seiseijaku さん プロフィール

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seiseijakuさん: Toward the Way of Tea
ハンドル名seiseijaku さん
ブログタイトルToward the Way of Tea
ブログURLhttps://seiseijaku.theblog.me/
サイト紹介文茶道裏千家稽古日記と日本文化と禅
自由文惺惺著、喏。他時異日、人の瞞を受くること莫かれ、喏喏。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供50回 / 67日(平均5.2回/週) - 参加 2017/08/11 16:19

seiseijaku さんのブログ記事

  • 生誕220年 広重展−雨、雪、夜 風景版画の魅力をひもとく−
  • 芦屋市立美術博物館で開催中の『生誕220年 広重展−雨、雪、夜 風景版画の魅力をひもとく−』は、「東海道五拾三次」をはじめ148作品を鑑賞できて見応えたっぷり!同時開催の『芦屋の歴史と文化財【平成29年度第2期】』にも広重と国貞の合作があるのでお見逃しなく。「東海道五十三次」は日本橋から三条大橋の間にある53の宿場町を描いているが、起点と終点を合わせると55点になる。また、京都から大阪までの間には4つ [続きを読む]
  • 月夜を楽しむ
  • 中秋の名月から毎夜月を眺めている。子供の頃はよく月や星々を見上げては空想や想像をするのが好きだった。月を眺めると、子供時代に自分がどれだけ家族に守られていたかを思い出す。有難き幸せ。 臥待月 寝待月 更待月 二十日月 [続きを読む]
  • 茶の湯関連展覧会
  • 香雪美術館 『利休と剣仲 千利休と薮内剣仲 ー 侘数寄の心』http://www.kosetsu-museum.or.jp/exhibition/滴水美術館 『秋季展 「続・渡来の茶道具」』http://tekisui-museum.biz-web.jp/news/news_20170905.html柿衞文庫 『俳諧と茶の湯』http://www.kakimori.jp/2017/06/post_224.php天王寺公園慶沢園 茶室「長生庵」公開張替 『剥張』http://www.city.osaka.lg.jp/kensetsu/page/0000410693.htmlニュイ・ブラン [続きを読む]
  • 中秋の名月
  • 今朝の大阪は天気が良く秋晴れが期待できる。今夜は全国的に月が見られるそうで良かった。十五夜と言えど、必ずしも満月とは限らず、満月は明後日の10月6日なんだそうだ。国立天文台 https://www.nao.ac.jp/astro/sky/2017/10-topics02.html月の名前がついた茶碗に「小井戸茶碗 銘 玉兎」がある。月の表面のような肌に兎を探してしまう。侘びた風情というのは夢現の世界へ誘う。良い月夜を。 [続きを読む]
  • 神無月と神在月
  • 10月は各地の神々が不在になるので神無月と言われるが、神々が集まる場所が出雲であり、出雲だけは神在月となる。よく調べていないので不確かだが、完全に全ての神々が出雲に集結して会議をするわけではないと思う。何故なら10月に神社の行事として重要な例祭があり、神不在のまま例祭を行うのはおかしいからだ。私の住む地域の産土神は淀屋橋に近い御霊神社で、今月の16, 17日に例大祭という秋祭がある。御祭神と御神徳 [続きを読む]
  • 台子点前について
  • 図書館で『お茶のおけいこ37 裏千家 台子・長板の点前』を借りてきた。点前手順や解説が分かりやすくて良い。手順だけ知っていれば良いわけではないので、台子について知ったことをまとめてみたい。台子は、鎌倉時代の僧、南浦紹明が宋から皆具一式を持ち帰ったことが始まりで、祟福寺を経て大徳寺に贈られた。天龍寺の夢窓疎石(庭園設計で有名)が点茶に台子を使い、足利義教の時代に書院茶の台子飾りとなり、足利義政の [続きを読む]
  • 家にあるものを道具に見立てて
  • 花瓶を杓立に、菜箸を火箸に見立てて練習をする。稽古の段階が進むにつれて見立てる道具が増えて、様々な種類の棚を見立てるのは大変だが、背もたれのない折り畳み式の丸椅子は丸卓になるし、更好棚にしたければその上に書類立てや鍋置きラックのような台所用品を重ねて代用できる。また、部屋のどこかに適当な棚がある場合は、そこに道具を持って行って練習する手もある。自分で考えて工夫することが [続きを読む]
