神原隆臣 さん プロフィール

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神原隆臣さん: ゲイとして生きる君へ
ハンドル名神原隆臣 さん
ブログタイトルゲイとして生きる君へ
ブログURLhttp://mituteru66.hatenablog.com/
サイト紹介文中学時代に同性愛に目覚めカミングアウトしてました。過去や現在のことを綴っています。毎日更新中@福岡
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供367回 / 365日(平均7.0回/週) - 参加 2017/10/06 20:45

神原隆臣 さんのブログ記事

  • ゲイショップに関する思い出<2>
  • ボクが初めてゲイ向けのアダルトショップに行ったのは大学時代だった。ここで言うゲイショップについて補足しておくけど、例えば有料ハッテン場の受付近くにあるアダルト商品を扱っているスペースではなく専門ショップのことを指している。ボクの大学時代と言えば場所は「京都」になる。「そういえばあの店ってまだあるのかな?」ボクは彼と電話で話しながらインターネットで検索していた。「京都 ルミエール ゲイ」とキーワード [続きを読む]
  • ゲイショップに関する思い出<1>
  • 「初めてアダルトショップに行ったのっていつだったかな?」先日、彼と電話で話していると、そんな話題が突然に始まった。その日の夜は新年会があって、数カ月ぶりにアルコールを飲んだ。彼に「あんな料理にお金を払うくらいなら、先日一緒に行ったイタリアレストランの方がいいです」などと、守銭奴丸出しの悪態をついていた。そこからどうなったのか分からないけどアダルトショップの話題が始まった。ちなみにボクはほとんどアル [続きを読む]
  • 足りないものを補い合っていくこと
  • ボクは人に比べて一般的な知識が少ない。彼と付き合い始めてからというもの、つくづく実感している。世間の人が当然に知っているような一般知識が欠落している部分が多く、ずっと一人で生きて自分の興味がある分野にだけ関心を持ってきたからだと思う。ボクは自分の興味がある範囲を狭く深く掘り下げていくタイプだ。そして何かを考える時は瞬発的に反応して結論を出す。それに対して、彼は自分の興味がある範囲に関して深く掘り下 [続きを読む]
  • 僕が秘密にしていること<下>
  • ボクの高校時代に起こった出来事の中で、いくつか絶対に書けないことがある。恐らく、今ならマスコミ案件になってそうな 出来事で、一部マスコミ案件になりかかってしまったんだけど、これ以上は書けない。この件について詳しく書いて、同じ高校の同級生が文章を読んでしまうと、ボクが誰なのか絶対に分かってしまうはずだ。このサイトの読者が読んだら面白いだろうし書きたいと思う反面、絶対に書けないのが残念だ。LGBT当事者は [続きを読む]
  • 僕が秘密にしていること<上>
  • 小学時代。中学時代。高校時代。大学時代。社会人時代。現在。これから先のこと。このサイトでは、ボク自身のいろいろな時代を書いてきた。このサイトを定期的に読んでくれている人は、どの時代の文章が一番好きだろうか?いろいろな時代について書いてきたけど、あくまでボクのゲイの側面だけを書いているだけで、人生の中の一部分にしか過ぎない。自分がゲイだという認識を常日頃持って生きている訳ではない。ゲイだと認識してい [続きを読む]
  • 二度と戻りたくない場所<9>
  • なんだか、あの公園に戻ったら15年前の自分が、今もまだベンチに座っているような気がした。大学時代、寒い冬の夜も、暑い夏の夜も、ベンチに座って誰かを待っていた。そんな自分がいなかったとしても15年前の自分に似た誰かがベンチに座っているような気がした。もし誰かがいたとして、いきなり30代中盤を過ぎた男性が現れても相手も驚くだろうなと思った。でも今のボクなら自分に似た誰かに伝えたいことが沢山あると思った。15年 [続きを読む]
  • 二度と戻りたくない場所<8>
  • ボクらは車に乗って元来た国道に戻った。きっと彼は「あの公園に一緒に行ってみたい」と興味本位で言っただけだと思う。特に何か深い考えがあって誘ってくれた訳じゃないと思う。でもボクはあの公園に連れて行ってくれたことに感謝していた。「もう二度と戻りたくないです……」「ああいった野外のハッテン場にはもう二度と戻りたくないです」ボクは車の中で繰り返して似たようなこと言っていた。自分でも同じことを何度も言ってる [続きを読む]
  • 二度と戻りたくない場所<7>
