スノ さん プロフィール

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スノさん: Private Room
ハンドル名スノ さん
ブログタイトルPrivate Room
ブログURLhttp://snowfille002.blogspot.jp/
サイト紹介文ノマカプのオリジナルとAPH(ヘタリア)のギルアサ、アンアサの二次創作BL小説のサイトです。
自由文5年間ほどPixivで書き続けていた小説を移行しつつ、毎日1P分くらいの更新を続けています。

ゆえに…記事の数だけは多いです(*゜―゜)b
今現在1000記事以上っ!

参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供416回 / 33日(平均88.2回/週) - 参加 2017/11/11 07:38

スノ さんのブログ記事

  • 人魚島殺人事件 中編_7
  • 今リビングにいない面々に関しては部屋に内線電話で伝えているが、斉藤だけ部屋にもいなくてつかまらない、と、メイドがロヴィーノに耳打ちした。「どうしようか…」少し困った顔のロヴィーノにギルベルトが耳打ちする。「あ、そうだな」ロヴィーノはギルベルトに答えて、水野に駆け寄った。「水野さん、ちょっと」いきなり側に来られた事で、水野がビクンと身をすくめる。その様子にロヴィーノはちょっと困った顔をした。それにギ [続きを読む]
  • 人魚島殺人事件 中編_8
  • 「あーちゃん、確かに野菜もええけど、ちゃんと他にも身になるもの食い?」「だって…」ひたすらサラダに手をつけるアーサーにため息のアントーニョ。「別に何から食べてもいいんじゃないか?」と言う綾瀬に、アントーニョは「あーちゃん、食べる量が絶望的に少ないんですわ。野菜から食べるとそれで満足して終わるのが日常なんで」と、苦笑した。そんなやり取りをしながらも、アントーニョはその口に自分のフォークでポンポン食べ [続きを読む]
  • 人魚島殺人事件 中編_9
  • 「恋人っていうより親子みたいだよね」食事が終わってアントーニョにデザートを口に運ばれているアーサーに水野がクスリと笑う。「あ〜、なんていうか、そうだね、保護者と庇護者って感じだよな」と、それを受けて笑う綾瀬。「だね。でもホントはロヴィーノ君が一番若いんだよね?」とさらに水野が言った時、それまで黙っていたアルフレッドが唐突に…本当に唐突に口を開いた。「水野さんてさ、どうしてロヴィーノの事が嫌いなの? [続きを読む]
  • 人魚島殺人事件 中編_10
  • 「このところ夏休みやって思ってちょっと調子に乗って無理させすぎたんかなぁ…」珍しくしょんぼりうなだれるアントーニョに、「おまっ!!そいうの口にだすなっ!!」と真っ赤になって慌てるアーサー。うん…もういいよ。お兄さんわかってるからさ。いまさら恥ずかしがらなくても、お前ら十分馬鹿っぷるだし…。何で無理をさせたかは容易に想像がついてしまい、フランシスが付いてきた事を真剣に後悔していると、部屋のドアが小さ [続きを読む]
  • 人魚島殺人事件 中編_11
  • 「すみません、トーニョは心配性なんです」アーサーはちょっと苦笑して水野に椅子を勧めた。アーサー自身はそのままベッドに半身を起こして何故か自分もベッドにペタンと足を伸ばして座ったアントーニョに後ろから抱え込まれている。「えと…それで?もしかしてロヴィの事とかです?」聞かれて水野がどう切り出して良いものか迷っていると、アーサーの方からそう切り出す。「ああ、それもだけど…。ごめん。俺、君達にひどいこと思 [続きを読む]
