夜野うさぎ さん プロフィール

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夜野うさぎさん: 君と歩く永遠の旅
ハンドル名夜野うさぎ さん
ブログタイトル君と歩く永遠の旅
ブログURLhttp://yoruno-usagi.net/kimitoarukueiennnotabi001/
サイト紹介文いちゃラブは正義! 最初は重い展開ですが、幼馴染みカップルの甘々な小説。タイムトラベルもの。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供13回 / 9日(平均10.1回/週) - 参加 2017/10/12 00:06

夜野うさぎ さんのブログ記事

  • 過去の記事 …
  • 18 遭難者たち
  •  深夜にふと目が覚めた。顔を上げて耳を澄ませる。――気のせいだろうか。どこか遠くで人の話し声が聞こえたような気がする。 「――れ!」  違う。気のせいじゃない。  こんな夜遅くに、しかも雪に閉ざされた廃村だ … "18 遭難者たち" の続きを読む [続きを読む]
  • 17 雪に眠れる村
  •  視界も見えないほど強い吹雪が俺たちの身体を打つ。びゅおおおぉぉっと風が耳元を通り過ぎていき、すぐ後からは春香の叫び声が聞こえた。 「うひゃぁ。まるで雪の弾丸みたいぃ」  ……確かに、なかなか上手いことを言 … "17 雪に眠れる村" の続きを読む [続きを読む]
  • 16 磻渓(はんけい)の釣魚台
  •  朝、子牙君が言葉少なに釣りに出かけた後、俺はすぐに碧霞と丁に引っ越しのため、荷物をまとめておくように言い渡した。  そして春香をともなって、子牙君を追いかけた。目的は、今日、これから起きることを、直にこの … "16 磻渓(はんけい)の釣魚台" の続きを読む [続きを読む]
  • 15 西風を待つ人
  •  子牙君と碧霞の家は桃の木の林の中にあった。  白とピンクの花が目にまぶしく、まさに桃源郷といった風情を見せてくれる。  子牙君と碧霞の家に来てから、今日で5日目。  俺は今、初孫の|丁(てい)と竹とんぼを … "15 西風を待つ人" の続きを読む [続きを読む]
  • 14 碧霞の手紙
  •  さらに6年の時が流れた。|帝辛の16年(BC1061)、周の東部の国境。  一人の老人が、みすぼらしいロバ車に乗って西を目指していた。  遠くに見える村を見て、 「……おお!」 と喜びの声を挙げる。釈放さ … "14 碧霞の手紙" の続きを読む [続きを読む]
  • 13 門出
  •  周の都・岐山にある西伯侯・|姫昌(きしよう)の宮殿。  政治の場である大広間で、5人の男たちが話をしていた。 「|旦(たん)よ。それは本当なのか?」  姫昌の次子で次の周王となる|姫発(きはつ)が、弟の| … "13 門出" の続きを読む [続きを読む]
  • 12 親心
  •  俺たちは子牙君の怪我が落ちつくまで、宋異人さんの屋敷、とはいっても別棟だが、滞在することにした。  怪我の様子は、身体のあちこちに打撲痕があり内出血をしているものの、内臓破裂などの重大なものはない。  … … "12 親心" の続きを読む [続きを読む]
  • 11 隴中での出来事
  •  俺は今、春香と一緒に宋異人さんのお店に来ていた。 「あれから物騒になりましてね。我々のような商売人には厳しい時代になってきましたよ」  どこか疲れたようにいう宋異人さん。彼の言葉も尤もだ。  子牙君をかく … "11 隴中での出来事" の続きを読む [続きを読む]
  • 10 夏樹の教え
  •  目の前で渭水がゆったりと流れていく。  水量が多く、この季節は魚が活発に活動する季節だ。  釣り針にエサをくくりつけ、ひょいっと川面に投げ入れる。  じっと手にした竿に注意を払いながら、林の音、水の音を聞 … "10 夏樹の教え" の続きを読む [続きを読む]
  • 09 それから7年後……
  •  あれから6つの年を越えた。  冬が終わり、春が過ぎゆき、そして、季節はふたたび暑い季節になろうとしている。  17歳の碧霞も、今年の誕生日(俺たちと出会った日)を迎えるともう18歳になる。  まだ幼さは残 … "09 それから7年後……" の続きを読む [続きを読む]
  • 08 夜更けの会話
  •  一人でマイお猪口を傾ける。  ああ、なぜ夜はこんなにも静かなんだろう。人の気配の無い台所で、飲む一人酒。まるで台所だけが世界から切り離されているような感覚。  この|寂寥感(せきりょうかん)というか、アン … "08 夜更けの会話" の続きを読む [続きを読む]
  • 07 女媧様がやってきた。
  •  帰宅してから3ヶ月になる。日に日に涼しくなり、冬の足音が聞こえてくるような季節になった。  昨日は急に空がかき曇り、ここから東部では一斉に雨が降っているのが見えた。今日は打って変わってすっきりと晴れていて … "07 女媧様がやってきた。" の続きを読む [続きを読む]
  • 06 商の都へ
  •  夏の日差しが照りつける街道を、俺たちははるばると商の都にやってきたのだ。  乗馬を訓練してきた碧霞ではあるが、さすがに長時間の乗馬にはまだ慣れておらず、今は春香の操るロバ車の荷台で休んでいる。  宋異人さ … "06 商の都へ" の続きを読む [続きを読む]
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