ロゼ さん プロフィール

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ロゼさん: rose window
ハンドル名ロゼ さん
ブログタイトルrose window
ブログURLhttp://roze-zero.blog.so-net.ne.jp/
サイト紹介文お気に入りの詩や言葉、自作の詩、 思うこと感じることなど書いています。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供115回 / 176日(平均4.6回/週) - 参加 2017/10/21 10:53

ロゼ さんのブログ記事

  • ベストポイント
  • いいポイントを見つけたから君を連れて行きたいんだ景色がきれいな場所を見つけるといつもそう言ってドライブに誘ってくれたあなた行ってみるとそれほどでもなかったりしてあれ?おかしいなこの前来た時はもっときれいに見えたんだけどな二人で苦笑いしたこともあったけれどどんなところも君を連れて行きたいと言うあなたの気持ちがうれしかったあの日の朝病院からの知らせで駆けつけるとあなたはもう天国へと向かうところで私を見 [続きを読む]
  • 四重奏
  • 前の職場で仲良しになった仲間と四人でそれぞれが帰ってからやるべきことと翌日の仕事に気がかりな思いを抱えながらも休日を合わせて会いました。主婦二人と独身二人。妙に息が合います。昨日はレストランでワインをグラスに赤一杯白一杯の二杯ずつカフェテラスでカクテルを二杯ずつ昼の十二時から午後六時まで噂話と内緒話。昨日は初めてそれぞれの恋の話もちょっぴり垂らして。誰もが物語を持っている!それをたがいに感じ合う瞬 [続きを読む]
  • 牡丹
  •     空からだんご春の小道を自転車で走っていたらスカートの上に蜜蜂が落ちてきた大きな花粉だんごが重すぎて飛べなくなってしまったらしい蜜蜂はしばらく休んで知らんぷりして飛び去ったが私の黒いスカートの上には黄色い花粉だんごがたっぷり残され有り難いようなありがたくないような?あんなに待ち焦がれた春がもうここにあります。冬は冬なりの力や意味があってもちろん尊敬はしますがやはり春の陽気にはかないませんね。 [続きを読む]
  • 俺のマリー
  • 私は男らしい人が好きなの!先日のデート中O君に言い放ったマリーちゃんですが帰りにはおそろいのスニーカーを買いに行こうと提案されあっさりO.K.して帰ってきました。そして4月2日には正式にマリーちゃんに交際を申し込むから。とラインで予告もありそれにもO.K.するそうです。結局この数ヶ月大嫌いだと言い続けていたのはなんだったのかマリーちゃんにもわからないと思います。明日その申込みの場所を中目黒がいいとマリーち [続きを読む]
  • 守衛室23
  • 彼がゆっくりと私の服を脱がせるその全てをまかせている全身の状態がとても好きだった彼の手が私の裸の体をやさしくなでる「やわらかいなあ」とつぶやいた私も彼の胸に手をあててゆっくりさする胸毛があたる体が恋をしている彼の重い体が私の上にきた目を閉じようとした時彼が思いついたように「ここに鏡がある」とベッドの横の壁に取り付けてあるカーテンを右に引いた「わっ!」と言ってすぐに閉めた私の目のすみを残像が通り過ぎ [続きを読む]
  • 福笑い
  • ひきつづき暇つぶしに私の好きな男性のタイプを当てるゲームをしてくれていた職場の人たちにねえほんとにどんな人がいいの?どんなに訊かれてもまあふつうのサラリーマンのような人。あとは実際に好きだった人の面影しか浮かびません。先日職場にある著名な男性がやってきました。お出迎えした私はすごくラッキーだったわね!羨ましいわ!ねえどんな人だった?口々に訊かれてすごくかっこよかった!獣のような目の男だった!うっと [続きを読む]
  • 君に勧む
  •           勧酒コノサカヅキヲ受ケテクレドウゾナミナミツガシテオクレハナ二アラシノタトエモアルゾ「サヨナラ」ダケガ人生ダ(井伏鱒二訳)?二週間ほど二足のわらじを履いていましたが明日で一足返上します。今日は明日お休みで会えない仲間たちと一足先に別れてきました。自分の道にたいするすがすがしさを感じながらも皆との別れはさみしいです。前の職場でもそうですが今度の職場でもたくさんのよい友達に恵まれま [続きを読む]
