スノ さん プロフィール

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スノさん: Private Room
ハンドル名スノ さん
ブログタイトルPrivate Room
ブログURLhttp://snowfille002.blogspot.jp/
サイト紹介文ノマカプのオリジナルとAPH(ヘタリア)のギルアサ、アンアサの二次創作BL小説のサイトです。
自由文5年間ほどPixivで書き続けていた小説を移行しつつ、毎日1P分くらいの更新を続けています。

ゆえに…記事の数だけは多いです(*゜―゜)b
今現在1000記事以上っ!

参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供1245回 / 107日(平均81.4回/週) - 参加 2017/11/11 07:38

スノ さんのブログ記事

  • ネットアイドルのススメ第18章_1
  • 朝…おそらく昨日は色々眠れなかったのだろう。まだぐっすり眠っているイギリスの額にくちづけると、スペインは大急ぎで起きてキッチンへ向かう。イギリスがまだ眠いのなら一緒に寝るのはやぶさかではないのだが、普段は朝食をがっつり食べるイギリスが腹を減らしたら可哀想だ。とりあえず朝食を作っておいて、食べてまた眠ろう。そんな事を考えながら朝食のトレイを手に戻ると、イギリスはすでに起きていて、半ば呆然とした様子で [続きを読む]
  • ネットアイドルのススメ第18章_2
  • もしかしてまだ誤解は解けてないのか?昨日のやりとりをなんだと思っていたんだ…。……伊達にフラグクラッシャー言われとらんな……。ガックリとため息と共に肩を落とすスペインの態度をどう取ったのか、イギリスが早口で続ける。「だ…だって、昨日までほとんどプライベートで付き合いなんてなかったし…お前なんだかいつも俺の事睨んでたし…それがなんで昨日から急に親しげに……」「あ〜それやけどな」このまま喋らせておくと [続きを読む]
  • ギル&アーティ、ライブパニック2
  • ――敵だ…あいつは俺の…いや、世の男の敵だ。きらきらとライトに照らされたステージ。その上でどこか退廃的な雰囲気の衣装を身にまとって歌う男。乙女達の黄色い歓声を浴びて、なのに男は同じステージで歌う同性のパートナーにばかりまとわりついて、客である乙女達に視線を向ける事すらしない。なのに女性達はそれを見て男に夢中になる。まるで彫刻のように美しくも男らしいラインを描く体躯に悪魔をコンセプトにした衣装を身に [続きを読む]
  • ギル&アーティ、ライブパニック3
  • 「…えと…仕事関係の方とおつきあいとかは…ごめんなさい、できません」少し困ったように眉を寄せて考え込み…そして、うつむき気味に小さな小さな声。ああ、彼女はそういう真面目な子だった。確かに社内恋愛は嫌われるとか、同じ社内で結婚する場合、どちらかが会社を辞めるとか、よく聞くもんな。洋一はそんな事を思い、自分はそういう事まできちんと考えている大人なのだと教えてやることにした。「ああ、それは気にしなくて良 [続きを読む]
  • ネットアイドルのススメ第17章_1
  • ――エスパーニャ…。それは小さな…しかしスペインの心には大きく響いた呟きだった。久々に愛しい者を手の中に取り戻した気分で、気持ち良い眠りについていたスペインの耳に滑り落ちてきた心細げな呼び声。かつてまだ少年だったイングランドが少しでも心細い思いをしないように、何かあったらすぐ対応してやれるようにと、寝る時も自分の部屋の同じベッドで横たわっていた頃は、普段は眠りの深いスペインであるのに、イングランド [続きを読む]
  • ネットアイドルのススメ第17章_2
  • 結局…世に言うアルマダの海戦とて、スペインの身勝手さに振り回され、疲れ果てたイングランド側の国の反乱と言えなくもない。あれだって口よりもよほど物を言う目が板挟みの辛さを何より語っていたのに、スペインはどうしようもないこと、と、黙認してしまっていた。あの時少しでもいたわりの言葉をかけてやっていれば…いや、せめて、人間の決定が国体の本意ではないということを口にして確認してやった上で、政治とは別に交流を [続きを読む]
  • ギル&アーティ、ライブパニック1
  • 会場は光に溢れている。「アルト、準備OKか?」と黒地に銀色の装飾を施した衣装に身を包んだギルがベースをいじりながら小さく声をかければ、「おう。ギルこそ突っ走りすぎんなよ?まあ、走りすぎても俺が合わせるけど」と言いつつ、普通は逆だけどな合わせるの…と、アーサーがやはりギュイ〜ンとギターを鳴らしながら苦笑した。2人が初めて映画のオーディションで出会って3年。一緒に暮らし始めてからも同じ年数。正式に恋人同士 [続きを読む]
  • ネットアイドルのススメ第16章_1
