スノ さん プロフィール

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スノさん: Private Room
ハンドル名スノ さん
ブログタイトルPrivate Room
ブログURLhttp://snowfille002.blogspot.jp/
サイト紹介文ノマカプのオリジナルとAPH(ヘタリア)のギルアサ、アンアサの二次創作BL小説のサイトです。
自由文5年間ほどPixivで書き続けていた小説を移行しつつ、毎日1P分くらいの更新を続けています。

ゆえに…記事の数だけは多いです(*゜―゜)b
今現在1000記事以上っ!

参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供1496回 / 174日(平均60.2回/週) - 参加 2017/11/11 07:38

スノ さんのブログ記事

  • フェイク!verぷえ0204
  • ごめん……ごめんな……そう泣きながら繰り返していると、ふわりと優しい手が髪をくすぐる。…え?と、その感触に驚いて目を開けると、目の前には大きく澄んだ淡いグリーンアイが心配そうに自分の顔を覗き込んでいた。「…ア……っ!…い、イギリス……」寝ぼけた頭で目の前の相手の名前を紡ぐ。一瞬彼女と間違えたのは、その大きなグリーンアイのせいだろうか。プロイセンは瞬時に修正して正しい名を呼んだ。どうやら夢を見ていた [続きを読む]
  • 生贄の祈りver.普英_6_2
  • 「…っ!…なんだよ……」一方で最愛の被保護者と最愛の甥っこが仲睦まじく歓談しているという楽園風景を満喫していたギルベルトは、廊下で若干不機嫌に襟を掴むエリザの手を外す。それに対しては特に気を悪くするでもなく、また、謝罪するでもなく、エリザの方は淡々と手の中の資料の束をポン!とギルベルトに押し付けた。「…んだよ?」「……風がお姫さん獲得に動いてるわ」「マジか。でもお姫さんがうちの国にいる以上どうしよ [続きを読む]
  • 雑記18:最近はまっているもの
  • 執筆のお伴 I Love バリスタ!最近の更新状況見て頂くとわかると思うんですが、とうとう過去作品移行がほぼ終わりました。つまりそれが何を意味するかと言うと、載せる記事のストックがない!!実に恐ろしい事に、最近は更新している記事は、その日にせっせと書いているわけなんですよ。毎日毎日だいたい2000〜3000字くらい?年度始めは色々バタバタと忙しい事もあって、記事を反映させるのは毎日0時と決めているんですが、下手 [続きを読む]
  • 生贄の祈りver.普英_6_1
  • 「ギル、ちょっと良い?」アーサーの熱も微熱になって、それでも起きてダイニングまでと言うのは心もとないので、新しくルートと反対側のギルベルトの私室の隣にあつらえたアーサー用の寝室で、ベッドわきに置いた小テーブルでの3人での食事。「ルッツは俺様の甥だけど、実質年齢差から言ったら弟みてえなもんなんだ。で、早々に跡取りに指名したのは良いんだけど、そうなると皇太子様だからな。なかなか気の置けない友人てのも出 [続きを読む]
  • フェイク!verぷえ0203
  • 彼女は誠実でひたむきで愛らしい女性ではあったし、一緒に暮らし始めた当初に殺されるかと思うレベルでの料理下手であることを知ったものの、プロイセン自身は料理ができるので問題はなかったし自分が作ればいいだけで、申し分のない恋人だったように思う。あの不可思議で悲しい別れがなければ…いや、先の未来にそれがあったとしても、本当に幸せな生活だった。確かに10年間と彼女は最初に言っていたのだが、一緒に暮らし始めてす [続きを読む]
  • 生贄の祈りver.普英_5_7
  • か〜わ〜い〜す〜ぎ〜だろおぉぉーーー!!!ギルベルトは心の中で絶叫した。大きすぎるベッドに埋もれるようにして眠っている少年は、小ささが際立っていて、ふわふわしていて、可愛らしくて、まるで拾ってきた子猫を思わせた。可愛い、可愛い、可愛い。まだ熱は下がらなくて、意識も戻らないのだが、とりあえずは意識が戻れば一安心。薬を飲ませる事が出来たなら、即なにかと言う事にはならなさそうだとのこと。だから安堵に胸を [続きを読む]
  • フェイク!verぷえ0202
  • 何故10年間という区切りだったのかは未だにわからない。実は納得もできてない。だっていつものように朝起きて一緒に朝食を摂って、2人が暮らしていた小さなアパートを出てプロイセンが仕事に行くのを、彼女はいつもと全く変わらぬ様子で見送ったのだ。それなのに帰宅するといつもなら灯りがついている部屋が暗くてシン…と静まり返っていて、灯りをつけると不思議な事に彼女がいた形跡が消えていた。2人で一緒に選んだシンプルだが [続きを読む]
  • 生贄の祈りver.普英_5_6
