ビール隊長 さん プロフィール

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ビール隊長さん: 気象予報士の実技試験に役立つ情報
ハンドル名ビール隊長 さん
ブログタイトル気象予報士の実技試験に役立つ情報
ブログURLhttp://kishounomoto.blog.so-net.ne.jp/
サイト紹介文気象予報士試験の実技で必要な知識を解説します。独学者にも通学者にもためになります!
自由文前線の描き方、トラフの描き方、エマグラムの読み方、等値線の描き方。知りたいのに参考書で解説されていないことってたくさんありますよね。気象予報士試験の一発合格者が初心者目線で、みなさんの「知りたい」に答えちゃいます。また、気象情報やウィンドプロファイラなど、入手困難な過去情報も掲載していきます。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供52回 / 311日(平均1.2回/週) - 参加 2017/10/24 13:54

ビール隊長 さんのブログ記事

  • 合格発表まで何して過ごす?
  • 試験が終わってから合格発表までは1ヶ月強の期間があります。落ち着かないこの時間をどう使ったら良いでしょうか。使い込んだ筋肉には休養が必要なのと同じで、詰め込みと問題演習で疲れた頭脳も少し休ませてあげるとその後の効率がアップします。しかし気象の勉強から完全に離れてしまうと、再度エンジンをかけるのに時間がかかってしまいます。そこで学習意欲を維持しつつ、今後の学習のプラスになる時間の過ごし方を考えてみま [続きを読む]
  • トラフが浅まる?(主語と述語の関係)
  • 「低気圧」「トラフ」などのじょう乱を主語にして文章を組み立てる場合、その主語を受ける述語はどうなるのか。気象表現では一般には使われない独特な表現が用いられることがあります。試験では特殊な出題例はありませんが、「トラフが浅まる」というのは一般的な用法とは異なります(普通は「浅くなる」と言いますよね)。ほぼ毎回「問1」で出題される実況把握では時折、述語を穴埋めさせる問題が出題されます。筆記問題でも、じ [続きを読む]
  • レーダー・エコーの見方
  • レーダーエコーは降水強度分布の観測値を画像化したものです。日常生活では「西の方に強いエコーがあるから、あとしばらくしたらうちのエリアでも雨が降りそうだな」というレベルでも役に立ちますが、気象解析をする上では不十分です。レーダーエコーを単体で見るのではなく、ほかの天気図と突き合わせて総合的に解釈することで、気象解析の実力を向上させることができます。今回のポイントレーダーエコーの読み方のポイントは次の [続きを読む]
  • 試験に出る地名
  • はじめに実技試験では毎回、「気象概況と総観場」に関する問題が最初に出題されます。これは「実況把握」と言われるもので、地上天気図、高層天気図、衛星画像などの実況図を用いて、現在の状況を理解することです。中でも大事なのは、気圧系(低気圧、高気圧)や前線の位置を確認することです。位置を特定するときには、気象解析で特有の地名表現を用いるので、それに慣れておくことは試験対策上のみならず、将来のことを考えても [続きを読む]
  • 強風軸解析を理解しよう
  • 受験勉強をしているとき、強風軸解析ってなんだかよく分かりませんでした。その最大の理由は、強風軸解析を何のために行うのかが分からなかったからです。ジェット気流をイメージしてみようジェット気流は偏西風の特に強い部分日本の上空には偏西風が吹いています。偏西風自体はさまざまな風速の風の集合体ですが、その中でも風速の強い部分をジェット気流と呼んでいます。「偏西風の軸」と呼ばれることもあります。ジェット気流は [続きを読む]
  • 12月の気象情報
