植田みかり さん プロフィール

  •  
植田みかりさん: ふっかつのことば
ハンドル名植田みかり さん
ブログタイトルふっかつのことば
ブログURLhttps://ameblo.jp/redcatbluedog/
サイト紹介文何気ない日常に起こる奇跡が、疲れたあなたの心を癒す物語。涙が止まらないと今、話題沸騰の短編小説です。
自由文植田みかりと申します。おばはん主婦兼、物書きをしています。テレビの裏方出身で、下っ端として、様々な方にインタビューをして来ました。人の本音に触れる場面が多く、言葉の持つ力に癒されたことも多かったです。生き延びるヒントが、たくさん隠れていました。言葉は宝。皆さまにもおすそ分けをしたくて、小説にしてお届けしております。しんどい時、悩み多き時、是非開いて見て下さい。5分で読める奇跡の物語たちです。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供115回 / 107日(平均7.5回/週) - 参加 2017/08/28 10:46

植田みかり さんのブログ記事

  • その夕暮れ時、恋に進むか、愛に癒されるか。
  •  会社の健康診断に引っかかってしまった。しかも、まさかの心臓健診で。「何で私?」全く自覚症状なんかないし、間違いじゃないの?  血圧も何故か高くて、相当驚いた!!!ちょっと待ってよ。私はまだ26歳だし。病気になるには、30年早いんじゃないの?  納得がいかない。仕方なく、再検査をしたら、やっぱり引っかかってしまい。  血圧も、上が190!下が100!!!はあ?あり得ないでしょ?いつも、低血圧で上が8 [続きを読む]
  • あなたは誰のために生きるのか
  •  やんちゃしとった俺が、父親になった。嫁は、やんちゃ仲間で、サーフィン仲間。複雑な家庭に育った嫁は、結婚を機に、俺の家に住みついた。  俺も、複雑な家庭かもしれんな…。母1人子1人という家庭やったからな。  おかんは、牛乳配達をしながら俺を育ててくれた。冬の寒い朝、まだ真っ暗な中、白い息を吐きながらバイクを飛ばして牛乳を配るおかんを、覚えてる。  苦労しながら育ててくれたのに、中学に入ったくらいから [続きを読む]
  • 筆者通信 〜いつも笑顔じゃなくていい
  •  筆者が取材させて頂いた方の中で、特に印象に残った方を記述させて頂く、筆者通信です。  今日ご紹介するのは、夕子さん(仮名)です。  夕子さんは、お父さんが金融機関にお勤めの転勤族で、幼いころから、家族であちこち転勤を繰り返して来ました。記憶にはないけれど、アメリカ生まれで、3歳位まではアメリカに住んでいたようです。  下に2人妹がいて、しっかり者の長女の夕子さんは、帰国後、日本中を転々としながら大 [続きを読む]
  • 人を愛すると言うこと
  •  間もなく、僕ら高3はセンター試験を受ける。 「僕たち、そんな世代だよな…」僕は、初めて出来た彼女に、そう呟いた。だって、この国の大学試験が大きく変わるから。超勉強して受ける、一発試験は、後3回でこの国から消えてしまう。少し後に生まれていれば、こんなに勉強をしないで済んだかもしれないのに。  そもそも、僕たちは不安が渦巻く世の中にに育った世代。同時多発テロ、リーマンショック、そして、東北の大震災と、 [続きを読む]
  • 希望の鐘を鳴らす人
  • 「え?介護福祉士になるの?」母は驚いていた。母よ、あなたが勧めた大学ですよ。私は、私立に行きたかったのに、母よ、あなたが国公立じゃないとダメって言ったじゃん。  私は、一番行きたかった、私立の外語大学に合格していて、将来はCAになるのが子どもの頃からの夢だったのに、高校教諭の母は、国公立が命で、私立を認めないとか言う、頭の堅い人。公立に受かったら、有無を言わさず、そっちにしなさいって言ったじゃないの [続きを読む]
  • 満天の星空に幸せを誓う!
