野球小僧 さん プロフィール

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野球小僧さん: 放射線について学ぶ〜診断からがん治療まで〜
ハンドル名野球小僧 さん
ブログタイトル放射線について学ぶ〜診断からがん治療まで〜
ブログURLhttp://baseballtabletennis.blog.fc2.com/
サイト紹介文放射線の知識を得たいと思う人のため、プラスになればいいと思います。
自由文過去に様々な資格を目指した際に、ブログがためになることが多かったです。このブログがこれから診療放射線技師や放射線取扱主任者、医学物理士を目指して勉強される方のため、放射線の知識を得たいと思う人のため、少しでもプラスになればいいと思います。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供79回 / 181日(平均3.1回/週) - 参加 2017/11/05 22:46

野球小僧 さんのブログ記事

  • 医学物理士実務講習会
  • お疲れ様です!3月3日に首都大学荒川キャンパスで第25回医学物理士実務講習会があり、出席しました。リニアックビームデータ測定などに関するものでした。医学物理士認定の10単位がもらえました。とても勉強になりました。今後の仕事に生かしていきたいと思います。昼食美味しかったです。ではでは。 [続きを読む]
  • 学会
  • お久しぶりです。2月10日に大阪国際会議場で行われた学会に参加しました。大阪には初めて行ったのですが、美味しいものが食べることができたりしてよかったです。学会では私はポスター発表を行いました。放射線治療関連の色んな話が聞けてすごく勉強になりました。機器も技術も日々進歩しているなあと改めて感じました。また、ランチョンセミナーの食事も美味しかったです(笑)機会があればまた参加したいと思います。ではでは。 [続きを読む]
  • 液体シンチレーションカウンタの測定原理
  • こんばんは。今日は液体シンチレーションカウンタの測定原理についてです。シンチレータの主成分は有機溶媒であり、シンチレータの効率決定の重要な役割を果たします。効率の良い溶媒には① エネルギー伝達効率が高い② 溶質及びサンプルが溶解しやすい③ 溶質の発光光子に対して化学的に透明などの性質が求められます。ベンゼンやトルエン、キシレンなどが用いられています。また、溶質として放射線のエネルギーを光に変える蛍 [続きを読む]
  • 液体シンチレーションカウンタの概要
  • こんばんは。今日は液体シンチレーションカウンタの概要についてです。低エネルギーβ線放出核種やα線放出核種は、その「飛程」が短いので液体シンチレーション測定法が適しています。その特徴は、試料自体の自己吸収がない、空気層や検出器窓による吸収がない、シンチレータで包囲されているので4π測定が可能などです。一方で試料、添加物、不純物などによるクエンチングを生じ計数効率が悪くなる、調製によってはケミカルルミ [続きを読む]
  • GM計数管式サーベイメータ
  • こんばんは。今日はGM計数管式サーベイメータについてです。GM計数管にβ線が入射すると、内部のガスを電離させます(ガンマ線が入射すると、壁材と作用して内部に電子を放出させ、電子は内部のガスに電離を引き起こします)。電離によって生じたイオンがきっかけとなって管内に「電子なだれ」が生じ、電離が陽曲全体に広がって大きな増幅率をもつため、大きな波高のパルスが得られます。計数(線量当量率)が高くなると「数え落と [続きを読む]
  • シンチレーション式サーベイメータ
  • こんばんは。今日はシンチレーション式サーベイメータについてです。シンチレータにγ線が入射すると蛍光を発します。蛍光が光電子増倍管の光電陰極に当たると光電子が飛び出し、これが多数の大ノード(二次電子増倍電極)で増幅されて、大きな電気信号が得られます。このパルス電流を計数して放射線を計測します。以下にシンチレーション式サーベイメータの測定原理を示します。ではでは。 [続きを読む]
  • 電離箱式サーベイメータ
  • こんばんは。今日は電離箱式サーベイメータについてです。電離箱内にγ線が入射すると、内部の空気が陽イオンと陰イオンに電離されます。これらのイオンが電極に移動すると10-9〜10-14A程度の微電流が発生します。微電流を直流増幅して測定します。電離箱の測定原理を以下に示します。ではでは。 [続きを読む]