  • 人魚島殺人事件 中編_12
  • 「…アーサーの奴、大丈夫か?」結局ロヴィーノはギルベルトの部屋にお邪魔している。「んー、そう思うなら行ってみるか?」「いや、いいっ!」気遣わしげに眉を寄せて想い人の心配をするロヴィーノにギルベルトが問うが、ロヴィーノは慌ててブンブンと首を横に振った。アントーニョの行動に勘違いしたさきほどの事が尾を引いているらしい。そんなロヴィーノにクスリと笑みをもらし、ギルベルトは「ま、フランも行ってるから、何か [続きを読む]
  • 人魚島殺人事件 中編_6
  • 見えない悪意「高田さん…様子変じゃないです?」リビングで相変わらず居残って綾瀬の指示通りミシンをかけたりボタンを縫い付けたりしていたフランシスは、同じく縫製に余念のない綾瀬に声をかけた。「そうか?」「ええ。なんかピリピリしてましたよね、さっき。」パチンと縫った糸の端を始末して切り離しながらフランシスはうなづく。「アーサー君が…気分悪いって言い始めたあたりから?」「高田もアーサー君の事好きなのかな? [続きを読む]
  • 人魚島殺人事件 中編_13
  • マーメイド殺害「結局さ、恋愛ってどこまで相手を許容できるかだと思うんだよね」と、語る高田。夜中のリビング。なんとなく手持ち無沙汰組が集まってワインやジュースを飲みながらの雑談中。未成年なので酒は飲めないものの、その手の話が大好きなフランシスもそこに加わっている。「う〜ん、俺はちょっと違うかな。許容できるから恋愛できるじゃなくて、愛してたら他だと気に障る事でも愛しくなっちゃうんですよね」と、フランシ [続きを読む]
  • 人魚島殺人事件 後編_1
  • 溺死した人魚「大丈夫かっ?!フラン」とりあえずギルベルトはすぐ降りてきた。そして廊下にへたり込んだままのフランシスの腕を取って立ち上がらせる。「俺は大丈夫…だけど……」声が震える。それでもまだ話せるだけマシなのだろうか…。他の…綾瀬、松坂、アルフレッド、高田は、皆一様に顔を青くしたまま硬直していた。ギルベルトはフランの視線を追ってプールの方へと目を向けると、ポケットからビニールの手袋を取り出した。 [続きを読む]
  • コードネーム普憫!腐女子から天使を奪還できるか?!2章_1
  • 「やっぱり家の側まで送って行った方が良くないか?」アーサーの家の最寄り駅まで電車で5駅。自分の自宅マンションの最寄り駅まで送って来てくれたギルベルトは少し気遣わしげに少しだけ身をかがめてアーサーの顔を覗き込んだ。均整の取れた体躯に整った顔立ちのこの男はそんな仕草さえもとても絵になって、道行く女性達がこちらをちらちらと見ている気がする。それが少しだけ申し訳なく、でも嬉しい。今まで誰もアーサーの事をこ [続きを読む]
  • 人魚島殺人事件 前編_8
  • 二人がリビングへ足を踏み入れると、まず裁断した後の布地を丁寧にたたんでいた松坂が、「アーサー君、大丈夫だった?見たところ怪我はないみたいだけど…」と声をかけてきた。それが何を示すのか…思い当たる事は一つしかない。「ああ。松坂さん、見てたのか?」アーサーが聞くと、松坂はうなづいた。「うん。日の光の下で生地の色見たくて少しだけ庭に出た時にね、テラスの方に君達が見えたからああ、あんなふうに一休み出来る場 [続きを読む]
  • 人魚島殺人事件 前編_9
  • 淡い思い「あ、高田からメール。ちょっと構図みたいからギルベルト君と水野に来て欲しいって。」その時綾瀬の携帯の着メロがなって、メールを確認した綾瀬が顔をあげた。「ああ、了解です。」ギルベルトは快諾して立ち上がって「行きましょうか。」と水野を振り返った。そして二人は共に古手川達の待つ別荘の裏側の遊歩道をずっと行った先にある岬に向かった。考え事をしながらスタスタと歩くギルベルト。その後を水野が小走りにつ [続きを読む]