  • 「由香ちゃん、可哀そうに…」「ハードモードな人生だよね…」周囲から、そう囁かれている私の人生。そうなのかな?可哀そうなのかな?  25歳で、カツオ船団の親方の息子に嫁ぐために、東京の実家を離れ、土佐の南の街に移り住んだ私。  夫は、元々東京の大学に進学していたので、私たちは大学の同級生として出会い、理想のカップルなんて言われたものだった。  夫は、大学卒業後、商社に就職をして、商社マンとなった。私た [続きを読む]
  • 君はダイヤモンド!
  •  専業主婦だった私が、息子・陽太(ひなた)の幼稚園年長さんになったことを機に、働くことにした。  だけど、出来ることが無い。ただのOL雑務だった私には、人に話せるスキルもない。夫に早く帰って来てイクメンやってよ!と怒鳴るけど、夫が残業代を稼いでくれないと、実は家計が苦しいことも、わかっている。  何かしないと、この先、陽太を大学まで行かせてあげることなんか、到底無理だ。私は、悩んでいた。一体今の自分に [続きを読む]
  • 情と涙と根性と!おかんの人生三食丼
  • 「なあ、入れ歯の具合が悪いねんけど…」「またお前か!もう、仕事中に電話して来るなや!入れ歯の話はわかったけど、俺に言われても、どうしようもないやろ?何なん一体!!!」  俺は激高していた。おかんが、80歳を超えて、電話の頻度が半端ないから。しかも、時間も考えず、朝から晩まで。ハッキリ言うて、うざい。話の内容も、入れ歯に不具合とか、何やねん。俺は、働いとんねん。暇やないねん。嫁もブチ切れとるし。  そ [続きを読む]
  • 優しいSNOW
  • 「ねえ、カレン、今日寄ってかない?ちょっと話が合って」「あ、ごめん、今日ママのパーティーに顔出すんだ」「あんた、またママ?好きだね〜。ちょっと引くよ!」  真鈴(まりん)に誘われたのは、いつも私たちが学校帰りに立ち寄って、宿題まで済ませちゃうイタリアンファミレス。ここにいくと、色んな学校の子たちが来てて、凄く楽しい。  真鈴が私に話したいのは、大学進学の相談だとわかっていた。本当はその話を聞きたくな [続きを読む]
  • あなたの天使
  • 私が携わってきた「タウン誌」が、廃刊を迎えることになった。  ライターになりたくて、少しでも出版に近づこうと、まずは編集者になろうと思い、ありとあらゆる出版社の就職試験を受け、全て落ちた。  辛い就活時代。  結局、憧れの業界には入れず、くすぶった気持ちで飲食業界に就職したものの、心が定まらず。  5年間必死で勤務し、体調を崩し、辞めることを決意した時、営業で、たまたま通りかかった街の喫茶店に張り紙 [続きを読む]
  • 美しい人生
  •  祖母と旅に出た。旅と言っても、有馬温泉への日帰り入浴旅で、腰の悪い祖母を、温かいお湯に入れてあげたかったのだ。  祖母は、80歳。うどん一筋に生きて来た人生だった。60年に渡り、毎朝うどんを打ち、出汁を取り、安い値段で提供する、小さなうどん屋の女将人生。  その祖母が、腰を患い、店を開けられないという。一度も祖母が泣いた姿を見たことがないと言う母が、祖母がポロポロと涙を流し、悔しがる姿を見て、「あ [続きを読む]
  • あの虹のふもとに走って行こう!
