flutist-dystonia さん プロフィール

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flutist-dystoniaさん: 局所性ジストニアを手指に発症したフルート奏者
ハンドル名flutist-dystonia さん
ブログタイトル局所性ジストニアを手指に発症したフルート奏者
ブログURLhttp://www.flutist-dystonia.net
サイト紹介文長年局所性ジストニアを患いながら演奏している現役フルート奏者が、自身の体験談や日々の思考などを綴る。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供21回 / 13日(平均11.3回/週) - 参加 2017/11/07 13:46

flutist-dystonia さんのブログ記事

  • 過去の記事 …
  • フォーカルジストニアからの復帰に向けて最初にしたこと。
  • とりあえず、手術を受けてから1年後を目処に演奏活動に復帰できれば、と考えていましたが、これは仮の目標で、無理に練習を強いて再発するのが怖かったので、もし指が動かないようだったら延期すればいいと考えていました。最初は、姿勢と楽器の持ち方を確認することからはじめました。鏡の前にまっすぐ立ち、右足を少し引いて半身になり、首をゆっくり左右に向けて可動域を確認しストレッチ。フルートを始めたときから練習をし [続きを読む]
  • Mind Your Fingers あなたの指の注意して!
  • フォーカルジストニアになる前から,ずっとテクニック不足を感じてきました。それは練習の仕方が悪かったせいで、いくらさらってもしっかりしたテクニックが身につかなかったからです。そして、32分音符の羅列なんかを見るとプレッシャーがかかり、反射的に体に不必要な力が入り、余計に指の動きが悪くなるという悪循環を繰り返していました。それがジストニアになった要因の一つではないかと思っているのですが、その悪循環から脱 [続きを読む]
  • 自分なりに探ってみた、ジストニアに罹った5つの要因。
  • 手術後にリハビリを開始する(と言っても特異な動作をしてしまう指そのものにメスを入れたわけではないので、改めて奏法を見直して練習を再開する、と言った方が正しいかもしれません)にあたって気を付けないといけなかったのは、ジストニアになった原因というものを特定できないことでした(手術を担当してくださった平先生とも少しお話しさせていただいたのですが、原因は不明とのことでした)。なぜジストニアになったかわから [続きを読む]
  • 退院と仕事再開。ジストニアは治って指は動くようになったのか。
  • 頭部の切開部分を縫合して頭髪を洗い流してもらい、再びMRT検査を受け、頭部に着けていたフレームが取り外されてはじめて、手術が終わったことを実感しました。病室に戻り、妻に「無事に終わったみたい」と伝え、ベッドに横たわり目をつぶりました。現代の技術であればリスクはほとんどないと聞いてはいても、脳内の手術ということへの恐怖感は大きく、手術直後はジストニアがどうこうというよりも無事に生還できたという安堵感で [続きを読む]
  • 定位脳手術。ジストニアよ、これで消え去ってくれ。
  • 手術の説明があってからさらに数日経ち、いよいよ手術の日がやってきました。確か8時頃だったと思いますが、朝の検温と血圧測定があり、手術着に着替え、処置室に連れていかれると、執刀医の平先生ほか数名の助手、スタッフの方が待機されていて、そこで麻酔の注射がありました。「今日の手術で一番痛いところですから」と先生が仰いました。助手の方に、太い注射器の針をこめかみの部分と後頭部(確か首根っこに近いあたりだっ [続きを読む]
  • 劇的な回復を期待して、ジストニアの手術の説明を受ける。
  • 次の年の春、職場に4週間の病気治療休暇を願い出て、手術を受けるために来日しました。手術の大まかな日程は聞いていたものの、はっきりいつから入院でいつが手術の日なのかということは決められていませんでしたので、その間実家で待機して、入院に必要なものを揃えたりしていました。数日後、病院から「明日から入院してください」という電話があり、次の日東京女子医大で入院手続きを済ませました。フルートを吹くとき以外 [続きを読む]
  • 音楽家のジストニアをよく知るドクターの診断は
  • 先生が吹いてみましょうと仰ったのだから。「病院の診察室で音を出しちゃっていいのかな」という思いを絶ち切って、例のハンガリー田園幻想曲のパッセージを吹いてみると...ものの見事に指が丸まってくれました。時々具合が悪くて病院に行っても、ドクターの診察を受けると症状が出なくて焦る時ってないでしょうか?普段は起きて欲しくない指の巻き込みも、このときだけはいつも通り起こってくれて助かりました。これで、先 [続きを読む]
  • ジストニアの手術のことを知るため再度の帰国
