カトウイチコウ さん プロフィール

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カトウイチコウさん: KATOU ICHIKOU
ハンドル名カトウイチコウ さん
ブログタイトルKATOU ICHIKOU
ブログURLhttp://katouichikou.hatenablog.com/
サイト紹介文小説、エッセイ、ショートショート等、自作の文章を配信。オルタナティブともし言われたらかっこいいな。
自由文元美術作家です。別に売れてたとか有名とかではありませんが。現代美術の方法論で文章を書いたらどうなるかというのが始まりです。でも良く考えたら現代美術の方法論をちゃんと理解しているのか、根本がかなり怪しいわけですので、つまりは勝手な文章ということです。
よくわかりません。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供14回 / 60日(平均1.6回/週) - 参加 2017/07/30 13:51

カトウイチコウ さんのブログ記事

  • 過去の記事 …
  • を待ちながら
  •  アンネの日記が創作ではないと知ったのは、文庫本のあとがきまでいった時だったような気がします。僕の記憶の中ではなぜか、アンネの日記と赤毛のアンがだぶっています。 それらを読んだのはもう昔の話で、正直内容もよく覚えていません。今もう一度比べて読んだら全然違うじゃんて思うのかもしれないというか、間違いなく全然違うんでしょう。何がって、現実に起こったことなのか創作されたものなのかが、決定的に違うのでしょ [続きを読む]
  • 月がでかいから、どっか遠くでサイレンが鳴っている。
  •  月がでかい。どっか遠くでサイレンが鳴っている。 月がでかいから、どっか遠くでサイレンが鳴っている。月がでかい夜はみんな何かやらかすから、ウーウーウーウーとサイレンが、お前やばいぞと警告する。 ウーウーウーウーと鳴り響くサイレンが、お前やばいぞと警告しながら走っている。みんなに言っているわけじゃない。やばい人に言っている。 電信柱に「鳥をさがしています」という張り紙があった。鳥をさがして [続きを読む]
  • UFO
  •  朝、駅までのいつも通りの道のりをいつも通りに歩いていると、空からすごい速さでUFOが現れて、目の前を歩いている人をさらって、またすごい速さで飛んで行った。 私はびっくりして、腰をぬかして慌てふためくべきだったのだけど、その時私はちょうどぼーっとしている最中で、目と頭の焦点が視線の奥行き方向にたぶん20センチくらい離れていて、本当の焦点があるはずの部分とそのずれた焦点との2つの間のぼんやりとした風景 [続きを読む]
  • 防災の日と震災とベローチェ
  •  ラジオが、今日は防災の日だと言っていた。「避難場所と避難所とでは、違うんです。避難場所は災害から緊急かつ一時的に避難する場所、避難所は災害により住居を確保することが困難になってしまった住民のためにその場所を提供する施設のことです。災害があった時にはどこに避難するか、最低でも二ヶ所は想定しておかなくてはいけません。震災による二次災害、火災にも注意が必要ですし、人間雪崩の可能性もありますから、人混み [続きを読む]
  • 喫茶店。チーズケーキ。ハーフパンツ。
  •  喫茶店の一番奥の、四人掛けのテーブル席を陣取って、退屈を体全体で表現している。この店に合わせたようなペラペラのワンピースに、明るすぎる茶色い髪の毛。古着のブーツ。頬杖の上の大きな目を半開きにして、同じことを百年も毎日繰り返しているみたいに無感動にそこにいる。何してた? と聞くと、何もしてないと答える。僕が目の前に座っても、その百年の退屈は何も変わらない。自分の数多い知人を思い返しても、こういう人 [続きを読む]
  • ジャコメッティ
  •  ジャコメッティはつくしみたいなものを作った。それは人だけど、僕にはつくしみたいに見えたし、つくしみたいなものにしか見えなかった。つくしみたいなもので素晴らしいのか、つくしみたいなものでつまらないのかということはその時は考えなかった。今どっちだろうと考えても良くわからないし、素晴らしいとかどうとかということじゃないような気もした。僕はそんなに感情的なタイプではないのかもしれなかった。 長細く引き [続きを読む]
  • 金曜の朝にあんたそれなに吸ってんの?とおばちゃんが問う
  •  赤坂見附の駅を大通り側に出て右へ進むと、ガラス壁で囲まれた喫煙所がある。朝電車から降りて会社に行く前と、夜会社が終わって電車に乗る前に、一本ずつ【タバコ】を吸うのが、日課というような大したものではないけど、なんとなく習慣になっていて、その時は金曜日の朝電車を降りてそのいつもの喫煙所で【タバコ】、アイコスだからこれは純粋に【タバコ】とは言わないのかもしれないけど、一応電子【タバコ】と銘打っているの [続きを読む]
  • 色弱について
  •  鎌倉のゴルフ場の駐車場で、ゴルフカートにラッピングをしていた。グラフィックをラッピング専用メディアにインクジェット出力して、貼り職人がカートのバンパーや屋根に貼っていく。ヒートガンと呼ばれるドライヤーで温めて、カッターを自由自在に操りながら貼っていく。二次元のグラフィックが三次元のボディーを覆っていく。愛想のない白いカートが人当たりよくカラフルに変わっていく。 僕は現場管理としてそこにいる。職 [続きを読む]
  • 東京
  • 仙台から東京に引っ越した。 いつのまにか三十後半に入ってしまったので、夢と希望ある東京はどっかに行ってしまった。人からは上京するのかなんて言われたけど、上京という言葉はそんなキラキラした東京が見えている人のための、ジューシーで、ドリーミーで、時代錯誤で、バカみたいな言葉だ。それってなんかいいなと思って、僕は上京しますと言いたかったけど、僕のはただの引越しだった。転入届に記載したのは、こんな年齢と [続きを読む]
  • ロボットダンス
  • 頭の中で、ロボットダンスをしている人のイメージが離れない。イメージだから超うまい。人間離れもいいとこで、まるでロボットだと言うか、もうまるっきりロボットだ。ダンスにはとても見えない。ロボットダンスだと知らなければ、ロボットだと思っただろう。て言うかロボットだろうこれ。でも、あくまでこれはロボットダンスのイメージなんだから、ロボットじゃなくてロボットダンスのはずなんだ。ところで僕は、何でこれをロボ [続きを読む]
  • 男の子の名前はみんなパトリックっていうの
  • ジャン=リュック・ゴダールの初期の短編に「男の子の名前はみんなパトリックっていうの」という映画があるらしい.見てはいないけど,もはや見る必要がないほどに,この題名は言葉として素晴らしい.言葉が一つの作品として成り立っている.完結している.題名をちらっと見ただけで,あぁいい作品を見たなと思う.500ページの本に一行でもこんな言葉が入っていたら,他の行が全部電話帳だったとしても僕はそれをいい本だと思う [続きを読む]
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