神原隆臣 さん プロフィール

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神原隆臣さん: ゲイとして生きる君へ
ハンドル名神原隆臣 さん
ブログタイトルゲイとして生きる君へ
ブログURLhttp://mituteru66.hatenablog.com/
サイト紹介文中学時代に同性愛に目覚めカミングアウトしてました。過去や現在のことを綴っています。毎日更新中@福岡
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供316回 / 285日(平均7.8回/週) - 参加 2017/10/06 20:45

神原隆臣 さんのブログ記事

  • 僕が一番欲しかったもの<2>
  • その人からは「ウケ」だと聞かされていた。ボクも自分のことを「ウケ」だと思っていた(まだ自分が「リバ」だと気がついていなかった)。「ウケ」同士で肉体関係を持ったことがある人なら分かると思うけど、全く盛り上がらない。しかも、その人はボクよりも重症の「ウケ」でドMに近かった。どちらか「タチ」の役をしなければいけないのだけれど、そうなると彼がドMだから、ボクの方が「タチ」の役をやっていた。ほとんど経験がない状 [続きを読む]
  • 僕が一番欲しかったもの<1>
  • 名前も知らない男性に手を引かれて暗い部屋に案内された。その部屋に入ると、男性はボクに抱きついてきた。そして自分の服を脱ぎながら、ボクの服も脱がし始めた。どうしたらいいのか分からず、緊張したまま彼のされるがままに任せていた。服を脱がされながら、部屋の中に目を移した。部屋のカーテンは閉められていて、その隙間から入ってくる街灯の光が、ぼんやりと部屋を照らしていた。敷布団と毛布が目に入った。布団の側にはテ [続きを読む]
  • 深夜のカミングアウト<13>
  • 彼とのメールのやり取りに関しては、こんなエピソードがある。仕事帰りに総武線に乗っていた時のことだ。電車内はそれなりに混雑していた。ボクは携帯電話を出して、村上君とメールのやり取りをしていた。メールの内容は、前述したものと変わりない感じだった。そんな内容で返信の文章を書いている時だった。「気持ち悪い……」突然に耳元で、そんな言葉が聞こえた。ボクは何が起こったのかわからず、電車の窓ガラスに映っている自 [続きを読む]
  • 深夜のカミングアウト<12>
  • 「ボクから送ったメールを読んで、どう思ってるの?」彼に一度だけ質問したことがある。「深く考えないようにしてるよ」彼は笑いながらそう言った。彼の言葉に聞いて、いやいや本気に取って欲しいんだけど?と、少し傷つきながらも、そりゃ本気に取っていたら精神的に持たないよね?と納得もしていた。ボクは彼にメールを送りながらも、彼が付き合ってくれるなんて夢にも思っていなかった。彼とデートやセックスしている妄想はして [続きを読む]
  • 深夜のカミングアウト<11>
  • 村上君は世界で一番イケメンです。それ以外の人類は死滅してもいいですよ。それにしても東京って人が多いけど、村上さんに比べたら塵以下の存在の男性しかしないですね。僕も含めて生きる価値もないです。誕生日おめでとうございます。村上君の出身地の○○は聖地ですね。もうベツレヘムです。きっと生誕日の今日は、世界中から信徒が○○に集まっていますよ。もし村上君が御隠れになったら、後を追って全人類が自殺することでしょ [続きを読む]
  • 深夜のカミングアウト<10>
  • 仕事が終わって、ボクらは職場近くの飲み屋に向かった。ボクより10センチ近く背の高い彼の顔を見上げる形で、盗みしながら一緒に歩いた。好きだ。好きだ。好きだ。好きだ。好きだ。好きだ。好きだ。好きだ。好きだ。好きだ。好きだ。好きだ。好きだ。好きだ。好きだ。好きだ。好きだ。好きだ。好きだ。好きだ。脳内を熱い思いがほとばしる。今から数時間は彼と二人の時間を独占できるかと思うと、嬉しくてたまらなかった。飲み屋に [続きを読む]
  • 言葉のしっぽ<番外編2>
  • このゲイブログを書き始める前、また文章を丸ごとコピペされるんじゃないだろうか?と心配だった時期がある。でも今になって考えると杞憂だった。以前、書いていたような「まとめ情報サイト」なら、欲しい情報だけが得られればコピペされた文章を読んで終わりだった。ボクのサイトに書かれた文章が、オリジナルの文章なんだけど、サイトに来てもらえないと一銭にもならない。どこか別のサイトで、ボクの書いた文章を読んでもらった [続きを読む]
  • 言葉のしっぽ<番外編1>
