NAO さん プロフィール

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NAOさん: TRAVELER’S  JOURNAL
ハンドル名NAO さん
ブログタイトルTRAVELER’S JOURNAL
ブログURLhttp://travelnao.hatenablog.com/
サイト紹介文世界一周経験者にによる、旅・本・アートの記録
自由文日々の読書で考えたことや、訪れた展覧会について、世界の景色を思いだしながらつづります。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供17回 / 60日(平均2.0回/週) - 参加 2017/08/25 16:15

NAO さんのブログ記事

  • 過去の記事 …
  • 【BOOK】星を見た人生 ? ーノラの場合
  • 『ねずみ女房』を書いたゴッデンは、1907年にイギリスで生まれました。この本を翻訳した石井桃子が生まれたのは、偶然ですが1907年。そしてその前年、1906年に、ノルウェーの劇作家イプセンが亡くなりました。イプセンは、社会劇の傑作といわれる『人形の家』の作者です。奇しくもゴッデンも同じタイトルの児童書を著していますが、ここで紹介したいのはイプセンのほうの『人形の家』です。芸がないですが、新潮文庫裏表紙にあるあ [続きを読む]
  • 【DIARY】わが家の選挙模様
  • うちの家は祖母(80代)・父(60代)・母(60代)・私(20代)の4人家族。政治的意見はみなバラバラです。完全に右派・外国人嫌い・政治は男にまかせよという主張の祖母、そこまで偏ってはないけど保守の父、時々によって揺れ動く母、リベラルなわたし。わたしは以前特にこだわりもなく、比例は保守、小選挙区はリベラルなどとコウモリのような投票をしていましたが、最近ふと気づいたら、今の日本はクレイジーではないか? という [続きを読む]
  • 【BOOK】星を見た人生 ? ー生がぎらりと光るとき
  • わたしが『ねずみ女房』という絵本で一番美しいと思うのは、めすねずみが「星を見た」場面です。この瞬間のことを何と形容していいのか、自分ではうまい表現が浮かびません。しかし、茨木のり子の詩に、まさにこの瞬間を言い表している言葉を見つけました。《世界に別れを告げる日にひとは一生をふりかえってじぶんが本当に生きた日があまりにすくなかったことに驚くだろう……中略……〈本当に生きた日〉は人によってたしかに違う [続きを読む]
  • 【ART】わが愛しのファーブル ? ー今森光彦 切り紙の世界展
  • わたしはけっこう自然や動物の本を読むのが好きで、そのおかげかゴキブリなど忌み嫌われる昆虫もヘーキ。そしてアジアの屋台で飯を食う際には常にハエと共存していたため、ますます鍛えられたように思います。虫ぐらいムシしないと旅はできない。あ、もちろん需要があれば「きゃーコワイっ!」とでも言いますが。そんなわけで、先日訪れた「自然と暮らす切り紙の世界ー里山のアトリエで生まれる命たち」という展示も、紙で作られ [続きを読む]
  • 【BOOK】星を見た人生 ? ーある主婦の不倫のおはなし?
  • 昨今おおはやりの「不倫」に関連するはなしです。イギリスのルーマー・ゴッデンという女性が書いた、「ねずみ女房」という絵本があります。素朴な絵と、やわらかい文章で構成された絵本です。そんなかわいらしい絵本なんですが、「これは不倫を奨励する本だ」と、物議をかもしたのです。* * *ちょっと長くなりますが、あらすじを記します。結末まで書いてしまいますので、楽しみにとっておきたい……という方は読み飛ばしてくだ [続きを読む]
  • 【BOOK】ベトナムに死す ? ーあるベトナム人女性の日記
  • 今日、昨年の夏ベトナムを訪れた際に買った本を読み終わりました。『Last Night I Dreamed of Peace』これは、ゲリラ兵の看護に当たっていた20代半ばのベトナム人女性の日記です。《So many people volunteered to sacrifice their whole lives for two words: Independence and Liberty.》彼女も、独立と自由と平和のために身を捧げた一人でした。野戦病院が壊され、重い物資を持って移動する。北ベトナムにいる家族を懐かしむ。 [続きを読む]
  • 【PHOTO】ベトナムに死す ? ー戦場カメラマン・沢田教一展
