skopos さん プロフィール

  •  
skoposさん: 翻訳に理論なんてあったの?
ハンドル名skopos さん
ブログタイトル翻訳に理論なんてあったの?
ブログURLhttps://translation.exblog.jp/
サイト紹介文フリーランス翻訳者から一念発起、英国の大学院で翻訳学を修了。翻訳理論とその周辺についてご紹介します。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供21回 / 331日(平均0.4回/週) - 参加 2017/08/20 15:14

skopos さんのブログ記事

  • 過去の記事 …
  • 文法的等価4(by Baker) 時制と相の文法的範疇
  • 前回の記事を書いたのはなんと4月下旬でした・・・毎度のことながら、お久しぶりです。最近、2か月続いた大型案件が完了し、その直後から体調を崩してしまいました。緊張から解放されたからでしょうか。とくに緊張という自覚もなく、この2か月間たまに出かけたり、シーカヤックをしたり、新しい出会いがあったりと元気に過ごしていたのですが、仕事が重なりしんどい時期もありました。自覚以上のストレスがたまってい... [続きを読む]
  • 文法的等価3(by Baker) 性の文法的範疇
  • あっという間に4月も下旬ですね〜。30代になったぐらいからでしょうか、年に数回のペースで連絡をとる友人達とは、「あっという間に月日が経つね〜!」が挨拶がわりになりました。しかも20代、30代、40代とすすむうちに、スピードが増すように感じると聞いたことがあります。たしかに、そんな気がします。留学を終えてまだ丸1年は経っていませんので、最近は、去年の今頃イギリスで何をしていたかを思い出... [続きを読む]
  • またまたお久しぶりです。
  • ご無沙汰しております。12月からほぼずっと仕事が続いて、先週やっと一段落しました。留学生として生活したイギリスでの1年を経て、久々にフリーランス翻訳者の年度末+確定申告時期の慌ただしさを思い出しました。この3ヶ月あまり、仕事の段取りという点では反省することだらけでしたが、なんとか全案件を終えることができ、今はほっとしています。このブログも、ずいぶん更新が滞ってしまいました。自分でも... [続きを読む]
  • 文法的等価2(by Baker)とTradosとの関係
  • 1月初旬から2週間ぐらいのあいだ、ずっと風邪を引いていました。ある日英翻訳案件の最終見直しのタイミングだったので、翻訳をしているまっ最中に引くよりはまし?だったのですが、微熱でしんどかったり、呼吸器が痛かったりすると、仕事に集中するのは難しいですね。その状態が思った以上に長引いたことにショック・・・もっと若かった頃は、気合で1日で治す!とかができていたのですが。イギリスに半年以上留学する場... [続きを読む]
  • 文法的等価1(by Baker)
  • あっという間に2018年がやってきて、新年のごあいさつももう遅すぎる時期になってしまいました。年末年始は、クリスマスイブからつい数日前まで、ほぼ休みなく仕事をしていました。短期案件は一旦途切れましたが、あと長期案件が1つあります。仕事をするとなかなかブログを書けなくなってしまうので、両立が目下の課題です。去年の元旦は、1人でヨーク大聖堂のミサに出席しました。寂しくはありましたが、心が静... [続きを読む]
  • 句レベルの等価1-コロケーション(by Baker)
  • 卒業式の投稿を経て、やっと翻訳理論に戻ります。前回は翻訳学者モナ・ベイカーの5つの等価理論の最初の1つ、Equivalence at Word Levelについてご紹介したところで終わっていました。今回はその次の段階、Equivalence above Word Levelをご紹介したいと思います。ベイカーは、「単語」に始まり、「句」「文」「文章」と、言葉の長さの単位に応じた等価理論... [続きを読む]
  • お久しぶりです。卒業式でした
  • お久しぶりです。前回の投稿からすごく間があいてしまいました。留学を終えて帰国し、仕事に復帰したとたんにブログが書けなくなるという…安定の要領の悪さです。また、実は先月、留学先で卒業式がありました。ヨーク大聖堂での卒業式!一生の思い出にぜひ行きたい!と、いくつかの不確定要素を気にしつつも準備を進めておりました。幸い心配したようなことは起きず、主人と二人で再渡英することができました。上... [続きを読む]
  • 英国で機械翻訳などのテクノロジーを学んで考えたこと
  • 今回は長いです。読んでくださる方は、どうぞお時間のあるときにお願いします。前々回の投稿で、私が留学した大学院翻訳コースのモジュールをご紹介しました。今回は、翻訳業界を震撼(?)させている機械翻訳について、また翻訳テクノロジーについて、イギリスで受けた授業を通して考えたことを書かせていただきます。世界の教育機関の翻訳コースの中で、翻訳テクノロジーについて教えていないところは、もはやない... [続きを読む]
  • 英国大学院の翻訳コースとは(2)
  • 前回に続いて、私の留学先について、コース内容を中心にご紹介したいと思います。なぜヨーク・セント・ジョン大学を選んだか:実は、最初はリーズ大を目指していました。リーズ大は英国でも上位ランクで、翻訳コースも有名な大学です。しかし、いろいろ調べているうちに、ヨーク・セント・ジョン大のほうが、自分の求めているものに合っているのではないかと思えてきました。下記が、ヨーク・セント・ジョン大のほう... [続きを読む]
  • 英国大学院の翻訳コースとは(1)
  • 1年間の留学を終えて、帰国したのは8月でした。帰国後2週間ほどは、修士論文の続きを書くことに没頭し、友達に会ったり、日本の美味しいゴハンを楽しんだりする余裕もありませんでした。疲れや時差ボケが取れないのと、何より20度差という、とんでもないイギリスと日本の気温差と湿度とに、もう若くない体が悲鳴を上げ、そんな状態で1日1000ワードペースで論文を書き続けた結果、提出後にドッとその反動が出... [続きを読む]
  • ダイナミックな等価(by Nida)
  • 翻訳理論の中心である「等価」という概念は、1960年代直前に、ロシアの言語学者ヤコブソンによって提唱されました。ではそれ以前はどうだったかというと、西暦400年ごろの聖ヒエロニムスの時代から、すでに「翻訳はword-for-word(逐語訳)であるべきか、sense-to-sense(意訳)であるべきか」という議論がありました。この2極の議論は中世・近代にも、歴代の翻訳家たちによって引き継が... [続きを読む]
  • 留学した理由
  • 昨日のヤコブソンの続きをちょこっと。翻訳業界で、「辞書の最初に出てくる訳語を使うのは初心者。辞書にない訳語を思いついてこそプロ」という言葉を耳にすることがあります。例えば、「構成」を和英辞書で引くと、「composition, organization, configuration, structure」など、大量の訳語が出てきます。そのうちのひとつ、「composition」を逆に... [続きを読む]
  • 翻訳理論の成立と変遷をひとことで言うと(by 藤濤)
  • 翻訳の歴史は長い。翻訳についての考察もキケロにまで遡ることができる。そして20世紀半ばからの言語学的アプローチの展開が、翻訳に関する理論を主観的なコメントを超えて一学問領域のレベルにまで引き上げることになり、その後の四半世紀の間に起きた翻訳理論を取り巻く情勢の変化は、劇的とも言えるほどの様相を見せている。その大きな変化とは、原文志向から訳文志向へという流れであり、換言すれば等価志向から機能志... [続きを読む]
  • 過去の記事 …