  • 守破離
  • 規矩作法守りつくして破るとも離るゝとても本を忘るな利休道歌茶道、華道、能、歌舞伎、武道、どれも形から入ることが大事で、型をしっかり身につけなければ先に進んでも自分を表現することはできない。守って、破っても、離れても、本(もととなるもの)を忘れてはならない。どんな分野でも基本が大事と言われるように。稽古とは一より習ひ十を知り十よりかへるもとのその一 利休道歌 [続きを読む]
  • 秋のお菓子
  • 今日のおやつは秋にちなんだお菓子を4種。私は月見うさぎとむらさめをいただいた。家でねりきりなどを食べるときも黒文字を使って美しく食べる練習をする。丸い形のもは三等分になるように、四角い形のものは四等分になるように、はじめから全部切ってしまわずにひと口分ずつ切っていただく。下の松茸なんかはどうやって切ったらいいのだろう。二等分かな?おやつという言葉は、十二時辰の昼八つが由来しており13時から1 [続きを読む]
  • 『茶の湯の銘 季節のことば』
  • 季節の言葉に疎くてはお茶はやっていけないので、淡交社の『茶の湯の銘 季節のことば』を購入して、秋の章から読んでいる。秋は成熟した豊かな季節ということもあり、他の季節よりも言葉が多い。月の異称「嫦娥(こうが/じょうが)」という言葉をはじめて知った。「中国古代の伝説上の人物」で月に住む仙女なんだそうだ。玄月、詠月、小田刈月、菊咲月、色取月、竹酔月、寝覚月……。9月の異名がこんなにたくさんあること [続きを読む]
  • 台子薄茶点前風炉 (竹台子)
  • 昨日の稽古では入子点の次に台子薄茶点前を習った。夢の台子!先生が台子は宇宙だと説明してくださった。台子は陰陽五行を表していて、天板は天、地板は地、4本の柱は方角と四季を意味し、棚の中の道具がそれぞれ五元素(木火土金水)を表している。私の目の前に宇宙が広がり、私自身もその一部である。茶室も陰陽五行に基づいていて、黒田宗光の『茶道の稽古場 役立つ100の知恵』に分かりやすい図が掲載されている。「茶 [続きを読む]
  • 入子点
  • 掛物 松菊萬年歓 しょうぎくまんねんよろこぶ花 萩と矢筈芒香合 堆黒 いつもは稽古場にあるベスト型稽古着を使わせてもらっていたが、中学のときに娘が着ていた甚平があることを思い出し、今日稽古のときに羽織のほうを着てみた。勿論短パンは履かない。着物を着ているつもりで帯の位置に腰巻を巻けば袱紗を挟むこともできるし、懐に古帛紗や懐紙を入れることもできる。甚平 [続きを読む]
  • 老松割蓋茶器と一閑人
  • 掛物 掬水月在手 水を掬すれば月手に在り花入 奈良焼花 萩と矢筈芒花入は奈良絵ということまでは覚えていたが、銘を忘れてしまった。香合も飾ってあったのに先生に尋ねそびれた。棗の独楽に似ていたように思う。「掬水月在手」遠くの月に触れることはできないけれど、手で掬った水に月が写っている。まるで自分の手の中に月があるようだ。考え方次第でどんなこともできるということだろう。5回目の稽古で [続きを読む]
  • 『嘘八百』
  • 映画『嘘八百』公式サイト - 2018年1月 全国ロードショー 「百円の恋」監督&脚本が再タッグ!大阪・堺市を舞台に、古物商と陶芸家による“大人向けの極上コメディ” 今日たまたま宣伝ポスターを発見した。利休の幻の茶碗?!大阪が舞台の映画はやっぱりええなぁ。来年1月公開! [続きを読む]
  • 秋桜の小径
  • 遠くにいる祖母に鶴屋吉信の秋桜の小径を送った。介護ベットでの生活が続く祖母に、少しでもきれいな景色を見てもらおうと思ってのことだったが、予想以上に喜ばれたようだ。昨日父から連絡があって、まさか私が鶴屋吉信の羊羹を送るとは思わなかったと言っていた。父によると、祖母が茶道教授をしているとき、よく注文していたそうだ。父にとっても祖母にとっても思い入れのあるお菓子だったので私も安堵した。子供の頃 [続きを読む]
  • 井上靖 『本覚坊遺文』
