スノ さん プロフィール

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スノさん: Private Room
ハンドル名スノ さん
ブログタイトルPrivate Room
ブログURLhttp://snowfille002.blogspot.jp/
サイト紹介文ノマカプのオリジナルとAPH(ヘタリア)のギルアサ、アンアサの二次創作BL小説のサイトです。
自由文5年間ほどPixivで書き続けていた小説を移行しつつ、毎日1P分くらいの更新を続けています。

ゆえに…記事の数だけは多いです(*゜―゜)b
今現在1000記事以上っ!

参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供1496回 / 174日(平均60.2回/週) - 参加 2017/11/11 07:38

スノ さんのブログ記事

  • 生贄の祈りver.普英_4_7
  • バシャーン!!と派手な水しぶきをあげて海へと落ちたギルベルトは、その衝撃に一瞬顔をしかめるが、すぐに目を見開いて必死に白い姿を追い求めた。水はまだ冷たく、波も緩やかとは言い難い。早く見つけてやらなければ……と気持ちが急くものの、落下の衝撃と水の冷たさで手足が思うように動かない。それでも必死に愛しい子の姿を求めて、ギルベルトは深く海へもぐった。ちきしょうっ!…どこだっ!!!守ってやると心に誓ってそう [続きを読む]
  • フェイク!verぷえ0103
  • 何故こいつそんなに焦ってんだ?と思いつつ、プロイセンは根性でポーカーフェイスを保つ。状況が読めない時にそれがわかってしまうような驚いた表情を見せるのは馬鹿だ。その上で、あるいは状況がわかっているのかも?と、自分のそれよりもわずかばかり下にあるイギリスの目を覗き込めば、案の定全てがわかっている顔で、自分に任せろとばかりに頷いてくるので任せる事にする。「俺の男に手ぇ出しやがったら、てめえの髭全部くまな [続きを読む]
  • 生贄の祈りver.普英_4_6
  • …え?唖然とそれを見送って、次の瞬間ハッとする。まずい!逃げられたっ!!つかまえなくてはっ!!!そう気づいた時には少年は遥か遠く。弱々しい感じなのに逃げ脚だけは早い。まるで野生のウサギのようだ。「ま、待ってくれっ!!!」と、それを追って駆けだすルート。しかし当然相手は止まらない。やがて側道から合流する衛兵。「いたぞーーー!!!」と叫んでピ〜〜!!!と呼び笛を鳴らす事で、さらに怯えさせているように思 [続きを読む]
  • フェイク!verぷえ0101
  • 「ギルちゃんさぁ、そんなんだからいつまでたっても童貞なのよ?」「せやで〜。今はまだ外見年齢若いからええけど、童貞も年取るごとにだんだん捨てにくくなんで?テクニックないからて避けとっても、場数を踏まな巧くはならへんしな?」世界会議後の飲み会が終わって有志でなだれ込んだ二次会の席でのこと。ラテン民族の悪友2人は、ある程度飲みが進むとナンパに赴くのが大好きだ。別に性欲を発散する相手に特に飢えているわけで [続きを読む]
  • フェイク!verぷえ0102
  • フランスはあまり表情に出す方ではないしスペインは気づかないが、常に緊張状態の中で生きて来た軍事国家のプロイセンはそういう人の表情や感情の機微については敏感な方だ。だから付き合いが長いのもあってなんとなく感じる。(こいつ…なんか機嫌悪くね?)だがそれを相談しようにも、そう言う事に鈍い以前に興味のないものはまるっとスルーする主義のスペインは聞きはしないだろうし、他の国は気づかないだろう。この微妙な空気 [続きを読む]
  • 生贄の祈りver.普英_4_5
  • 「本当にすまなかった…」2人して目と鼻の頭が真っ赤になるほど泣いた後、ルートはまず謝罪をしたあとに、アーサーが来る前に来た他国の王族がギルベルトを暗殺しようとした事、彼が唯一の自分の身内で親とも兄とも慕う大切な人間であること、その大切な人間に暗殺者が向けられた事で他国の人間というものに不信感を持っていて、アーサーの事も人となりを見る事もせず同様に見てしまっていた事などを説明した上で、最後にまた詫び [続きを読む]
  • 生贄の祈りver.普英_4_4
