河村大輔 さん プロフィール

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河村大輔さん: 教育をよくするヒント
ハンドル名河村大輔 さん
ブログタイトル教育をよくするヒント
ブログURLhttp://kawadai1978.blog.fc2.com/
サイト紹介文現役小学校教員が教育について語ります
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供51回 / 97日(平均3.7回/週) - 参加 2017/08/18 11:15

河村大輔 さんのブログ記事

  • 教育相談で絶対に聞きたいこと
  • うちの学校では、年に2回子どもと個別に相談をする機会があります。「教育相談週間」として、学校への適応の様子や、家庭での様子などを1対1で話をする時間を設けます。教育相談では、これからの指導に役立つ情報を得るために、いろいろな質問をします。その中で、私が必ず聞きたいことがあります。それは、「将来の夢は何ですか?」と聞くことです。その質問をすると、子どもたちはニコッとして、宙を見上げます。未来を想像す [続きを読む]
  • やりたいこととやらなければいけないこと
  • 教師を志したとき、やりたいことがたくさん思い浮かびました。こんなクラスを作りたい。こんな子どもたちを育てたい。こんなことを教えたい。教師として、やりたいことがあるから教師を志したのです。しかし、採用試験に受かって一年目。一日の仕事のうち、やりたいことは半分にも至りませんでした。教師の仕事の半分は雑務。私にはそう感じました。子どもへの授業準備に費やせる時間はほとんどありませんでした。いつの間にか、1 [続きを読む]
  • 学びは快楽
  • 茂木健一郎さんの講演会で聞いたことですが、かの有名な本居宣長の逸話です。国学者として名をはせ、歴史の教科書にも出てくる本居宣長ですが、彼は、「鈴屋(すずのや)」という私塾を開いていました。そこにはリッチな商人も出入りしていたそうです。その商人が本居宣長の教えを受けて次のように言ったそうです。「私はありとあらゆる快楽を追い求めてきましたが、 学ぶということは一番の快楽ですね。」脳科学的に言うと、人間 [続きを読む]
  • 社会に合わせる?
  • 以前勤務していた学校で、中学校の若い先生と議論したことがありました。その先生は、とても頭のいい人で、いい後輩だと思っています。ざっくばらんにお互いの考えを言い合う仲です。その先生と学校での指導の仕方について私が批判していたときに、次のように言ったのです。「学校は世の中の理不尽さを学ぶところだと思います。」つまり、理不尽な指導をされたときに、ああ、世の中にはこんな理不尽なこともあるのか。ということを [続きを読む]
  • だれの責任か?
  • いじめ問題児童生徒の自殺子どもの荒れ学級崩壊学習意欲の低下教員の不祥事保護者のクレームなどなど。義務教育の学校に関係する様々な問題があります。さて、これらはだれの責任なのでしょうか。岡本薫さんは、実に明快な答えを教えてくれました。それは、すべて学校の責任ということです。なぜ、すべて学校の責任なのでしょうか。保護者や、地域にも責任の一端があるのではないか。きちんとしつけられていない子どもにも責任があ [続きを読む]
  • 教師は鈍感
  • 教師は基本的に学校文化の中で成功した人です。学校で辛い思いをした人は教師になりません。例えば、勉強が苦手だった。例えば、先生に嫌われた。例えば、友達関係が苦手だった。そういう人は教師を目指そうとは思わないでしょう。ということは、教師になる人は、例えば、勉強が得意だった。例えば、先生に好かれた。例えば、友達がたくさんいた。という、学校の中でいい思い出を作った人が教師になります。誤解を恐れずに言えば、 [続きを読む]
  • 教師の話し方
  • 教師の話し方でちょっとイライラすることがあります。それは、丁寧に順を追って話すことです。まるで、外堀から埋めていくように、じわじわと話題の中心に向かって順を追って話していくのです。〜ですよね。ということは〜なのです。すると〜ということになりますね。だから〜が大切なのです。といったような話し方です。話し手の頭の中にはちゃんと着地点が見えていて、そこに向かって進んでいることが分かっているのですが、聞い [続きを読む]
  • 自分の機嫌を取る
  • 「ご機嫌取り」なんて言う言葉があります。多くの場合、偉い人、権力のある人に取り入る様子に対して使われます。社長、校長、先輩など、人は偉くなると、人にご機嫌を取ってもらうようになります。ムスッとした表情をしていると、「あっ!何か失礼があったかな?」と周りの人が気を使います。そして、当の本人はそうやって自分がちやほやされることに満足しているのです。嬉しいことがあれば笑顔になり、嫌なことがあれば仏頂面に [続きを読む]
  • 忘れ物で指導で自殺
  • 教師の仕事のパフォーマンスを上げるために大切なこと。それは、自分の心を保つことです。ストレスがかかった状態では、子どもたちに余裕をもって接することができません。行き過ぎた指導で体罰をしてしまう。子どもにけがをさせてしまう。きつく言いすぎてしまって子どもの心を傷つけてしまう。こんなことが起きるのは、教師自身が自分の心を保つことができていないからです。教師という仕事は多忙で、ストレスフルな仕事ですが、 [続きを読む]
  • 言われたとおりの人間になる
  • 先日、研究授業を行いました。校内外の先生方に授業を見ていただきました。授業自体は反省ばかりの授業でしたが、協議会の場でのある言葉が、心に残りました。「A君が、あれだけ一生懸命ノートに、 書いていたのを見て、とてもびっくりしました。」以前A君を担任したことのある同僚の先生の言葉です。A君はいわゆる「配慮を要する子」です。家庭的な事情もあります。そのA君が、一生懸命ノートをとっている姿を見て、びっくりした [続きを読む]
  • 米俵百俵の話を知らない?
