ありちゃん さん プロフィール

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ありちゃんさん: 懐かしいページをめくりながら...
ハンドル名ありちゃん さん
ブログタイトル懐かしいページをめくりながら...
ブログURLhttp://iruyoroniji.blog.fc2.com/
サイト紹介文80年代に「りぼん」に掲載されていた「いるかちゃんヨロシク」の二次小説です。 時々、雑記も。
自由文驚異のハイスペック男子「山本春海」を溺愛する管理人の超自己満足二次創作です。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供20回 / 72日(平均1.9回/週) - 参加 2017/08/18 16:25

ありちゃん さんのブログ記事

  • 過去の記事 …
  • その未来(さき)に見えるもの 13
  • 鉄之介の後に付いて階段を上る。如月邸は広い。二階の長い廊下を進み、一番奥の部屋。ドアの前に葵がいた。二人に気付いて葵は振り返る。「様子はどうだい?」葵は首を横に振り、非難の色を湛えた目で鉄之介の後ろをちらりと見た。「・・・あなた、何考えてるの?」「・・・すみません。」いるかによく似た瞳で責められるように見られて、少しいたたまれなかった。自分が悪いのではあるけれど・・・。鉄之介は葵の肩に手を置いて、 [続きを読む]
  • その未来(さき)に見えるもの 12
  • 思いもよらぬことを言われて、春海は驚きを隠せなかった。「君にも、いるかにもその可能性はあるよ。君たちは高校一年生だ。・・・君は十六歳?」「はい。」「女の十六歳は、親の承諾があれば結婚できる。・・・どういう意味か分かるかい?」「・・・はい。」「政治家は皆、何かしら志を持ってるもんでね。それを野心と言うのなら、そうだろう。利用できるものは何でも利用しようとするのも事実だよ。」大きな力が働けば、彼女が誰 [続きを読む]
  • 拍手コメント(9/28,9/30)のお返事と今後の予定
  • こんにちは。お久しぶりでございます。台風が猛威を振るっておりましたが、皆様、大丈夫でしょうか?ウチの辺りなんてかすりもしなかったのに、風が強くて・・・皆様のご無事をお祈りしております。さてタイトルに「今後の予定」なんて書いてみましたが・・・予定なんて、あってないようなものです。←おいっ!期限付きの仕事が多々ある、と言うだけでして・・・しかも日ごろから少しづつやっておけば問題ないのに、と言うような内 [続きを読む]
  • その未来(さき)に見えるもの 11
  • 鉄之介は身体を前のめりにして膝の上に肘をつく。手を組むと、そこに顎を乗せた。「この縁談が舞い込んだ時、僕は正直言ってとても困った。」「・・・申し訳ありません。」「ああ、もう、謝らなくていい。」鉄之介は身体を起こすと、腕を上げて春海を制した。彼に謝らせたくてこんな話をしているわけではないのだ。鉄之介は話を続ける。「外務大臣からのお話だ。断りにくいのは事実だったよ。でも、娘を差し出せと言われてそう簡単 [続きを読む]
  • 『二次小説作家さんに捧ぐ』ブログへの投稿のご案内
  • ※ランキングからご訪問くださった二次小説作家様がおられましたら、是非最後までお読みください.m(__)mこんにちは。タイトルの件です。そのままです。当ブログでは『二次小説作家さんに捧ぐ』と言うブログをリンクさせて頂いています。こちらのブログは、そのブログ名が示すように二次小説作家の為に、管理人with you..さまが立ち上げられたブログです。二次小説は、我々、書き手と言われる人たちが楽しんで書き、また読み手と言 [続きを読む]
  • その未来(さき)に見えるもの 10