  • びっくり眼。小さな悲鳴。自分の姿を見て身をすくめて狭い場所なのでギリギリ後ずさられた。その事にルートは地味にショックを受けた。伸ばした手の動きをまるで恐ろしい物でも見るような目で追われて、行き場を無くしたそれを仕方なしに引っ込める。自業自得だ…通常敵対行動を取って来た相手がいきなり近くにいれば警戒する…理性はそう告げてくるのに、感情の部分は悲しさに揺れて、目頭が熱くなってきた。そう、思えば実母につ [続きを読む]
  • 生贄の祈りver.普英_4_3
  • それはまるでお伽噺のような光景だった。小さな薔薇の家。周りには不思議な事にキラキラとした光が舞っている。その中で眠る光色の髪をした真っ白な少年。長い睫毛の先には透明な涙の粒。それが光に反射してキラキラと光っていた。それはとても綺麗で、しかし繊細な光景で、土足で踏み入るような真似をしてはいけない気がして、ルートはしばしその場にたたずむ。自分自身も少年と言って良い年齢なわけだが、少年は少年でもルートは [続きを読む]
  • 生贄の祈りver.普英_4_2
  • 「寒いな…早く見つけねえと……」まだ午前中で陽はあるものの、大陸の中でも北のほうに位置する鋼の国は秋口でも冷える。高熱ではなくなったものの微熱もある少年の体調が悪化しないよう、早急に保護し、「分かれて探すぞ」というギルベルトの指示に従って、北側に向かったギルベルトと分かれて、ルートは南側に向かう。一応城の中庭なのだが、鋼の国は軍事国家でもある。城内と言えど、万が一に備えて色々な備えがあって、迷路の [続きを読む]
  • 生贄の祈りver.普英_4_1
  • 「ギルっ!!逃げたっ!!逃げちゃったのっ!!捕まえてっ!!!」いきなり部屋のドアが開いて焦った顔のエリザが飛び込んできた。「「逃げたって、何がっ?!!」」と、驚いた叔父甥の声がはもる。(似てないようで変なところで似てるわね…)と、そんな感想を持ちつつエリザは彼女にしては珍しく少し固まったが、全くそんな事に気づいていない本人達は「「エリザっ!!」」と、やっぱり揃って先を促した。ああ、そうだった。こん [続きを読む]
  • 生贄の祈りver.普英_3_11
  • 熱がなかなか引かず、早1週間。体調が回復するまではなるべく側についているつもりだったのだが、ギルベルトも一国の王なので、さすがにそれにも限界が来る。朝食を一緒に取って薬を飲ませてウトウトと眠ったところでギルベルトはソッとその側を離れて執務室へと急いだ。いつもだとこれから2時間くらいは眠っている。だから、その間にたまっている仕事を片付けてしまわねば…。陳情書も溜まっているし、面会希望者も待たせている。 [続きを読む]
  • 生贄の祈りver.普英_3_10
  • 「…ごめんな?怖がらせてごめん。でも俺様本当にアルトに危害加えようなんて思ってねえし、ここで少しでも楽しく過ごしてもらえたらって心から思ってんだ。なんか…俺様怖いか?………女子どもにはなんか怖がられるから、怖いんだろうな……もし俺様が側に居るのが怖いなら、別の使用人つけるけど…。女官の方が良いか?」言っていて自分の方も悲しくなってくる。肩を落とすギルベルトに、何か落ち込んでいると言うのを感じとった [続きを読む]
  • 生贄の祈りver.普英_3_9
  • ギルベルトの大切な被保護者が目を覚ましたのは、翌日の明け方だった。発見したのが前日の午後でギルベルトはそれから傍らに付き添って、日が落ちてまた登るのを横目に濡れタオルをかえてやりながら、汗を拭いてやっている。王と言っても割合と自分で動きたい性質のギルベルトだが、あいにくというか幸いと言うか、周りは丈夫だったため、こんな風に誰かの看病をするのなど、甥のルートが幼い時以来で少し懐かしい。もっともルート [続きを読む]
  • 生贄の祈りver.普英_3_8
  • ギルベルトもギルベルトの周りの人間も、雨だろうが雪だろうが馬で戦場を駆けまわるのが普通だったので、このくらいで体調を崩してしまうものだとは思ってもみなかった。(…ごめんな…。こんなに弱いと思わなかったんだ。これからはちゃんと気をつけてやるからな…)医師に見せたあと、そのままベッドに寝かせた少年の汗で額に張り付いた髪をそっとはらってやりながら、ギルベルトはそう心の中で謝罪しつつ肩を落とした。透き通る [続きを読む]
  • 生贄の祈りver.普英_3_7
  • 小動物の赤ん坊を拾った時のような、愛おしさと焦燥感。「体調悪いの気づいてやれなくてゴメンな?」と、ぎゅうっと抱きしめると、腕の中からクスン、クスンと小さく啜り泣く声がして、ギルベルトは色々な意味でいっぱいいっぱいになった。それが例えエリザの手配だったとしても自分には拒否権があった。それでも今この子どもを手元に置いているのは、紛れもないギルベルト自身の意志である。それに対して、アーサー自身はどうだろ [続きを読む]
