ちびた さん プロフィール

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ちびたさん: ご隠居通信
ハンドル名ちびた さん
ブログタイトルご隠居通信
ブログURLhttps://ameblo.jp/chibita5554141/
サイト紹介文ご隠居の気ままなブログ
自由文読みづらいかもしれませんが…
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供123回 / 365日(平均2.4回/週) - 参加 2017/09/17 07:25

ちびた さんのブログ記事

  • 隠居 小説に挑戦する 34
  •  土曜連載小説 「捨てる神」 第三十四回 宗教vs神様  ピンポーン 目の前にある回答ボタンをおすがランプがつかない。 ピンポーン だだっ広い会場に居るのは自分ひとり。 対戦相手はどこだ。 でも答えなければ… ピンポーン カメラマンや音声はどこにいる。 問題を出すべき司会者も居ないではないか。 いったい… ピンポーン  玄関のチャイムが鳴っている。 パジャマのままドアを開けると数人の男女が胸元に冊子 [続きを読む]
  • 隠居の 料理 16
  • ものごとには およそ始まりと言うものがあって味覚にも 人それぞれの 原点 がある 隠居の場合ラーメンは 井の頭線永福町駅前にある 『大勝軒』 だ(メデイアでよく取り上げられる つけ麺の元祖とされる 東池袋の太勝 軒とは全く別の店舗で 味も違う。 念の為言っておく。) カレーは 新宿の中村屋だ この両者が各々の分野での最高峰だと隠居は信じて疑わない だから隠居がカレーを作るときどのようにしたら新宿中村屋 [続きを読む]
  • 隠居 小説に挑戦する 33
  •  土曜連載小説 「捨てる神」 第三十三回 本音は聞けなかった  下からの足音に糸子というホステスがが振り向く  「…いらっしゃいませ。」  階段からせり上がる様にして現れたのは支店長の望井だった。  「みんなも来ないかと誘ったんだが、それぞれ用事があるらしい。 あ、ビールくれるか。」  支店長の退出を待って八時過ぎまで残業するワーカホリックは残念ながら豊富産業には存在しない。 みんなを誘ったというのは [続きを読む]
  • 隠居の 読書感想文 7
  •  隠居の 百円読書 感想文  石黒 耀 著  『死都日本』  講談社文庫版 2011年6月 第8刷  初出は2002年9月 講談社。 初出から約10年 文庫8刷のロングセラーだ。 2018年の今も売れ続けているに違いない。 たぶん。  カバーによれば 著者は1954年生。 医師・小説家とある。 阪神淡路大震災に遭遇したことを契機に執筆を開始。 これが処女作だそうだ。 そんな (と言っては失礼千万だが [続きを読む]
  • 日本の 戦争 1
  •  毎年 終戦記念日である八月十五日近辺は 太平洋戦争に関連するテーマを取り上げるメディアが目立つが  一週間も過ぎれば ほとぼりは 冷めてしまう。 元号が替るなどすればなおさらで 昭和に起きた戦争など 二時代前の戦争だと だれも振り向かなくなるに違いない。 だが間違えてはいけない。 あの戦争は 確実に 現在の我々と 地続きだ。 あの戦争はまさしく 日本民族 が起こした愚行であり 当時と同じメンタリ [続きを読む]
  • 隠居 小説に挑戦する 32
  •  土曜連載小説 「捨てる神」 第三十二回 望井があらわれた  「今日はちょっと気分を変えていい店行きましょう。」  よく行く居酒屋のあと木村が案内したのはエジンバラという店。 店名の脇にスコッチ&ワインとある。  かかっているBGMは軽めのジャズ。 落ち着いて居心地のよい店だ。 どこからともなく黒服が現れ注文を聞く。  「俺はいつもの水割り。」 「そちら様は。」 「下のバーにあったお酒も飲めるの。」 「 [続きを読む]
