My Life towards the Future

    This ferry is operated by Korean company and most of the passengers are Korean. In addition, restaurants and many goods in shops are Korean style. Although this ferry was still sailing in the territorial waters in Japan, I felt as if I was in a foreign country. I had been tired because I took many t…

  • No.3 明日に向かって振り返る

    この船が韓国を中心にして運行しているからなのか、旅客の大半は韓国人だ。また、船内のレストランや売店の商品の多くは韓国系である。まだ日本の領海内を航行しているとはいえ、既に異国に来ているような感じだ。連日移動を繰り返していたこともあり、この日は早々に床に着いた。二日目の朝、船は韓国領内を航行しており昼前には東海についた。ここで4時間ほどの滞在だ。看板や標識がハングルで書かれていることを除けば、日本の地方都市の町並みに実によく似ている。「近くにあるものは互いに影響し合う」というのは、何も物理現象に限った話じゃない。人も文化も伝統も、永久的に独立を維持することできないし、孤立したままではその存在を保…

  • No.2 Dropping in and Going around

    I arrived at the ferry terminal of Sakaiminato before sunset. The ferry departing here sails to Donghae, Korea and Vladivostok, Russia. There used to be the other passenger ships from Yokohama, Niigata, and Toyama, Japan to some Russian cities, but now we can only take this ferry and the small ferry…

  • No.2 道々、寄り道、回り道。

    境港のフェリーターミナルには夕暮れ前に到着した。ここから出る船は日本の境港と韓国の東海、そしてロシアのウラジオストクをつないでいる。かつては横浜や新潟、富山からロシアへ向かう定期船もあったが、現在はこの船と、稚内とサハリンをつなぐ夏季限定の定期船を残すのみだ。他にも韓国や中国、台湾への貨客船もあったが、大半は廃止されてしまった。日本から外国にいく場合、豪華客船に乗るというならいざ知らず、安価で利用できるLCCが世界中に普及した昨今において、わざわざ船で海外に行くなんてのは暇人のすることだ。友人に旅の話をするときに船を使う理由として、「その方がロマンがあるから」とよく分からないことを適当に言って…

  • No.1 Going on a Straight Railroad or a Winding Road

    Where would I go if I took long holidays? If they were 1 week, I could visit Canary islands and see dragon’s blood tree. 2 weeks, could go to some villages which have Tibetan cultures located in the northern part of India. 3 weeks, could get to the Northernmost place of European continent from Japan…

  • No.1 真っ直ぐな線路と曲がりくねった道

    長い休みが取れたらどこへ行こう。一週間あれば、カナリア諸島に生える竜血樹を見に行ける。二週間あれば、インド北部にあるチベット文化圏を周れる。三週間あれば、陸路と航路だけで日本からヨーロッパ大陸最北端まで行ける。四週間あれば…

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