  • 目を覚ますと、そこは天国だった。温かい手。そう、いつもアーサーの頭を撫でたり守ってくれたりする大きく温かい手がそこにある。熱のせいだろう。身体の節々が痛くて、喉の痛みもトンでもなくて声もロクに出ないが、アーサーが泣きながらその手に縋ると、ギルベルトはベッドに横たわるアーサーに覆いかぶさるようにして抱きしめてくれた。──陛下…陛下…陛下……泣きながら声のでない口をぱくぱくさせるアーサーにギルベルトは [続きを読む]
  • フェイク!verぷえ0201
  • ──あなたの時間を10年下さい。それは強固な意志を持って我が道を行くプロイセンですら、軽々しく──Nein──とは言えないような真摯な響きを持っていた。まっすぐ見つめてくる瞳は淡いグリーン。意志が強そうにも見えるのに、大きくまるいそれはどこか不安げな子どものようにも見えた。結果…流された、そう、プロイセンは流されて、あの時、思わず頷いてしまったのである。だって飽くまで拒絶をすれば死んでしまいそうだったか [続きを読む]
  • 生贄の祈りver.普英_5_5
  • 辛い、苦しい、疲れた……どこをどう走っているのかもわからない。とにかく怖くて怖くて…走りまわって辿りついたのは塔の入口。中に入ってしまえば出口と入口は一つ。追い詰められるだけ。そんな簡単な事も、あまりに疲れきっていたため思いつかず、とにかく後方で聞こえる『捕まえろーー!!』と叫ぶ男達の声が怖くて、アーサーはその中に飛び込んだ。本当に…こんなに走ったのは生まれて初めてかもしれない。体力の限界なんてと [続きを読む]
  • フェイク!verぷえ0111
  • そうと決まれば話は早い。「それをフランスに言ったら、なんだかそれならお兄さんの方がとか言われたわけだな?で、フランスにも別に嘘じゃなく相手がいると、こっちは誰と指定せずに伝えたと…」と言う確認に「ああ、クソヒゲに言い訳してやる義理はないだろ?アメリカだとちゃんと説明してやらねえと可哀想だけど…」と、イギリスが頷くと、プロイセンは脳内で情報を整理した。そうか、それで危機感を抱いたイギリスにかわされて [続きを読む]
  • 生贄の祈りver.普英_5_4
  • なんとなくつられてアーサーも少し泣いて、2人で思い切り泣いた事で少し落ちついてくると、少年は少し照れくさそうに微笑む。初日はずっと堅い感じだったのだが、そうやって笑うと年齢相応のあどけなさを感じた。そこでアーサーもにっこりと返すと、彼は「本当にすまなかった…」と頭を下げて来た。本人の言葉によると、彼はギルベルトの姉の子、つまり甥にあたるらしい。と言っても彼が幼い頃に亡くなった実母とギルベルトは年齢 [続きを読む]
  • フェイク!verぷえ0110
  • 「いきなり呼び出されて指輪付きで…さすがに冗談でトップクオリティの2ctダイヤ付きのプラチナリングは用意しないと思うから、本気だったんだと思う。…で…あまりにもそれは無理なんだけど、なんていうか…将来ママと結婚するんだ〜みたいに無邪気に言う子どもみたいで、お前だけはあり得ねえとか言えなくて……『ごめんな、お前が嫌とか言うんじゃなくて、もう結婚予定の相手がいて』ってついついお前の名前を……」うん…あの [続きを読む]
  • 生贄の祈りver.普英_5_3
  • 促されるまま辿りついたのは三方を植え込みに囲まれた行き止まり。しかしそこには薔薇の蔓が巻き付いた小さな家の飾りがあった。ミニチュアではあるが、アーサーの1人くらい余裕で入れるし、なるほどここなら風もしのげるだろう。──サンクス…と礼を言うと、少女達は、どういたしまして、と、可愛らしい声で言うとそのまま家の上方をクルクル回った。──あたしたちのお気に入りの場所なのよ?ここなら寒くないでしょう?入って [続きを読む]
  • フェイク!verぷえ0109
  • 性的にどうのと思えるかどうかは別にして、手の中で守ってやる事はやぶさかではない。…というか、ドイツは本当に子どもを立派な大人の国に育てあげねばならなかったので、厳しく躾けたが、すでに大人として必要な事を身につけているイギリスに関しては、ただただ甘やかしてやるだけを堪能するのも楽しそうだ。さらに言うなら…飲み会のたびに悪友達にしつこくナンパに誘われたり絡まれたりもしなくなる。ああ、良いかもしれない。 [続きを読む]
  • 生贄の祈りver.普英_5_2
  • 庭である…そんな認識も吹き飛んでしまうくらいに、アーサーの目にはそこはまるで外のように木々が生い茂る広い空間だった。もちろんその木は綺麗に秩序を持って植えられていたものではあったのだが、生まれてこの方部屋から出た事がほぼないアーサーにそんな違いが分かるわけはない。ただただ何も聞こえないようにと全神経を足元にだけ集中させて、走って逃げた。幸い頭上はるか上まである植え込みの木々がアーサーの姿を隠してく [続きを読む]
  • フェイク!verぷえ0108