  • はてなブックマークの上位にランクインされた以下の記事を読んでみた。ちょうど、これから書く文章の中で「ブログで金儲け」に関して少しだけ書こうと思っていたけれど、その話を文章に入れてしまうと、本筋から逸れてしまうので、この記事を読んだ機会に別枠で書くことにする。このサイトは全く広告を貼っていない。「はてなブログ」に勝手に表示される広告を削除したいから、はてなの有料会員になったくらいに広告自体が邪魔だと [続きを読む]
  • ノンケに生まれ変わりたい<23>
  • 大学を卒業して彼女は先に京都から引っ越すことになった。彼女が乗ったバスを見送った後、長いメールを受け取った。今まで一緒にいてくれてありがとう。これからもよろしくね。そう書かれていた。あれから、10年以上の時間が流れた。彼女は未だに独身でいる。ボクも未だに独身でいる。これまで生きてきて彼女ほど仲良くなった女性はいなかった。ゲイでも女性と結婚して生きている人がたくさんいる。ボクも有料ハッテン場で多くの既 [続きを読む]
  • ノンケに生まれ変わりたい<22>
  • 彼女が「MIXI」の日記という公開された場所に書き込んだものだから、ボクらのやりとりは同級生たちに全て筒抜けになってしまった。しばらくして同級生たちは、「神原は、彼女を独占しようと、あれこれ画策した挙句、彼女を公開の場で捨てた最低な奴」という、とんでも烙印を押してくれた。「彼女とセックスして楽しんだ挙句に公開の場で捨てた」という同級生もいた。特に彼女からフラれたB先輩は、本気で思っていたらしく、噂には [続きを読む]
  • ノンケに生まれ変わりたい<21>
  • いつの間にか、好きな人ができたんですね。その人と付き合うことになったら紹介してくださいね。自分の入力した文章を読み直すと、そらぞらしくて吐き気がして自己嫌悪になる。付き合うも紹介するもない。相手はボク自身なのだ。ボクは彼女が真剣に書いた文章に対しての、同じように真剣な気持ちで答えることができなかった。「ごめんなさい。友達としか思えない」と返答しても、そこにはまだ嘘が含まれていた。もし真剣に嘘偽りな [続きを読む]
  • ノンケに生まれ変わりたい<20>
  • 少し前から好きな人がいる。最初の頃は仲のいい友達とか思っていなかった。でも彼は私が辛い時にいつも側にいて優しくしてくれた。気がつくと彼のことが好きになっていた。でも、彼は私のことが好きじゃないと思う。実際には文章が半端なくて、原稿用紙5枚以上はあった。もはや日記に書くレベルの文量ではなかった。そして大学の同級生が日記を読めば、誰に対して書いているのかは一目瞭然だった。これ……間違いないボクに対して [続きを読む]
  • 言葉のしっぽ<4>
  • それから数日後、ゲイブログLINE上で、あるやりとりが発生した。どんなやり取りがされたのかは、たぬ吉さんの文章に書かれているので詳細は省くことにする。ボクは「たぬ吉さん」と「もう一人の方」(以下、Aさん)のやり取りに関して、発言ができる立場ではない。そもそも、この件の引き金はボクが引いてしまった面もあるからだ。この件。たぬ吉さんは言及していないけれど、ボクが書いた以下の発言が発端になっている。見に行きた [続きを読む]
  • ノンケに生まれ変わりたい<19>
  • 彼女のアパートから逃げ帰って数日後の夜。風呂から上がってパソコンデスクに座っていた。ゲイの出会い系の掲示板や、有料ハッテン場の掲示板を眺めていた。それに、このサイトで何度も名前が出ている『京都ハッテン場ガイド』を眺めていた。このサイトには、ハッテン場の紹介ページだけでなく、出会い系の掲示板もついていた。『ぷちむげ』という管理人の「Mugen(むげん)」さんの名前から取られた掲示板だった。京都市内に住んで [続きを読む]
  • 言葉のしっぽ<3>
  • かれこれ10年以上前から『はてなブックマーク』のページを見続けている。ネット上の注目を浴びている記事がまとめられていて、効率的に情報が収集できるのが理由だ。ほぼ毎日チェックしているサイトで、ボクは『はてなブックマーク』と『NHK NEWS WEB』をメインに情報収集している。Hagexさんの記事は『はてなブックマーク』の上位に何度もランクインされていた。彼の書いた文章をいくつか読んでいて、この人って本当は頭がいい人 [続きを読む]
  • ノンケに生まれ変わりたい<18>
  • ノンケの男性なら、彼女に恋愛感情を抱いていなくても、やっぱり抱きしめたりするんだろうか? ゲイの世界を足を踏み込んでからというもの、有料ハッテン場で会った、見知らぬ男性と肉体関係を持つなんてザラだった。そこに愛情関係なんてものは全くない。もはや、その辺の感覚が麻痺してしまっていて、ノンケの男性がどういった世界を生きているのか分からなくなっていた。ちなみに彼女は美人だった。ボクは女性に全く興味がなく [続きを読む]
  • 言葉のしっぽ<2>