  • 簡易校正方法
  • こんばんは。今日は簡易校正法についてです。放射線防護の目的において使用されている放射線測定器(サーベイメータなど)は初回の校正時(購入時)後は、使用者の求めに応じて、計量法に基づく事業所などにおいて校正(国家標準につながるトレーサビリティ体系)を行います。しかしながら、校正にかかる費用、日数などの関係で長期間校正されずに使用されている現状があるとして、これらの測定機による測定の信頼性を確保するため [続きを読む]
  • 個人線量計の校正方法
  • こんばんは。今日は個人線量計の校正方法についてです。校正方法にはファントム校正とファントムなしの校正に分類されます。ファントム校正は個人線量計の基準となる校正で、線量計の形式試験、あるいは実用基準測定器の校正に主として用いられる方法です。個人線量計では、線量計と人体とが一体となって測定器を構成しているものとみなされるので、個人線量計校正時には人体による散乱、遮蔽を忠実に模擬するため線量計をファント [続きを読む]
  • 放射線主任者講習最終日
  • こんばんは。今日は5日目についてです。最終日は講義を午前と午後に2つ受けて修了試験でした。午前中は講義7の放射線施設の安全管理、午後は講義8の装備機器・発生装置の安全管理を受けました。修了試験は筆記試験で1回まで追試験が受けられるとのことでしたが、全員一発で合格しました。おそらくあまりにもひどい点数を取らない限り合格にするのかなと思いました。問題の難易度としては普通に講習を受けていれば解けるレベルで、 [続きを読む]
  • 放射線主任者講習四日目
  • こんばんは。今日は4日目についてです。4日目はスペクトロメトリについての実習講義を30分受けてから1日中実習でした。流れは3日目と同じような感じでした。実習4でγ線スペクトロメトリによる濃度測定、実習5で表面汚染密度の測定及び汚染除去についてしました。実習4ではPC解析、核種の同定、放射能の算出、排水の判定などを行いました。実習5では直接法と間接法による表面汚染密度などを算出しました。間接法ではプラスチックタ [続きを読む]
  • 放射線主任者講習三日目
  • こんばんは。今日は3日目についてです。3日目は空気中放射性物質濃度の測定についての実習講義を30分受けてから1日中実習でした。この日は実習2−1で凝集沈殿法による水中RI濃度の測定、実習2−2で空気中H3の濃度の測定、実習3でNaIによるエネルギー校正をしました。実習2はそれぞれGM計数管、液体シンチレーションカウンタで測定し、計算式に当てはめて計算するだけだったので簡単でした。実習4はアイソトープ手帳やグラフなどを [続きを読む]
  • 放射線主任者講習二日目
  • こんばんは。今日は2日目についてです。2日目は午前中に2つの講義、午後からは3つの実習がありました。午前中は講義5で放射線防護に関する量と単位、講義6で密封小線源の安全取扱法について学びました。昼食後は実験室で3つの実習がありました。僕が行ったときは受講生が32名いて、何人かに分かれて時間ごとに3つの実習をローテーションする形でした。実習1−1、実習1−2では半導体式ポケット線量計の校正、1−3でサーベイメータの [続きを読む]
  • 放射線主任者講習一日目
  • こんばんは。今日から第一種放射線主任者の講習会について書いていきます。僕は2013年に受講し、5日間にわたる講習で東京にある日本アイソトープ協会で行われました。見た感じだと大学生から60代くらいまで幅広い年代の人がいるようでした。1日目は講習の説明から始まり、休憩をはさみながら4つの講義を受けました。全部座学でした。4つ目の講義後に2日目から始まる実習の説明を受けました。午前中は講義1で放射線安全管理の基本に [続きを読む]
  • 粒子線治療の歴史
  • こんばんは。今日は粒子線治療の歴史についてです。歴史を学んでいくのは大切なことだと思っています。それぞれ以下のようになっています。・陽子線1946年:アメリカのWilsonが陽子線を癌治療に利用することを提案1954年:LBLで人への初めての照射(乳がん患者の下垂体)1955-1970年:SOBPを使った分割照射法を開発1970-1990年:放医研で70MeVサイクロトロンで治療開始、250MeV陽子線で本格的治療開始1990年:LLUMCで世界初の陽子 [続きを読む]
  • 小児癌③ Neuroblastoma(神経芽腫)