  • 2018年12月に発表された気象情報の中からいくつかの例を見てみます。生の気象情報を掲載する観点から解説は加えていません。tenki.jpやsunny-spot.netなどで過去の天気図を見ながら学習してください。今回のポイント・寒気の流れ込みにより、長期間の低温に関する全般気象情報が2回、発表された。・中旬と下旬に、暴風雪・高波・大雪の全般気象情報が相次いで発表された。12月の全般気象情報12月に入り、暴風雪や大雪に [続きを読む]
  • 相当温位鉛直断面図
  • 鉛直断面図図の概要相当温位鉛直断面図は相当温位の鉛直方向の分布を表したもので、相当温位の立体的な分布を把握することができます。縦軸は気圧(hPa)で高さを表示し、横軸は北緯です。高層天気図の一種である850hPa面の相当温位と風の分布図(FXJP)はよくご存知でしょう。FXJPは等相当温位線の集中帯や暖湿気の流入を見るのに便利です。このFXJPは850hPaという水平面で相当温位と風の分布を見たものですが、水平面と直交する [続きを読む]
  • 11月の気象情報
  • 2017年11月に発表された気象情報の中からいくつかの例を見てみます。生の気象情報を掲載する観点から解説は加えていません。tenki.jpやsunny-spot.netなどで過去の天気図を見ながら学習してください。今回のポイント・11月は全般気象情報の発表が少ない月だった。・北海道では、今シーズン初となる大雪に関する気象情報が発表された。11月の全般気象情報当月は、全般潮位情報と暴風と高波に関する全般気象情報が発表され [続きを読む]
  • 地上実況図など
  • 図の概要本項では「地上実況図」「アメダス実況図」「地上実況図、レーダーエコー合成図」として出題されたものを扱う。気象現象は気圧、気温、風などの気象要素に特徴ある分布が現れるので、複数の要素を同時に解析することで今後の展開予測が可能となる。地上実況図は、地方地図に重ねて気圧、気温、風などが書き込まれている。気圧は0.1hPa単位で表した下3桁が表記される。例)「863」→1086.3hPa、「023」→1002.3hPa風 [続きを読む]
  • 合格できないのは勉強不足のせい?
  • 合格が難しいとされている気象予報士試験。実技試験については試験自体の難易度が高いのではなく、十分な情報と教材が提供されていないために学習のピントがずれて合格できないのです。今回のポイント・一般的に入手できる情報だけでは学習教材が不足している。・参考書は過去問題集に過ぎず、教材不足の課題を解決してくれない。・出題者のクセを掴んで学習することが短期合格の秘訣。この試験は本当に難しいのでしょうか?過去問 [続きを読む]
  • 10月の気象情報
  • 2017年10月に発表された気象情報の中からいくつかの例を見てみます。生の気象情報を掲載する観点から解説は加えていません。tenki.jpやsunny-spot.netなどで過去の天気図を見ながら学習してください。今回のポイント・台風21号上陸は大潮の時期とも重なり、潮位が高くなることが懸念された。10月の全般気象情報 台風第21号に関する気象情報         23件 大雨と雷及び突風に関する全般気象情報      [続きを読む]
  • トラフの描き方の疑問
  • トラフの描き方を学びたくてこのページにたどり着いた方、ごめんなさい。このページは「トラフの描き方が分からない」ことをまとめたものなので、お役に立てません。そう。正直に告白すると、私はトラフの描き方が分かりません。そもそも世の中にトラフの見本が少なすぎて学習材料に乏しいのですが、数少ない見本を見ると自分の解析と大きくずれていることもあります。本稿ではトラフの見本を集めてみたので、時間の余裕のある方の [続きを読む]
  • ディバイダーを使いますか?