  • 隠居の 料理 15
  • さあ仕上げだ 例の サラダのベース 頂き物のムール貝の缶詰自家製鶏ハムこれまた自家製の紫タマネギの酢漬けピメント入りオリーブ きれいだねもちろんワインも グラタンはオーブントースターの弱火で5分強火にして5分チーズに焼き色がつけば出来上がりフランスパンはソースを余さずぬぐって食べるため なんだかサラダの方が主役的に映ったが主役はあくまでもグラタン [続きを読む]
  • 隠居 小説に挑戦する 31
  •  土曜連載小説 「捨てる神」 第三十一回 社内接待  豊富産業に入社して四ヶ月余り、地方出張の間を除いてほぼ毎日木村は横山を飲みに誘う。 二回に一回は何かの理由をつけて断るので、平均すれば週に二回のペースとなる。 勘定は全て木村が済ませ横山には一切払わせない。 木村の負担は相当なもので、一介のサラリーマンの払える額ではない。 と横山は思った。  ちなみに大手アパレルQ商事では、係長以上の役職者に仲間 [続きを読む]
  • 隠居 裂き織をする 3
  • 最後は経糸が足りなくなって半端な大きさになってしまった というわけで織り上がり! ランチョンマット四枚半 (半って なんだ?) 飛ばした部分の経糸を切りはなし端を結ぶ (妻にやってもらう) 整っている 結局半端が一番おもしろくなった 人生ままならぬ [続きを読む]
  • 隠居 裂き織をする 2
  • 裂き織でランチョン・マットを織っている ランチョン・マットは布と違いただずっと織ればいいと言うモノではない ただずっと織ってじょきじょきと切って縫うというやり方もあるがそれだとフリンジがつかない だから途中で緯糸を飛ばす 一枚分織ったら細い糸で端を始末し紙を入れる また細い糸で始まりを作り何段か織る 巻き取るときに紙を抜く 織り続ける 緯糸に使っていた布が足りなくなった ええいと赤い糸など持ち出す 面 [続きを読む]
  • 隠居 小説に挑戦する 30
  •  土曜連載小説 「捨てる神」 第三十回 何者だ木村は  豊富産業の営業は基本的に車だ。 ワンボックスのバンに商品を積み、定期的に得意先を回る。 売れ行きの悪い物を引き取り、かわりに新しい商品を置いていく。 業界古語で引き売りといわれるスタイルだ。 泥臭く地味ではあるが商売の原点でもある。 多くは望めないが確実であり継続性が高い。 今でこそ配置薬などと近代的に名を変えたが、富山の薬売りは大昔から続い [続きを読む]
  • 隠居の 読書感想文 6
  •  隠居の 百円読書 感想文  山本 一力 著  『銭売り賽蔵』  集英社文庫版  初出は2005年2月集英社刊 文庫化が3年弱の後2007年12月だ。  この作家の作品は 初めて手に取った。 名前は知っていた。 わりあい遅咲きな作家で なにやら莫大な借金を背負っていた というエピソードだけが記憶の隅にあったが それだけで 特別な印象はなかった。 あたりまえだ。 作品を読んでいない。  文庫版のカバーには [続きを読む]
  • 隠居 裂き織をする 1
  • 妻の呼び声が聞こえる 昔の映画にこんなタイトルがあったような… 上等な麻糸を張ったそうな今度は裂き織でランチョンマットを織ることになった 古い布を裂いて緯糸の代わりに織るので裂き織りと言うわけだ 織り進むのは早いだが緯糸(裂き布)を頻繁に次ぐのが面倒だ [続きを読む]
  • 隠居 小説に挑戦する 29
  •  土曜連載小説 「捨てる神」 第二十九回 引き継ぎ  豊富産業東京支店では、突然振って湧いたような横山の入社で急遽営業担当の入れ替えをした。 営業職の途中入社で既存の得意先を分けてもらえるケースは、少なくないとは言えアパレル業界のスタンダードであるともいえない。 おっとりとして懐の深い老舗企業豊富産業は、少々薹のたった横山をしっかりと抱きとめてくれたのである。  「次は赤羽まで行きます。」 「担当地 [続きを読む]
