教育エジソン さん プロフィール

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教育エジソンさん: 教育方法の発明家 教育エジソン
ハンドル名教育エジソン さん
ブログタイトル教育方法の発明家 教育エジソン
ブログURLhttps://education-edison.wixsite.com/education-edison/blog
サイト紹介文生徒主体の教育を実現してきた方法論と、イメージ瞑想を活用した人生体験を語るブログ
自由文チャレンジスクールでのコーピング、キャリア教育などの方法論。離婚、再婚、子育てのエピソードなどイメージ瞑想によるセルフコントロール人生。カットイメージ読解法の講座案内など。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供12回 / 365日(平均0.2回/週) - 参加 2017/08/05 19:05

教育エジソン さんのブログ記事

  • 高校生公開ディベート②本番の巻
  •  T区民文化センターのホールは、ほぼ満席だった。区内の4高校が出場し、2試合目。相手は、男女共学の私立高校である。 肯定側の立論。Uさんの書いた立論原稿を、Sくんがゆっくりと読み上げた。「子ども総合省」は子どもに関する諸問題を根本的に解決するため、児童相談所を直轄組織とし、情報収集と問題解決に当たる――。Sくんのスローペースが、むしろ自信に見える。否定側の男子からの質疑も、とぼけた応答でのらりくら [続きを読む]
  • 高校生公開ディベート①準備の巻
  •  ディベートというものは、今では広く知られている。一つの論題について、肯定側と否定側が決まった手順で論戦を行い、審判が勝敗を決する。ゲームであるから、論題は、「日本は夫婦別姓を制度化すべきである」とか、「シルバーシートは廃止した方がよい」など、白黒がつけがたいもので、自分が割り当てられた側に有利な情報を集めて、主張を展開し、相手側の論理の甘さを突いていく。国語の授業にディベートを取り入れる実践もあ [続きを読む]
  • 暗記ペンの裏技②
  •  暗記ペンの使い方は、本文を問題と答えに分けて読み、問題とそのヒントを残し、答えとなる部分を塗るのが基本的な塗り方である。 しかし、裏技と言うのは、この先である 適切なスモールステップを作っていけば、学習はスムーズに進む。暗記ペンをうまく使うと、そのステップをいくらでも細分化できる。 たとえば、「二葉亭四迷」が初めて見る名前なら、一気に塗らず、「■葉亭■迷」でもよい。これなら、いきなり覚えるよりず [続きを読む]
  • 暗記ペンの裏技①
  •  高校生がよく使う勉強のツールとして、「暗記ペン」というものがある。たとえば赤色のマーカーで、教科書の重要事項を塗り、セットになっている緑色の透明シートをかぶせると、その部分が黒くなって見えなくなり、暗記学習ができるというものである。ペンとシートの色が逆のセットも売っている。 私が高校生のとき、こんな便利なものはなかったが、まったく同じ原理で勉強をしていた。参考書に半透明のトレーシングペーパーを貼 [続きを読む]
  • イメージ体験で「文学入門」の授業
  •  「文学入門」という、私が定時制で育んできた定番単元がある。文学を読む姿勢を体験的に理解してもらうための学習である。 まず、生徒は「ことばスケッチ」として、目に見えるものを見たままことばで書く。その際に、「気持ちを書かない」。次の時間に、「ことばスケッチ」作品をいくつか匿名でプリントしたものをみんなで読んでみる。気持ちを書いてないのに、「何だか、書いた人の思いが伝わってくるよね」というところから、 [続きを読む]
  • 小2の息子と新しい家庭
  •  私が相手に求める条件の優先順位第2位は、「子供を受け入れてくれること」だった。 それどころか、子供好きで子供のない彼女は、子供のいる男性を求めていたと言う。既に四度目のデートは子連れだったが、小学校2年の息子は、彼女とすぐになじみ、会うのを心待ちにするようになった。 息子には、私が離婚したことは事前に話しておいた。たまにしか会わない母親との関係を自然に受け入れていた彼は、事実を素直に理解してくれ [続きを読む]
  • 高校時代の勉強法
  •  全日制の高校で教えるようになって、とくに受験を控えた3年生の授業を担当するときに、自分の高校時代の勉強法をあれこれ思い出し、生徒に語ることも多くなった。 文学の修業を志し、文学部へ進みたいと志望のはっきりしていた私は、2年の3学期から、本格的な受験勉強を始めた。 毎朝4時に起きて3時間机に向かう。8時前に登校して教室で30分自習し、放課後は図書室で2時間勉強する。夜は9時に寝るが、その前に1時 [続きを読む]
  • 今日から1年以内に結婚?