  • 駐車場に停まっている白い車の中では、下を向いてスマホをいじっていた男性が顔を上げて、じっとボクらの方を観察していた。ボクは車から視線を外しながらも目の端で、じっと車内の男性の姿を捉えていた。きっと「こいつらは何者なんだろう?」と思われてるんだろうと思った。ボクらは見た目だけではゲイぽい要素がほとんどない。彼も「こいつらはゲイなのか?ノンケなのか?」と戸惑っているはずだった。これ以上、あの人の邪魔し [続きを読む]
  • 二度と戻りたくない場所<6>
  • 「あれっ? あの白い車って……さっき森の方に停まっていた車じゃないですかね?」ボクは駐車場に停まっている白い車を見て、どこか見覚えのある車体だと気が付いた。その白い車は、ボクらが公園に来た最初から停まっていた。車のエンジンはかかったままで最初と同じ駐車位置だった。よく見ると車のナンバープレートが「福岡ナンバー」じゃなくて、先程、森の方で見た車のナンバーと同じだった。最初に見かけた時と同じように、 [続きを読む]
  • 二度と戻りたくない場所<5>
  • 「誰かいますね」ボクは隣を歩く彼に向かって小さく呟いた。ボクらはその人の姿が目に入った瞬間、反射的に繋いでいた手を放した。眼の先には40代を少し過ぎたぐらいの男性がいて、まっすぐにこちらに向かって歩いていた。ボクらとその人との距離はどんどん近くなっていって、隣にいる彼も緊張しているのが分かった。ボクらとその人はお互いに目を合わせないようにしてすれ違った。この公園に来て初めて外を歩いている人とすれ違っ [続きを読む]
  • 二度と戻りたくない場所<4>
  • その掲示板サイトを見ながら「乱立」や「混沌」という言葉が頭の中を巡った。駅のトイレ。デパートのトイレ。公園のトイレ。公園の駐車場。銭湯。サウナ。大学のキャンパス。その他の細かい場所。さらに、その出会い系の掲示板サイトには、野外のハッテン場だけでなく、個人間の連絡のやりとり。要注意人物に関する情報など、あらゆる種類の掲示板が乱立していた。リアルタイムで次々と書き込みがされていた。ゲイアプリの登場で野 [続きを読む]
  • 二度と戻りたくない場所<3>
  • 「あそこのフェンス裏の何本か木が生えている辺りはスポットぽいです」「あそこの木が鬱蒼と生えて薄暗くなってる辺りもスポットぽいです」「あぁー懐かしい。京都時代に似たような場所を沢山見ました……」ボクは指差しながら彼に説明をしていた。懐かしい場所が沢山目についてしまって、自分の大学時代の体験を思い出しながら夢中になって説明していた。福岡と京都で全く違う場所にいるのに、その場所の雰囲気はそっくりだった。 [続きを読む]
  • 二度と戻りたくない場所<2>
  • ボクらが歩いているのは比較的に新しくできた公園のようだった。「こういった野外のハッテン場って、どういった経緯でできるんですかね?」彼は疑問に思っていることを口に出した。ボクも大学時代に似たようなことを疑問に抱いたことがあったのを思い出した。「誰かがこの公園は野外のハッテン場に向いているって気がついて、徐々に広まっていったんだろうけど……」ボクらは二人であれこれと野外のハッテン場の設立の経緯を議論を [続きを読む]
  • 二度と戻りたくない場所<1>
  • ボクらは二人して震えながらポケットに手を入れて「寒い!」と叫んでいた。そんなボクらの頭上を爆音を立てながら飛行機が通り過ぎた。「ギャー怖い!」ボクらの頭上のほんの数十メートル上を飛行機が爆音を上げながら通り過ぎていった。飛行中の機体にここまで接近したのは初めての経験だった。飛行機が近づいているのは分かっていたけど、まさかここまで爆音だとは思っておらず耳を塞ぐタイミングを完全に逃してしまった。ボクら [続きを読む]
  • ゲイブログに書くネタを思いつく瞬間
  • 最近、他の方が書いたブログを読んでいて「そういえばブログに書きたいネタってどんな時に思いつくんだろう?」と何気なく思った。ボクはブログに書きたいネタがまだ沢山ある。最近はネタは沢山あるのだけれど、じっくり文章を書く時間が取れなくて悩んでいる。昨日は朝に福岡に戻ってから、昼から職場に出勤して、夕方になって「家に帰って集中してブログを書こうかな?」と意気込んで歩いていると熊本で地震があった。ショウタさ [続きを読む]
  • カミングアウトした過去と他人との距離感<11>
  • IT業界。特にシステム開発の世界はパソコンに向かってプログラミングだけしていればいい。人間と向き合う必要もなく、パソコンに向き合って与えられたスケジュールを守って仕事をすればいい。そんな予想をして社会人になって仕事を始めたけど、ボクの子供ぽい予想はすぐに崩れ去った、予想に反して、例えばシステムを導入する客先企業だったり、他にも親会社や開発を依頼する下請けの会社だったりと、人間関係の調整がやたら多かっ [続きを読む]
  • カミングアウトした過去と他人との距離感<10>