  • こんばんは。僕も以前三条市に住んでいたので、大雪での電車の立ち往生のニュースは衝撃でした。今後は色々対策がとられることを願っています。今日は神経芽腫についてです。他の小児悪性腫瘍と同様、手術、化学療法、放射線療法による集学的治療が行われます。Ⅰ・Ⅱ期で完全摘出例では放射線治療は不要です。1歳以上のⅢ・Ⅳ期では化学療法で腫瘍の縮小を図ってから、手術を行い、術後照射を追加します。1歳以下では自然退縮もあ [続きを読む]
  • 皮膚癌
  • こんばんは。今日は皮膚癌についてです。皮膚癌は基底細胞癌、有棘細胞癌、腺癌(エクリン腺癌、アポクリン腺癌、脂腺癌、Paget病)、悪性黒色腫、皮膚悪性リンパ腫に分類されます。日本では有棘細胞癌が半数を占め、基底細胞癌、悪性黒色腫が続くが、悪性黒色腫が増加しています。基底細胞癌は極めて緩徐に発育し、転移もほとんどないので、生命に危険はないです。日光との関係があり大多数は顔面に発生します。手術または放射線 [続きを読む]
  • 軟部腫瘍
  • こんばんは。今日は軟部腫瘍についてです。悪性腫瘍では脂肪肉腫、悪性線維性組織球腫、線維肉腫などが多いです。横紋筋肉腫のかなりの部分はembryonal typeで小児に好発するが、その他の悪性軟部組織肉腫は成人に発生することが多いです。軟部組織肉腫の治療は広範囲切除が原則です。腫瘍の残存があれば術後照射、化学療法を行います。放射線感受性は腫瘍の種類と分化度によって異なります。脂肪肉腫、横紋筋肉腫では感受性は中等 [続きを読む]
  • MFH
  • こんばんは。今日はMFHについてです。MFH(malignant fibrous histiocytoma)は悪性線維性組織球腫のことで、線維芽細胞系腫瘍細胞の中に組織球系腫瘍細胞が多く分布する腫瘍です。組織球(マクロファージ)や未分化間葉細胞が起源と考えられていますが、詳細は不明です。50〜70代に多く発生し、男性に多いです。筋肉、脂肪の中に多く発生します。まれに骨に発生することがあり、これを骨悪性線維性組織球腫と呼ぶ場合もあります。治 [続きを読む]
  • 転移性骨腫瘍
  • こんばんは。今日は転移性骨腫瘍についてです。脊椎、骨盤に多く、四肢では大腿骨、上腕骨に多いです。原発巣では乳癌、肺癌、前立腺癌などが多いです。放射線治療が第一選択となります。1回2〜4Gy、3〜5回/週で30〜40Gy照射します。予後が短いと予想される場合には1回線量を多くして短期間に終了します。一方で長期生存が期待される場合には骨の新生を期待し1回線量を落とします。症状に対しては80%以上の症例で有効です。病的骨 [続きを読む]
  • Ewing腫瘍
  • こんばんは。今日はEwing腫瘍についてです。 若年性で小児腫瘍に入ります。小円形細胞からなる腫瘍で神経分化を示すことがあり、末梢性のprimitive neuro ectodermal tumor(PNET)に属するとの考えがあります。medullobrastoma、neuroblastoma、pineoblastomaなどのPNETと同様に放射線感受性は良好ですが、早期に骨転移するため、強力な化学療法を行い、可能ならば手術します。非切除例、不完全切除例では放射線治療を行います。下 [続きを読む]
  • 骨肉腫
  • こんばんは。今日は骨肉腫についてです。原発性骨腫瘍では最も多く、小児の膝関節に好発します。早期に血行性転移を生じるため予後は不良でしたが、手術と化学療法の併用によって治療成績は飛躍的に向上し、10年生存率は60〜80%に達しています。このため、近年では患肢の温存(最近では90%で可能)が重要となってきました。骨肉腫の放射線感受性は高く、四肢発生の骨肉腫では外部照射は行われないですが、顎骨、顔面骨、脊椎発症 [続きを読む]
  • 骨髄腫
  • こんばんは。お正月満喫しているでしょうか。今日は骨髄腫についてです。骨髄腫は形質細胞由来の悪性増殖性疾患でmultiple myeloma、medullary plasmacytoma、extramedullary plasmachtomaに大別されます。multiple myelomaは大部分を占めるもので骨髄内に広く形質細胞の増殖を認め、モノクローナルな免疫グロブリンの産出を特徴とします。medullary plasmacytomaは孤立性または多発性で50〜60歳の男性の大腿骨、骨盤骨、椎体骨に [続きを読む]