ねむりありす さん プロフィール

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ねむりありすさん: 切ない恋の物語〜ありすの時間
ハンドル名ねむりありす さん
ブログタイトル切ない恋の物語〜ありすの時間
ブログURLhttps://alicenomonogatari.blogspot.jp/
サイト紹介文届きそうで届かない想いが、切なく苦しい。見つめれば見つめるほど、あなたを遠く感じる。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供194回 / 114日(平均11.9回/週) - 参加 2017/09/14 09:35

ねむりありす さんのブログ記事

  • 月の裏の蜜時 132
  • 夜を越えてくる柔らかい新しい光の粒を毎日一緒に浴びる二人。同じ時を過ごしていても、気持ちが離れてしまうこともあるの・・・?この間、あんなに嬉しそうに彼の誕生日にカレーを作ると風を走るように帰っていった彼女・・・。彼女は彼の出て行ってしまった空間で、どんな気持ちで一人眠るのだろう?やるせない虚しさの涙に濡れる時間・・・。彼女はかすかな音に反応し、もう帰って来ないと知っている彼の影を求めて、何度となく [続きを読む]
  • 月の裏の蜜時 131
  • あのね、あなたに謝りたいことがあるの。ごめんなさい。あなたを誤解させてしまったみたい・・・。『想う』って、まだよく分からないって言ってしまったけど・・・。でも、あなたと手を繋ぐと私の手が汗ばんでしまうの、知っているでしょ?でも、あなたとキスをすると私の頬が紅くなってしまうの、知っているでしょ?でも、あなたと抱き合うと私の躰が熱くなってしまうの、知っているでしょ?あなたは私の心も躰もとろけさせてしま [続きを読む]
  • 月の裏の蜜時 130
  • 指輪が私の想いを縛り付ける。小さな石のきらめきが、あなたへの想いを刺激する。左でなく右の薬指に付けていた指輪を外し、引き出しの奥にしまったのに・・・。あの時、私はあなたとの別れは怖くなかった。離れていく気持ちを見たくなくて、淋しさに沈む時間を過ごしたくなくて逃げ出したかった。あなたの一言一言の裏に隠れる影を無理やり作り出し、あなたを嫌いになれるように・・・。あなたに嫌われてしまう前に、私があなたを [続きを読む]
  • 月の裏の蜜時 129
  • あなたが私の時間へと流れ込んでくる。とてつもなくたくさんの細かい粒となって、細胞と細胞の間へ侵食してくる。忘れかけていた記憶を優しく揺り起こしてくれる。冷たい雨に包まれた車内で穏やかに流れていく想い。触れられると体温が上がる。囁かれる空気が震える。見つめられると涙がさざ波に・・・。終わらせたくない温もりの延長・・・。やっと言葉に出来た『もう少し、あなたと一緒にいたい・・・。』「あの映画は、私にとっ [続きを読む]
  • 月の裏の蜜時 128
  • あなたを愛していることに、ときどき疲れてしまう。いつも本当の気持ちを押し殺しているから・・・。押し殺した分だけ、私は死んでいく。あなたを独占したくなったら終わってしまう愛だから・・・。私は愛を押し殺す。あなたを愛し過ぎないように、自分に嘘をつく。あなたと一緒にいられる一時だけを愛しているって・・・。あなたからの愛は望まないって・・・。いつも私だけを見ていて欲しい。でも、私はあなたのすべてを受け入れ [続きを読む]
  • 月の裏の蜜時 127
  • あなたとの約束のために、時間は無駄に流れ落ちる。後からやって来る悲しさを分かっているから、体が・・・、心が・・・、時間から逃れようともがく。苦しい想いは消したくても消えてくれないから、虐めて壊していく。壊れかけの体と心は、どんよりとした重苦しい空気に包まれながら空虚の穴へ落ちていく。無意味な音をたてながら渦巻き落ちて、感覚を消していく。壊れることでしか消せない虚ろな夜を越えて薄明かりの中、あなたへ [続きを読む]
  • 月の裏の蜜時 126
  • 頭と心と体がバラバラに壊れていくのを止められないのは、どうして・・・?先の見えない道への不安から?綱渡りの揺れへの絶望から?空虚の痺れへの脱力から?あなたが私を壊していくわけじゃない。壊れていくのは、夢の中で漂っていることしかできない私の弱さ。現実から逃げ回り、心地いいい夢に閉じこもっている。夢の奈落に落ちてしまわないように、体を虐めることで現実を確かめる・・・。奈落のほの暗い底は妖しく誘惑する。 [続きを読む]
  • 月の裏の蜜時 125