  • うん…一体何が起こっている?イギリスは居心地悪さに身じろいだ。少し上を向けば男らしく端正な顔。 いつも楽しげに輝いているエメラルドグリーンの瞳は今は褐色の瞼の下に隠れている。しっかりと筋肉のついた腕に抱え込まれ、悔しいが自分よりがっしりとした胸板に頬を押し当てられているこの現状は、どう考えてもおかしいのではないだろうか…。『昔はそうしとったやん?』とにこやかに当たり前に言われてこうして一つのベッド [続きを読む]
  • ネットアイドルのススメ第16章_2
  • きっかけは散歩がてらと思って駅から徒歩で会議場へ向かう途中雨に降られたことだ。風邪をひかれても困るからとスペインの自宅まで引っ張って行かれ、風呂を貸してもらったのは良いとして、何故か会議後にジャムを作ってやる代わりに夕食をご馳走になることになった。もうこの時点でどうしてそこまで発展したのか、イギリスにはわからない。しかし会議後気づいたらスペインの自家用車の助手席に詰め込まれ、マーケットに連行されて [続きを読む]
  • ネットアイドルのススメ第16章_3
  • そんな和やかな食事と美味しいワインでひどく心地よい眠気に襲われて欠伸を繰り返しながら、帰り支度をしようとしたイギリスを、スペインはこれまた当たり前に引き止める。「もう遅いから泊まって行き。」 と言われて、これにはさすがにイギリスも飛行機はまだあるからと固辞するが、「そんな眠たそうな可愛らしい様子で一人でフラフラしとったら、どっか連れてかれてまうよ?」と、スペインはまるで子ども相手のような事を断固と [続きを読む]
  • ネットアイドルのススメ第16章_4
  • 普段自分が一緒に寝ているティディベアと違って温かな身体。抱き込まれている胸元に耳を寄せれば、トクン、トクンと心臓が優しい音をたてている。あの頃より大人になって…あの頃と違ってもう覇権国家でもなく…色々と変わってしまったはずなのに、やはり基本的には同じ相手だからだろうか…どこか温かく慈しみに満ちた雰囲気は変わらない。 ――エスパーニャ…。あれからもうずっと呼べなかったその名をこっそり呼んでみる。スペ [続きを読む]
  • 赤ん坊狂想曲13
  • (…そろそろ帰ってくる時間かな…)まだ自分では食べられないもののスプーンを握るのは大好きなアーニーがハイテンションになってスプーンを振り回し始めるのが、ギルベルトの帰宅の合図である。当然ながら多少は前後しているはずのギルベルトの帰宅時間なのに、アーニーには何故かわかるのか、毎回アーニーがそれを始めて10分以内にはギルベルトが帰宅するのだ。 不思議な事もあるものだ…と思いつつ、もう別に実害があるわけで [続きを読む]
  • ネットアイドルのススメ第15章_1
  • ああ…泣いとる。誰や、親分の大事な子ぉを泣かしとるのはっ!!ああ、またあのメタボかいなっ!ほんま運営に通報したろかっ!!遠くに見えるのはブルーのダブルセイバーを背負った銀鎧の男と、その前で手に顔をうずめる少女。かなり距離が離れているのに、何故か少女の声を潜めた嗚咽がスペインの耳にははっきり聞こえる。「ごらあっ!!親分のあーちゃんに何してくれとんのやっ!!」と、戦斧を手に走り寄ってブン!とそれを振り [続きを読む]
  • ネットアイドルのススメ第15章_3
  • イングランドとの仲はとうにこじれて、今更あの子はアリスのように自分を見てくれる事はないのに…と、むなしさにため息をついて、スペインはそんな沈んだ気持ちを洗い流すようにシャワーを浴びる。ああ…会いたい…だけど会いたくない。自分と目も合わせてくれなくなった想い人との仕事の前は、毎回スペインを大層複雑な気持ちにさせるのだが、今回はなまじあの子によく似た子が普段優しくしてくれているせいで、余計にダメージが [続きを読む]
  • ネットアイドルのススメ第15章_2
  • ………夢かぁ〜…。ふわぁ〜と欠伸をしながら、アントーニョはしっかりと抱きしめていた布団を放り出す。今日、イギリスとの二国間会議だからあんな夢を見たのだろうか……。3週間ほど前からネットゲーム【ワンダーランドファンタジー】で毎日一緒にいるアリスはイギリス似の少女キャラだ。キクこと日本のリアルの友人だという彼女は、イギリスから素直でない部分を削除したような性格で、イギリスの素直になれない部分も可愛くは [続きを読む]
  • ネットアイドルのススメ第15章_4
  • こうして自宅に付くとすぐイギリスにタオルと着替えを渡し、バスルームに直行させる。「シャワーだけやなくて、湯を貯めてちゃんとあったまるんやでっ?!」と、声をかけておいて、脱衣所にきちんとたたんである脱いだシャツやら下着やらを洗濯機へ放り込む。スーツは水気を拭き取ってハンガーにかけ、それが終わるとキッチンで湯を沸かした。そうこうしているうちに、ぺたんぺたんとスリッパの音をさせてキッチンへと入ってきたイ [続きを読む]
  • ネットアイドルのススメ第15章_6