  • だが意図的に企んだわけではないということは、その言葉に心底ホッと肩の力を抜いたイギリスの様子を見ればわかる。「あのな?」「おう」緊張のあまり少し潤んだ大きな目での上目遣い。これが世界を制覇した童顔パワーだ。正直…フランスはイギリスに対するプロポーズに失敗したが、逆にイギリスが全力で落とそうと思えば、フランスは落ちたのではないだろうか…と思えるくらいに強力だ。少し視線を合わせるように身を乗り出すプロ [続きを読む]
  • フェイク!verぷえ0107
  • 「ん〜、本当に突然だな。俺様別にお前の事嫌いじゃねえけど…結婚するほどの付き合いってしてきた記憶があんまねえし?ぶっちゃけ突然すぎて何故それ言われてんのかわかんねえんだけど?」決断は早い方だと自負している。自分の方の諸々はと考えると、今は特定の相手はいない。というか、作らない主義だ。それは過去に流されたとある交友関係に起因するものではあるのだが、それはとりあえず置いておいて、もし何かイギリスの側に [続きを読む]
  • 生贄の祈りver.普英_5_1
  • …寒い…喉も痛い…ついでに身体の節々が痛む…目を覚ました時に感じたのはそんな不快感だった。何故こんな事になっているのか…と記憶を探れば、思い出すのは自分と同じ年頃の少年の顔。最初にこの国に来た時に部屋まで案内してくれた、どこか硬い表情をした少年の顔だった。そもそもが、あの時アーサーが目を覚ますと、いつもは必ず側にいてくれるギルベルトの姿が見えなかった。それにパニックを起こしたのが始まりである。冷静 [続きを読む]
  • 生贄の祈りver.普英_4_10
  • 「おう、なんだ、ルッツ」と、そちらに声をかけると少し気遣わしげなエリザとホッとした表情のルート。「…あの……今回は……」「聞こえてた。追い詰めるなというお前の判断は正しかった。兵にもう少しお前の指示にも耳を傾けるように周知しておかねえとな」ポンと頭を撫でるギルベルトに少し肩の力を抜きながらも、ルートはさらに少し不安げな困ったような顔で「…すまない…。でも俺もおそらく追い詰めてしまったんだと思う。そ [続きを読む]
  • フェイク!verぷえ0106
  • ──突然なんだが、俺と結婚しないか?と、その言葉は本当に突然投げつけられた。結婚?結婚?カレンダー?あまりに突然過ぎて、さすがのプロイセンもその意味が一瞬わからない。そう言えば以前、財政難のフランスがイギリスに経済を立て直すために結婚を申し込んで、『貧乏でカレンダーも買えねえのか?今日はエイプリールフールじゃねえぞ』などと言われた事もあったらしいが……そういう意味か?いや、違うだろう。そこまでイギ [続きを読む]
  • 生贄の祈りver.普英_4_9
  • 細い…小さい…脆い……………………………………怖い…怖くて、怖くて………壊しそうなのが怖くて仕方がない……岸にたどり着いた時に止まっていた呼吸はなんとか再開した。弱々しい呼吸と鼓動。ちょっとした刺激で壊れてしまいそうな脆さ……守りたいのだ。守ろうと思うのに、まるで自分の武骨な手で触れれば、割れて壊れてさらさらと砂のように空気に舞って消えてしまいそうな気がしてくる。──エリザ…どうしよう……途方に暮 [続きを読む]
  • フェイク!verぷえ0105
  • 「じゃ、夜は短いんで俺達は帰るぞ」と、いかにもこのあとのことを匂わせつつ、イギリスはプロイセンを出口へと誘導する。もちろんプロイセンとて退場したいのは山々なので、これ以上引き留められる前にと、ごった返した人ごみの中をイギリスをエスコートしつつするりするりとすり抜けて行った。途中、後方でフランスが何か言いつつ引き留めようとするのを、スペインが自分達のことなど放っておいてナンパに戻ろうと止めつつ促して [続きを読む]
  • 生贄の祈りver.普英_4_8
  • ばしゃっ!と海面に顔を出して陸の方向を確認すると、そちらに向けて泳ぎだす。おりしも進行方向には綺麗な月。王子を抱えて陸地へと泳ぐ人魚姫もこんな感じなのだろうか…と一瞬思うも、すぐ、人魚と王子が逆だろ、と苦笑した。こうして辿りつく岩場。平たい大きめの岩に先にアーサーを上げて、自分も自らあがった。水から出ると強い海風に吹きさらされて一気に体温が奪われる。早く温めてやらないと…と思いながら水で額にはりつ [続きを読む]
  • フェイク!verぷえ0104
  • 「あ〜そのやりとり自体はちゃんと覚えてるぜ?初めてだとか言ってガッチガチに緊張してるくせに妙に巧くて、最初はつまみ食いのつもりだったんだけど、それ以来他とやる気がしなくなっちまったんだよな」「…まじ……?」アハハっと邪気のない様子で笑うイギリスからギギ〜っと音がしそうなくらいぎこちない動作でプロイセンに視線を移動するフランス。それに「ま、たゆまぬ知識欲に裏付けされた情報と、脳内で理解した動きを寸分 [続きを読む]