陣リン さん プロフィール

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陣リンさん: 〈BL〉隣りの2人がイチャついている!
ハンドル名陣リン さん
ブログタイトル〈BL〉隣りの2人がイチャついている!
ブログURLhttps://jin-rin.blogspot.jp/
サイト紹介文隣りに住む料理人(眼鏡)×ニート(イケメン)のイチャラブ。1話完結のBL小説です。お気軽にどうぞ。
自由文隣りに住むイケメン2人が深夜に廊下で壁ドンしてたのが気になって観察してみました。
ベランダから覗くとアレの真っ最中だったり、壁ごしにアノ声だって聞こえるのです。
私は腐女子ではなかったはずなのに、毎日ドキドキしてしまいます。何かが目覚めそうなのです。
そんなドキドキを読み物にしてみました。基本的に1話完結。毎週金曜更新予定です。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供21回 / 85日(平均1.7回/週) - 参加 2017/07/28 18:02

陣リン さんのブログ記事

  • 過去の記事 …
  • こうして秘密が暴かれる
  •  ミルクの中で砂糖と卵が混ざり合う。 仕上げにバニラエッセンスを一振り。 濃厚な甘い香りが部屋を満たす。「……うぅん?」 先程から、心ここにあらずという風に鼻をひくつかせていた有夏がついに3DSを横に置いた。「幾ヶ瀬、何つくってんの」 キッチンへ向かう。 足取りは、彼にしては珍しく軽いものだ。 渋面を作って小さなカップに液体を注いでいた幾ヶ瀬は、有夏の気配に顔をほころばせる。「プリンだよ。2時間くらい [続きを読む]
  • ひとりごと
  • 週イチで更新しております本編ですが、今回は、最近ちょっと思うことをタラタラと書いてみようと思います。まずは。このところタイトル長いよねって思ってます。意図したわけじゃなくて、勝手に?こんな感じになってきて。次回は短くしよう! なんて1人で言ってますが、どうなるだろう…。あと、登場人物を適当にざっと紹介するページを設けようとか…プラザ中崎の間取り図とか…いろいろ考えてはいるんですよ。近々(?)アップ [続きを読む]
  • 『閲覧履歴に基づくおすすめ商品』は人物の内面を完全に晒す
  •  乱暴に扉が開かれた。「ありかーっ!!」 夜中だというのに、玄関先で絶叫するのは幾ヶ瀬だ。「有夏ぁ、俺もう仕事やめるぅ!」「おー、おかえり。遅かったな」 3DSから視線をあげて、有夏ときたら涼し気な表情だ。 そんなとこで喚いてねぇで部屋に入れよとの言葉に、幾ヶ瀬は素直に靴を脱いで駆けてきた。 小走りの勢いそのままに有夏に抱きつく。 ベッドに腰かけゲームに興じていた有夏は自然、押し倒される格好となるわ [続きを読む]
  • 記念日を一緒に過ごしたい派・気にしない派
  •  引きこもりの常として、彼の朝は遅い。 明け方近くまでゲームをやり込んでいるからだ。 午前7時など、眠りの世界の一番深いところを漂っている時間だろう。 加えて彼はアラームの無機質な音を嫌がる。 切迫感を覚え、不安になってしまうらしい。 従って胡桃沢有夏は今、この上なく不機嫌であった。「……んだよ……んじだとおもっ……」 目がほとんど開いていない。 長い睫毛の影に黒目がうっすら覗いているが、目の前の [続きを読む]
  • 有夏チャンのこっちのおクチはウソがつけない!?
  •  今更であるが、プラザ中崎は1Kの物件である。 キッチンスペースが広くとってあるものの、居室はせいぜい8畳程度。 3階端から2件目の幾ヶ瀬家も、完全にひとり暮らし用の家具が置かれていた。 テーブルは1つ。長方形の座卓だ。比較的大きめサイズではあるか。 そこに無数の料理が並んでいた。 シェフ(見習い)だからこその大皿が数枚──普通、ひとり暮らしの若者はこんな宴会用の皿は持っていない。 更に小皿、鉢、椀がび [続きを読む]
  • 焦らしたあげく禁断のラブロマンス、なんてプレイを
  • 「有夏……」 幾ヶ瀬の囁きに、有夏が唇を動かした。 微かに漏れる声は吐息と喘ぎのみ。 真っ赤に染まった耳朶に、幾ヶ瀬は顔を寄せる。 舌先で耳裏をなぞると、白い背中がピクリと硬直した。「有夏、そんなに締めたら俺……動かせないよ?」「うぅ……ん、ヤだっ。ちゃんと……しろ」「うん? ちゃんとしろって何? どうして欲しいの? 言って」「くっ、分かってんだろ……うあっ」「分かんないなぁ。こんなとこに指挿れら [続きを読む]
  • 有夏邸 脱・GM屋敷!