  •  離婚して五年目。祖父母と同居の父子家庭生活もいつしか日常となったが、私の中で、深く理解・信頼しあえる生涯のパートナーを求める気持ちは、募る一方である。 そんなおり、『今日から一年以内にベストパートナーと結婚する十三の方法』(春秋社)という本に出会った。自分がなぜ結婚したいのかを明確に書き、目標達成期日を決める。 私は、よりよく生きるためにパートナーを必要とする気持ちを記し、目標を自分の誕生日に [続きを読む]
  • 学童保育のキャンプ② 父母たちのチームワーク
  •  夜8時。父親5人、母親5人が集まった。1年生の親が6人だった。専任の指導員が2人。私の依頼で、W氏も同席してくれた。K先生が先に発言を求めて、今までの宿泊キャンプの経緯と意義を話した。そのあとで、私は資料を配り、日帰りキャンプ案を説明した。K先生の意見に真っ向から対立する形となった。司会のO氏は、順に皆の発言を求めた。 若い母親は、一度日帰りにしてしまうと、元の形に戻すのはとても難しいのでは、と [続きを読む]
  • 学童保育のキャンプ① 父母たちの負担は?
  •  我が家はひとり親家庭なので、小学2年生の息子は、学童保育に通っている。地域の学童保育は、学校ごとに隣接して設けられている。自治体の援助は受けているが、運営は父母の自治的な組織が担う。入ってみてわかったが、公設されている保育園とは違い、学童保育は、親たちの積極的な意志に支えられて初めて成り立つものである。毎月父母会があり、60世帯ほどの親たちのうち、平均して半数以上が出席して、2時間以上、指導員 [続きを読む]
  • 息子との対話
  •  息子は、この4月から小学校2年生。自分の子ども時代と重ね合わせて、その気持ちを考えてあげられる年齢になってきた。 息子との対話の基本は、まず共感。子どもが「見て!」というものはよく見る。なるべく好奇心を共有しようとして、見たものには、自分なりに生き生きと反応する。また、この年代の子どもは質問魔だが、すぐに答を教えるのではなく、考えるためのヒントや、考え方のステップを示すようにしている。 この春も [続きを読む]
  • 偉大なり あだ名の効用
  •  唐突な話で恐縮だが、私の小・中学校時代のあだ名は、「パンツ」であった。きわめて日常的に、そう呼ばれていた。何のことはない、苗字が国内最大手のパンメーカーと同じなので、苗字にパンをつけて、「○○パン」と呼ばれていたものが、悪友の思い付きで「ツ」がついただけのことだが、大半の級友たちはそんな由来を知らずに使っていた。そこには、親しみとともに、軽い侮蔑が含まれていたことは否めないだろう。 さて、長じ [続きを読む]
  • ヴォイストレーニングの楽しさ
  •  前にも書いたように、全日制に赴任してから、毎朝の発音発声練習を日課にしている。二〇分くらいできるとよいが、時間のないときには、5分間やるだけも、声の通り方は全然違ってくる。 定時制でもときどきやっていたことだが、全日制の生徒から、「先生の声は小さくて聞こえない」と言われ、本腰を入れて取り組み始めた。初めは、以前と同様、外郎売のせりふなど、発音練習中心にやっていたが、教室での声の通りはなかなか改 [続きを読む]
  • 歌うことの楽しみ(独りカラオケ)
  •  歌う、と言えば、中学時代の歌唱テストを思い出す。ピアノを弾く女性教員の横に1人立って、みんなの視線を感じながら、足はがたがた震えていた。音程に自信がなかった。 高校の芸術選択で音楽を選んだのは、美術で下手な絵が形に残るよりはましという、消去法による選択に過ぎない。それでも、その当時流行っていたフォークソングを歌うために、小遣いを貯めて安物のギターを買ったこともある。当時、ひとり自宅で歌うのは楽 [続きを読む]
  • 睡眠のコントロール
  •  学生時代まで、人間は8時間眠るものだと信じていたが、就職したころから、意図的に睡眠時間を短縮しようと心がけてきた。 きっかけは、現在上智大学名誉教授である酒井宏氏の『ナポレオン睡眠』、『四時間睡眠法』という本を読んだことである。氏は、長年3時間睡眠を励行して、専門の電気工学の他、書道家、バイオリニストとしても活躍し、軽飛行機の操縦もするなど、あり余る時間で多様な人生を展開している。3時間は極端に [続きを読む]
  • 私流? 論文の書き方
  •  大学時代の卒論は、文芸科という怪しげな専攻ゆえ「自作の小説作品」で済んだ。だから、現在執筆中の修士論文は、私にとって、まともな論文を書く初めての体験である。 自分の考えを自由に書くのは得意だが、論文の場合、先行研究を踏まえて論を展開しなければならない。先行研究のまとめを私がどう行なったか、試行錯誤で編み出した方法をご紹介しよう。ただし、明らかに邪道と思われるので、指導教官には内緒である。 まず、 [続きを読む]
  • 22(最終回) 学びに向かう意欲とは
