maya さん プロフィール

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mayaさん: la Petit Prince
ハンドル名maya さん
ブログタイトルla Petit Prince
ブログURLhttp://sweet818love.blog.fc2.com/
サイト紹介文シンチェのお話
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供19回 / 18日(平均7.4回/週) - 参加 2017/10/06 11:24

maya さんのブログ記事

  • 過去の記事 …
  • Love Debut 17
  •   「シンくんは、とってもとっても大事な人。」それは、本心だった。でも、本当はもっともっと別の気持ちが膨らんでいる。東宮殿を出て、回廊を歩きながら、チェギョンは空を見上げた。風が吹き抜け、雲が流れる。ずっと一緒に居るシンは、本当はあの雲の上に居るような存在だった。 ユルとヒョリンの見合いに関わる記事を、スニョンとヒスンがかき集めて学校であーでもないこーでもないと論議をしていた。その言葉の端々に、王 [続きを読む]
  • Love Debut 16
  •   「ずるいわよ〜〜シンっ!!」残った春休みの日々。写真と絵。お互いにモデルをし合うことになって、チェギョンがヘミョンのところへ行く時間は一気に減った。本当は、仲良く構図の相談をしたりする2人を微笑ましく見守っては居るのだが、嬉しそうなシンを見ると、つい、いじめたくなるのがヘミョン姫。今日も冗談まじりに、シンを冷やかした。   「チェギョンが絵を描く為の時間なんだから、仕方ないだろ!!」   「鼻 [続きを読む]
  • もしも短編 初めての贈り物だから
  • ドラマ5話 あの済州島での誕生パーティーの塗り替え編です。  「なんで教えてくれなかったの?」   「なんのことだ?」  「誕生パーティー!!来週だなんて・・・」またユルと一緒に居る姿を見て、モヤモヤとする気持ちを持て余していた僕に、チェギョンが責めるような口調で問いかけて来た。コン内官から、妃宮様には殿下からお伝えくださいますようにと進言されたが、ご両親との対面に間に合わず泣きべそをかいて恨み言 [続きを読む]
  • Love Debut 15
  • ヘミョンが帰国して、再びチェ ギョンが宮に上がる回数は増えた。ただ、春休みの間は数学の勉強は休みになっていて、シンと過ごす時間は、休み前に比べて激減していた。せっかくチェ ギョンが宮に来ているのに・・・。なんとも、気持ちが収まらないシン。昼食の時間を終えると、ヘミョンと楽しそうに回廊を進むチェ ギョンの背中を見送りながら、ふ〜〜〜〜っと大きなため息を一つ。ちょうどそのタイミングで、先触れなしで皇太后 [続きを読む]
  • Love Debut 14
  • 英国から帰ったばかりのユルを案内する。半ば強制的に引き受けさせられたその役目。以前のチェギョンならば、面白い!と二つ返事のはずだった。でも、どうしても気が進まない・・・。最初に準備していた、近頃増えているスカートをクローゼットに戻し、以前よく着ていたボーイッシュなパンツを引き出しの奥から引っ張り出した。キャップの中に収まるように髪をまとめて、なんとか約束の時間に間に合うぎりぎりの時間に家を出た。宮 [続きを読む]
  • Love Debut 13
  • 提出に追われた学年末の課題を終えて、シンもチェ ギョンも、そして仲間たちも無事進級が決まり春休みを迎えた。数学の勉強も一旦終了となり、数日逢えない日が続いた。   「ヘミョン姫様が帰国して見えます。宮へお越しください。」という連絡が入ってチェ ギョンは、5日ぶりに、東宮殿へとやって来た。本当は、シンを探して駆け回りたい気持ちを抑えて、パビリオンへ入ると、そこで見知らぬ男の子に遭遇した。皇太后付きで、 [続きを読む]
  • Love Debut 12
  • クリスマスの夜。なんとなくいつもと違う空気を感じた二人だったが、年末はほとんど一緒に過ごす時間がないままだったこともあって、新年最初にチェ ギョンが東宮殿へ訪れた時には、すっかり元の状態へと戻ってしまったように見えた。ただ、それぞれの心の中は複雑で、ちょっと指先が触れただけで鼓動が跳ね上がるのをなんとか抑えて気づかれまいと妙に明るくふるまうチェ ギョン。そして、そんなチェギョンの変化に気づきながらも [続きを読む]
  • Love Debut 11
  •    「クリスマスはぜひともあのドレスで。」サークルのパーティーの報告をいつものように穏やかな笑顔を浮かべつつ、有無を言わせず聴き出した皇太后は、またまた無理難題をチェ ギョンに持ちかけた。毎年、クリスマスの宮は忙しい。慰問にイベント・・・と皇太后と皇后は分刻みで国内を駆け回る。まだ高校生のシンには、それほど大きな公務はないものの、チャリティーコンサートへの出席程度の公務は入れられていて、東宮殿で [続きを読む]
  • Love Debut 10
  • パーティーが近づくと、チェ ギョンよりも皇太后の方が落ち着きがなくなって、何度も何度もドレスのことを問いかけるようになった。   「チェ ギョンちゃん。パーティーのドレスは決まりましたか?」   「あぁ〜〜あれなら、いつものブルーのワンピースで。」   「新調しないのですか?」   「パーティーに来るお友達は、見たことのない洋服なので。」   「しかし・・・。」   「滅多に着ないのにもったいないで [続きを読む]
