佐倉編物研究所 さん プロフィール

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佐倉編物研究所さん: 佐倉編物研究所 公式ブログ
ハンドル名佐倉編物研究所 さん
ブログタイトル佐倉編物研究所 公式ブログ
ブログURLhttps://ameblo.jp/sakuraknittinglab/
サイト紹介文編物をさまざまな角度から研究し、編物の普及に努めます。所長は手あみ師範の男性。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供153回 / 154日(平均7.0回/週) - 参加 2017/09/24 20:47

佐倉編物研究所 さんのブログ記事

  • セーターを編むのにかかる時間 検証その15〜袖付け
  • 所長の伊藤です。 例のセーター、最後の工程「袖付け」です。袖付けは、「引き抜きはぎ」で付けることが多いようですが、私はよりごろつきが少ない「半返し縫い」を選択します。半返し縫いでは、縫い糸は共糸の半割り糸(糸を割って撚りの本数を半分にした糸)を用いますが、今回はロービングヤーン、しかも強く引っ張ると切れてしまう糸なので、目立たない色のストレートヤーンで代用しました。 まずは身頃と袖を合わせて待ち針 [続きを読む]
  • セーターを編むのにかかる時間 検証その14〜衿の縁編み
  • 所長の伊藤です。 すっかり放置してしまいました、編む時間を計測しているセーターの続きです。あと衿の縁編みと袖付けを残すのみです。 衿の縁編みは、裾や袖口の縁編みと合わせて、ガーター編みです。拾い目をしたところです↓ ガーター編みを編んで、最後はガーター止めです(臥せ止めでももちろん構いません)。アイロンで整えて、完成。 止めをあまりきつくしてしまうと、頭が入らなくなってしまう可能性があるので要注意で [続きを読む]
  • 大都会、佐倉(嘘)
  • 所長の伊藤です。 このブログでときどき、「佐倉はド田舎」だと自虐的に申し上げていますが、実は、場所によってはちょっと都会っぽいところもあるのですよ。この写真↓ これは、佐倉市内随一の繁華街(?)「ユーカリが丘」にあるショッピングモールから撮った写真です。100m級のタワーマンションが何棟も見えます。まるで新宿のビル群のようでしょ?(爆) このユーカリが丘は、街をまるごと少しずつとてもゆっくりと開発して [続きを読む]
  • モヘアをかぎ針で編むのは上級者向け
  • 所長の伊藤です。 モヘアの話、もう少し続きます。 ある程度編物をやったことのある方々には常識かもしれませんが、モヘアをかぎ針で編むのは多大な危険を伴います。 それは、一回編んだらほどきにくいことです。 「あっ、間違えた」はいアウト〜! それぐらい、ほどくのが大変なんです。 やってみればわかりますが、長い毛足が絡まるので、一回編んだらほどくのがとても大変なのです。かぎ針編みでは特に大変です。ですから、モ [続きを読む]
  • モヘア引き揃えの効能《実験のつづき》
  • 所長の伊藤です。 昨日の記事で、モヘア糸を引き揃えることによる編地の質感の変化について実験しました。わかったことは、モヘアで確かに編地に変化があるけれど、ベース糸に対し繊細すぎるモヘア糸だと、ほんのかすかにしか影響を及ぼさないということ。 今度は、もう少しモヘア糸の分量を増やしてみて、様子を観察しました。材料も少し変えてみました。ベース糸:パピー ニュー3ply(防縮ウール100%、40g巻き215m)モヘア糸 [続きを読む]
  • モヘア引き揃えの効能《実験》
  • 所長の伊藤です。 昨日の記事の終わりに、モヘアを引き揃えると質感が変わるということを書きました。しかし私自身、そういえばモヘアを引き揃えて編んだことがないなぁと思い、いい機会なので小さなスワッチでその効果を確かめてみることにしました。 実験に使用した糸は、これです↓ベース糸:パピー ニュー2ply(防縮ウール100%、25g巻き215m)モヘア糸:エクトリー カンデブースーパーファイン(スーパーファインモヘア70% [続きを読む]
  • モヘアの王様は「噛んで『ブー!』」???