  • 「どうですか、指は?」「動きます!!」手術中の執刀医と、手術を受けながら楽器をもって指の動きを確認するギタリストの会話。この記事を日本の新聞のオンライン版で見つけたのは、T先生の逝去を掲示板で知ってから数ヵ月後のことだったと思います。春の帰国中にお世話になった先生のおかげで、その頃は精神的にもだいぶ落ち着いて、自分の症状が典型的なジストニアということを受け入れ、自暴自棄になってめちゃくちゃ [続きを読む]
  • 鍼治療の先生の熱意と、ジストニアを改善できそうな希望。
  • 2日目からは、お灸を使ったり、針に電極を繋げて微量の電流を流したりと本格的な施術になりましたが、おかげで左腕がかなり楽になり、薬指の巻き込みもほんの少しですが緩和したのを感じ、根気は必要ですしこれからも長い年月はかかりそうですが、よくなっていきそうな兆しが見え、希望を持つことができました。結局、T先生の治療院兼ご自宅には3泊させていただき、4日目の午前中に最後の治療を施していただいてから実家に戻りまし [続きを読む]
  • 音楽家のジストニアについて研究していた鍼灸師さんとの出会い
  • どういうキーワードで検索したか今となっては定かでないのですが、ネットで音楽家のために鍼灸治療を施している医院を探していたところ、ご自身も金管楽器を演奏され、あがりや体の不調など音楽家の諸問題について東洋医学的な観点から独自の研究をされている鍼灸師の方を見つけました。早速メールでその方とコンタクトをとり、自分が直面している問題をお伝えしたところ、すぐにお返事を下さり、まだお会いするどころかお話したこ [続きを読む]
  • やっと音楽家のジストニアがわかる方の治療を受ける
  • ある春先の日の早朝に空港に着いた私は、スーツケースを持ったまま、電車で鍼灸師のT先生の治療院の最寄り駅に向かいました。1年ぶりの帰国だと、普通は日本に着いたら何をしようとか、誰と会おうとか、何を食べようかとか、楽しいことを考えるものだと思うのですが、私にはそんな余裕は全然ありませんでした。とにかく、それまでと違って言葉が通じ、音楽家という職業をよくご存じで、自分の症状をしっかりと把握してくれて、いま [続きを読む]
  • 当時の手指のジストニアの症状と自分の思考
  • 前腕の鈍痛は、カイロプラクティックに通ったのとテニスボールのマッサージ、練習時間を減らしたことでかなり楽になりました。重たい感じがしていた左腕が少し軽くなったようでした。当時の練習内容は、モイーズのデ・ラ・ソノリテの音作り、タンギング、音の跳躍、指に負担のない簡単なメロディーとその移調などで、テクニック的なことはタファネル・ゴーベールの1〜4番のような音階的な練習を、かなりゆっくりなテンポで始めて [続きを読む]
  • カイロプラクティックでジストニアは改善する?
  • 整形外科で解決できなさそうだとわかって次に私が訪れたのは、カイロプラクティックでした。自分が気づかないうちに変な楽器の構え方や姿勢になり、腕か手の神経を圧迫しているために指の自由が利かなくなっているのではないかと考えたのです。また、練習を止めなかったせいか、前腕に鈍い神経痛のような痛みも感じるようになっていました。その頃、教えていた学校で仲良くさせてもらっていたギターの先生がいました。私は車がな [続きを読む]
  • 指に脱力感。ジストニアという言葉はまだ知らず整形外科へ。
  • 今考えると、局所性ジストニアは何らかの原因で脳が変化して、身体の動かしたい部位の筋肉に本来出すべきものとは違った指令を出してしまい、それによってその部位が自分が意図したのとは違う動きをしてしまうという運動障害(あくまで私個人の現在の認識です)で、筋肉や神経に問題があったわけではない(実は事の起こりは筋肉か神経の問題だったのに、自分でも未だ気づいていない可能性もあります)のですが、演奏を止めて減った [続きを読む]
  • 局所性ジストニアの前兆?違和感を抱えながら本番を迎えた。
  • 最初に異変を感じたのは、シャミナードのコンチェルティーノをオーケストラと共演する日を控え、自宅でさらっている時でした。カデンツァで減7のアルペジオを奏するとき、4、5回に1回はすべての音の粒が揃わず、14個の32分音符のうちの1つか2つの音が貧弱になる...あれ!なんか、音が抜ける!?なにやってんだおまえ、この曲を甘く見てたのか???自分で自分を叱咤するのが癖でした。当時の自分の考えでは、できない理由はた [続きを読む]
  • ジストニアと共存しながらフルートを吹いていけるのか?
  • なんかやりにくそうだね。ちょっとこっちの楽器を吹いてごらん。そう言って留学時代の恩師が差し出してくれたフルートを手にとって、試しにそのパッセージを吹いてみました。そして再び自分の楽器を手にして、同じパッセージ、イ長調のスケールを吹いてみる...どっちが指を動かしやすい?こっちです...私が指差したのは、先生が吹かせてくれたオフセットの楽器でした。当時、私は欧州に留学していて、大学院過 [続きを読む]
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