  •  嫁ぐ日が近づいて来た。今時、「嫁ぐ」なんて言葉は古いと思うけれど、私の場合、実家から遠く離れた夫の実家に住み込むから、本当に、嫁ぐと言う言葉がピッタリだと思う。  母が、私の昔の日記とか作文を整理していて、ケラケラと笑っている。「どうしたの?」「凄いな〜って思ってね」「何がよ」「まあ、読んでみなさいよ」  母に手渡されたのは、小学校時代に書いた作文たち。「私の夢」という、ありきたりなテーマで、毎年 [続きを読む]
  • 愛を拾いました
  •  今、私は公園のベンチに1人で座っている。苦手だった昼間の公園。子どものやかましい声が響き渡り、犬を飼っている飼い主たちの、「〇〇ちゃんママ〜」などと呼び合う感じも気持ち悪くて、近寄らなかった場所なのに。  そんな私が、コンビニのコーヒーを片手に、平日の昼間の公園にやって来たのは、失職したから。  リケジョともてはやされて、大手メーカーのSE職で入社してから丸10年。大学院まで出たのに、今は無職。 [続きを読む]
  • 魂のことば
  • 「なあ、どうして俺はお父ちゃんがおらへんの?」おかんに、何百回も聞いた言葉。  おかんは、必ずこう言うんや。「拓斗は、宇宙人やねん。宇宙からやって来たから、お父ちゃんは遠い星で単身赴任や!」  嘘つけ!この地球のどこかにおるやろ!  うちは貧乏で、おかんと2人暮らし。お好み焼きの具材も、こんにゃくと天かすだけで。天かすのてんこ盛りを、スーパーお好みいうて、おかんの誕生日は、必ずそれで。  俺の誕生日に [続きを読む]
  • 初めてのサヨナラ
  •  子どもの頃、さよならの歌を歌って、幼稚園から帰ったっけ。お遊戯付きで。  また明日会えるよねって、軽い気持ちでバイバイしてたよね。さよならの意味なんて、考えたこともなくてね。  初めて人とお別れすることが、こんなにも悲しいと思ったのは、小学校卒業の時かな。それぞれが校区の中学に進学するから、もう明日からは、別の世界で生きていくんだなって。ハッキリと自覚して、抱き合って泣いたっけ。  だけど、新しい [続きを読む]
  • 突然、彼女を好きになったわけ
  • 「あ〜、またこの季節がやって来た。間もなく12月。やばいやばい。鬱になりそう…」  友人の真子が、暗い顔で助けを求めて来た。そう。この季節は、私たちにとって、最大の鬼門。  12月イコール年末で、真子は長男のご主人に伴われて、義実家に帰るのだ。 「都会育ち夫婦の人にはわからないよね〜。私たちの年末の苦労ってさ。楽しくワイハ〜とか行っちゃうんだよ。そんでもって、芸能人ウォッチングとかしてさ、写真上げる [続きを読む]
  • 母が見せた涙
  •  独身の私と母の2人暮らしは、質素で地味で切ないことが山積みで…。彩りのないモノクロームな世界に見えるから、私は、小さな庭に、たくさんの花を植えている。  だけど、冬が近づいて来て、庭の花々も寂しくなり、更に色の無い毎日となっていた。  母は、80歳を過ぎて、どんどん記憶が怪しくなっている。「私、今日おトイレ行ったっけ?」  朝からそんな会話で、胸が苦しくなる。私は、怒ってはいけないと自分に言い聞か [続きを読む]
  • あなたの花が咲く場所
  •  メイメイが颯爽とやって来た。キャリーケースをゴロゴロと鳴らし、小柄な彼女は、飛び跳ねるように歩きながら、こちらに向かって来る。 「変わらないなあ」私はクスッと笑いながら、手を振った。彼女と会えるこの瞬間を、どれ程私が楽しみにして来たことか。  メイメイは、大学の同級生で、今は私と同じく、母親業を行っている。  違うのは、彼女はタイに住んでいて、私は日本に住んでいること。  しかも、彼女は母子留学の先 [続きを読む]
  • 筆者通信 〜失敗が多い人ほど成功してる?