  • 守衛室22
  • 得意先への挨拶や新たに取りつけた設備の話など毎日の仕事のことを少しだけ他人事のように笑いながら話している様子は自分の意の中に全て入っている自分の家のことを話す時の気楽さに満ちていた会津城の長い階段を一段一段彼と腕を組んで上がってく私は茶色の長いコートに身を包んでいる自分を少し大人っぽく感じながらこんな淡い時間をもつ恋人同士になるまで随分時間がかかったと思った頂上で白虎隊の碑を見てから城主が見渡して [続きを読む]
  • 未知の森
  • ちょっと深みへでかけてきます。ヘンゼルは死んでしまったのでひとりで。たよりは切れ切れの木漏れ日。底なしの沼に足をとられぬように。あこがれの巨木のような人のそばで新しい仕事を始めたばかり今からならうこととつとめていくことばかり詩を書く時間はどうなるか絵は作れるだろうかこわごわだけれどまあいいか自分が詩のように生きればいい自分が木になればいい人気ブログランキングにほんブログ村 [続きを読む]
  • マリーに小判
  • バイト先でマリーちゃんがんばっているからとお客さんにチップをいただいてしまいました。すごく高額でびっくりして店長にも伝えてお断りしたのですが帰り際レジのところでさっと置いて帰ってしまわれたそうです。大阪の方だそうです。店長は少額のチップなら見たことがあるけれどこんなに高額なのは初めてだと驚きながらマリーちゃんに持ち帰らせてくれました。きっとマリーちゃんならすぐに使いこなせるはずです。?去年知り合っ [続きを読む]
  • 思い出し笑い
  • 職場のお昼休みのひととき私の好きな男性のタイプを当てるとう話題でちょっとだけ盛り上がりました。俳優やタレント、スポーツ選手、お笑い芸人のあの人もきらいこの人もきらいとあまりに私がきらい、きらいと言い過ぎたからです。ちょっと範囲が狭すぎるでしょ!?じゃあいったいどんな人がいいの!?もう宇宙人しかいないじゃない!と皆に言われて私もう男じゃだめなのかも。と苦笑いしながら午後の仕事に向かいました。だけどほ [続きを読む]
  • 裸足
  • おちついて死ねそうな草萌ゆる山頭火のこの句が急にぐっと身近に感じられます。山頭火はもっと複雑な思いもあったでしょうが私は単純に本当にこの言葉通り最近の自分のこのほっとしたような気持ちを言葉にすればこの句に近いです。ここに骨を埋められそうという気持ちにも近いです。どんなに好きな人達が一緒にいても私の場合はその場の源に安らぎや信頼を感じなければとどまることができません。それを昨日考えていてはっとしまし [続きを読む]
  • 守衛室21
  • 私の詩への感想を私自身が申し訳なく思うほど真正面からとらえて書いてくれていたただ私の詩のある言葉を少し誤解されているようなニュアンスもあったその後もこの詩を読んだ人から誤解を受ける言葉「あどけない胎児」についてだった詩を作るときにたまたま新聞に胎児の写真とそれに関する記事が出ていたのを読んでその記事よりも私はその胎児の指を吸っているような写真が本当にあどけないと感じそして実際に自分が母となるには余 [続きを読む]
  • 時間薬
  • 誰もはっきりとは見たことがないたぶんそれは光と影の二層から成る一日一錠なのか二錠なのか人によって用法が違うのか全く顕かにはされていないけれどそれは確かに在る不老不死の薬などより遥かに有用な幻の薬悲しみに暮れた瞬間から直ちに処方が始まって涙でただれた心の底にやさしく溶ける神の秘薬絶望が効き目を遅らせてもこの世の者である限り太陽と月が代わる代わるやってきて日の光は心の膿に手を当てるでしょう月は緩やかに [続きを読む]
  • 春風
  • ちょっといいことがあって本当はまっさきにあなたに話したい今もあなたもそうだったらうれしいあなたが時間をやりくりして会えばキスしたり抱き合うのに忙しくて口にしそびれてしまった言葉そうかそのために私には詩があるあなたにはやることがある人気ブログランキングにほんブログ村 [続きを読む]
  • 人を感動させるのは何の力だ?