  • 千利休(千宗易)が豊臣秀吉の命令により自刃した後に、茶湯者たちがあの死はなんだったのかとあれこれ語り合い、謎を追求していく物語。実在したと言われる千利休の弟子に当たる本覚坊が追想し、日記のような形式でこちらに語りかけてくる。「本覚坊遺文」は実際に残されているわけではなく、井上靖が創作したものである。「侘数寄物常住、茶之湯肝要」「──だが、利休どのは豪かった。天下に茶人多し [続きを読む]
  • 逸翁美術館 『茶の湯道具始』
  • 150点の茶道具がずらりと並ぶ本展は、茶事の流れを追体験するような構成で始まり、最後は茶室が再現されて終わる。説明文も詳しく書かれていて茶道や茶道具に詳しくなくても満足できる内容だ。テーマは5つに分かれている。①寄付〜炭手前の道具②濃茶席の道具③薄茶席の道具④懐石の道具⑤茶室室礼茶事では煙草盆が何度か登場して正客の座る場所を示したり、ゆっくり寛いでくださいねという意味がある [続きを読む]
  • 菊の季節
  • 着せ綿、はさみ菊、そして右のも菊だけど、何か名前があるのかな? 聞きそびれた。今日のおやつは家族の健康を祈って菊づくし。松楽菓子司のお菓子は非常にお手頃価格でたくさん買ってしまう。他には月見だんごとぶどう大福も買った。しばらくの間は少し形を変えながら菊の上生菓子が並ぶそうなので他のも楽しみにしたい。京都の京菓子資料館では9月14日から「諸国菓子めぐり ー全国菓子博覧会と京の [続きを読む]
  • Sacay 待庵
  • 堺市のさかい利晶の杜には妙喜庵の待庵(国宝)を復元したSacay 待庵がある。希望すれば中に入って説明を受けることもできるので、次回はお得な「さかい待庵特別観覧セット(茶室見学・展示観覧・立礼呈茶)」で隅々まで満喫したい。5月にNHKで放送された『究極のおもてなし〜天下を動かした一服の茶〜』を見ていて感慨深い気持ちになった。妙喜庵の待庵は山崎の合戦の後に、羽柴秀吉(豊臣秀吉)の命令によって千利休が [続きを読む]
  • 即庵 (逸翁美術館)
  • いつかここで茶会ができたらいいなぁと夢を抱かせてくれる即庵は、外の景色が一望できて開放感がある。薄暗い一畳台目の草庵も好きだけど、こんな風に開けた茶室にも惹かれる。この茶室とここに集まる人々とが織りなす風景はきっと素晴らしいに違いない。畳と椅子の組み合わせが近代的で、客たちが点前座の亭主を取り囲むと、まるで舞台のようだ。即庵は1936年に造られた。ところで、名前の由来がもし相即からきていると [続きを読む]
  • 水滴とみつ葉
  • 掛物 清風萬里秋 (せいふうばんりのあき)花器  鶴首花入花 酔芙蓉香合 三日月昼はカラッとした暑さで、夜になると涼しい風が吹く。9月最初の稽古日は良い天気だった。浮かれ惚けた夏も過ぎて、爽やかな風が新しい始まりを告げる。清風萬里秋。本格的な秋はまだやってきていないけれど、遥か遠くにあった秋がどんどん近づいている。稽古場の酔芙蓉がみるみる赤く変わって、3時間も経つとくたっと萎れていた。酔芙蓉 [続きを読む]
  • 人我亭(小林一三記念館)
  • 亭主と客が一体となって素晴らしい相乗効果が生まれることを一座建立という。人と我のための亭とは言い得て妙だ。亭主と客の心が通い合う時ほど幸せなことはない。招いた側と招かれた側がお互いのことを思ってひとときを過ごす。話のテーマも厳選され、お互いにさりげなく気を配る。これを堅苦しいと思われては困るが、私はこの一座建立のために亭主も客も日頃から多くのことを学ばなくてはならないと思っている。勿論茶 [続きを読む]
  • 費隠 (小林一三記念館)
  • 躙口のある茶室、費隠。隠れて費やす。そう捉えると小林一三(逸翁)らしいように思う。彼は阪急電車、宝塚歌劇団、阪急百貨店などを創業した人物であり、費隠と命名して扁額を書いたのは、元総理大臣の近衛文麿だ。費隠には何か意味があるのかと思い調べたら、費隠通容という臨済宗の禅僧に行き当たったが、この茶室の命名に直接関係があるかどうかは分からない。記念館では民営化について語る小林一三の肉声を聞くことが [続きを読む]
  • 秋の展覧会情報(大阪)
  • しのぎ良い日々が続き、外を歩く際の足取りも軽やかになってきた。美術館巡りにはうってつけの季節の到来だ。大阪の美術館や展覧会を紹介したいと思う。??大阪歴史博物館『世界に誇る大阪の遺産 −文楽と朝鮮通信使−』??大阪市立美術館 『土佐光起 生誕400年 近世やまと絵の開花 −和のエレガンス−』??あべのハルカス美術館『奈良西大寺展 叡尊と一門の名宝』??上方浮世絵館『浮世絵をいろどる背景〜庭園 [続きを読む]