よひら さん プロフィール

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よひらさん: よひらひらひら
ハンドル名よひら さん
ブログタイトルよひらひらひら
ブログURLhttps://yohira.muragon.com/
サイト紹介文自分だけの句を日記代わりに。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供46回 / 102日(平均3.2回/週) - 参加 2017/09/02 18:19

よひら さんのブログ記事

  •    冬至南瓜
  •           (葉を散らす前の芙蓉の実)      ??     鋸で引こ手におへぬどて南瓜  もうすぐ冬至。 大きな南瓜をお隣から戴いた。店で買う時は二人家族には、4分の1に切った南瓜を買う。 この大きさで充分なのである。 大きな南瓜を切る時は夫の手を借りる。そんな時鋸があればよいのにと思った。。 [続きを読む]
  •    冬近し
  •      ??    石蕗の根をえぐつてゆけり秋出水      ??    木枯や空見ることを亡じをり      ??    対岸の焚火の赫し宵の星      ??    季寄せには無き稽古花冬近し  25年も昔の俳誌に載っていた句。 今より言葉を知っているように思える。 今の私が、老いにさしかかり、だんだんと語彙不足になっているようである。 [続きを読む]
  •  冬ぬくし
  •      ??     蝮粉買ふ生駒山中冬ぬくし      ??     揺れ止まぬ張り子の虎や冬紅葉      ??     小面に見をろされゐる冬座敷      ??     畳師のごっつい指や針供養  (平成2年 投句) そんなこともあったと、古い俳誌から。 生駒山にお詣りに行ったことがある。同行は誰だったか失念をしていても句が残っていた。 針供養に行った [続きを読む]
  •   萩の風
  •                 ??     風の磴将棋だたみに萩揺れて      ??     鋸の目立の音や秋暑し      ??     幕間の素人歌舞伎ちちろ鳴く  昭和62年の投句があった。 この頃は脚も丈夫。 心臓も達者。 [続きを読む]
  •    萩枯れる
  •             ??     白き殻なる蝸牛萩枯るる  この萩は黄葉していて、枯れるまでは至っていない。 散策をしていて、でで虫が白い殻になっているのを見つけた。 理屈抜きの見たままの景色である。      2016年11月 [続きを読む]
  •   猿威し
  •    ??    猿を追ひはらふ煙火か紅葉山 ダム湖の径を散歩をしていると、急にに後ろの山で煙火が揚がった。 この辺りには猪と猿がいて、猪にはまだ遭遇をしていないが、猿は時々見かける。 田舎に住んでいるとこんな句も出来るといおうか、散歩の途中で拾った句。     [続きを読む]
  • 紅葉狩
  •           ??     夫か吾迷子はどちら紅葉狩る   ??     渓深し紅葉の上に紅葉散る  京都へ紅葉狩に行った。 どこへ行っても人、人の波。 その中で、迷い子の放送が聞こえる。一度や二度ではない。 そんな時、ふと夫の姿を見失った。はては迷子か? そんな事を詠んだ。 [続きを読む]
  •   猪垣
  •               ??     猪垣と二段構へぞ威し銃   里山のどこを歩いても猪垣が作られている。 「電流が通っていますからご用心」と立看板のある猪垣も最近は多くなった。  この写真を撮った四国村には、昔の山村で構えていた、青石を重ねた猪垣や高く土塀を築いた猪垣が残っている。 いのしし注意の貼紙の向う側に立派な阿波の青石を使った猪垣がある。写っていなかった [続きを読む]
  • 紅葉狩り
  •             ??     谿紅葉真昼も暗き径下る  2015年に箕面の紅葉を見に行った折りの句。 真昼も街灯が点いている谿の紅葉。うす暗い径を下って行くと、見事な紅葉。 [続きを読む]
  •     秋祭り
  •      ??    うおふおふ神を迎へる声なりぬ  神さまを迎える神事。 うおう おう と 神輿の先頭を歩く声。 神さま 今お迎えにまいっております。 先導のこの声を頼りに、どうぞいらっしゃて下さい。 そんな神事であった。 [続きを読む]
  •    金木犀
  •      狭い我が家も庭に咲く金木犀。 今年も早々に咲いて、昨日今日の秋黴雨に散ってしまった。 花の命は短いけれど、充分に楽しんだ。     ??     どの部屋にゐても金木犀匂ふ [続きを読む]
  • 絵天井
  •           ??    絵天井百花涼しく開きをり 郷照寺にお詣りをした時の写真 美しい百花の天井画があった。 天井画というのは、上を仰いで鑑賞をするから、首が疲れる。 このお寺からは 瀬戸大橋を望むことができる。 お遍路さんも、ここからの景色にほっとするであろう。そんな札所寺である。 その時の吟行句。写生句は強い。 [続きを読む]
  •   朴の実
  •                ??    朴の実は空に向ひて朱く爆ぜ  朴の花は白い大きな花弁を空に向かってさかせる。 朴の花はそのもも 空に向かったまま赤い実となる。 天に向かって花も実も堂々としている。 鳥が朴の実が色づいているのに気が付かないのか一羽も来ていなかった。 [続きを読む]
  • きちきちバッタ