  • すごく楽しみにしていた食事会が終わりずっと気が重かった保護者会が終わり食事会の日が近づけば保護者会も近づくという春と冬がせめぎ合うような時間も結局終わり先日は朝バスに乗る時うぐいすがほうほけきょうと私を送り出してくれました。けれどあちらを立てればこちらが立たず、は春と夏でも夏と秋でもこれからもこの先も生きている限り続くものゲーテの『ファウスト』の中で神が悪魔に言うセリフ色々な訳がありますが「思いが [続きを読む]
  • 守衛室20
  • 段々と守衛室から遠のき始めてからしばらくして守衛室に集まる、イトコさんどん亀さん、Oさんそしてイトコさんの知人TさんこのTさんがかなり理論で引っ張っているようだけどそれらの男性達が同人誌を出したそれに触発されて私はSさんと詩集を作ろうと話し合い横浜の東口にあるよく行くようになっていた画廊喫茶で待ち合わせた丸くなっている店内の壁に絵が掲げられその下にぐるりとテーブルが置かれていて中心は一段低くなった円の [続きを読む]
  • 守衛室19
  • 「この冷蔵庫ドアがピッタリ閉まらないのよもらった時からなんだけど」「そう父親に別のをさがしてもらうように言っておくから」「いいよ、いいよ」とそこまでしなくてもと言ってる顔をして久里浜さんは笑ったきょうは久里浜さんの部屋で六人で年越しをする久里浜さんの手際のよいなべの準備が始まっている「そこにお皿並べて」「はい」と私は言われれば素直に手伝うどん亀さんとAさんとイトコさんと久里浜さんとOさんと私盛り上が [続きを読む]
  • 典型2
  • 幼稚園から一緒の親友から連絡がありお父さんが亡くなられたとのこと、父の命日と同じです。仕事をしながら一人で何年も自宅で介護をしていました。長い間、お疲れさま。彼女とはもう因縁中の因縁の間柄。一時期距離を置いていたもののマリーが生まれた頃また自然に付き合いが始まり彼女と夫と私と三人でよく飲みました。その頃他人事のように聞いていた彼女の恋の悩みをなるほど...身も心も熟した後の恋というのはこういうもの [続きを読む]
  • マリーの夢
  • 空が稲妻だらけの夢を見た興奮冷めやらぬ様子でマリーちゃんが起きてきました。もう二週間くらい前のことです。マリーちゃんの夢はたいていアクティブです。空を埋め尽くす稲光辺りに轟く雷鳴に恐れおののき逃げ込んだ店は開いている時と開いてない時がある不思議な店でなんでもっと早く開けてくれなかったの!?マリーちゃんが怒るとここは必要な時にしか開かないその時が来たら開くと言われてなぜか納得したマリーちゃんは夢の内 [続きを読む]
  • 典型
  • 糸を撚っています。一年で一番短い二月は果てしないです。父の誕生日に始まり命日に終わる所為もあります。仕事で身に付けなければならない事があった所為もあります。新しい味を覚えた所為でもあります。詩は心に感じたことを書き留めるものと思っていました。在るものを有るようにはするけれど無いものを有るようにはできない感じないのに感じた振りはできないと思っていました。けれど取り留めもなく書く味を知るうちに虚を書く [続きを読む]
  • 守衛室18
  • 私の事務所からあの階段の踊り場にある赤い公衆電話へ電話をかける「はい、もしもし」「私、Hです」「ああ」とイトコさん「きょう何か予定ある?」「映画を観に行く予定」「何?」「ザ・ヤクザ」「一緒に行っていい?」「ああ」と言う約束でコマ劇場まで一緒に行ってこの守衛室まで帰って来たこの二段ベッドに座るのは彼がいなくなって以来だふっと口にでる「きょう、ここへ泊まって行く」「すぐそんな言い方をする」「..... [続きを読む]
  • 守衛室17
  • 「いらっしゃいませー」と威勢のいい店員が迎えてくれる割りとなじみにはなっているけれど親しく話をする程でもないのでなんとなくほほえんでそのまま奥のテーブルにつく夕方のざわざわとした賑わいの中で何を注文するかを言い合って結局、決まりきったものを注文したイトコさんは私などが守衛室にやってくるのをどう思っているかなどあまり考えずにいた私は彼のサービス精神旺盛に感じられる話を聞いているのが楽しかったし心の片 [続きを読む]
  • 聖火マリー
  • 私ってたぶんおとみたいな人と結婚するんだろうなあ。どうだろうね。そうなんじゃない?だってやっぱり面白い人がいいもん。マリーちゃんが誰かを思い浮かべながら言います。マリーちゃんは一年の時の担任の先生が大好きです。先日お休みの日に電車の中で先生に偶然会ったそうです。私服めっちゃかっこよかった!いつも体操服だっけ?違うけどそんな感じ。先生年はいくつだっけ?先生の年齢だんだん上がっています。おととし初めて [続きを読む]
  • 守衛室16
  • 更に美術館で上映されているシュール短編集まで観に行きその筋書きのあるようでないような一瞬頭がひっくり返ってしまうような面白さが自分の説明できない存在の不安と響き合って少しだけ“芸術”の領域に自分の生きている根拠を見つけ出したような気にもなったほとんど一人で楽しみと言うよりも自分の知と心を動かし続けるために出かけていたそれで何かを知り得たかと言えば少なからず人の営みを知ったのではないかと思えたそれは [続きを読む]