  • 最近は美術館めぐりをやりすぎてしまって、あの時みたいな感動を味わうことが少なくなってしまった。ちなみにボクが今好きなのは『坂本繁二郎』という画家の描いた絵だ。この画家は福岡出身で有名な作品として『放牧三馬』がある。地元出身だけあって福岡に住んでいると坂本繁二郎の絵を目にする機会が多い。ボクは福岡市美術館で開催された静物画を集めた展覧で初めて坂本繁二郎の描いた静物画を目にした。それまでは坂本繁二郎の [続きを読む]
  • カミングアウトした過去と他人との距離感<9>
  • セザンヌの絵を見て衝撃を受けて会場から出た後、この衝撃的な感覚をどこで味わったように感じて、高校時代の同級生が描いた絵を見たときの衝撃と同じだと気が付いた。ある日、自分の世界が突然に広く開けて、それまで分からなかったものの凄さが分かるようになった時の感動。ようやく高校時代のあの感覚と再会できたような気がして嬉しかった。これは絵に限らない話だけど、絵にしても小説にしても歌にしても、そういった創作物の [続きを読む]
  • 実家の両親に伝えたいこと
  • 年末らしいけど、昨夜から朝方まで仕事があった。それで昨日の朝からツギハギのように仮眠を取るだけで3時間くらいしか寝ていない。そのまま早朝に仕事が終わって家に帰って電車に乗って西鉄薬院駅まで行って、それから徒歩で博多駅まで来た。そして博多駅の行きつけの喫茶店で一息ついて、いつものようにブログを書こうかと思ったけど、睡眠不足のせいか頭の中で文章を組み立てることが全くできなかった。結局、文章を書くのを断 [続きを読む]
  • カミングアウトした過去と他人との距離感<8>
  • 最初の頃は、多くの人と同様に印象派の絵画を集めた展覧会が好きだった。特に印象派の『モネ』や『シスレー』や『ゴッホ』といった画家の絵が好きだった。そのうち絵画だけでなく、仏像だったり陶芸だったり屏風だったり浮世絵だったり絵巻物だったりと、異国の棺から石像から化石だったり、その他もろもろ、もっと広い分野の展覧会にも行くようになった。それから展覧会に行って図録を買ったり、本屋で画集を買ったりして、暇な時 [続きを読む]
  • カミングアウトした過去と他人との距離感<7>
  • ボクはその日から彼の描く絵が大好きになった。美術の授業が終わる度に、彼の絵がどこまで完成したのかを確認するのが日課になった。美術室に誰もいない時に、書きかけの油絵を乾燥させるための保管棚から、こっそりと彼の絵を取り出して眺めていた。彼は不良生徒で、学校に来る時には外していたけど耳にはピアスの穴が開いていた。眉毛もかなりいじっていて、髪型はスラムダンクに出てくる宮城リョータに似ていた。学校帰りに本屋 [続きを読む]
  • カミングアウトした過去と他人との距離感<6>
  • ボクのもう一つの趣味。それは「美術館巡り」だ。かなり美術的な話に逸れてしまうけど、いつか書くつもりだったので、この場で書いてしまうことにする。初めて美術館に行ったのは『シャガール』という画家の展覧会だった。シャガールの代表作が勢ぞろいした非常に密度の濃い展覧会だった。シャガールの描いた絵を眺めていると、自分の中で新しい別の感覚が生まれてくるのを感じた。それまでのシャガールという画家のことはほとんど [続きを読む]
  • カミングアウトした過去と他人との距離感<5>
  • 大学時代から社会人時代の前半までの間、学校や職場以外の面でも人と深く関わること避けていた。この時期、誰かが作り上げた創作の世界。作品の世界にのめり込むことで時間をつぶしていた。そうやって時間をつぶすことで孤独感を感じないようにして現実から目を背けていた。まず大学時代だけど、クラシック映画ばかり見ていた。それも毎日数本ペースで国内も海外も問わずにひたすら白黒映画ばかり観ていた。朝起きて夜寝る直前まで [続きを読む]
  • ゲイブログを読みながら振り返る1年(2019年にやりたいこと後編)
  • 来年やりたいことの「1つ目」の「他のゲイの人たちのために何か後押しをしてあげたい」と「2つ目」の「フィクションの小説のような文章を書きたい」だけど、1つ目と2つ目を別々にして考えるのではなく、2つまとめて取り組んでいけばいいような気がしている。例えば「ゲイとして生き方に迷っている主人公がいる。その主人公がゲイブログを書き始めていろいろなことが起って人生が変わっていく」といった内容だ。ボク自身も似たよ [続きを読む]
  • ゲイブログを読みながら振り返る1年(2019年にやりたいこと前編)
  • こうやって一年間を振り返ってきたけど二言につきる。一言目「いろいろなことがありすぎた」。二言目「楽しかった」。あまりに単純な言葉だけど、これが正直な感想だ。たった「一年」で自分の状況がここまで変わるとも予想もしていなかった。それで年末が迫ってきた辺りから、これから先の「一年」で何をしたいのか、じっと考えていた。しばらく考えた結果、「やっぱり文章は書き続けていきたい」と思った。それで「じゃあどんな文 [続きを読む]