  • 昨日は外部講師の方と話をする機会がありました。その先生は、今、始まりつつある若い先生の大量採用の時代にどのように若手を育てていくかということを説いて回っていました。今、田舎の学校では教員の半分を50代が占めています。10年後にはこの人たちが退職するので、教員の半分を20代が占めることになります。さあ大変だということで、慌てて若手育成のシステムを作ろうとしています。私の時代は2人に1人、新採担当の先 [続きを読む]
  • 人生の究極の目的は?
  • 教育に携わる人は必ずこの問題に行き当たるでしょう。「人生の究極の目的とは?」さて、みなさんはどんな答えを思いうかべますか。私の答えは、いたってシンプル。「幸せに生きること。」では、幸せに生きるにはどうすればいいか。多くの先達が、教えてくれています。子どもたちによく話す3つの幸せの話です。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・人には3つの幸せがあります。1つ目は、「してもらう幸せ」おぎ [続きを読む]
  • 主体的とは
  • 「主体的」という言葉は教育の世界で実によく使われる言葉です。辞書で意味を調べると「自分自身の意志や判断に基づいて行動を決定する様子」とあります。つまり、主体的な学びをしているということは、その学習を「しない」または「やめる」という選択肢があるということが前提条件なのです。しかし、現在の義務教育システムでは、その選択肢はないに等しいと言えるでしょう。国語の時間には国語の学習をするという前提があります [続きを読む]
  • 多くの先生は
  • 多くの先生は、現代の教育システムのおかしさに気づいています。職員室で、飲み会の席で出てくる言葉の端々に、教育システムの問題点が出てきます。「本当はこうしたいのに、出来ない。」「自分の理想の教育と現実に行われている教育は違う。」「こんな教育政策はおかしい。」「もっとこうしたら、子どもたちが幸せになるのに。」しかし、多くの先生は粛々と日々の仕事を続けています。時折、飲み会で愚痴を言いながらも、「こうす [続きを読む]
  • 不登校のあなたへ
  • 小学校の先生としてではなく、ひとりの大人として伝えたいことがあります。あなたが不登校になったこと、それはチャンスです。あなたが不登校になった原因は一言では語れませんよね。きっと、いろいろなことが重なってしまったのでしょう。でも、そのことがきっかけで、あなたはチャンスをつかんだともいえるのです。あなたは、学校に行かないという「選択」をしました。それは、勇気のいることだったでしょう。まわりの目や、親の [続きを読む]
  • 子どもは素直
  • 子どもたちは、教師の言動に対して実に素直に反応します。例えば、ある子が「先生、○○ちゃんが廊下を走っていました。」と言いに来たとします。その時、先生が「○○ちゃん。廊下を走ってはいけないといったでしょう。」と指導すると、子どもたちはどんなことを考えるでしょう。とても素直に反応する子どもたちは、「廊下を走っている人探し」を始めます。そして、たまたま廊下を走っている子を見つけると、鬼の首を取ったように [続きを読む]
  • 給食指導
  • 小学校の給食はれっきとした指導時間となっています。配膳の仕方、食事のマナーなどを指導する時間です。よく話題に上がるのが、偏食のある子への指導です。好き嫌いをどうするか?先生によっては、「好き嫌いはいけません。バランスよく食べるのです。」と言い、全く対応しないという人もいます。嫌いなものがなかなか食べられずに昼休み中ずっと嫌いな食べ物とにらめっこしていたという人もいるでしょう。好き嫌いはだれにでもあ [続きを読む]
  • ゲームが好きなんです。
  • 「ゲームが好きなんです。」と言った人に対して、会話を続けるために何と聞きますか?ほとんどの人が、「どんなゲームをやっているのですか。」という問いを思いつくのではないでしょうか。もし子どもが「ゲームが好きなんです。」と言うと「ゲームばっかりやってないで、勉強(運動)しなさい。」という反応をする人も多いと思います。子どもたちは、大人からそんな言葉を受けて「よし、勉強をがんばろう。」と思うでしょうか。お [続きを読む]
