さとるパパ さん プロフィール

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さとるパパさん: さとるパパの住宅論
ハンドル名さとるパパ さん
ブログタイトルさとるパパの住宅論
ブログURLhttps://www.2x6satoru.com
サイト紹介文耐震性の高いエコ住宅を技術者として考察します(工法、高気密・高断熱、空調など)。三井ホーム在住。
自由文断熱性能を示すQ値やUA値については、ハウスメーカー各社の比較だけでなく、指標としての問題点を紹介しています。また、木造を中心とした各工法の耐震上の問題点、高気密の重要性、換気システムの問題、全館空調の電気代、技術的に理想の住宅仕様などについても具体的なデータに基づいて検討しています。三井ホームに住んではいますが、特に推奨はせず、普遍的に役立つ情報の提供を心がけています。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供35回 / 94日(平均2.6回/週) - 参加 2017/10/18 17:05

さとるパパ さんのブログ記事

  • 窓の断熱レベルは家中で統一すべきか
  • 一軒の住宅では通常、窓シリーズを統一して採用します。一部だけ断熱性能の低い窓を採用したりすると、その部分が弱点となって温度差が生じたりしてしまうからです。それでも我が家では、どうしても採用したい形状の窓が YKK AP の樹脂サッシ窓(APW330)で見つからなかったため、一箇所だけ低レベルの断熱性能の窓を採用しています。そこの窓の断熱性能は、三井ホームの標準仕様に相当します。そこで何か問題があるかというと、冬 [続きを読む]
  • 全館空調の臭いの問題についての実体験
  • 三井ホームの全館空調スマートブリーズにはデンソーと東芝の 2 種類がありますが、東芝の場合の換気システムは全熱交換型です。顕熱交換型では居室内の湿気をそのまま排出するため臭いの問題はありませんが、全熱交換型の場合、湿気とともに臭いも室内に戻してしまう問題があると言われています。全熱交換型でトイレなどの空気を回収しないようになっているのはそのためです(各換気システムの特徴についてはこちらを参照)。今回 [続きを読む]
  • 三井ホームで全館空調なしという選択
  • 三井ホームの全館空調は人気の仕様でもありますが、その初期費用、維持費用はどうしても高くなってしまいます。我が家は全館空調を採用しましたが、正直なところ、少し後悔している面もあります。ここでは、全館空調を採用しない場合に費用や快適さがどうなるのかを検討し、全館空調なしとする場合のお勧めの方法を紹介したいと思います。全館空調なしの場合の初期費用と維持費用全館空調には、冷暖房だけでなく、建築基準法で必要 [続きを読む]
  • 三井ホーム・全館空調のメンテナンス費用と総費用
  • 三井ホームの全館空調(東芝スマートブリーズ・プラスII)にはメリット・デメリットがありますが、問題はお金です。お金を気にしなければ採用するメリットの方が大きいとは思いますが、コスパはやはり重要です。三井ホームでは過半数の人が採用するようですが、採用しない方も多数いらっしゃいます。ここでは、全館空調の初期費用とメンテナンス費用、電気代などのトータルコストを紹介したいと思います。初期費用我が家の場合、40 [続きを読む]
  • アイフルホームを評価する
  • フランチャイズの大手ハウスメーカーであるアイフルホーム(LIXIL住宅研究所)は、近年注目に値する新商品を発表しています。それなりに高い耐震性能を誇り、高い気密性能と断熱性能を有している大手ハウスメーカーは意外と他にありません。そのうえ低価格帯をも実現しています。ハウスメーカーの中で価格と性能を重視する場合には、有力な選択肢になるものと思われます。このアイフルホームについて、耐震性などの各性能をそれぞ [続きを読む]
  • UA値、Q値が冷暖房費に比例しない理由
  • 外皮平均熱貫流率(UA値)とは、内外の温度差が 1 度の場合の部位の熱損失量の合計を外皮等の面積の合計で除した値であり、断熱性能を表す指標として現在採用されています。一方、熱損失係数(Q値)は、内外の温度差が 1 度の場合の住宅全体の熱損失量を延床面積で除した値であり、以前採用されていた指標です。これらの単位は共に W/(?・K)なので、面積(?)と温度差(K)を乗ずることで、総熱損失量(W)を計算できます。それ [続きを読む]
  • 高断熱住宅に引っ越してから霜焼けがなくなった
  • 私の妻は以前から冷え性で、マンション住まいの頃は毎年冬になると手足の指に霜焼けができていました。食事に注意したり漢方薬を試したりと試行錯誤しましたが、多少改善することはあっても完治とまではいきませんでした。冬は手足が冷えて寝付けないので、夜は湯たんぽを作ってマッサージをするのが日課でした。それが、それなりに高断熱の新しい家に住んでからどうなったかというと、ウソのように治りました!日中は外出するので [続きを読む]
  • 住宅ブログを 1 年ほど続けてわかったこと
  • 実は「さとる」のパパではない「さとるパパ」です。いつもお世話になっております。思い立って住宅ブログを始めてから、気が付くと 1 年を過ぎていました。今回は、住宅ブログを始めてからの当サイトの運営状況について書いてみたいと思います。これから住宅ブログを始めようと思っている方や、他のブロガー様の参考になれば幸いです。言いたいことは、次の3点です。WordPressはスゴい継続は力なりいつもありがとうございますまず [続きを読む]
  • ペアガラスの断熱性能はピンキリで、その差は 3 倍以上!
