ヒロト さん プロフィール

  •  
ヒロトさん: HIROTOPHY?ヒロトの免疫低めブログ
ハンドル名ヒロト さん
ブログタイトルHIROTOPHY?ヒロトの免疫低めブログ
ブログURLhttps://hirotophy.hatenablog.jp/
サイト紹介文会社員・ヒロトのブログです。HIVを持つようになって変わったなあと思う自分の毎日をつづっています。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供16回 / 365日(平均0.3回/週) - 参加 2017/08/27 14:56

ヒロト さんのブログ記事

  • 強くもなく偉大でもないあなたへ
  • ブログ記事「母さんの息子」を読んでいただいたあなた、本当にありがとうございます。僕の書いた何かがこんなに多くの方に関心を持っていただいたのは初めてです。一生分の「ツイッターでいいねもらうキャパ」も「フェイスブックでシェアしてもらうキャパ」も使い切ってしまいました、きっと(笑)僕は、すべての病気が「母親であり、強く偉大である人だけが受け入れられる病気」ではなくなることを願っています。実のとこ [続きを読む]
  • 母さんの息子
  • よく晴れた10月の日曜日。僕は、実家ちかくのファミレスに母といっしょに来ていました。家に帰る前に母と食事をする、僕たち馴染みのお店です。「裕人、あんたもっとちょくちょく顔出しなさいよ」「よく来てるでしょ。今日だって会社ではみんな俺のこと親孝行だって」「あらー、みんなお母さんがパソコンわからなくてもほっとくのー?」「普通はわからなかったら自分で調べるの!」いつもと変わらない会話。でも内心、僕は [続きを読む]
  • 僕を構成するのはいろんな当事者ではない
  • 苦手科目「当事者」「最初は、ぷれいすの利用者だったんですけど...」そこまで言うと、先生はああそうかという顔をしました。いつもながら、うまくやりとりできない部分です。先日、NPO法人ぷれいす東京の主催で、アムステルダム国際エイズ会議の報告会が開かれました。会場設営のボランティアスタッフとして僕も参加したのですが、打上げの席で登壇者の先生に「どうして君はボランティアをしようと思ったの?」と聞かれたので [続きを読む]
  • やっとただの病気になったのかな
  • 僕がHIV感染を知ってから二年が経ちました。二年前の今頃はこんなだったな、あんなだったな…と思い返しながら、たったの二年しか経っていないことをすごく意外に感じています。もっとずっと昔のことに思えます。僕の気持ちが「あの頃」とあまりにも違うからかもしれません。二年経ってようやく、僕の病気は僕にとって「ただの病気」になりました。ただの病気というと何やら軽い病気のようですが、治療をやめれば確実に死に [続きを読む]
  • カミングアウトを受け入れるのは誰か
  • LGBTのカミングアウトって、僕らみたいな「平凡な会社員」がやってこそ意味があると思うんです。バーで隣り合わせた人が、そんなことを言いました。なんで会社員なの?と聞いたら、彼はこう答えました。アクティビストの人とか、ゲイバーのママみたいな人って、自分の責任で多様な人とつながって仕事してるから、カミングアウトのリスクや敷居がそこまで高くないと思うんです。でも、会社員って一つの組織に依存しつづけなきゃ [続きを読む]
  • かなりフツーです
  • HIVを持っている人に、強い恐怖心を感じている人もいるみたいです。でも、実際は「自分でHIVを持っていることがわかっている人」について、そんなに...と言いますかまったく怖がる必要ないです、という話を今日は書こうと思います。自分がHIVを持っているとわかっている人...。この言葉ちょっと長いので、この先は「PLHIV」と略します。People Living with HIV<HIVとともに生きる人たち>の頭文字です。「そもそも、そんな人 [続きを読む]
  • その挑戦は無謀か
  • うまく書ける自信がなくて、基本的に時事ネタは書かないことにしている。でも、今回のニュースは僕にとって大切なテーマを含んでいるので、思い切って書いてみることにした。登山家の栗城史多さんが、エベレスト山の下山途中に亡くなった。専門家の人たちから「あの実力であのルートは無謀」と指摘が出る中での訃報だった。無謀な挑戦。僕の好きな言葉に、「プロ野球選手になりたいと思わなかった人で、プロ野球選手になった [続きを読む]
  • このブログのこと