  • 所長の伊藤です。 モヘア(モヘヤ)といえば、アンゴラヤギの毛を指します。毛足が長くフワフワしているのが特徴で、空気を含んだようになるので軽い作品が仕上がります。 モヘアは、毛が細ければ細いほど高級とされ、最も細い部類のものは「スーパーキッドモヘア」とか「エクストラキッドモヘア」というものがあります。 さて、ここにエクトリーから発売されている超極細モヘアの毛糸があります。その名も「モヘアの宝石 カン [続きを読む]
  • 得体の知れない巨大なものの結末
  • 所長の伊藤です。 得体の知れない巨大なもの(これとこれ)、磔(はりつけ)にしてやりました。 下がコルクボードなので、透かし模様がよく見えませんが… 狭い部屋で広げたので、家人からクレームがきています。 ブログランキングに参加しています。左 ・タップで応援↓にほんブログ村 [続きを読む]
  • 【告知】渋谷で手編み講習を始めます
  • 所長の伊藤です。 3月より、渋谷の西武百貨店A館7階「マテリアルショップ」にて、手編み講習の講師をすることになりました。 ご都合のよろしい開講日にご来店いただき、小物でもウェア物でも何でも好きなものを編んでいただけるクラスです。(公財)日本手芸普及協会 手あみ師範の資格を持つ講師(私です)が、優しく丁寧にご指導いたします。講師経験豊富ですので(約7年:百貨店、手芸店、手芸イベント(ホビーショーなど) et [続きを読む]
  • 手あみの「赤本・青本」
  • 所長の伊藤です。 伝説的な手編みの技術書として、燦然と輝く2冊があります。それが、「赤本」「青本」と呼ばれる、「手あみのすべて 秘訣と要点」「手あみのすべて 続・秘訣と要点」です。 私はこの2冊を、東京の古書街・神田神保町の古本屋で手に入れました。およそ編物とは関係ない、たしか歴史か文学の古書専門店の軒先の棚に、すずらんテープで括られてポンと置いてありました。値段は2,000円か3,000円くらいだったと思い [続きを読む]
  • 昭和レトロ編物本「編物技術シリーズ」
  • 所長の伊藤です。 佐倉編物研究所付属図書室(と言ってもただの本棚)では、過去に出版された編物関連本の収集もおこなっています。かつての編物本を見ると、気合の入り方が今と違うのでしょうか、驚くほど高度なことが掲載されていることがあります。そのひとつの例として挙げられるのが、昭和40年代半ばに日本ヴォーグ社から出版されていた「編物技術シリーズ」です。 「編物技術シリーズ」は、ある編物技術をとりあげて、1冊 [続きを読む]
  • 平昌でもエクストリーム・ニッティング
  • 所長の伊藤です。 なんと! 前回のソチにつづき、平昌でもエクストリームニッティング! スノボのスタート地点で編み物、男性の姿が話題(読売新聞) 今回も、フィンランドのスノボの男性コーチがスタート地点で編物を披露してくれたようです。ニットの日に行われたのはただの偶然だと思いますが。(2(に)と10(とお)は日本語ですからね) 上記リンクでは残念ながら画像は貼られていなかったのですが、「平昌 編み物」など [続きを読む]
  • ニットの日
  • 所長の伊藤です。 今日は2月10日、「2(ニッ)10(ト)の日」ということで「ニットの日」なんだそうです。当研究室も「Sakura Knitting Laboratory」と名乗っている以上、何かやったらよかったのでしょうけれど、今日は朝から昼過ぎまで外出する用事があり、帰ってきたあたりからちょっと風邪の症状が出てしまったのと、疲れてしまったのとで少し横になっていましたので、気力がありませんでした。 ところで、日本では「編物」 [続きを読む]
  • 編物検定受けてみませんか?
  • 所長の伊藤です。 みなさんは、「編物検定」をご存知ですか?文字通り、編物の検定試験です。公益財団法人日本編物検定協会が主催していて、年一回実施されます。例年9月下旬に行われます。 編物検定は、毛糸編物技能検定とレース編物技能検定の2種類あり、毛糸検定は1〜5級、レース検定は1〜3級があります。文部科学省後援の検定試験であるので、取得資格として履歴書に堂々と書くことができます。2級以上を持っていれば、編物 [続きを読む]
  • 加賀ゆびぬき
  • 所長の伊藤です。 先日のブログで、私は編物の幾何学的側面に惹かれ、同様に幾何学的な性質の強いパッチワーク・キルトや手まりにも興味をもっていると記しました。 さらに、手まりの姉妹版のような存在として、加賀ゆびぬきがあります。「ゆびぬき(指ぬき)」というぐらいですから、指輪のように指にはめるものなのですが、色とりどりの絹糸でかがられた加賀のゆびぬきは、道具としてのゆびぬきではなく工芸品・芸術品として今 [続きを読む]
  • 風工房さんのエッセイ
  • 所長の伊藤です。 ヴォーグ学園の講座の仲間から、風工房さんのエッセイ本を借りました。「今日も編み地、明日も編み地 ―風工房の編み物スタイル」(グラフィック社) (画像引用元:Amazon.co.jp) とっても面白く、ためになることがたくさん書かれていました。今日、電車移動中の2時間で、一気に読んでしまいました。前半はニットデザイナーになるまでの紆余曲折、中盤はニットデザイナーとして考えること・こだわり、後半は [続きを読む]
  • お気に入りの編み針は?