  • 高断熱住宅に欠かせないのが、複層ガラスです。住宅展示場を初めて見た頃はペアガラスであるだけで「すごい!」と思っていましたが、一口にペアガラスと言っても種類によって断熱性能には大きな差があります。窓の断熱性能は熱貫流率 U(W/?・K)を比べればわかるので、さまざまなタイプの窓を取り扱っている LIXIL の窓シリーズを例として、熱貫流率 U 値の違いを確認してみました。窓タイプごとの熱貫流率 U(W/?・K)U=4.07: [続きを読む]
  • 吹き抜けのメリット・デメリット 〜 寒くない?耐震性は?
  • 吹き抜けのメリットは、言うまでもありません。高い位置から光が差すと家が明るくなり、開放感があります。冬の日差しは暖かです。ボール遊びもできます。以上。吹き抜けのデメリットとしては、寒いという問題と、耐震性能が落ちるという問題がよく挙げられます。わが家には吹き抜けがあるので、実際のところどうなのかを考えてみたいと思います。ちなみに、坪単価が高くなるという問題もありますが、家が大きくなる割に延床面積が [続きを読む]
  • 三井ホームの全館空調スマートブリーズでカビ臭?
  • 三井ホームの全館空調「スマートブリーズ」を採用するとなると、エアコンのようにカビ臭くなったりしないかどうかが気になるところです。私も三井ホームに何度か確認しましたが、「常に気流があるのでダクト内にカビが生えることはない」という回答だったと記憶しています。しかし、実際に住んでみると、夏頃、吹き出し口から異臭がすることがあるのです!!全館空調では、換気は常に行われていますが、冷暖房は付いたり止まったりを [続きを読む]
  • 高断熱住宅では風邪を引かないか身をもって検証した結果
  • 高断熱住宅のメリットとして、風邪を引きにくいということが挙げられます。高断熱住宅に引っ越した人のアンケートでも、気管支ぜんそくや咳、のどの痛みなどの症状が改善するという結果が出ています(次の図を参照)。これは本当なのでしょうか。本当だとしたら、それはなぜなのでしょうか。引用:断熱住宅.com高断熱住宅に引っ越して1年経ったわが家の場合まず言っておきたいのは、過剰な期待はしない方がいいということです。風 [続きを読む]
  • 加湿器は気化式かスチーム式か、それとも…
  • 冬場は暖房を付けるとどうしても乾燥するため、マンション暮らしの頃から長年、除湿器を利用しています。三井ホームの全館空調には加湿機能もありますが、これだけで乾燥を防げる加湿能力はなく、あくまで補助的なものです。乾燥を防ぐには、わが家でも 1 台は加湿器を付ける必要があります。加湿器の加湿方式には、スチーム式、超音波式、気化式、ハイブリッド式がありますが、どれも一長一短あります。見るべきポイントは、衛生 [続きを読む]
  • 全記事のナビゲーションページ
  • 記事数が増えたため、当サイトのコンテンツを体系立てて読むことができるよう整理してみました。比較的新しい記事は、最近内容を見直した記事はのアイコンを付けています。はじめにお読みください当サイトの主な主張をかんたんに紹介しています。はじめにこんなに差がある!ハウスメーカーの違いを見極める 2 つの視点耐震等級3を超える耐震性能を求める理由断熱性能はどこまで求めるべきか(Q値とUA値)気密性能はどこまで [続きを読む]
  • 【比較シミュレーション】高断熱ほど部屋間の温度差が小さい理由
  • 断熱性能の高い住宅ほど部屋間の温度差が小さくなると言われていますが、実際どのくらい小さくなるのでしょうか。わが家のある一部屋をモデルとして単純な熱量の計算を行い、実際の温度差と比較したうえで、窓タイプによって温度差がどう変わるのかをシミュレーションして比較してみたいと思います。熱量を計算するモデルモデルは、わが家のトイレです。トイレを選んだのは、全館空調のわが家では、空調が入っていない部屋がトイレ [続きを読む]
  • 理想の住宅仕様に近い大手ハウスメーカーの簡単な紹介
  • 耐震性の高さ、快適さの観点から見て、私が考える理想的な住宅の仕様については、「理想の住宅仕様を考える」に書きました。では、これを体現できるハウスメーカーはあるのでしょうか。ここでは、この理想に近い、ある程度規模の大きいハウスメーカーの候補をざっと紹介したいと思います。候補1:スウェーデンハウス昔から高気密・高断熱住宅を提供しており、性能は申し分ありません。ただし、北欧風の住宅は好みが分かれるところ [続きを読む]
  • 木材やエコカラットなどの調湿効果に対する疑問