  • フランスの岸に付けて、国体だからこそわかる国体の気配を必死に辿った。国が亡びない限りちょっとやそっとでは死なない身体だからこそ、敵に捕まったとしたら恐ろしい。まだフランスの手にすぐ渡ればいいが、一般の人間の手に囚われれば何をされるかわかったものではない。愛用の戦斧を背に、敵兵を縊り殺し馬を奪い、どうやら崩壊したイングランド軍跡地から、凱旋するフランス軍を追う。もし自分の嫁に…あの子に何かおかしな真 [続きを読む]
  • ネットアイドルのススメ第15章_7
  • こうして助け出したイングランドを自分の船で連れて帰りたいのは山々ではあるのだが、スペインである自分が助け出したとなると、それをまたフェリペが政治的に利用しかねない。それは避けたい。仕方なしにスペインは今度はイングランド軍が撤退した後を追った。こうして撤退するイングランドの軍がぎりぎり見える位置まで近づいて、腕の中の少年をぎゅっと抱きしめる。放したくない…そう訴える腕から無理やり引きはがし、柔らかい [続きを読む]
  • ネットアイドルのススメ第15章_5
  • 「お前……一体どうしたんだよ?」訝しげに寄せる眉。「そんな眉間に皺寄せんといて。可愛え顔が台無しやで」と、少し皺の寄る眉の間を指先でぐりぐりと押さえて笑うと、イギリスは両手でパッと眉間を隠して、「なんだよ、急に。可愛くなんてねえよ。第一お前、俺の事嫌いだろうがっ」と俯いて口を尖らせる。その大きなまるい目が少し潤んでいるように見えるのは自分の目の錯覚ではないと信じたい。これは…期待できるんじゃないだ [続きを読む]
  • ネットアイドルのススメ第15章_8
  • よし、言ったっ!もう言ってしまったからには押すしかないっ!「今日の会議終わったらまたうちおいで?服も乾かしとるし、美味いモン作ったるから一緒に食おう?ああ、そうや。会議後一緒にマーケットで買い物していこか」真っ赤になって口をパクパクしているイギリスを前に、どんどん話を進めていく。とにかく昔から押しに弱い子だ。反論の間を与えずとにかく既成事実を作って行ってしまうのが正しい。…が、もちろん自分の都合だ [続きを読む]
  • 赤ん坊狂想曲12
  • 「じゃ、悪いっ!お先っ!!」週末の今日も、いつものように勤務時間内にきちっと必要以上の成果をあげて、自身の帰り支度をしながら部下達の帰宅を見送ると、まだ残っているわずかな部下達には何かあったらメールで指示を仰ぐようにとくれぐれも言い渡して、ギルベルトは帰宅の途につく。いつもと違うのは今日は花束とリボンのかかった大きな包みを手にしている事だろうか…。「ギルちゃん、今日はお嫁ちゃんの誕生日か何かなん? [続きを読む]
  • ネットアイドルのススメ第14章_1
  • そして日常に…ふぅ…と日本は小さく息を吐き出してスマホを置いた。へちゃんに投稿しようと思ったのはほんの気まぐれだったが、住人が思いがけずギルドの事なども思い出させてくれたので、まあ良かったのかもしれない。「そういえば日本、ずっとスマホいじってたけど、何か急用だったのか? 付き合わせて悪かった。言ってくれればパーティーは後日でも良かったんだが…」と、そこでどうやら先に渡した家具をアントーニョと一緒に [続きを読む]
  • ネットアイドルのススメ第14章_3
  • いつも日本が隣にいる家から自宅に帰った途端、妖精さんはいるものの夜は彼女達は早く寝てしまうため一人きりになってしまう孤独感。その寂しさを感じたのは一瞬で、PCの電源を立ち上げれば感じる他者の存在。結局人とは違う時を生きる国々はなかなか日常をずっと誰かと生きるという事ができにくいし、その寂しさを感じるのはイギリスだけではない。だからこそ、こうしてディスプレイの向こう側だとしても、それを埋めてくれる存在 [続きを読む]
  • ネットアイドルのススメ第14章_4
  • 「…あの…ね、トーニョさん。」壁紙から大きな家具までは決め終わったリビングで一休み中、好奇心に勝てずに聞いてみた。「トーニョさんが以前片思いしているっておっしゃてた相手の方って、どんな方なんですか?」聞いたら落ち込むくせに…と、すぐ後悔して、やっぱりいいです…とキーボードで打ってリターンキーを押す前に、答えが返って来てしまった。「あーちゃんみたいな子」と、まず一言。それからまるで何か流れるように文 [続きを読む]
  • ネットアイドルのススメ第14章_2
  • そんなやりとりの翌日、イギリスはとうとう帰国した。そして初めて一人でWFにイン。いままでは隣に日本がいて困った事があれば色々教えてくれてたのが、今回は本当に一人だと思うと、ひどく心細い。一人なんて慣れていたはずなのに、ここ2週間ですっかり人に頼るのに慣れてしまったらしい自分が情けない。しかしここでやめるという選択はもちろんない。日中は仕事に勤しんで、イギリスにしては珍しく定時に仕事を切り上げて帰宅す [続きを読む]