  •  人は否定される不安から自分を防衛し、結果的に、望まない悪循環に陥る。KJ法を通じて私が得たその発見は、人間関係だけではない。勉強でも運動でも、失敗する不安から逃げ腰になるので、うまくできない。気を楽にして根気よく対象と向き合っていけば、大抵のことはできるようになるはずだ。だから生徒を不安の悪循環から解放し、できることの喜びを味わわせていく。それが私の教員としての仕事だと思った。 そうして、異動先 [続きを読む]
  • 21 私を支える3つの技法③ 親業・教師学
  •  新採の工業高校(定時制)で、教師に反抗的な生徒たちの言い分を、未熟な私は兄貴ぶって「わかるわかる」と言い続けた。しかし学校として、彼らの行動のすべては容認できない。そこで私の言動は矛盾し、裏切られたと感じたとき、彼らの攻撃の矛先は私に向かった。 その事態になすすべもなかった私に、カウンセリングを学ぶ年配の同僚が紹介してくれた本が、トマス・ゴードンの『親業』だった。 まず、「能動的聞き方」を使って [続きを読む]
  • 20 私を支える3つの技法② 本質をつかむKJ法
  •  新採の工業高(定時制)で生徒と関係が悪化し、異動の決まった私が、瞑想と同時に取り組んだのは、自分の生き方を探す作業だった。薄暗い教室で胸倉をつかまれ、「お前の教育方針は何なんだ」と問い詰められたが、何も言えなかった。その前に、自分自身の生き方が曖昧なままだった。 そこで、自分はどんな人間かと問い、自身で思うこと、人に言われたこと、何でもノートに書き出してみた。50項目以上になって考えあぐねたとき、 [続きを読む]
  • 19 私を支える3つの技法① 自律訓練法
  •  後は、私の歩みを支えてきた3つの技法について書きたい。 不登校経験のある生徒たちを見ていると、実は共感する点が多い。私自身、幼い頃から人づきあいや実技教科が苦手で、劣等感と自意識過剰に悩んだ。 中学時代に読んだ雑誌で、集中力向上や性格改善に効果のあるという「自律訓練法」を知ったとき、「自分が求めていたものだ」と感じた。ドイツの精神科医シュルツの考案で、「腕が重い」で始まる6つのことばを心の中で唱 [続きを読む]
  • 18 教員集団の力② 元気の出る校内研修
  •  外部の講師を招いて啓発される校内研修会もいいが、本校の教員自身が主役で、互いに学び合える研修会をしたいと思い、年に2回「授業実践交流会」を実施している。 参加者は全員「私の授業の工夫」をA4の1枚にまとめ、数枚コピーして来る。4人以内のグループに分かれ、レポートのない教員も分散して加わる。 司会者が時間を知らせ、次の流れで全グループ同時進行する。  ①発表(5分)1人がレポートを説明する。  ② [続きを読む]
  • 17 教員集団の力① M高校の学力向上戦略
  •  M高校の実践を支える教員集団の力について2回、書いておきたい。 平成22年度本校は、都立高校学力向上開拓推進校の指定を受けた。図に示すのは、そのときに私たちが考えた稔ヶ丘の学力観である。学校教育法第30条が示す学力の三側面の関係を、学習に苦手意識を持つ生徒たちの立場から捉え直したものだ。 学習に対して、「やってもできない」と構えを持ちがちな生徒たちは、授業の中で「やったらできた」という小さな達成 [続きを読む]
  • 16 授業展開の工夫③ ペーパースピーチ
  •  人間関係スキルや「産業社会と人間」のワークの中で、各自の考えを交流したいとき、相互の関わりを促すために、紙を折って見せる方法を考えた。 例えば、人間関係スキルの「認知」のワークでは、身近なストレス場面のエピソードをいくつか読み、認知(考え方)をどう変えたら、気持ちが楽になるかと考える。その後、3つに折った大き目の紙に、上から順に、選んだ場面、別の認知、そのときの感情を、マジックで大きく書く。下の [続きを読む]
  • 15 授業展開の工夫② 発散思考と収束思考
  •  メソッドタイム(学習スキル)の「問題解決のスキル」では、「得意科目の成績をアップするには」をテーマに、発散思考と収束思考を活用した問題解決法を学ぶ。 そのポイントは、思考のステップを分け、書いて考えることである。まず問題点は何か、視野を広げて、思いつくことはすべて箇条書きで書き出す。これを「ブレインストーミング」と言う。質より量、突飛な考えも否定せず、似た考えでもどんどん出す(発散思考)。出し切 [続きを読む]
  • 14 授業展開の工夫① 1枚ずつ配るシート
  •  これまで、学習・人間関係のスキルを学ぶ独自科目「コーピング」と、「産業社会と人間」の学習内容を具体的に紹介してきた。ここから3回は、それらに共通する授業展開の工夫を考えてみたい。リレーションタイム(人間関係スキル)の本が出たとき、「これで、毎週プリントを印刷しなくて済みますね」と言った先生がいたので、そうではないと丁寧にご説明した。これらの授業シートは、1枚ずつ配ることを前提に作られているからだ [続きを読む]