  • 所長の伊藤です。 昨日、編み針の記事を書いたついでに。 みなさんは、お気に入りの編み針メーカー・ブランドはありますか?大半のかたは、何銘柄かの編み針を試してみて、「わたしこっちのほうが編みやすい」という感想を持ち、ひいきの編み針というのができていると思います。かく言う私も、気に入っている編み針の銘柄が存在します。 では、自分が気に入った銘柄が絶対的にいいものかというと、そこは話が違ってきます。編み [続きを読む]
  • KnitPro と Knitter's Pride
  • 所長の伊藤です。 現在、楽天市場のセール中につき、とある編物道具を買おうと思いました。それは、KnitPro(ニットプロ)の Karbonz(カーボンズ)です。 KnitPro は、カラフルな木製のシンフォニーウッド編み針や、アクリル樹脂や金属素材の編み針など、とてもバリエーション豊かな編み針の会社として人気ですね。私は国内メーカーの編み針を愛用していましたが(今でも愛用しています)、男が編むなら男っぽい編み針で編みた [続きを読む]
  • レースの敷物…これは手編み?
  • 所長の伊藤です。 先日、当研究所の名誉所員がとある店でレースの敷物(中古)を買ってきました。 値段は、たったの300円。えっ、本当?ってことは、これは機械で編まれたもの…? でもよく見ると、これは針でひと針ひと針丁寧に編んでいるように見えるんだけど。もしかして手編みなんじゃないの? 細かく見ると、いわゆる「ニードルポイント・レース」の構造になっているように見えます。これを編むには、渡り糸をまたいで糸を [続きを読む]
  • 気晴らしにロピー
  • 所長の伊藤です。 現在、とある小物をデザインしながら編んでいるのですが、新しいものを作るときには試行錯誤がつきもので、いつの間に堂々巡りになってつらくなるときがあります。 そんなときは、気分転換が必要です。これにもってこいなのが、あまり考えないでザクザク編める太糸のニット。ちょうど今ちょこちょこ編んでいるロピー、これが、詰まってしまった気分を落ち着けるにはなかなかよい。袖です。 進みが早いっていう [続きを読む]
  • アンティークcafe ウール倶楽部
  • 所長の伊藤です。 今日は、東京・両国にあるカフェ「アンティークcafe ウール倶楽部」さんでお茶をしました。 ここは、あの有名な「元禄市」で毛糸の大放出セールをやっている丸安毛糸さん直営のカフェです。(毛糸セールについては、こちらをご覧ください)お店の外に大きな毛糸玉のモニュメントがあります。 お店の中は、天井が高く広々としていて、とても落ち着いた雰囲気。絵がたくさん飾っていて、おしゃれな感じ。 コーヒ [続きを読む]
  • NHK 美の壺「セーター」
  • 所長の伊藤です。 今夜のNHK BSプレミアム「美の壺」、ご覧になりました?テーマは「セーター」でした。私のお師匠様もはじめのほうにちょろっと出演していましたよ。あれっ、最後のほうにも知っている人が出てたような気がするのだが…? 見逃した方、再放送があります!NHK BSプレミアム 2月9日(金) 午前6時〜6時30分詳しくはこちら。 やっぱ編物っていいね〜。 ブログランキングに参加しています。左 ・タップで [続きを読む]
  • 高円宮家所蔵 根付展〜てのひらの小宇宙@佐倉市立美術館
  • 所長の伊藤です。 今日は、所用で成田方面に行ったついでに、ずっと気になっていた佐倉市立美術館の特別展「高円宮家所蔵 根付展〜てのひらの小宇宙」を見に行ってきました。 佐倉市立美術館は、京成佐倉駅南口から坂を上って徒歩約8分、JR佐倉駅北口からだと徒歩約20分。 ---------------『佐倉あるある』・京成佐倉駅とJR佐倉駅を間違えたら、とんでもないことになった!同じ「佐倉」駅でも、京成とJRとでは山を隔てて約2km離 [続きを読む]
  • 得体の知れない巨大なものの正体
  • 所長の伊藤です。 深夜の研究室で生み出されていた、「得体の知れない巨大なもの」とは… これです!シェットランドレースの三角ショールを編んでいたのでした。 ネタ元は、こちら↓(画像引用元:Amazon.co.jp) 私は、世界の伝統ニットに興味があります。デザイン的・技術的にとても素朴なものから驚くほど緻密で繊細なものまで、とてもそそられます。その歴史・背景のストーリーも面白い。現在、その伝統ニットをひとつずつた [続きを読む]