  • こんにちは。このブログを書いているヒロトです。僕の個人ブログ「HIROTOPHY」は、2017年の8月に書き始めた比較的あたらしいブログです。いろいろな皆さんに広く読んでもらえたらうれしいです。ヒロトのこと僕は、東京に住んでいる会社員です。2016年8月にHIVによる免疫機能障害を起こしていることがわかり、9月から服薬の治療を開始しました。治療はうまく軌道に乗り、HIVが血液から検出されなくなって現在に至っています。 [続きを読む]
  • 「HIVに感染したら」で検索している不安でいっぱいのあなたへ
  • HIVに感染したかもしれない、と不安を感じている人は少なからずいるだろう。これを読んでいるあなたが、まさにそうかもしれない。「HIV」Googleの窓に入力すると、「HIV 初期症状」とか「HIVに感染したら」とか、不安が垣間見えるフレーズがたくさんサジェストされる。それだけ多くの人がHIV感染に不安を感じて、熱心に検索しているということだろう。不安を通り越して、恐怖に怯えきった人もいる。ほかのHIVブロガーさん( [続きを読む]
  • ありがとう
  • 友人が、この世の生を閉じた。友人と言っても、陽性者のミーティングで何度か顔を合わせただけの仲だ。何度か顔を合わせただけと言っても、感染がわかった直後の、いちばん深い暗闇の中で出会った仲だ。忘れられない仲だ。同じ衝撃に打たれ、同じ傷を負った人たち。告知の直後に出会えたことで、僕らはお互い、どれだけ救われただろう。心の奥に渦まく、言葉にならない言葉を何とか絞り出し、一つずつ場に出し合う。そん [続きを読む]
  • 免疫に声をかけたら
  • 今週のお題に合わせてエントリーしていたら、何やらブログがブログっぽくなってきた。一方で、こういう雰囲気のエントリを楽しく読んでくれる人が本当にいるのかと気がかりでもある。面白かったよ!というあなたは、ぜひスターやブログランキング、メールやコメントなど、僕に見えるところに「しるし」を残してもらえたら嬉しい。ここ数日、良い書き手さんの良い文章に触れる機会が多く、言葉のチカラ、色気というものにあらため [続きを読む]
  • 2018年、僕は戻ってきた僕のために走ろう
  • はてなブログの今週のお題「2018年の抱負」について書こう。えっ?ヒロトくん「今週のお題」なんて書いてたっけ?と言われそうだが、実はこれ、ブログの更新頻度を上げるべく今日から始める新しい試みである。ということで、2018年の僕の抱負は「今週のお題を毎週ちゃんと書く」です。...だと終わってしまうので、もう少し考えてみよう。実のところ、新年の抱負は特にないのだけれど(1年という区切りで個人的な目標を立 [続きを読む]
  • 薬物依存症:ケンジ君の疑問、それは僕の疑問
  • ずいぶん日が経ってしまったが、11月に参加したイベントのことを書こうと思う。今日は、2017年の最後の日。筆が遅いのも、ここまでくると考えものだ...。2018年は、一つの記事にあれもこれも詰め込みすぎず、もっと頻繁にあなたに読んでいただけるよう、工夫していきたいと思う。ーーーTOKYO AIDS WEEKSの「ナルコティクス アノニマス・オープンミーティング」に参加してきた。ナルコティクスアノニマスというのは、薬物依存症 [続きを読む]
  • 1番目の90:世界エイズデー
  • 世の中には「〇〇の日」がごまんとある。その日が近づくとどこかで聞いたような食傷気味のスローガンが叫ばれる。がん検診に行きましょう。戦争は悲惨です。大切な子供たちに愛を。そんなことわかってる。僕らは忙しいのだ。すべてのデーに目を向けるなんて無理だし、結論わかりきっている話に興味がわくわけもない。世界エイズデーは、僕にとってまさにそんな「デー」の一つだった。どうせ検査とコンドームの話でしょ?知っ [続きを読む]
  • BPM−戦争を知らないHIV陽性者
  • TOKYO AIDS WEEKSと日本エイズ学会にはじめて参加した。学会が初めてなのは、まあ仕方ないだろう。でも、TOKYO AIDS WEEKも初めてというのは、感染を知るまでの僕がいかにHIV・AIDSに無関心だったかを物語っているようで、ちょっと恥ずかしい。たくさんのプログラムの中で僕が最初に参加したのは、映画「BPM」の試写会だった。BPMは、今年のカンヌ映画祭のグランプリ受賞作品で、第90回アカデミー賞外国語映画部門フランス代表 [続きを読む]
  • 小さな町の小さな皮膚科
  • 僕がHIV陽性の告知を受けたのは、今から1年半前。保健所でも、検査場でも、大病院でもない、小さな一般の皮膚科医院だった。検査を二度受けて確定したので、理屈としては後の検査の結果を聞くことが告知だ。しかし、圧倒的にショックが大きかったのは最初の検査(スクリーニング検査)の結果だったので、僕にとっての告知は1回目だったと考えている。普通の人が暮らす社会から切り捨てられた皮膚科に行ったのは、背中に発 [続きを読む]