  • 予想外の言葉に、鉄之介の表情も変わった。葵も口に手を当てて驚いている。ガタッと大きな音がした。いるかが立ち上がったのだ。「春海!!それって、どういう意味?!」いるかは興奮して叫ぶ。春海はいるかを一瞥し、すぐに鉄之介に視線を戻した。「この話を受けた時、相手が誰だか知りませんでした。僕が、その相手が誰なのかを知っていたら、彼女に家出をさせるようなことはしなかったと思います。」「・・・あんたが、あたしの家出 [続きを読む]
  • タコさんウインナー
  • 昼休憩の生徒会室。俺たちは、いつの間にかここで一緒に過ごすことが多くなっていた。生徒会の行事があれば、当然、生徒会室への出入りが多くはなるが・・・生徒会執行部の面々も、いつでもここに来てるって訳じゃない。仕事もないのに入り浸ってるのは、俺たちだけだ。クラスは違うし、放課後は部活。当然と言えば当然の成り行きだろう。そんなわけで、他の役員たちは、まあ、なんだ、気を遣ってくれてると言うか・・・でも・・・ [続きを読む]
  • 拍手コメント(9/16)へのお返事です。
  • こんばんは。台風、すごかったですね。(´・_・`)私の地域では大したことなかったんですが、冠水やら浸水やら・・・お亡くなりになった方もいらっしゃるし・・・各地で被害が大きくて、痛ましいです。自然の猛威と言っても、昨今の自然災害はすさまじくて人間に考え直せよ!と言ってるがごとく・・・人にも地球にも優しくありたいですよね〜。拍手コメントへのお返事でございます。Nさまこんばんは。いつもありがとうございます。春 [続きを読む]
  • その未来(さき)に見えるもの 9
  • 如月邸の門の前で春海は深呼吸をした。もう一度全身をチェックする。肩に埃など付いていないか?靴は汚れていないか?ネクタイは曲がっていないか?スーツを着てくることも考えたが、ここはやはり学生らしくいつもの学校の制服で臨もうと思った。自分はまだ高校生だ。そこらの同年代の少年よりは、あらゆる面で優れていると自覚はしている。だからと言って、何でも思い通りにできるわけでもないのだ。自分の置かれた環境でできるこ [続きを読む]
  • その未来(さき)に見えるもの 8
  • 総ての授業が終わった放課後。春海は理事長室に向かった。ノックをすると返事があったので、失礼します、とその扉を開ける。里美松之助理事長兼校長はデスクに着き、腕を組んでいた。学年主任と、担任教師の姿もある。「・・・山本春海君、もう、体調はいいのかね?」「はい。」「君が休んでいる間、生徒会役員たちはとても忙しそうじゃったよ。」「すみませんでした。」「なあに、君が謝ることはない。病気だったんじゃからな。」 [続きを読む]
  • 拍手コメント(9/5)へのお返事です。
  • おはようございます。朝晩は涼しさを感じるようになって来ました。(時には寒いくらいです。)暑さの苦手な私としては好い季節になって来ましたが・・・溜め込んだ仕事もこなさなくては。(苦笑)と言うわけで、ぼちぼち行きます。ランキング、拍手をポチポチありがとうございます。(笑)拍手コメントへのお返事となります。Nさまお返事が遅くなってごめんなさい。いつもありがとうございます。いるか父ちゃんの見極めの前に、学 [続きを読む]
  • その未来(さき)に見えるもの 7
  • 自宅マンションに戻った。「春海坊ちゃま、おかえりなさい。」お手伝いの藍おばさんが出迎えてくれる。「ただいま。・・・藍おばさん、ご迷惑をお掛けしました。」「何を仰いますことやら・・・お元気でおかえりになられて、ようございました。」藍おばさんは優しい笑みを浮かべた。「旦那様からお電話がありましたよ。」「・・・そうですか。」弟の徹はもう学校に行ったと聞いて、春海はホッと息を吐いた。朝ご飯は?と訊かれ、食 [続きを読む]
  • その未来(さき)に見えるもの 6
  • ほどなくして戻って来た娘を、両親は静かに迎え入れた。母、葵がお茶を淹れ、リビングのソファに座る父、鉄之介の前に置いた。その向かいの娘、いるかにもお茶を差し出す。葵が鉄之介の隣に腰かけ、いるかは両親と向かい合う格好となった。鉄之介が大きく息を吐く。「いるか・・・。」娘は父を真っ直ぐに見た。「・・・悪かったな。」「あたしこそ、ごめん。考えなしで・・・」「・・・その・・・山本君と、『おつきあい』している [続きを読む]