  • 昨年の7月、日差しが照りつける真夏のベトナムを訪れました。ラオスからバスでハノイに入り、フエ、ホイアン、ニャチャン、ホーチミン市とひたすら南下。そのあとカンボジアに抜けました。王宮都市フエで思い出すのは、王宮近くの屋台で定食をうまいうまいと食った直後に腹が下り、営業しているのかわからない店舗のトイレに駆け込んで格闘していると、急に清掃が始まって床が水浸しになり、バッグが水没したということで、今とな [続きを読む]
  • 【ART】郵便配達人との再会 ? ー欲望のコレクション
  • アメリカのボストン美術館は、主に個人の寄贈や寄付によってコレクションの拡充を続けているそうです。上野のボストン美術館展は、日本美術を集めたアーネスト・フェロノサをはじめ、数々のコレクターの紹介がなされているのが大きな特徴といえましょう。寄贈者にここまで注目した展覧会というのは、わたしはこれまで見たことがありません。* * *三菱一号館美術館館長・高橋明也による新書『美術館の舞台裏』には、以下のような [続きを読む]
  • 【ART】郵便配達人との再会 ? ーボストン美術館の至宝展
  • 真昼の上野、ほっこりと懐かしい気持ちになったのは、アメリカで出会ったある人物と再会したからです。東京都美術館「ボストン美術館の至宝展」に飾られた、「郵便配達人」ことジョゼフ・ルーラン、そしてルーラン夫人。わたしは今年の春、アメリカの美術館で、ゴッホが描いたルーラン夫妻の別の肖像画を鑑賞していました。* * *ボストン美術館は1876年開館の歴史ある美術館、現在は約50万点ものコレクションを所蔵しています。 [続きを読む]
  • 【BOOK】豊かさとは何か? ? ー子どもたちがみたセルビア
  • 『豊かさとは何か』には続編があります。2003年発刊、同じ岩波新書の『豊かさの条件』。この本では、日本の教育の問題点や、著者が参加しているNGO活動での知見がまとめられています。* * *本書の中でわたしが印象的に感じたエピソードは、著者がドイツの教師に「いい学校とはどんな学校か」とたずねたときのこと。ドイツの教師はこう答えたそうです。《規則のない学校でしょう。……はじめから規則で管理され、罰則で従わされ [続きを読む]
  • 【ART】ジャコメッティとパリを想う ? ー彫刻がまとう空気
  • 先日六本木の国立新美術館で、ジャコメッティ展を見てきました。ジャコメッティとは、1901年にスイスで生まれ、フランスで活躍した彫刻家です。その作品の特徴は、ほっそながーい棒人間だということ。好き嫌いが分かれそうですが、わたしはとても好きなんです。* * *今回の展示は、南フランスのマーグ財団美術館所蔵の彫刻を中心に、故郷のスイスの町やパリのアトリエのスケッチもあり、ジャコメッティの生涯の生活史に触れて構 [続きを読む]
  • 【BOOK】豊かさとは何か? ? ー「働き方」への疑問
  • 「働き方改革」が提唱されている昨今ですが、わたしは「働き方」よりも会社の「働かせ方」こそ、抜本的に改革すべきだと思っています。人は増えず・ノルマは減らずで「残業しないで帰ってね」などと言われたら、忖度が暗黙の雇用条件だと知る日本人は、退勤打刻後も残るか持ち帰るか、ってなことになるでしょう。労働者が主体的に「働き方」を選べるように、日本の企業文化そのものを改革しないと意味がない。秋の国会で、わあ素敵 [続きを読む]
  • 【ART】アートは見るもの? 否、読むもの!ー怖い絵展
  • 燦々たる日差しのもと、「タイよりは暑くない、インドよりは断然マシ」と唱えながら手ぬぐいで汗をぬぐう今日この頃、ちょっとひんやりするタイトルの展覧会に行ってきました。「怖い絵展」。美術書『怖い絵』シリーズの10周年を記念し、著者である作家・ドイツ文学者の中野京子が監修した展覧会です。秋には東京にくるようですが、一足先に兵庫県立美術館にて鑑賞。大変にぎわっていました。* * *おっもしろいものがありました [続きを読む]
  • ブログ開設にあたって
  • こんにちは、ナオです。このたび、TRAVELER'S JOURNALというブログを開設しました。昨年から本年にかけ、約11か月の世界一周旅行をしました。その様子は、TRAVEL NOTEというブログに記したとおりですので、よかったらのぞいてみてください。その世界一周旅行のあいだ、ミャンマーやカンボジアの歴史に打ちのめされ、スペインの田舎道に癒され、ペルーやメキシコの文化に惹かれながら、帰国後どうやって生きていこうか煩悶しました [続きを読む]
  • 過去の記事 …