A・∞ さん プロフィール

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A・∞さん: Assemblage・∞
ハンドル名A・∞ さん
ブログタイトルAssemblage・∞
ブログURLhttp://asseminf.blog92.fc2.com/
サイト紹介文詩+写真のコラボ作品を公開する共同ブログ
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供10回 / 285日(平均0.2回/週) - 参加 2017/08/17 19:53

A・∞ さんのブログ記事

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  • BENZAのある風景
  • 「BENZAのある風景」 3秒で答えて下さい。あなたのお宅の便座はO型ですか?U型ですか?いち、にい、さん‥、ビー。残念。じゃあ、ね、今度はもうちょっと時間をあげます。だからよおっく考えてみて下さい、あなたのお宅の、あなたが毎日使用しているその個室にある、便座のことを。どんな形だったか?どこのメーカーだったか?そもそも便座があったかどうか?いかがでしょう。ちなみに私的な話しで恐縮ですが、拙宅の便座は [続きを読む]
  • TSUMEKIRIのある風景
  • 「TSUMEKIRIのある風景」 そもそも一人で住んでいるのに、ものがなくなるわけがない。しかし見つからないのだ。よりによってそれはツメキリ。ツメのさきっちょの白い部分は悪である、というのが俺の思想体系の中核をなしているわけだが、そんなめんどくさい哲学を背負っているおかげで俺はとにかく頻繁にツメを切る。しかし、ないのだ、ツメキリが。ダイニング兼書斎兼リビング兼男の隠れ場の、まぁ簡単にいうと居間のテーブルの [続きを読む]
  • きみのまち
  • 「きみのまち」 新しくできた幹線道路のおかげで、このごろは駅のまわりもすっかりさびしくなってしまいました。もう、むかしを思い出させるものは新幹線の高架橋ぐらい。これだけはあいかわらず、ゴーっという音をたてて新幹線が通過します。君の部屋で居眠りをしながら聞いた、このゴーっという音を、今でもときどき真夜中にふと、聞いたような気がして目が覚めます。僕の町はこんな風です。 君の町はどうですか。 駅へ続く街 [続きを読む]
  • 文章8
  • 「文章8」何を書けばいいのだろう。何から書けばいいのだろう。そもそも、書くべき何かなんて存在するのだろうか。浮かんでは消えるさまざまな思いは、文字として画面に写し出される瞬間に身の丈以上の華美な装飾を帯び、それでいて肝心な部分は欠落していて、結局は書かれるべき思いとまるでかけ離れた姿をしている。本当の思いは姿にならない。いや、姿を伴った時点でその思いは、とたんに不恰好で、無意味で、何か場違いな存在 [続きを読む]
  • 文章10
  • 「文章10」 厳密に言えば、人をその人たらしめているものは肉体の部分ではないのかもしれない。この瞬間にも細胞は生まれては死に、死んでは生まれる。永久に生き続ける細胞は、ない。 それはまるで砂丘のようだ。砂丘それ自体は同じ形で存在するのに、その砂は常に風によって吹き飛ばされ、吹き積もる。去り行く砂の残す悲しみを堆積させながら、砂がすべて入れ替わった砂丘はただ恋人を待つ少女のようにその場所にじっと存在し [続きを読む]
  • 文章11
  • 「文章11」 職場の連中は、客も同僚もどっちもクソったれだった。役職には一応「長」のついた適当な連中が、思いつきで回してくるいい加減な仕事に俺は振り回され、頭がいっぱいになる。わけがわからなくなる。思考が止まる。業務終了時刻には、俺の頭の中は引っかき回され、何も考えられなくなっている。めちゃめちゃな形のものを、ぐちゃぐちゃに突っ込むから、いっぱいなるのだ。一人で過ごす時間を取り、めちゃめちゃなかたち [続きを読む]
  • 文章3(その2)
  • 「文章3(その2)」  目を開けると部屋の中は真っ暗で(雨戸がしまってる)、天井も見えなくて、こうやって私は何も見えない部屋でただ目を開けている。     何も見えないのに目を開けている。それは目を閉じている風景とさしてかわりがないんだけど、とても不思議で、とても、怖い。     目覚まし時計の秒針の刻む音が私を責める。     暗闇で目を開けて、何も見ていない私を責める。     何もない暗闇を見つめる私 [続きを読む]
  • 文章13
  • 「文章13」 じいさんの墓は国道をはさんだセメント工場の向かいにあって、工場の作業音と砂利を積んだ大型トラックの行き来する騒音が雑然と響く場所にこぢんまりとある。墓地のわきには貨物鉄道の高架が通っていて、線路を避けて墓地のほうまで生えてきた夏草がぼうぼうと茂る様子が殺風景さを際だたせていた。  盆も3日を過ぎて香のかおりはほとんどなく、毎日の猛暑で供えられた果物は腐って甘い匂いを放ち、アスファルトとか [続きを読む]
  • 文章8(その3)
  • 「文章8(その3)」 書くことに、何の意味があるのだろう。 どれだけ整理して、具体的かつ詳細に書いたとしても、それらが書き手である僕のもとから離れ、読み手の頭の中で再度、文章として構成されるときにはまるで違う形をしているかもしれない。いやむしろ「違う形を成すだろう」と考えた方が経験的かつ実証的に考えて妥当だろう。 ここから見れば確かに夜空の7つの星は‘ひしゃく’の形をしているように見える。でもそれは [続きを読む]
  • 文章8(その2)
  • 「文章8(その2)」 書くことに意味があるのだろうか、と思う。それというのも僕は、書けば書くだけ逆に、本当に書きたいことから遠ざかって行っているように感じるし、文に表そうと努力すればするだけ、自分自身がいったい、今どこに存在し、何を表現しようとしているのかますます混乱してしまう。 まるで、言い訳に言い訳を重ねるうちに話しの真実味がどんどん失われていくような、一つの行き違いを訂正するための言葉がいっそ [続きを読む]
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