  • あなたに会えるかもしれないと思う日は、朝から落ち着かない。いつもより丁寧に洗顔して、髪を整え、ちょっと気合を入れてお化粧して、頑張りすぎていない服を選び、仕度に時間をかける。でも、そんな期待も黄昏時に淡く消えていく。あなたの声が欲しいのに・・・。あなたの瞳が欲しいのに・・・。あなたの唇が欲しいのに・・・。音の鳴らない囁きは、茜色に染まり眠り続ける。眠る囁きを握り締め、あなたから離れ悲しみの湖に沈ん [続きを読む]
  • 月の裏の蜜時 124
  • あなたとの心の触れ合いは、動けなくなるほど怯えて震えた。溶け合わない心と体は凍りつき、ほの暗い中に輝きをもたない白い波が虚しく揺れる。波の数だけ彩る流れに溶けていく・・・。遅咲きの花は咲き急ごうとするけれど、『お前がいい』の言葉に花びらを止める。花びらを落としてしまいたくなるけど、『後悔が残るからよせよ』の言葉に舞うのをためらう。舞い飛んでしまいたくなるけれど、『俺以外には咲いて欲しくない』の言葉 [続きを読む]
  • 月の裏の蜜時 123
  • あなたは新しい風にのって、わたしのところへ来た。いつもの歩きなれている道なのに、あなたが隣にいてくれるだけで優しい風になる。鈴の音を聞きながら、あなたの意外な一面を知る。物語を前にあなたは指定席を用意する。あなたは、ほの暗い中こっそり私の手紙を読む。会話の端々に、私の手紙への答えが散りばめられている。それでも不安が消えない私は、酔っていることを利用して隠している想いを探り出す。見つけてしまったら、 [続きを読む]
  • 月の裏の蜜時 122
  • 時間は流れ落ちるように過ぎていく。花火大会野球観戦 水族館温泉旅行を2回あなたの誕生日のホテル そして、淋しさからの喧嘩・・・ 二人の時間は日常に溶けて、当たり前のように過ごすようになってきた。でも私はまだ不安でたまらなくなることがある。 あなたに惹かれれば惹かれていくほど、終わりが怖くなるから・・・。瞬きをするのも惜しいほど、あなたをみつめていたいから・・・。触れ合う肌が震えるほど、切なくて悲しいか [続きを読む]
  • 月の裏の蜜時 121
  • 「私が、あなたを好きだから・・・・。」の言葉に、「お前、自分に酔ってるの?」と冷たく不服そうに言う。じゃあ、私はどうすればいいの・・・?「私が・・・」って言い訳が無くては、不安で潰れてしまいそうな私はどうすればいいの?じゃあ、あなたはどうにかしてくれるの・・・?「あなたが・・・」って信じてしまったら、期待であなたの全てが欲しくなってしまってもいいの?あなたには私の入り込めない時間があるじゃない。あ [続きを読む]
  • 月の裏の蜜時 120
  • あなたと2度目の星の降る夜を一緒に過ごせることが、すごく嬉しかった。あなたが「大切な日は一緒に過ごしたい。」って言いてくれたことが、心を染める。でも私にとってあなたに会える日すべてが、流れゆく日々の中で彩りを深める。暗みを含む深く艶やかな紅色が、結ばれたリボンの中で眠る。ずっと『恋に落ちる』とか『恋に溺れる』とかは、映画や小説の中だけの言葉だと思ってきた。あなたは「お前、変わったな。」っと言ってく [続きを読む]
  • 月の裏の蜜時 119
  • 夢を見た。「俺、あの子のこと好きになったみたいだ。」「しょうがないわよ。そういう気持ちは、どうにもならないもの・・・。それに私たちだって、もともとちゃんとした関係ってわけじゃないのだから・・・。」私はすんなり彼の言葉を受け入れる。夢が飛ぶ・・・二人で撮った写真を見られて私は焦っている。「二人のことは黙っていてあげるよ。」と誰かに言われて、戸惑う私・・・。また夢が飛ぶ・・・その日は久しぶりのデートで [続きを読む]
  • 月の裏の蜜時 118
  • あなたを想う気持ちは確かにここにあるのに、おぼろげで消えてしまいそうなのはなぜ・・・?会えない時間が二人の心の距離を広げていく・・・。話すことが無い。話したいことが無くなる。ずっと聞きたかったことが、胸の奥で固まり重く苦しい。この重みで、これ以上あなたに近づけない・・・。あなたに触れずに、あなたに触れようとせずに、誤魔化しの愛に溺れている。今が良ければ・・・。今を大切に・・・。不確かな未来を見たく [続きを読む]
  • 月の裏の蜜時 117
  • 「最近、きれいになったな。」そんな言葉を微妙な微笑みと「ありがとう」の言葉で軽く受け流す。君の想いには、答えられない・・・。だから、さりげなく君と二人きりになることを避ける。君の想いは一時的なものだと分かってしまうから・・・。君のように想いだけで嬉しくなれるほど、私はもう透明ではない・・・。君のように想いだけを大切にできるほど、私はもう澄んではいない・・・。君の眩しさは忘れてしまった青い空を思い出 [続きを読む]
  • 月の裏の蜜時 116