  • 人魚島殺人事件 前編_7
  • 最初の殺意「ホント…採寸時に下着になれとか言われたらどうするつもりだったんだよっ」採寸終了後、とりあえず解散と相成ってとりあえず二人きりでテラスでお茶でもと、アントーニョと歩き始めたアーサーは、人目が無いことを確認するとポコポコ怒り始めた。理由がわかっているアントーニョはただ満足気にニヤニヤしている。そのまま二人は庭へと足を運び、丁度建物の日陰にある椅子に腰をかけた。そして華奢なテーブルの上にある [続きを読む]
  • 人魚島殺人事件 前編_10
  • そして待ち合わせの場所。ヒュン!と何かが飛んでくる。まっすぐ水野のとギルベルトの間あたりに飛んでくるそれをギルベルトが反射的に掴むとガラスの短剣だった。アーサーに向かって落とされた物と同じ、部屋に飾ってあったレプリカ。撤去する前に持ち出された物らしい。親指と人差し指で掴んだその短剣をまじまじと見た後、ギルベルトはポケットから最近出かける時はいつも持参しているビニール袋を出してそれを放り込んだ。そし [続きを読む]
  • 人魚島殺人事件 前編_11
  • 「ギルベルト君は…すごいな…」もう少しだけ周りを見て行くと言う高井と古手川と分かれての帰り道、それまでずっと萎縮して黙りこくっていた水野が少し笑顔を見せた。ギルベルトはアーサー以外の容姿にははっきり言って興味は持っていないし、水野自身もまあ可愛いと言ってもせいぜい10人並み以上と言った感じなのだが、その笑顔は素直に可愛いなと思った。いつも俯き加減に話す水野が自分より少し背の高いギルベルトを見上げて目 [続きを読む]
  • 人魚島殺人事件 中編_1
  • 小さな嫉妬・大きな悪意――大学を卒業したら仕事を手伝ってやりたい…ギルベルトがそう言った相手は、ギルベルトと一緒に有名進学校へ通っている大企業の御曹司だ。水野が館へ戻った時には恋人だというこちらも整った容姿の青年と友人だという少し日に焼けたモデル役の高校生、それにデザイナーの綾瀬と4人でデザイン画をはさんで談笑していた。綺麗な金色の髪に大きな新緑色の瞳…。少し不安げな表情は庇護欲をそそるし、時折ふ [続きを読む]
  • 人魚島殺人事件 中編_2
  • 孤独と癒し一方で気分が悪くなったアーサーを抱きかかえて部屋を出たアントーニョを見送ったロヴィーノは少なからぬショックを覚えていた。アントーニョは自分に一言もなかった…というか、その瞬間、存在すら忘れ去っていたのではないだろうか……。今までなら…とりあえず友人が気分が悪くなった事を気にかけるであろうロヴィーノに、大丈夫やでとか、心配せんでええよとか、なんらか気遣う言葉をかけるのが常だったのだが、あの [続きを読む]
  • 人魚島殺人事件 中編_3
  • 悪意の連鎖二人して連れ立って廊下に出た瞬間、ホッとすると共にこらえてたモノが溢れだしてロヴィーノは嗚咽をもらした。それに対してギルベルトは何も言わないし何も聞かない。ただなだめるようにポンポンとロヴィーノの背中を軽く一定のリズムで叩く。そうして少し泣いて落ち着いてきたとたん、たった1歳しか違わないはずなのに…自分もこいつも兄貴のはずなのに…と思って少し悔しさと恥ずかしさが襲ってきて、ロヴィーノはゴ [続きを読む]
  • 人魚島殺人事件 中編_4
