窓 さん プロフィール

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窓さん: ゆりかごの歌
ハンドル名窓 さん
ブログタイトルゆりかごの歌
ブログURLhttp://yucradlesong.blog.fc2.com/
サイト紹介文小さなころの懐かしい出来事を綴りながら、日々の暮らしを丁寧に過ごしたいと思っています。
自由文来年で還暦を迎えます。ふりかえると懐かしい。そんなころの出来事を綴りながら、一日一日を大切にしながら、暮らしていきたいと思っています。


参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供335回 / 329日(平均7.1回/週) - 参加 2017/08/25 10:12

窓 さんのブログ記事

  • 【 癌になったら死ぬ 】としか、思えなかったわたしと、ともちゃんの違い
  • 結婚して間もない、28歳のことだった。入浴中に胸の異変に気付いた。体を洗う手に何か固い塊が、コリッという感じであたる。えっ、シコリか!と思ったその瞬間、背筋に冷たい感触が走った。もしかしたら、…癌、と頭の中を癌の一文字がぐるぐる回る。いつも押してくださって、ありがとうございます!左乳房の上、脇に近いところに、その塊はあった。やや楕円形の大きな塊の中に、鉛みたいな球といえばいいのか、そんなものが一つあ [続きを読む]
  • 友の癌の告白に、何も言えない自分が情けない
  • 連休にランチをした、幼なじみのともちゃんが、パスタを食べながら、相変わらず、えくぼの笑顔のまま、何気なく話し始めた。「市の検診で乳がんが分かって、精密検査を受けたのよ」それから、ともちゃんはステージの話を始めようとした。わたしは、耳をふさぎ、テーブルに突っ伏してしまった。訊きたくない聞きたくない。ともちゃんはいつもニコニコとトレードマークのえくぼの笑顔。えくぼの笑顔のままで、おばあちゃんになる、そ [続きを読む]
  • ふるさとは遠きにありて思うもの、やっぱりふるさとはいいな
  • 昨日は36℃を超す暑い日中に、久しぶりに実家(跡)に帰ってきた。家はなく、元納屋だった小さな、冷房もない東屋のような部屋で、ランチの約束をしている、幼なじみの、ともちゃんを待っていた。いつも押してくださって、ありがとうございます!ランチの約束をした、シャレた小さなレストランは、わたしが子どものころは、駅前にある食堂だった。遠くの親せきが来たり、外食のご馳走と言えば、ここのオムライスやチキンライスと決 [続きを読む]
  • 生きるって、なんて凄いことなんだろう
  • 父は若いころから体が弱く、ずっと病気との闘いだった。肝硬変、心房細動、慢性腎炎、など、病気と縁が途切れることなく、69歳、5度目の脳梗塞発作で命をおとした。いつも押してくださって、ありがとうございます!あれは、二度目の発作のときだった。救急病院に入院し、意識が戻らない父を、姉妹が交代で付き添っていた。ちょうど、わたしが付添いの日。いつものように、看護師さんに教わった手順で、床ずれ防止のための父の体位 [続きを読む]
  • 美しい顔と美しい声、どちらかを選ぶとしたら、わたしは美しい声がいい
  • 学生時代を東京で過ごしたわたしは、話す言葉が、大阪人らしくないアクセントだと言われることがある。とは言っても、わたしの出身は南大阪、だんじりで有名な泉州地方の出身なので、関西人は厳密には区別する。一概には言えないけれど、泉州の人間は、割合、早口で喋る人が多い。いつも押してくださって、ありがとうございます!今は十分に注意して喋るようにしているけれど、元々のわたしも、やや、早口で喋る。そこに、語尾をは [続きを読む]
  • 【 やっぱり夫婦仲良くが、一番 】 やっと、そう思えるようになりました
  • 夫と同じ部屋で寝起きするようになって、ちょうど1年が過ぎた。寝る前のひとときを、その日にあったことを話し合う習慣が、またもどってきた。いつも押してくださって、ありがとうございます!5年前に階段で転倒し、運悪く膝の半月板をひどく損傷してしまい、手術をした。退院後、膝への負担軽減のために、生活のベースを1階に移すことを余儀なくされた。それを機に、夫とは寝室を別にすることになってしまったのだ。それまでは、 [続きを読む]
  • 【 老人病院は姥捨て山 】と言われていたころ