  • 今までも誘いの言葉に揺れなかったというと嘘になってしまう。きっと、もっと強く誘ってくれていたら私は揺れてしまっていたかもしれない・・・。「あなたと付き合う気は、全然ないから・・・。」強めの断りの言葉も、彼は気にならないようだった。「そうだよね。君は彼氏いるんだよね。でも、そういんじゃなくて・・・。友達として誘いたいだけだから。それでも駄目?」友達・・・?強く誘ってくれる彼の言葉は、あなたが私のため [続きを読む]
  • プレゼント
  •  電話が鳴った。別れた彼女からだった。そのまま無視しようかと迷ったが、どうせ夏休みが終われば学校で顔を合わせることになってしまう。みんなの前でゴタゴタするより、二人の話し合いの方がマシだろう。もう逃げるのも疲れていた俺は、電話に出る。「もしもし、私・・・。」「ああ。」気のない返事をできるだけ不機嫌に返す。あいつは気にも留めていないようだ。「もうこれ以上あなたに迷惑かけないから、最後に一度だけ会って [続きを読む]
  • あなたに逢いたくて・・・
  • 壊れてしまうことが怖くて『愛してる』の一言が言えなかった。言葉にしてしまえば、その想いは真実になってしまうから・・・。終わってしまう真実よりも、終わらない嘘で染まるたまゆらの夢を漂っていたかった。私は波打つ白いシーツの上で、あなたと溶け合う。「君のこと、愛してる。」「嬉しいわ・・・。」「愛してる。たまらなく愛してる・・・。」あなたは言葉をふんだんに使いながら、しるしをつけるように、私の躰に唇を何度 [続きを読む]
  • 月の裏の蜜時 115
  • 何度も何度も繋がりを求めて押したい指を躊躇する。押した時に繋がらに淋しさを感じたくなくて、押さない淋しさを選ぶ。偶然に繋がる淋しさを消せない。あなたは、私の想いをちっとも分かってくれない。暗く深い哀しみの湖の底で、私は僅かに息をする。あなたの声を聴くだけで、涙に濡れた苦しい夜たちが、忘却の岩陰に隠れる。あなたに会えない日々は、心の一部が欠けてしまっているようで不安定になる。想いはカタチの無いものだ [続きを読む]
  • 月の裏の蜜時 114
  • 「俺たち、合うと思わない?」「俺、第一印象ですごく気に入ったんだ。」「彼氏がいるだなんて、ショックだ。」「俺、もう絶望的なのかな?」「電話してくれるだなんて、嬉しいよ。」これらの言葉を私はさらりと受け流し、言葉の真実味を溶かし薄くする。もともと軽く使われた言葉だから、軽い気持ちなのだろうから、勘違いしてしまわないように私も軽くかわす。きっとあなたを知らない昔の私だったら、これらの言葉に心トキメかせ [続きを読む]
  • 月の裏の蜜時 113
  • 淋しい夜は、やたらにゆっくりと意地悪に時を刻む。ただ近くに来てぎゅっと抱きしめて欲しいだけなのに、それさえも叶うことのない遠い夢。一人の時よりも、今の方が淋しい。宇宙の片隅で一人漂っているように・・・。重すぎる私を見せたくなくて、心を隠し我慢する。あなたを想う気持ちを我慢し過ぎて、気持ちが離れる。切ないのが辛いから気持ちを薄れさせていくのに、その想いをまた手繰り寄せ引き戻そうとする。悪循環。あなた [続きを読む]
  • 月の裏の蜜時 112
  • 時間の距離が二人の距離までも遠く広げ、心は空白で埋め尽くされる。私はあなたの姿を見たいのに、見たくない振りをする。私はあなたの声を聴きたいのに、聞きたくない振りをする。私はあなたに会いたいのに、会いたくない振りをする。あまりに多くの時間を空白色に染めてしまってきたので、心が彩ること無く切ない。私の心は一どころに留まって動けないでいるのに、季節は残酷に移り変わる。彩ることを忘れてしまった心から、あな [続きを読む]
  • 月の裏の蜜時 111
  • 夢を見た。ガラス張りの格子戸が開いていた。床には何足かの靴がキチンと揃えられていて、その中に見覚えのある青いNIKEの靴があった。その奥には、襖が重々しく閉められ、固く閉ざされる岩の扉のようだった。私は、襖の向こうに彼がいるような気がして、しばらく開かれた格子戸を眺めていた。しばらくすると襖がするりと開き、年配の日本人には見えない夫婦らしき男女が談笑しながら出てきた。私は、その時よくない予感がして焦る [続きを読む]
  • 月の裏の蜜時 110
  • あの人が、まだ私に会いたがってくれていることを知る。私の電話番号を知らないあの人は、他の子を使って誘ってきた。彼女は、私も一緒にと・・・、あの人が食事に誘ったことを嬉しそうに話す。彼女は、私があの人に口説かれたことを知らない。誘われたことを嬉しそうに話す彼女に、そのことを伝えられないズルイ私・・・。まだ私に会いたがってくれていることを知って、ちょっと会ってみたくなるズルイ私・・・。あなたが私を放っ [続きを読む]