  • ””北海道地震関連で正しい情報を””
  • マダム・スノウさんの記事をリブログします小さいけれど 大きな意味を持つ情報が含まれています正しい情報は正しい方向を向いています邪悪な情報は邪悪な方向を向いています表層だけで判断しないように気を付けましょうリブログいたします。持病をお持ちの方のためにテレジアさんの情報を加えますね。★災害など緊急時には、お薬手帳を持っていくと処方箋が無くてもお薬を出していただけるそうです。避難する時はお薬手帳をバッグ [続きを読む]
  • 隠居の 料理 13
  • 理屈っぽい隠居は製法を 詳らかに 書く結果説教くさい で今回は比較的美味しいイメージを前に出してみた 近所に新しいスーパーが出来た対抗して少し離れたところにあるスーパーが店内を全面改装した もちろんセールをする和牛のフィレ肉が百グラム 五百円! ついつい買ってしまったと言うことで今回はステーキ・デイナー 例によってサラダのベースを盛る 紫玉ねぎに塩を振ってしんなりさせたものとシャンピニオン(ただのマッ [続きを読む]
  • 隠居 小説に挑戦する 28
  •  土曜連載小説 「捨てる神」 第二十八回 社風  企画・営業合せて行われる全体朝礼が終わって営業ミーテイングとなり、それが終盤に差し掛かったあたりのことだった。  「言っていいことと悪いことがあるぞッ、こらッ。」  普段温厚な支店長望井博之の下膨れで丸い顔が夕張メロンの果皮のように変色した。 五十代に差し掛かった肥満体としては驚くべき俊敏な動作で席を蹴り奥村一のデスクに殺到すると、立ち上がったところ [続きを読む]
  • 隠居の 読書感想文 5
  •  隠居の 百円読書 感想文  小川 一水 著  『煙突の上にハイヒール』  光文社文庫版  隠居はたくさん本を読む。 たまに 小難しいのを読むこともあるが ほとんどはエンターテインメントだ。 小難しい本は 読むのに精神力がいるので 疲れる。 隠居の脳みそを 振り絞って考え付いたことが あっさりと しかも何年も前に 場合によっては何十年も前に それも もっと緻密に書いているやつがいたりして 嫌になる。  [続きを読む]
  • 隠居 小説に挑戦する 27
  •  土曜連載小説 「捨てる神」 第二十七回 豊富産業東京支店  同輩営業マンであった木村に誘われ、横山が入社した株式会社豊富産業は、もともと大阪船場に本社を持つ老舗の生地問屋で創業は江戸期にさかのぼる。 太閤秀吉にあやかり豊臣と名づけたかったがあまりにも畏れ多く、また徳川将軍家を憚って一字を差し替え、豊富の屋号を名乗ったと社史にある。 代々世襲であったが、先代社長は子供が出来ないまま四十歳で故人とな [続きを読む]
  • 隠居の 料理 12
  • さあ仕上げるぞ 整形した肉をフリーザー・バッグにいれ 調味液を加える 洗い桶に水を張りフリーザー・バッグを沈め空気を抜く ストローで吸い出してもよいが調味液が口に入って つらい 冷蔵庫で一週間以上味をしみこませたらキッチンペーパーで水気をよく抜き取り 真空パック用のバッグに入れる 真空パックする (この機械は めちゃ便利だ) お湯を沸かし (この写真 必要か?) 炊飯釜に お湯を入れ 材料を入れたら [続きを読む]
  • 隠居 小説に挑戦する 26
  •  土曜連載小説 「捨てる神」 第二十六回 自分にとっての 世界  典太での飲み会の翌日。 科学的な裏付けはないが、幸せな気分で飲むとアルコールの代謝は格段に促進される。 脳内に一滴の酒も残留しないさわやかな目覚めだった。  「おはよう。」  足元に神様が立っていた。  「いい天気だな。」 「再就職の先が向こうから飛び込んできたよ。」 「満面の笑みだな。 世界中が笑みで溢れるといいのにな。」 「どこかの [続きを読む]