  • 「……ひま?」 廊下でバッタリ会ったコミュ障のイケメンに口説かれて?「はいぃ! 暇ですぅ!!」と返事したアタシ。 ども。陣リンです。 今、どっぷり後悔してます。 3階の角部屋には表札は付いていない。 恐らくだけど、名前も苗字もコンプレックスな有夏チャンのこと。あえて表札を出していないのだろう。 毎度の宅配のお兄さん、困ってんだろな。 いや、もう慣れたかな。 ともかく、そこに連れてかれた。 いやぁ、 [続きを読む]
  • そうだったのか、胡桃沢家
  •  すでに24時を回っている。 トボトボという足取りで長身メガネがプラザ中崎の廊下を歩いていた。 幾ヶ瀬が勤めるレストランは、金曜ということで目の回る忙しさだったようだ。 加えて交代で回ってくる閉店作業の当番に当たっていて、帰宅がこんな時間になってしまった。 なるべく音をたてないように、そっと鍵を開ける。「ただいま……」 時間が時間なので一応気を遣っての小声である。「幾ヶ瀬ぇ!」 引きこもりの生活パタ [続きを読む]
  • 夏のなごり
  •  冷凍庫を開けた有夏がアイスを取り出した。 顔がニヤけている。「鍋のあとはやっぱコレだな」 コンビニの「まるでマンゴーを冷凍したような食感のアイスバー」をペロリと舐める。「うまーーーっ!」 この時期、鍋とは大概に季節外れなメニューである。 だが有夏が喜んで食べることと、何より調理が楽なことから、幾ヶ瀬家ではここ数日またもや鍋料理続きであった。 塩ちゃんこに始まり、うどんすき、カレー鍋……。 最初の [続きを読む]
  • かきまぜる行為
  • 「かきまぜてっ!」 浴室の扉が開くなり、幾ヶ瀬がそう叫んだ。「あぁ?」 いまいち意図が伝わっていないと悟ったか、髪から水滴を滴らせ、腰にタオルを巻いたままの姿で狭いキッチンに飛び込んでくる。 お玉を持ってコンロの前に立ち尽くす有夏が、顔をしかめて振り返った。「有夏、鍋みててって言ったでしょ」 細い身体を押し退けるようにしてガスを切ると、お玉を奪い取る。「底が焦げてる。せっかくのシチューが台無し…… [続きを読む]
  • ヘンタイメガネの変態たる所以
  •  ダン! 凄まじい音に、アタシの部屋の家具たちまでガタガタッと震える。「うぉ、ビビったぁ」 アタシは壁の穴から慌てて身を引いた。 一瞬、ノゾキがバレたかと思ったのだ。 どうやら大丈夫そう。 うんうん、そう簡単にバレやしないって。 ども。陣リンです。 お隣りのゲイカップルのおセックスにハァハァしながら、毎日この穴を覗いてます。 本日も絶賛ノゾキ中! けど、今日は……少し勝手が違うようで? アタシの実 [続きを読む]
  • お知らせ
  • 【2017/08/23】各話紹介のページから、8話「ヘンタイメガネの変態たる所以」の紹介が抜けていました。画面右端の目次からも。本日、気付いて更新しました。読んでくださってる方がいらっしゃったなら、不手際おわびします。ごめんなさい。 [続きを読む]
  • カラフル
  •  玄関先でイチャついている──かのように見えるが、これは少々違うようだ。「有夏、2日分のキス」「も、いいから! とっとと行け」 細腰を撫でまわしながら顔を寄せる幾ヶ瀬と、宥めるように相手の胸元をポンポン叩く有夏。 明らかに温度差がある。 幾ヶ瀬は近所にある飲食店勤務である。 「ランチも充実 洋食レストラン」といった紹介文が合うだろうか。 その雇われシェフである彼の、今日は出張の日なのだ。 系列店の [続きを読む]
  • 覗いた時は事後でした
  • 「…も、抜けって」 有夏が呻いた。 呼吸はまだ荒い。 ベッドに横たわったまま、相手の体重を感じるのが心地良いのか、声が甘い。 そんな彼の整った顔を至近距離で見つめながら、幾ヶ瀬がいつものように髪を撫でる「抜いてるよ」「んぁ?」 訝し気な表情。 折り重なって互いの息遣いを感じながら、蜜のような時間を過ごす──これは明らかに事後の光景だ。「ホントにぃ?」 顔を赤らめ、尚も念を押す有夏。 成程。ふたりの [続きを読む]
  • 中世ヨーロッパの男娼館での営みを妄想シテみる
  •  イチャイチャ。 という表現がやはり相応しいか。「有夏の唇、やわらかい……」 互いの口の中をかき回し、唾液を交換し呑み込む。 舌を舐めて絡めて。 最後は唇を軽く合わせて終わるいつものくちづけ。 日に何度か行われるその行為だが、今は夕食の支度まで少し時間があるからか、幾ヶ瀬のキスは執拗だった。 何度も音をさせて唇を犯しながら、Tシャツの上から有夏の身体を撫でまわす。「んん……」 有夏が僅かに身を引い [続きを読む]
  • 隣りのアタシはクソビッチ!?