  • その未来(さき)に見えるもの 5
  • いるかを自宅まで送って行った。玄関先で父親は娘に縋り付く。「父ちゃんが悪かった。こんなバカなことは、二度とするな。」「・・・ごめん。心配かけて。」いるかは素直に謝った。物問いたげに春海を見つめるいるかの母親。「・・・いるかを連れ戻してくれて、ありがとう。」時々、娘に電話を寄こす男の子は彼だろうか?両親あての置手紙とは別に、彼にも手紙を残して家出した娘。家出の理由は縁談を嫌ったからには違いないけれど [続きを読む]
  • 拍手コメント(8/27、28)へのお返事です。
  • こんにちは。もう8月も終わりですね。朝晩は涼しさも感じるようになって来ました。こんな隅っこブログにお越し頂き、拍手にコメントまで、ありがとうございます。励みになっています。以下は拍手コメントへのお返事です。Nさまコメントありがとうございます!原作を振り返るだけのプロローグがやっと終わりました。これから、その後の物語になって行くのですが・・・こんな春海やいるかもいるよ、ってことでゆる〜く見守ってやっ [続きを読む]
  • その未来(さき)に見えるもの 4
  • 車内アナウンスが流れ、列車がその速度を緩める。「いるか。・・・起きろ。もう着いたぞ。」「・・・う、うーん。・・・春海、もうちょっと。」「バカ言うなよ。降りるぞ。」肩にもたれかかる彼女の頭を小突く。もう!いったいなー!なんて言いながら大きく欠伸をして、手を突き上げるように伸びをしたいるか。外はまだ薄暗い。春海は腕時計を見た。学校には、なんとか間に合いそうだ。列車を降り、改札を出る。「・・・腹、減って [続きを読む]
  • その未来(さき)に見えるもの 3
  • 既に外務大臣にまで話が伝わり、彼女の父親にも伝わった。互いにその相手が誰なのかを知らぬままに縁談話を断ろうとして、春海は頭を悩ませ、いるかは行動に出た。それが故のいるかの家出騒動。倉鹿の連中も、東京の連中も、大人達も巻き込んでの大騒ぎ。行動に出る前に、俺に相談してくれれば良かったのに・・・。けれど、それも、春海の好きないるかの一面だ。春海の方も縁談の話はいるかには伝えていなかったし、家出の原因も知 [続きを読む]
  • その未来(さき)に見えるもの 2
  • 大観衆の目前で、想いを形にしたのは彼女の方が先だ。別の機会に、彼もまた同じようなことをした。一度そうしてしまえば、態度で示すことにも人に見られることにも抵抗はなくなって・・・。むしろ、見せつけるかのように、春海の方が大胆だった。芝居にかこつけて、舞台の上で抱きしめキスをしようとした。真っ赤になった彼女は、芝居中であることも忘れて彼を突き飛ばしてしまう。彼のアドリブもいいところだったのだから仕方がな [続きを読む]
  • その未来(さき)に見えるもの 1
  • 規則正しい列車の音と揺れが心地よい。春海は目を開けた。まだ暗かったが、列車の窓から空を見ればもうじき夜明けなのが分かる。隣に視線を移せば、自らの肩にもたれかかって気持ち良さそうに眠る彼女がいる。よく寝てるな。春海はくすりと笑い、いるかを起こさないように注意しながら、少しだけ身体を起こすように座り直した。もうじき東京に着く。これから、どうするか・・・。春海は再び目を瞑り、考えを巡らせ始めた。まさか、 [続きを読む]
  • 初めまして。
  • ようこそ!ご訪問ありがとうございます。管理人のありちゃんと申します。80年代に、月刊少女漫画誌「りぼん」で連載されていた「いるかちゃんヨロシク」。当時、中学生だった私は、この漫画の「山本春海」が大好きでした。30年以上の時を経て、アラフィフとなった今、ひょんなことから「いるヨロ」の二次小説サイトを見つけてしまいまして・・・・ああ、もう、後はのめり込むのみ!そのほとんどが休止されておられますが・・・素晴 [続きを読む]
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