  • Love Debut 9
  •   「ねぇ?そろそろ教えてくれてもいいんじゃない?」  「なにを?」  「殿下がなんであんなところに、一人で王立のジャージ姿で居たのか。」 シンよりも少し遅れて厩舎からクラブハウスへ戻る通路を歩いていたチェギョンが角を曲がる直前に耳にした言葉だった。そして、思わずそこで足を止めてしまった。 ・・・やっぱり・・・・あの日、あそこでシンくんはヒョリンと逢ってたんだ・・・・ 気づかないふりをしたわけじゃな [続きを読む]
  • Love Debut 8
  •   「いいこと?シン。あの子に隙見せちゃだめよ!!」何度も何度も念を押して、ヘミョンが留学先に戻って行ったのは、芸術高校が新学期に入って2週間後のことだった。次の春には留学を終えて帰国する予定のヘミョンだったが、学校での噂に無頓着なシンが心配でならなかった。後ろ髪ひかれる思いで出発の支度を済ませて東宮殿へ・・・。   「姫様、大丈夫ですよぉ〜〜!!乗馬クラブの雰囲気は、   夏休み中で変わったし。 [続きを読む]
  • Love Debut 7
  • チェギョンが東宮殿での夕食を済ませて帰った後、シンは時間をずらしたフェンシングのレッスンへと東宮殿を離れた。その背中を見送った後、ヘミョンは、コン内官に指示を出して、芸術高校でのシンの身辺調査の資料をチェックした。    『ミン・ヒョリン』 その名前は、以前からチェギョンのメールで出てきていた。出会いのエピソードも初めて聴く話しではなかった。その時から、なんとなく引っかかるものを感じていた。やっぱり [続きを読む]
  • Love Debut 6
  •   「ねぇ、あなたは殿下のことどう思ってるの?」乗馬サークルの休憩時間にヒョリンがチェギョンに問いかけたのは、サークルがスタートして2か月ほど経った夏休み直前のことだった。  「どうって??」  「恋愛対象として見てるかどうかってこと。」  「恋愛対象??ヒョリンはそう見てるの?」  「私のことはいいのよ。」   「それなら、私のことだって聴く必要ないでしょ??サークルの仲間の一人。   ヒョリン [続きを読む]
  • Love Debut 5
  •  「さすが皇太子殿下、入学してすぐ1年で一番の美人さんを落とした〜!  って、すごい騒ぎになってるよぉ〜〜。 シンくんが、にっこり笑いかけたのはあの子だけだってさ!!」うふふふ〜〜と、東宮殿でシンに逢うなり、チェギョンはその周りをいつものようにくるくる回りながら、学校での噂を持ち出した。・・・笑いかけたのはお前にだろ?チェギョンもおそらくあの場面のことは覚えているはずで、笑いかけるほどに顔が笑っ [続きを読む]
  • Love Debut 4
  • 入学式の日、シンは宮の専用車で高校へと到着した。さすがに当日の朝に警備員が学校前に立って、皇太子の入学は生徒や父兄の知るところとなったが、王立に進めば確実にあったはずの新入生代表の挨拶はせずに済んだ。      「なに??シンもここ??」      「へぇ〜〜。王立に進んだとばかり思ってたぞ。」      「らっき〜〜これからも、またシンの動画撮らせてもらえる?」ギョン、イン、ファン。3人がここへ進 [続きを読む]
  • プロポーズは君に
  • その日、シンは朝から不機嫌だった。父の体調が思わしくないことは、母や祖母の様子から事実だとわかる。ただ、その影響でシンに課せられた事実はあまりにも重く、やりきれない気持ちのまま学校へ来た。そして、撮影実習のために校庭へ出るため、上履きを履き替えようとしたところに、誰かがドンッとぶつかって来た。バシャっと音がしたかどうかは定かではないがぶつかって来た主が下げていたバケツから、濁った水が飛び跳ねるよう [続きを読む]
  • Love Debut 2
  •  「チェ ギョンちゃん、シンから何か聞いてはおらぬか?」 授業中だというのに母からの連絡で緊急だと学校から呼び戻されて、そのまま連れて行かれた先が宮。皇太后殿へ通されたチェギョンは、その問いかけに首を大きくひねった。 「あのぉ〜・・。皇太后様、シンくんが何かを私に話すなんて、 ほぼ、ないってご存知なんじゃ・・・。」 「実は・・・これは、厳秘事項なのだが・・・。 学校から、シンの姿が消えた。 最初は、拉 [続きを読む]
  • Love Debut 3
  •  「それで、外の世界はどうであった?」連れ戻され上殿へと通されたシンは、父皇帝の穏やかな表情に驚き、その言葉にすぐには返答することができなかった。 「・・・あの。お叱りを受けると思っていたのですが。」 「兄上が最初に抜け出されたのは、中学1年の時であったそうだ。」 「はい?」 「何か新たな発見はあったか?」 「僕が知っていることは、ほんの一部でした。」 「ほぉ。」宮からの迎えが来て、シンはホッとし [続きを読む]
  • Love Debut 1
  • 穏やかな秋の陽射しが差し込む東宮殿のパビリオン。王立中学3年生の皇太子、イ・シンが午前中の講義を終え、昼食のために戻って来た。ちょうど反対側から、Gパンに男物の迷彩柄のシャツを着た女の子がやって来るのを見つけて、プイッとそれと十分わかる動きで横を向く。「シンく〜〜ん。まったぁ〜そんな嫌な顔しないでよぉ〜!!」まるで小動物のようにシンの周りをくるくると回りながら話しかける、その子の名前はシン・チェギ [続きを読む]
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