  • わたしの父は4度の脳梗塞をし、5度目の発作で死んだ。二度目の発作から、父が運ばれて入院した病院は、いわゆる"老人病院”と呼ばれる施設だった。老人病院とは、家族にも見放された患者や軽い痴呆症の人、あるいは特養の空き待ちの人などを入院させる、受け皿的な病院のことらしい。(1995年当時の情報です)いつも、応援 をありがとうございます。入院している患者の殆どは、面会に来る家族もなく、痴呆症のような人が大半 [続きを読む]
  • 未曽有の災害から立ち上がってくる、人間の底力を信じている
  • テレビニュースを見ながら、夫と娘が溜息を吐くのが、このところ、わが家の朝の風景。テレビを観て溜息をつき、新聞を読んでは涙ぐんでいる二人を見ながらわたしも複雑な思いにとらわれる。それにしても、今回の、西日本豪雨の河川氾濫や土砂崩れは凄まじい。水が引き明らかになるにつれ、目を覆いたくなる映像が次々と出てくる。尊い命が、土砂や洪水により奪われてしまい、行方不明の方々も、懸命な捜索にもかかわらず発見されて [続きを読む]
  • 結婚20年目の夫婦が、夫婦でなくなるとき
  • 西日本豪雨で被災された方々に向けて、天皇陛下がお見舞いのお言葉を出され、また、政府は、激甚災害指定へ「財政措置を講じる」と発表した。損保会社は、保険金を少しでも早く支払うために、被害状況をドローンで確認している。これらが被災された方々に、幾ばくかの安心材料になればいいけど、と新聞を読んでいた夫が涙ぐんでいる。今朝、出勤前の慌ただしいひと時のことだった。涙もろく優しい性質の夫に、わたしはかつて、嫌悪 [続きを読む]
  • 同じ失敗をしても 【 許せる人、許せない人の違い 】
  • 昨日は月に一度の、本の読み聞かせ会の会合があった。わたしが参加している読み聞かせ会は、児童書を広める活動もしている。会議は、図書館ですることもあるけれど、たいていは代表のAさんのお宅にメンバーが集まる。Aさんは、おとなしく控えめなタイプで、俗に言われる、「能ある鷹は爪を隠すタイプ」わたしよりちょっと年は若いAさんを、心から信頼している。日本では古来から、沈黙は金・雄弁は銀と言われ、出しゃばったり、自 [続きを読む]
  • 大輪のバラのような人は、五十年を過ぎても、まだ美しいのだろうか
  • 高校の同窓会の案内状が届いた。例年、10月に開催されるのが、今年は8月になりますと、案内状には書かれていた。大阪に住む今、わたしは、一度も東京時代のクラス会に参加したことはない。けれど、今年は参加しようと思っている。高校生1年生の授業では、美術・書道・音楽は選択科目だった。絵を描くのが小さなころから好きだったわたしは、迷わず美術を選んだ。ある日、授業で静物画の写生があった。美術教室の中央には、真っ白な [続きを読む]
  • 【 娘にご縁をいただけますように 】と願うのは、身勝手だろうか
  • 海が近い町で生まれ育ったわたしは、ずっと山に憧れをもっていた。憧れはいつしか恋い焦がれに変わり、遠くの山並みを見ながら溜息を吐く。その想いは、郷愁と言ってもいいかもしれない。憧れは実現し、わたしは、その山並みの一角に住む人と( 夫 )縁があり、山の住人になることができた。けれど人の暮らしは、往々にして変わる。それが今では里を離れ、この町家に住むということになってしまったのだから、運命とは分からない。先 [続きを読む]
  • おばさんの【 ヘアスタイルと顔のギャップ? 】
  • 真夏のようなお天気だった連日と打って変わり、肌寒い雨の一日になった昨日。台風7号は、またも無残な爪痕を各地に刻み、温帯低気圧に変わった。それがまた、大雨の引き金になるというのだから、かなわない。近畿一円も、大雨警報が解除されず、避難勧告が出た地域も多い。最近は、四方を海に囲まれた、日本という国を恨めしく思ってしまう。こんな日は家でおとなしく本でも読もうと思い、手にとったのが、酒井順子さんのエッセイ [続きを読む]
  • 人生には何が起きるか、わからない
  • 子どものころ、家の近所に文子さんという、とてもうつくしいお姉さんが住んでいた。細く白いうなじがきれいな人で、用もないのにわたしは、文子さんの後ろを歩いては、その姿にうっとりしていた。身長に対し脚がかなり長い、文子さんのスタイルのよさは、当時にしては珍しかったのではないだろうか。まだまだ、見た目では胴の方が長い女性が多かったように思う。文子さんは、ぬけるように肌が白く、笑うと頬や耳までが紅に染まる。 [続きを読む]
  • ストレスの原因『 安請け合いしてしまう 』 この性格