  • やりたいこととできること
  • 新採の年に、学級崩壊を起こして以来、がむしゃらに勉強してきました。毎週高速道路で2時間かけて授業技術を学びに行きました。帰りは眠くなるので、同志の先生と交代で運転していました。土日の度に方々へセミナーに出かけて全国的に有名な先生から授業技術を教わりました。へったくそだった私の授業は少しずつましになってきました。そうなってきて、最近気がついたのは、どんな授業技術も、子どもの学びたいという情熱にはかな [続きを読む]
  • 趣意説明
  • 号令命令訓令の違いはご存知ですか。どれも軍隊用語で、大雑把に言えば「部下への指示」なのです。しかし、それぞれに性格が違います。号令は、目的を伝えず、行動だけを指示すること。最も下級の兵に対して用いられる指示です。「突撃!!」など、考える余地のない、自由度のない指示です。命令は、目的とその方法を示すこと、少し上級の指揮官などに対して用いられる指示です。「敵をせん滅するために、〜を通って、○○へ行き、 [続きを読む]
  • 脅しで人を動かす
  • 「学校教育は、強制と脅しだ。」という小児科医の先生がいます。教育関係者はムッとして、反論してしまいたくなる言葉です。私も小学校教員なので、その言葉を聞いたとき、「そんなことないでしょ。」と思ったものです。しかし、よくよく考えてみるとその小児科医の言葉も「間違ってはいないな。」と思うようになりました。教員の口癖を思い出してみると、結構「脅し」が入っているのです。「〜しないと、勉強がわからなくなるよ。 [続きを読む]
  • 「want to」こそが学びの原動力
  • 学校から帰ると、息子が居間に敷いた新聞をびっしょりにして、何かごそごそやっていました。「何やってんの?」と聞くと、「潜水艦を作ってるんだ」とのこと。「おお!それは面白そうだね。」「でも、浸水してうまくいかないんだ。」見ると、ペットボトルに蚊取り線香で穴をあけてストローを通し、それをホットボンドでくっつけていました。「それはホットボンドでは無理かもしれんね。」ということで、近くのナフコで一緒にお買い [続きを読む]
  • 気をつけ、礼
  • 授業の初めと終わりに「気をつけ、礼」と号令をかけてあいさつをする決まり。私は教師になってからずっと、この奇妙な風習に反対してきました。私は小学校教師ですが、1日に6単位時間の授業をします。学級担任がすべての教科を教えるのが基本(一部専科もありますが)なので同じ子どもたちと一日に6回×2のあいさつをするのです。「お願いします。」「ありがとうございました。」を何度も子どもに言わせるのです。朝の挨拶と帰 [続きを読む]
  • 啐啄同時(そったくどうじ)
  • 「啐啄同時」これは仏教用語だそうです。鳥が卵から生まれようとするとき、ひなが中から殻を叩くこと。これが、「啐」。その瞬間に親鳥が外からつついて手助けをすること。これが、「啄」。この「啐」と「啄」が同時であること。ものごとが絶妙のタイミングで行われるということを意味します。教育において、この「啐啄同時」こそが、極めて大切です。「学びたい」と思ったときに、学びたいと思ったことをすかさず教える。これが、 [続きを読む]
  • PX2受講
  • 青少年のためのコーチングプログラムPX2を受けてきました。http://bwf.or.jp/what_is_px2本当に受けてよかったと思います。自分の夢がぐっと近づいた実感があります。今まではなんとなく「叶うといいな。」という感じでいたのですが、「必ず叶う」という確信が持てました。スピリチャル系のサムシンググレートが働くといった説明ではなく、夢が叶う仕組みについて心理学の理論を使って、論理的に説明してもらったのでそのプロセス [続きを読む]