茶日 さん プロフィール

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茶日さん: 本棚の片隅で〜喜怒哀楽感想文〜
ハンドル名茶日 さん
ブログタイトル本棚の片隅で〜喜怒哀楽感想文〜
ブログURLhttp://chahi115.hateblo.jp/
サイト紹介文オススメの本を感情別に分類しています。感想自体は短め。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供370回 / 358日(平均7.2回/週) - 参加 2017/10/13 16:01

茶日 さんのブログ記事

  • 『午後二時の証言者たち』天野節子
  • 午後二時の証言者たち [ 天野節子 ]60オーバーでデビューされた作家さんとのことで、失礼ながら古くさいかな……?と思って読み始めたら、全然そんなことなかったです。ラストはもう少しミステリーするのかと思っていたら、比較的ストレートな結末に。あの名前がペンネームだったことは早期に予想がついていたので拍子抜けしたけれど、娘を、ただ一人の最愛の天使を失った志摩子の胸の悲痛はこちらが辛くなるほどに伝わってきまし [続きを読む]
  • 『出会いなおし』森絵都
  • 出会いなおし [ 森 絵都 ]価格:1512円(税込、送料無料) (2018/8/11時点)どの短編も絶妙にユーモラスで胸にじんと来る、とても素晴らしい。私も出会いなおしていくことができるだろうか、もっと立体的に見つめられるように。「テールライト」の仕掛けが本当に好きです。願う気持ちに泣きそうになる、そして願いが届いたその優しさに胸がいっぱいになる。「むすびめ」にも励まされました。時を経ることで新たな気持ちで過去を見る [続きを読む]
  • 『デートクレンジング』柚木麻子
  • デートクレンジング [ 柚木麻子 ]価格:1512円(税込、送料無料) (2018/8/11時点)久しぶりにサスペンス感の薄い柚木さん。婚活や妊活は今の私にはあまり関係ないけれど、迷って空回りしながら生きていくその姿には共感できました。笑い合って終わるラストがなんとなく『王妃の帰還』を彷彿。完璧でなくてよいのだと、真っ向から立ち向かってよいのだと教えてくれます。 [続きを読む]
  • 『青空と逃げる』辻村深月
  • 青空と逃げる (単行本) [ 辻村 深月 ]価格:1728円(税込、送料無料) (2018/8/11時点)攻守のバランスが良いというか、成熟されてきた辻村さん。一つの事故が二つの家族を変えてしまったという事実が重たく響き渡る。だけどそれぞれの場所で温かい出会いがあって、また青空の下で立ち上がることができる。気がかりなのは佑都のことですね……どうか、幸せになってほしい。装画の折り返しが卑怯です。こんなの泣いちゃうじゃないか [続きを読む]
  • 【微ネタバレ有り】『本日は、お日柄もよく』原田マハ
  • 本日は、お日柄もよく (徳間文庫) [ 原田マハ ]価格:699円(税込、送料無料) (2018/8/11時点)また好きな作家さんが増えてしまった……!決してお涙ちょうだいではないのに、瞳が潤むのはなぜでしょう。こと葉がワダカマへの恋心を自覚したシーンが凄く良かったです。胸がきゅんとしちゃう。言葉を発する勇気、私も言葉によって何かを変えることができるだろうか。今はまだ言葉に振り回されている感じなので、もう少し操れるよう [続きを読む]
  • 『真実の10メートル手前』米澤穂信
  • 真実の10メートル手前 (創元推理文庫) [ 米澤穂信 ]価格:734円(税込、送料無料) (2018/8/11時点)がまくら事件簿の「ナイフを失われた思い出の中に」のみ既読。あのときはよくわからなかった太刀洗万智のキャラクター性を、この本を通じて知ることができたように思います。個人的に一番インパクトが大きかったのは「正義感」。米澤さんは悲劇をあまり感傷にひたらずに描くのが上手いなぁ。(けなしてはいない) [続きを読む]
  • 【ネタバレ有り】『天使のナイフ』薬丸岳
  • 天使のナイフ (講談社文庫) [ 薬丸岳 ]価格:720円(税込、送料無料) (2018/8/11時点)素晴らしすぎて……素晴らしすぎて言葉にできません。これがデビュー作だと?凄すぎる。クライマックスはとにかく一気読み!いくつもの罪が交錯していくラストは圧巻の一言です。歩美が「あなたなんて仲間じゃない!」と叫ぶシーンがひそやかにお気に入り。胸に迫りすぎて、心の奥のほうへと余韻が残って、うまく言葉にできない。素晴らしかっ [続きを読む]
  • 『刑事の怒り』薬丸岳
  • 刑事の怒り [ 薬丸 岳 ]価格:1620円(税込、送料無料) (2018/8/11時点)短編集ですが、どれも……どれも凄く胸に迫りました。ミステリーとして以上に、犯罪にまつわる人間を描いた小説として素晴らしい。薬丸さんの殺人を美化しないスタンスは徹底してるなぁ。 [続きを読む]
  • 『ソロモンの犬』道尾秀介
  • ソロモンの犬 (文春文庫) [ 道尾秀介 ]価格:648円(税込、送料無料) (2018/8/11時点)初々しき道尾さん。設定がさ、辛いですよね……。終盤の読むのが止まらなかった感と温かみのあるラストはさすがの一言。でも子どもと動物が絡んでくると辛いわ……。京也はもうちょっと糾弾されてもよいのでは。 [続きを読む]
  • 『ミステリークロック』貴志祐介
  • ミステリークロック [ 貴志 祐介 ]価格:1836円(税込、送料無料) (2018/8/11時点)『青の炎』しか読んだことがなかったので、貴志さんってこんな作風もあるんだー!と。随分コミカルだなぁと思っていたら、最後の最後が辛すぎでした……。犯人がクズなのよりも被害者がクズのほうが救いがなくて、小説の上では辛いです。トリックは理系でなんかよくわからなかったです!(ほがらか)シリーズ物を頭からではなく途中から読むのは物凄 [続きを読む]
  • 『dele』本多孝好
  • dele ディーリー [ 本多 孝好 ]価格:1728円(税込、送料無料) (2018/8/11時点)静かだけれど胸を揺さぶる「死」を描かせたら右に出る者はいない本多孝好。本作でも「死」に関わる職業が、「死」を入念に思いやりながら描写されています。続編読まねば……! [続きを読む]
  • 『ある少女にまつわる殺人の告白』佐藤青南
  • ある少女にまつわる殺人の告白 [ 佐藤青南 ]価格:1512円(税込、送料無料) (2018/8/11時点)オチに意外性はなかったけれども、核心を最後まで引っ張ってくれたおかげで続きが気になってすいすい読めました。ミステリーとして、というよりは児童福祉に関する問題提起としての側面が強いように感じます。最終章で描きたかったのは、どんな人間であれ虐待されれば心を歪めてしまうということかな……? [続きを読む]
  • 『百瀬、こっちを向いて。』中田永一
  • 百瀬、こっちを向いて。 (祥伝社文庫) [ 中田永一 ]価格:616円(税込、送料無料) (2018/8/11時点)キュートで切ない作品揃い。表題作と「なみうちぎわ」は既読だったのに、ほとんど内容を覚えていなかった。なぜだ……。私の読書力もアップしたということかな。どれも希望と呼べるほどではなくてもほんのり前向きな終わり方でよかったです。すっかり中田永一さんのトリコになりました! [続きを読む]