  • 「はい、わかりました』と言ってしまったあとで、後悔する。深く考えもしないで、なぜ、安請け合いをしてしまうのだろう。いくら相手が頼んでも、「少し考えてからお返事します」と、どうしてわたしは、言えないのだろう。言えないから、つい、いいですよと承諾してしまい、あとで安請け合いしたことを、後悔する。後悔したまま解消されないで、心に重く溜まっていく。ストレスの原因はこれだと分かっているのに、どうしてできない [続きを読む]
  • 【 死んだら無になる 】 わたしはそうじゃないと思っている
  • 膝を手術してから、どうも腰から下の不具合が頻繁に起きる。例えば、一昨日からの腰痛もそう。自慢ではないけれどわたしは、頭痛や腰痛、歯痛にはありがたいことに滅多にならなかった。取り立てて下半身が頑丈に出来ているわけではないのに、それらの痛みとはほぼ、無関係だった。けれどそれも過去のこと。やはり人間は身体にメスを入れるのは良くないというから、膝の手術をした自分と腰痛を関連付けてしまう。この数年、気の持ち [続きを読む]
  • 切迫流産の危機を乗り越えて、産まれてきてくれた娘
  • わたしたちは、結婚後しばらくして、念願の赤ん坊を授かった。子どもを育てるところに、ちょっと問題を抱えていたわたしは、子どもは一人しか産めません、と通達される。優しいお医者さまは、当時にしては珍しく、CT画像を駆使し、早い段階で、お腹の赤ちゃんは、女の子だと確定してくれた。女の子とを分かったときは、天にも昇るようなうれしさのあまり、足元が地に着かなかった。うれしさのあまり、わたしは定期検診のたびに、あ [続きを読む]
  • 次女で生まれたわたしの、心に触れた本
  • 布で作られた人形に、魂が宿り、人間のように暮らし始めた。先だっておすすめした、メニム一家の物語を、もう少しだけ書かせていただきます。わたしがどの巻よりも心に残るのが、第二巻 【 荒野のコーマス屋敷 】です。誰にも分ってもらえない魂の叫びを、誰か、わたしを見て、認めて、そして、愛してほしい。この巻では、メニム一家の次女アッブルビーの、そんな切ないほどの哀しみが、心に残ります。わたしのように、本を読みな [続きを読む]
  • ずっとコンプレックスだった、わたしの名前
  • 間もなく、母の命日がやってくる。この時期になると、母のことをよく想ったり、考えたりする。わたしの名前には、季節に因んだ一文字がある。 その名前から連想するような、わたしは色白でも清楚でもない。小さなころから、おてんばで色黒で、牛蒡のように痩せていた。わたしは、ずっと自分の名前が嫌いで、劣等感を抱く一つの理由にもなっていた。他の姉妹のように、○○子というふつうの名前にしてほしかったと、ずっと思ってい [続きを読む]
  • スマートフォンは、どんどんどんどん、娘を変えていく
  • これっ、すごく便利!と、電子書籍を購入した娘。通勤途中でも、これで本を読める、と喜々としている娘をみると何も言えない。けれど、電子書籍に夢中になっている娘に、複雑な想いを抱くわたし。電子書籍については、出版社も参入している。本を広い世代に読んでもらためには、便利なツールなんだろう。そう思いつつも、頑固で石頭のわたしは、やっぱり解せない。紙の本は、かさばる、重い、または、紙の無駄使い、溶剤系のインク [続きを読む]
  • 夫とわたしの、結婚事情
  • 結婚観なんて、偉そうに言えたものではないけれど、わたしは結婚する相手には条件をもっていた。一つ、喫煙しない。二つ、賭け事をしない。三つ、仕事に重きを置かない。ところが、人生とはまったく、不可思議なことをしてくれる。結婚したいと思った人は、タバコは吸う、ギャンブルはする、企業戦士 (働きすぎ) の見本のような人だった。けれど、心根は真面目だろうなと思った。わたしの父は、職業柄かもしれないが、生真面目を絵 [続きを読む]
  • 初めて【 おばあさん 】と呼ばれ、ショックをうけたわたし
  • 三週間前の土曜日のことだった。その日は、暑くもなく雨でもなく、夫は二連休になる。どこかに行きたいなと、前夜から関西お散歩マップを取り出して、いろいろと候補地を探している夫。いろいろな候補のなかから、見頃の薔薇を見に行こうと決めた。二時間ほどのドライブで着いた公園の薔薇は、あいにく見頃を過ぎていて、代わりに紫陽花が咲き始めというところだった。 薔薇も紫陽花もカメラに収めるほどではなく、しょうことなし [続きを読む]