  • 1990年のパリの僕 〜 映画「BPM」試写会に応募して
  • HIVの感染を知ってからしばらくのあいだは、自分の病気のことで手一杯だった。なので、HIVといえば、それは「自分のHIV」のことだった。すなわち「2016年に感染を知り、東京の大病院で治療を受けているゲイ男性」としてのHIV。寿命は人並み、毎日元気、病院親切、1日1錠、ゲイ友いっぱい・・・。HIVはそんな病気だった。でも、いつごろからだろう。あたりを見回す余裕が出てきて新たな実感を感じるようになった。これが唯一 [続きを読む]
  • 新井先生とアライの話
  • 「不可思議Wonderboy」というアーティストを知っているだろうか。ポエトリーリーディングという、ラップの変型判のような音楽のパフォーマーなのだが、友人に教えられて以来すっかりはまっている。一人また一人と仲間たちが社会に迎合していくなか、自分の夢を信じ追いつづける若者の孤独を鮮やかに歌い上げる不可思議くん。彼の無防備でみずみずしいメッセージは、熱い思いにフタをして生きる賢明な大人たちの胸にするどく突き [続きを読む]
  • そこは思いがけず世界が深まるバー
  • あまりお酒を飲まない僕ではあるが、行きつけの飲み屋さんは数件あったりする。そのひとつが「バブリングバー」というお店だ。東京・新宿ゴールデン街の「からーず」さんを借りて、日曜日だけ営業している。npobr.netゴールデン街という「濃ゆい立地」にもかかわらず、店内は白壁に白いカウンターを配置した、明るく柔らかな雰囲気。ゴールデン街ならではの場末感を楽しみたいあなたには物足りないかもしれないが、初めての人 [続きを読む]
  • 明日のHIV特効薬を今日の世界はまだ知らない
  • 僕が持っているHIVというヤツは、体内から完全に排除する方法が未だ見つかっておらず、刺激的な表現を使うなら「不治の病」なわけだけど…逆に言うと、治療に向けた研究が現在進行形で進んでいて、当事者のもとに次々とその成果が飛び込んでくる病気でもある。「最先端の医学の進歩のスピード感」を身をもって体験できるというあたり、僕はわりと楽しませてもらっていて、いつかは完治するかも…という「実現可能性がゼロでは [続きを読む]
  • CD4に一喜一憂するぞ宣言
  • 予想以上にたくさんの人にブログを読んでいただき、本当に感謝している。アクセスの内訳を見ると、新たに訪問してくれる人たちが継続的にいる。HIVについて語られた言葉をネットの海で探す人たち。その中には、病気のことで苦悩している人もいるはず。そう考えると、色々な思いがよぎる。また、こんなブログでも再訪問してくれる人たちが一定数いる。素っ気ない僕の文章のどこに興味を持ってくれたのかと、これもこれで気にな [続きを読む]
  • このブログのこと
  • こんにちは。このブログを書いているヒロトです。2017年の8月に書き始めた、新しいブログです。いろいろな人たちに読んでもらえたらうれしいです。ヒロトのこと僕は、東京在住の会社員です。2016年の8月にHIVによる免疫不全を起こしていることがわかり、9月から服薬治療を開始しました。治療は成功し、程なくUndetectableとなって、現在に至っています。2017年の日本の免疫不全いわゆる「HIV陽性者」のブログとしては、病気 [続きを読む]
  • 東京を離れ山奥の温泉で一人きりになったら
  • 病気がわかって以来、旅行に行くのがずっと怖かった。すでに一年以上が経っているし、重く沈んでいた気持ちも今ではずいぶん晴れやかになった。病気とどう向き合うべきか、自分なりの立ち位置もつかめてきた。最近生き生きしてきたなと自分でも感じる。それなのに、依然として心の片隅に落ち続ける翳り。いつまでも片付かずに放置されている宿題。それが、「旅行に行くこと」だった。旅行の何が怖いのか、自分でもよくわか [続きを読む]
  • グレープフルーツ
  • 訪問先との約束まで時間があったので、ランチでも食べようと同僚くんと中華料理屋に入った。円卓には中国茶がセットされていて、蓋を開けると、茶葉やら穀物やら木の実やら正体不明のいろんなものが中に入っていた。店員さんがお湯を注ぐと、中国茶の独特な香りがあふれた。「ヒロトさん、これかなり美味しいですね」同僚くんはご満悦の様子だが、僕はひと口だけ飲むふりをしては後は口をつけなかった。この手は苦手なのだ。 [続きを読む]