  •      ??     きちきちや尿する犬跳び越しぬ  慎が生きている時はどこへ行く時も連れて行った。 小豆島の エンゼルロードでのスナップ写真。 近そうでありながら、島のホテルで泊まる。 慎は出るものはどこででもよおす。お行儀の悪いワンコちゃん。 慎がおしっこをしていると きちきちバッタが背を跳び越えた。いとも簡単に。 バッタの跳躍力がすごい。 [続きを読む]
  •  瀬戸の島
  •       ( 瀬戸大橋を遊覧船で潜る)      ??     大橋を支へる島や虫時雨      ??     草の絮とほりゃんせの子行ったきり      ??     迷い入る路地に教会秋桜      ??     木守柿狂女の果てし蔵座敷      ??     貝の殻吊る蜑の家秋祭               (平成元年 白魚火)  最近 [続きを読む]
  •    和傘作り
  •  徳島県の西部に 脇町 がある。 かって 司馬遼太郎が 「街道をゆく」で紹介をしていた 藍商で栄えた町が現在は「うだつの町」といって観光地になっている。 「梲」とは、うだつが上がる上がらないと人の評価をする時に使ったりする うだつ の事であると同時に、日本家屋の屋根に取り付けられる小柱、防火壁、装飾を指す。民家の両妻に屋根より一段高く設けた小屋根つきの土壁。また,これ [続きを読む]
  •    和傘干す
  •    「空から日本を見て見よう」というテレビ番組がある。 2〜3ケ月まえにこの番組が 徳島県を流れる 吉野川に沿って、上流に上ってゆく映像を写真に撮った。 この中洲の島を10キロくらい上流に、私の育った町がある。      ??    小鳥来る男墳女墳や和傘干す      ??    和傘干す日和豆稲架ありにけり      ??    藁ぐろに陣取る烏和傘干す    [続きを読む]
  •   母恋ふ
  •      ??     小鳥来る寝たきりの母地獄耳      ??     逢ふたびに丸くなる母木の実降る  平成3年の投句の中に。 昨日はお墓参りに。 帰りに、夫の実家に風を通しに寄る。 座敷に無造作に本が高く積まれていてその中からこんな句を投句していた俳誌を見つけた。  今は季語が動くと一目瞭然だけれど、その頃の寝たきりになっていた母が偲ばれた。 亡くなった母のいたずら? [続きを読む]
  •   コスモス
  •            ??     コスモスの海に泳ぐ子とがめまじ  昨今は、コスモスが一面に咲いている畑をよく見かけるようになった。 30年も昔 猪鍋を阿波の山奧に食べに行った。 山の頂に広いコスモス畑があって大変驚いた。 風に吹かれるコスモスが、まるで海に見えた。 子供や娘さんが、広いコスモスの畑に両手で波をかき分けるように歓声をあげながら、奧へ奧へと入っていった。 まるで泳いでいるようであっ [続きを読む]
  •    芙蓉
  •   ??     芙蓉咲くたらちねいつもちびた下駄  母も夫の母(姑)も一生を着物姿でおくった。 子供にはちゃんとした格好をさせても、いつも下駄は草履のように 歯 が無くなるまで履いていた。  母を思う度 白い割烹着姿がいつも目にうかぶ。白い芙蓉のように清々しかった。                     [続きを読む]
  •    子供にも解る句
  •          ??   口中に記憶の生るる砂糖黍    @記憶生るる。「あるる」、という読み方は俳人にしかわからない。できるだけ避ける。 今回 特選に入った句。 しかし 先生の @の入ったご指摘。 いつも、平明で易しい句を作れとおっしゃる。 この「生るる」こそ、レトリックめいた、技巧といえばオオバーかも知れないけれど、そういった意味のご指摘だと気が付いた。      [続きを読む]
  •     韮の花
  •            ??    韮の花菜園は猫の額ほど  韮は好き。 餃子に入れたり オムレツ に使用をしたり ちょっと菜園の隅に植えておくと便利である。 ちょうど今の季節に真白い花が咲く。 線香花火が、はぢけたような花と思いつつ見る。  色々な野菜の花が咲く。その中で よく似た 韮の花 と らっきょうの花。 薄紫のらっきょうの花が咲き満る畑も、通りかかるといつも足を止める。   [続きを読む]
  • 病院
  •                    (病室から見た夕虹)       ??     半身麻酔花火散つたり揚がつたり  心臓を広げる検査や手術をする時は 半身麻酔をする。 手術中に 血管の中の芥が もし 脳の血管にとんだ時 脳梗塞を起こすかもしれぬ。 その時点はどの血管を検査中だったか、医師が把握をするため、患者には手術中に、何度か声をかけて、意識を確かめる。 全身に麻酔をしておれば不測の事態をた [続きを読む]
  • 鶏頭の花
  •            ??     鶏頭花きれいな文字のはしり書き  鶏頭の花のもじゃもじゃとした かたまり を見ると 丸く巻いた毛糸を思いだすのは 私、ひとりではないと思うのだけれど。  子供の頃 買ってきた毛糸の枷を編みやすく丸い玉に巻いてゆく母。 母と向いあった私が両手を広げて手首にかける。 話をしながら、早く終わらないかと まだまだか?と思う間に、手首にかけている糸がだんだんと減ってゆく。 [続きを読む]
  •     鑑真和上像
  •            ??    大和上ちとうるさいな牛蛙  唐招提寺の境内に池があるらしい。 門を潜ればしきりと牛蛙の鳴く声がした。 広い境内である。 牛蛙の声がする辺りは、ほんの一部の場所であろう。  お目を悪くした 鑑真さまに 牛蛙の声は無聊をお慰めした事もあったろうか? しかし どすの利いた大きな声に 少しうるさいなお思いになったかもと、作った。     ☆   若葉して御目の雫ぬぐわばや [続きを読む]