  • 最近、このサイトを通じて「ある人」とメールのやり取りをしている。過去にも何人かの方からメールをもらったことはあるけど、メールの返信を書いていて楽しい。特定に誰かに宛てて書く文章ってこんなに面白いんだ……手書きではないけれど、手紙を書いているような気分になって文章を書いていた。別に、いつ途切れてもおかしくないやり取りだ。何日以内に返信するというルールも存在していない。ボクも彼に気が向いた時に、メール [続きを読む]
  • 言葉のしっぽ<1>
  • ぼくは求めていますのは、自分とおなじような孤独な青年です。心の底まで打ちとけて合って、励ましあったりしてすべての面で結びつきたいのです。田舎のそれも農村に住むぼくには、これといった友人もありませんぼくを愛してくれるのなら、どんなおとしよりの方でもいいぼくはその人に一生を捧げたいのです。だれかのために生きたいのです。テレビに映し出された文章をナレーターが読み上げる声が聞こえる。そのテレビの背景に映し [続きを読む]
  • ノンケに生まれ変わりたい<17>
  • そんなこんなで、ボクは彼女から恋愛感情を抱かれてると気がついてからも、特に何も行動を起こすことはなかった。ただ卒業まで、今のまま友達関係が続けばいいと思っていた。「結局、一番最後まで残った男性が神原君だった。いつも側にいて優しくしてくれるよね」彼女の気持ちがボクに向いていると気がつく少し前に、こんなことを言っていた。「何を言ってるんだろう?」くらいにしか思わなかったんだけど、後から考えたら、その頃 [続きを読む]
  • ノンケに生まれ変わりたい<16>
  • 「最近、好きな人ができたかもしれない」片原さんと大学近くの繁華街で晩御飯を食べていると、そんなことを聞かされた。「へぇーそうなんですか。知ってる人ですか?」「うーん。どうだろう。知ってるかもしれない」「知ってるかもしれない」って、変な回答だなと思いつつも、ボクはそれ以上の追求はしなかった。頭の中で知り合いの顔を何人か思い浮かべたけど、心の辺りはいなかった。もしかしたら、大学外の活動で新しく出会った [続きを読む]
  • ノンケに生まれ変わりたい<15>
  • この頃、ちょうどサークル活動に対して嫌気がさしていた。大学生同士で集まって騒いだところで、これ以上は得るものがないように感じていた。それにサークルを辞めたついでに、そのまま大学からも距離を置くことにした。ちょうど別にやりたいことが見つかっていたから、いい機会だと思った。ボクは自分が好きだと思っている一部仲間だけを除いて、付き合うことのを止めた。高校時代はホモキャラを演じて、同級生から嫌われまいと必 [続きを読む]
  • ノンケに生まれ変わりたい<14>
  • 彼女がT先輩と付き合おうがボクには知ったことではない。彼女とはただの友達という関係で反対する立場でもない。彼女が自由意思で選べばいい。そう思って、仮に彼女がT先輩と付き合ったとしても全く関係ないと思っていた。でも一方で彼女がT先輩を選ばないという自信があった。彼女の好みのタイプとはかけ離れていて、絶対に付き合うことはないという確信を持っていた。「ふーん。そうなんだ」疑い深そうな目で見てくるT先輩。その [続きを読む]
  • ノンケに生まれ変わりたい<13>
  • ボクと片原さんは、三条京阪で待ち合わせしていた。そこに「第二の男」が現れた。ボクの方が先に待ち合わせ場所に着いて待っていると、彼女に連れ添うように「T先輩」が一緒に来た。T先輩は同じサークルの仲間だった。彼女から事前に連絡をもらっていたから、T先輩がいたことに別に驚くこともなかった。ボクらは目的地に向かって一緒に歩き出した。三条京阪駅から鴨川を沿って北に向かって歩き出した。目的地ではイベントが開催さ [続きを読む]
  • ノンケに生まれ変わりたい<12>
  • 彼女が恋をしたのは同じサークルの一つ年上の男性だった。ボクはその事実を知った時、全くショックを受けなかった。ただの友達としてしか彼女のことを思っていなかったからだ。しばらくして彼女の片思いは成就して、二人は恋人関係になった。良かったね。幸せになれるといいね相手の男性は、ボクと似ていて女性に対して人懐くて、誰とでも友達感覚で接していた。彼に対して「もしかしたらボクと同じゲイなんじゃないかな?」と本気 [続きを読む]
  • ノンケに生まれ変わりたい<11>
  • この片原さんとの会話後、しばらくの間、杉本君が京都に来ている事実に怯えていた。いつ彼と出くわさないか怯えていた。「よっ。ホモ。久しぶり!」そんな気楽な感じで、いきなり声をかけられても困る。大学時代のボクは完全にゲイである側面を隠して生きてきた。もしゼミやサークルメンバーの前で、「ホモ」なんて言葉で呼びかけられたら、みんなびっくりするだろう。あの日以降、片原さんの口から杉本君の名前が出ることはなかっ [続きを読む]