  • 「おかえり、有夏。どこ行ってたの?」「んぁ?」 靴を放り捨てるように脱いで部屋に入る有夏。手にはコンビニの袋、それから大きな紙袋を持っている。「それ、どうしたの?」 幾ヶ瀬は目ざとい。「お菓子のよしの」と書かれた紙袋に過剰に反応したのが分かった。「もらった、ソコで」「そこってどこ? 誰に貰ったの? どういうもの?」 執拗にも思える問いに、だが有夏は平然としたものだ。中からビスコの箱を取り出した。「 [続きを読む]
  • 設定温度18℃にしていそしむこと
  • 「あっつい……」 伸びてきた手を有夏はピシャリと払った。 ベッドに横向けで転がり、寝る前のひとときを3DSに興じていた彼の背に、ピタリと張り付くように幾ヶ瀬の身体が寄せられる。 風呂上がりの熱気がむわっと押し寄せてきて、有夏は露骨に顔をしかめた。体温が低く線も細い彼に比べて、幾ヶ瀬の熱は耐えがたいものであるらしい。「キモいわ、あっち行けよ。てか、邪魔すんな。オレのターン、ドロー! モンスターを召喚、 [続きを読む]
  • アマゾンがくるまで
  •  やわらかな唇を押し入って、口腔に舌が侵入する。 迎えるそれの反応の乏しさに戸惑ったか、男は一旦唇を離した。「……有夏?」「ん……んん?」 感触を楽しむ余裕はあるらしい。 有夏と呼ばれた青年の舌先がチロリと自らの唇をなぞる。「なに、幾ヶ瀬?」「何じゃなくて……」 再び重ねられる唇。 狭い1DKのアパートの室内。空気を揺らすのは次第に荒くなる呼吸音と、動く舌と唇がたてるなまめかしい音の微動のみ。 煌々 [続きを読む]
  • ランチ休憩に、蜜
  •  互いの唾液が絡まり音をたてた。 耳朶を喰んでいた舌が頬を伝い、唇を弄る。「んん……っ」 たまらず漏れた吐息をも呑み込むように覆って、舌先は上唇と下唇の間に。 侵入する隙間を探すかのように何度も往復する。「ふぁっ……も、いいって……幾ヶ瀬」 今しも圧しかかろうとする勢いで唇を求めてくる男から顔を背ける。 肩をポンポン叩いて宥めるのは、座卓の前に胡坐をかいて座る青年であった。 薄茶の髪と、白い肌。整 [続きを読む]
  • 目次と各話紹介
  • 1「ランチ休憩に、蜜」 仕事のランチ休憩に急いで帰って来た幾ヶ瀬(いくせ)。 僅かな時間でも有夏(ありか)とイチャつきたいのだ。「この時期、鍋?」なんて言われながらも、食事を作ってご満悦の様子。 2人はごはんのお礼にキスする約束をしていて。「これは朝食の分。それから夕食のキス。あ、おやつも……」2「アマゾンがくるまで」「ねぇ有夏、一緒に住もうよ」 いつものように部屋でキスをしていると、幾ヶ瀬がそう囁 [続きを読む]
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