  •  筆者は、今まで、多くのオーナー社長さんにインタビューをさせて頂きました。  裸一貫、自分で何かを立ち上げた方々は、確実にオーラがありました。男性も女性も関係なく、目の奥に炎が見えました。その炎は、何もかも焼き尽くす炎ではなくて、やる気に燃える炎です。  炎には、良く燃える燃料が必要です。皆さん、その燃料について同じことをおっしゃいました。 「失敗したことで、人生が大きく変わった」「追い詰められるよ [続きを読む]
  • 君の幸せのためなら、僕は捨石になる!
  •  万引きをしてこいと言われた・・・。  SNSのグループの女子たちに・・・。  私が、薫の彼氏を取ったから、その腹いせに。お前は罪人だ。罪人らしく生きろと。  取ってない。私、薫の彼氏なんか取ってない。ただ、駅から帰ってる途中に、同じ方向だったから、一緒に歩いただけだよ。そもそも、同じクラスなのに、話さないのもおかしいじゃん。  何度そう言っても、誰もわかってくれなかった。私が、見た目が地味だし、目と [続きを読む]
  • ばあちゃんが天下取った日!
  •  どうして勉強しないといけないのかな?僕はずっと疑問だった。だって、数1とかやったって、人生の役に立つとは思えない。古文なんか、今の生活に何の必要性もない。  まあ、しいて言えば、英語くらいはやってもいいけれど、英語圏の人なんか、文法を考えて生きているわけじゃないし。  今の英語の授業は、文法ばっかりで、無駄な気がして仕方がない。実際、帰国子女のエイミーは、僕と同じクラスにいるけれど、文法なんか全然 [続きを読む]
  • 僕たちは、幸せになるために生まれて来た
  •  会社を辞めたのは、ポジティブな気持ちから。「お前、昔から変わってたもんなあ」同僚たちが口々に、はなむけの言葉として言ってくれたこと。「ありがとうな。それ、褒め言葉だから」もちろん、半分嫌味、半分嫉みから出る言葉だとはわかっていたけれど、僕は変わり者でありたかった。  いつも天を目指し、時代の風雲児になろうと思っていた。だから僕は、いつでもマイナスな言葉を遠ざけ、いい言葉しか口にしないぞと心に決め [続きを読む]
  • 答えなき明日への応援歌!
  •  父に、内定の報告をした。「お父さん、仕事が決まったよ!おかげさまで、大手食品会社の管理栄養士に採用されたんだ!」「ああ、そうか。良かったな!」父は、ありきたりの言葉を返して来た。  私は就職が決まったけれど、父は、明日定年退職をして、職を失う。もう働かないと言う。 「お父さん、まだ60歳なのに、これからの人生、一体何するの?」「そうだな。何をしようかな・・・」「決めてないの?お母さんに嫌われるよ。 [続きを読む]
  • 筆者通信 〜超進学校は、1番じゃなきゃ意味がない?
  •  筆者は、色々なお母様方にインタビューをさせて頂くことがあるのですが、中でも、とびっきり温かくて、陽気で、可愛いお母さんがいらっしゃいました。  関西出身なので、関西弁バリバリで、親しみやすいキャラで。筆者も、すぐに仲良くして頂き、色々なお話を伺うことが出来ました。(仮にAさんとします)  Aさんには、男女2人のお子さんがいらっしゃって、2人ともとても優秀です。お兄ちゃん(仮に、K君とします)の方は [続きを読む]
  • ママ友の賞味期限
  •  家族で温泉に行くと、私はいつも1人になる。息子・太陽と夫が男湯に入るので、私はいつも大暴れの太陽を夫に預けて、つかの間の極楽極楽!  ところが、必ずその平安な心を乱す輩がいるのだ。  複数グループでやって来ていることが多い女湯は、湯船の中で悪口三昧!とにかく、誰かの悪口で盛り上がる。  離れて隅に行っても、またそこで別のグループの悪口が始まって。  上司の悪口、姑の悪口、そして、王道がママ友の悪口だ [続きを読む]