  • 木造住宅や珪藻土、エコカラットなどには調湿効果があり、過湿時は湿気を吸収し、乾燥時は湿気を放出して適度な湿度を保つことができる、と言われています。機械や電気に頼らず天然素材で湿度を調整できるなら、それに越したことはありません。しかし、この調湿効果は過信してはならないと思います。ここでは、木造住宅の調湿効果、内装材による調湿効果と、その定量的な評価について紹介します。木造住宅に調湿効果はない木造住宅 [続きを読む]
  • レンガの家は強い?〜『3匹の子豚』の力学的考察〜
  • イギリスの有名なおとぎ話である『3匹の子豚』の教訓は、しっかり手間をかけて作ったものの方が丈夫で役に立つというお話です。しかし、短絡的に解釈すると、ワラの家や木造住宅は弱く、レンガや石、コンクリート造りの家の方が強いという印象を抱きがちです。家の強さが生死を分けるこのショッキングな物語は強く潜在意識に残るため、へーベルハウスが好まれる大きな要因となっています(?)。はたして、レンガの家が強いというのは [続きを読む]
  • 吹き抜け天井のシーリングファンの掃除
  • わが家のリビングの吹き抜けにはシーリングファンがあります。冷暖房効率を良くするなどと言われていますが、効果はいまいちよくわかりません。でも何となくいい感じなので、だいたい付けっぱなしにしています。すると、1 年もしないうちに、扇風機と同じ感じでホコリがたまってきました。回っているときは見えませんが、止まると目立ちます。しかし、吹き抜けの 2 階の天井にあるため高さは 5m ほどになります。2階の廊下などに面 [続きを読む]
  • 木材やエコカラットなどの調湿効果に対する疑問
  • 木造住宅や珪藻土、エコカラットなどには調湿効果があり、過湿時は湿気を吸収し、乾燥時は湿気を放出して適度な湿度を保つことができる、とされています。機械や電気に頼らず天然素材で湿度を調整できるなら、それに越したことはありません。しかし、この調湿効果は過信してはならないと思います。ここでは、木造住宅の調湿効果、内装材による調湿効果と、その定量的な評価について紹介します。木造住宅に調湿効果はない木造住宅に [続きを読む]
  • 標準仕様で高断熱・高気密に対応すべき理由
  • 当サイトで推奨する断熱性能、気密性能を実現しようとすると、標準仕様で対応できるハウスメーカーはほとんどありません。他のハウスメーカーでは何らかのオプション仕様にすることが必要になります。しかし、三井ホームで家を建てた実体験から、これはあまりお勧めできません。今回は、その理由をお伝えしたいと思います。多くのハウスメーカーは断熱性能を上げるオプションを用意しています。最も一般的で簡単な方法は、熱貫流率 [続きを読む]
  • 全館空調の節電で電気代はどれだけ安くなるか
  • 三井ホームの全館空調の電気代がどうなるのかを確認するため、今年一年ほどはあまり設定をいじらない運転を試していました。その結果、こちらで公開しているように、やはりそれなりに高いことがわかりました。換気を含む空調だけで、年間約 12 万円です。この電気代はなるべく削りたいので、今後はいかに快適性を損なわずに全館空調の電気代を落とせるかを検討したいと思います。夏に冷房の設定温度を上げ、冬に暖房の設定温度を上 [続きを読む]
  • UA値が小さいはずなのに光熱費がかかる住宅の特徴 6 つ
  • 断熱性能を表す UA 値(外皮平均熱貫流率)は小さいほど断熱性能が高いことを意味します。家と外を移動する熱量が少ないと冷暖房の光熱費が安く済み、快適になるはずですが、例外もあります。ここでは、UA 値だけに注目していると見落としがちなポイントを 6 つ紹介したいと思います。・実は思っているより UA 値が高いUA 値は一軒一軒個別に計算されるものです。カタログや広告に掲載される UA 値は計算上有利なモデルで算出した [続きを読む]
  • 雨水貯留タンクを設置してみた
  • 雨どいから雨水を分岐させて貯める、雨水貯留タンクというものがあります。市から助成金も出ることだし、災害時の生活用水や庭木への水やりに使えるだろうと思い、わが家では新築時に外構工事として設置してもらいました(後付けも可能です)。こんな感じのものです。高品質コンパクト雨水貯留タンク「まる140L」約 1 年使用してみた結果:・貯水量が少ないと強風で倒れる。全量は使えない・ボウフラがわく。通気口(?)にネット [続きを読む]
  • 高断熱住宅は本当に光熱費のかからないエコハウスなのか
  • 高断熱住宅は光熱費がかからない省エネのエコハウスであるはずですが、必ずしもエコハウスになるわけではありません。一般的には、断熱性能が高ければ高いほど冷暖房にかかるエネルギーが少なくなります。しかし、それなりに高断熱住宅である三井ホームの我が家について確認してみると、一般家庭よりも多くのエネルギーを消費していました。これでは、到底、エコハウスとは言えません。エコハウスを目指したはずが、そうはならなか [続きを読む]