  • 「あ〜びっくりしたぜ…」アントーニョとアーサーの少し広めの部屋の正面に位置する暗い空き部屋で誰にともなくつぶやくロヴィーノ。その脳裏にはさきほどアントーニョ達の部屋で見た光景がクルクル回っている。まあ…つきあっているどころか一緒に暮らしているくらいなのだから、やることはやっていると考えるのが普通かもしれないが、幼い頃から知っているアントーニョと下手をすれば自分よりも幼く見えるくらいのアーサーがそう [続きを読む]
  • 人魚島殺人事件 中編_5
  • 気付いたらベッドの上。「良かった…夢だったのか…」ベッドの端に腰をかけるギルベルトを目にした時、ロヴィーノはホッとため息をついた。「お前…器用だな。あの短い時間でなんで寝れるんだよ。そもそも空き部屋で眠り惚けてちゃだめだろうが。風邪引くぞ。」それに苦笑するギルベルト。そう…あれからギルベルトはすぐロヴィーノが空き部屋に逃げたのに気付いてロヴィーノを追って空き部屋に入り、ベッドにもたれて眠っているロ [続きを読む]
  • 青い大地の果てにあるものGA_11_2
  • ロヴィーノ・ヴァルガスは悩んでいた。何故?何故だ??と、思う。自分は確か絶賛不仲な相手に酔った勢いで暴言を吐いて酔い潰れて…おそらく基地内の風紀上宜しくないと思われたのだろう。相手が自室へ仕方なく回収して行って、そこで寝込んで吐いて……自分がそれをやられたら絶対に二度と関わりたくない、もしくは思い切り罵ると思われるような事をしまくったはずなのだが、今日も昼の12時少し前に内線を取った部下が呼びに来る [続きを読む]
  • コードネーム普憫!腐女子から天使を奪還できるか?!1章_4
  • こうして連れて行かれたベンチにうながされるまま座ると、「本当はカフェとかの方がいいのかもしれねえけど、人居ない方が良いだろ?目、赤いし」と、苦笑しながら途中で買った缶ジュースを渡してくれた。「すみません……」気を使わせた…とうなだれると、「いいって、いいって。気にすんな。俺様の方がこうなる事予測して早く来るべきだったってのもあるしな。それに高校生にいきなり大学のキャンパスとか敷居高いよな。俺様の方 [続きを読む]
  • ぺなるてぃ・らぶ・アナザー8章_1
  • 陰謀――親分な、自分のモンにちょっかいかけられんの好きやないねん。親分の大事なあの子におかしな事吹き込んだら…スペインブーツだけじゃすまさへんで?……なあ、フラン?――長い一生の中でこれほど恐ろしくも背筋が凍りつくような笑みを向けられた事はない。自分の方がこの場から退場したいが…そしてスペインも本当はそれを望んでいそうだが、何故か退場は許されないらしい。床に広がる涙に冷や汗が追加された気がする。ス [続きを読む]
  • 人魚島殺人事件 前編_1
  • 発端「モデルが足りない?」某高級住宅街にある大邸宅。カークランド家の一室で、香り高い紅茶の注がれたティーカップを手に電話をしているアーサー・カークランド。普通の…いや、日本有数の進学校に通う高校生だ。鍛えても筋肉の付かないほっそりとした身体に白い肌。黄金色の髪に、同色の驚くほど長いまつげに縁取られた、クルクルと丸く澄んだ大きな新緑色の瞳。バラ色の頬に小さめの唇まで、まるで熟練の職人によって造られた [続きを読む]
  • ぺなるてぃ・らぶ・アナザー8章_2
  • 昔ローマ帝国の元で一緒に育った一見明るく人当たりの良いイベリアの少年は、人にも物にもめったに執着しない子どもであった。ワラワラとたくさんいる保護国の子ども達にローマが持ってきてくれる美味しいお菓子や綺麗な着物。スペインはそれを子ども達が奪い合っていても参加せず、むしろ最終的にローマが分けてくれた分で不満な子が泣きだすと、いつも――おっちゃん、あの子に俺の分あげたって。と、自分の分を譲ってやるのが常 [続きを読む]