  • ディバイダーは、天気図上で擾乱などの移動距離を測定したり、移動速度を算出するのに用います。もちろん定規でも同じことができます。ディバイダーの利用には一長一短があるので、本番で用いるかどうかは本文を読んでからご自身で判断してください。【注意】ディバイダーなどの用具は普段から使い慣れていることが大切です。慣れていない状態で本番で使うのは時間のロスや間違いにつながります。今回のポイント・移動距離や速度の [続きを読む]
  • 計算問題はここに注意しよう
  • 計算問題毎回のように出題されています。数字の扱い方に慣れておきましょう。今回のポイント・グラフの読み取りは最小目盛の1/10までを読む。・小数点の計算は、求められる結果より一桁多い桁数で計算する。・四捨五入だけではなく、「二捨三入・七捨八入」にも慣れておく。・筆算は大きな字ではっきりと、縦の列を揃えて書く。有効数字に気をつけろ!観測装置やグラフの読み取りには、必ず誤差が含まれます。誤差の大きい数値と小 [続きを読む]
  • 雪の防災事項
  • 冬季の気象情報には雪による災害に注意を促すものがあります。雪国の出身でないと分かりにくいものについてまとめてみました。今回のポイント・暴風雪やふぶきにより交通機関は大きな影響を受ける。・着雪の重みで電線などが切断され停電が発生する。・雪による農業施設の被害額は農作物の10倍に及ぶ。雪の防災事項雪による主な防災事項には以下のようなものがあります。・大雪による交通障害・積雪や路面凍結による交通障害・吹 [続きを読む]
  • 9月の気象情報
  • 2017年9月に発表された気象情報の中からいくつかの例を見てみます。生の気象情報を掲載する観点から解説は加えていません。tenki.jpやsunny-spot.netなどで過去の天気図を見ながら学習してください。今回のポイント・9月は台風に関する気象情報がほとんどであった。・前線に暖かく湿った空気が流れ込み大気の状態が不安定となり、記録的短時間大雨情報が続出した。9月の全般気象情報 台風第15号に関する情報       [続きを読む]
  • 気象予報士の賞状が届きました
  • 気象予報士の賞状が届けば受験からの一連の作業もひと段落です。しかしこの最終段階に至っても小さな落とし穴があるので、はまらないように気をつけてください。今回のポイント・気象予報士登録通知書は、いかなる理由があっても再発行されない。・気象予報士登録通知書を収める額縁は「尺七大」サイズを指定する。通知書の再発行はないので、取り扱いには注意を!賞状が郵送で届いたのは10月21日でした。賞状と言いましたが、 [続きを読む]
  • 冬の日本海
  • 12月に入り、今季最強と言われる寒波が到来しました。こちらは12日、9時40分の気象衛星の赤外画像です。すじ状の雲がくっきりと浮かび上がっています。気象予報士の学習をする前はJPCZ(日本海寒帯気団収束帯)という言葉を知りませんでしたが、今ではこの画像を見ると「日本海はどんな状況になっているんだろうか!?」という好奇心を抑えることができません。そこで行ってきました、日本海!スケジュールをやり繰りし夜行 [続きを読む]
  • 8月の気象情報
  • 2017年8月に発表された気象情報の中からいくつかの例を見てみます。生の気象情報を掲載する観点から解説は加えていません。tenki.jpなどで過去の天気図を見ながら学習してください。今回のポイント・8月は前線が多く発生し、大雨、落雷、突風に関する気象情報が頻繁に発表される。・太平洋高気圧に覆われると、高温に関する気象情報が発表される。・オホーツク高気圧や北東気流が発生すると、日照不足に関する気象情報が発表 [続きを読む]
  • 雪に関する気象情報
  • 初稿:2017年12月8日追加:2018年 1月3日今回のポイント降雪時に特有な防災事項として下記を覚えておきましょう。・積雪や路面凍結による交通障害・降雪による視程障害・農作物や農業施設の管理・電線や架線、樹木などへの着雪 (ただし、気温が0℃前後のとき)赤字下線部は過去の実技試験に穴埋め問題として出題されたことがあるキーワードです。(注)下記事例には登場しませんが、「吹きだまりによる交通障害に [続きを読む]
  • 降水量の読み取り方
  • 鉄則: 降水量の読み取り方・「10時の降水量」とは「9時から10時の1時間の降水量」のことである(注)・「10時の降水量」は「10時の1時間降水量」「10時の前1時間降水量」とも表現する(注)降水量が1時間単位で観測されている場合降雪量とは降水量は、観測時刻までの一定の時間(1時間、3時間など)に降った雨の量を表します。「X時の降水量」という時、X時は観測時間の「始点」ではなく「終点」であることに注 [続きを読む]
  • 降雪のエッセンシャル
  • 日本における降雪のメカニズム日本海側と太平洋側で雪が降るメカニズムは異なる。日本海側の降雪・日本海上の気団変質に伴う。 シベリアからの乾燥した寒気→日本海の海面から顕熱と水蒸気(潜熱)を供給される→成層状態が悪くなり、対流活動が活発化する。・山沿いで大雪になる山雪型と、海岸や平野部で大雪となる里雪型がある。太平洋側の降雪・低温時(地上気温が2℃以下)における南岸低気圧に伴う。降雪の目安強い寒気が南 [続きを読む]