  • 生贄の祈りver.普英_3_6
  • そんな事を思い出しながら視線は中庭の先の方へ…。だが、ふと感じる小さな気配は、存外に近いところからだった。まるで手負いの小動物が外敵から身を守るために気配を消そうとしているかのように少年はそこにいた。気配に敏いギルベルトでなければ見過ごしてしまいそうなくらい一生懸命大きな木の影に小さく小さく身を縮めて。「ちょっ!!お姫さんっ!!!何してんだっ!!!」ギルベルトは慌てて駆け寄ると、反射的に脱いだ上着 [続きを読む]
  • 生贄の祈りver.普英_3_5
  • そうだ…ないから求める。求めるからあがく。あがくから強くなる。普通に1年中温暖な国なら何も考えずに済むところを、何もしなければ凍死する北国では知恵を振り絞って寒さを乗り越え冬を越す。そうして人は強く賢くなるのだと……そんな昔の事をふと思い出して、ギルベルトは小さく息をついた。本当に幼い頃には確かに嫌いだった冬の寒さを少しだけ好きにしてくれた叔父はもういない。亡くなるにはまだ随分と早いと思われる年齢 [続きを読む]
  • 生贄の祈りver.普英_3_4
  • もう日が落ちかけた薄暗い部屋…「アルト…?」と、声をかけながら、天蓋に覆われた寝台を覗き込むが、そこには確かに横たわったような跡はあるものの、誰も居ない。シーツに触れてみても、もう体温は感じられないため、随分前に出たのだろう。そうすると…?ちらりとその奥、バルコニーに続くガラス戸に視線を向ける。夕日は差し込んでいるが、それは日中の日差しと違って熱はない。むしろ寒々しい風が木々を揺らしている。日中な [続きを読む]
  • 生贄の祈りver.普英_3_3
  • 確かに大陸で3大国として並び称されている残り二国の中では風の国は油断のならない国だ。とにかく根回しが上手い。ガチでの戦闘に入ってしまえば負ける気はしないのだが、水面下の外交策で中立と思っていた国に後ろから攻撃を仕掛けられて挟み撃ちにされかねない。まあ、大国同士は暗黙の了解で直接対決はしないつもりなのだが、かといって同じくらいの国力を持っている違う国な以上、絶対に戦争がないとも言いきれない。 今回の [続きを読む]
  • 生贄の祈りver.普英_3_2
  • 「…なに?」まだ不機嫌な声。まあその不機嫌さが自分に向けられる分には仕方ないと思うものの、せっかく手にした天使ちゃんに怖いお姉さんの怒りの矛先を向けたくはない。そこでギルベルトは不本意ながら下手に出る事にした。「あの…な、頼みがあるんだが……」「だから、なに?!」ギロリと睨まれ、ギルベルトは冷や汗をかく。別に自分が何かをしたわけでもないのに、何故ここまでの態度を取られなければならないのか…と思わな [続きを読む]
  • 生贄の祈りver.普英_3_1
  • 神との綱引き「ただいま〜。で?襲撃者の報告は来てんだろ?正体は掴めたか?」この国でこれからやっていくなら、未来の王、自分の跡取りとして指名した最愛の甥、ルートヴィヒとは仲良くした方が良い。何よりギルベルト自身の二大宝物なので仲良くして欲しいし、年齢も近いので気も合うのではないだろうか…そんな思いもあって、ギルベルトは国に帰る早々アーサーをルートに預け、自分は事態を把握して対応を考えるため、執務室に [続きを読む]
  • ヒロイン絶賛傷心中39
  • その間もずっと泣いているアーサーに少し困った顔で笑って、アントーニョが「可愛え親分のお宝ちゃん、そろそろ泣きやんだって?」と、額に唇を寄せれば、可愛い可愛いアントーニョの宝物は大きな涙いっぱいの目でアントーニョを見上げて睨んで見せる。「死んだら…死んじゃったらどうするんだ」と唇をかみしめる様子は、転げ回りたくなるほど可愛らしいが、それをやったら確実に引かれる。ファイト、親分っ!自分はアイドルやろっ [続きを読む]
  • ヒロイン絶賛傷心中40
  • こうしてこの一件で、今後二人がいつも一緒にいる事に対して、みな当たり前の認識を持つようになった。ベタベタくっついていても、それぞれの思う人間関係像に変換して微笑ましく眺めている。子を持つ親は、託された子どもを一生懸命守る年若い保護者の姿を温かいまなざしで見守り、一般のファンは面倒見がよく思いやりのあるアイドルの姿に憧れ…そして…ホモ系アイドルを夢見るお嬢様達は…自分達の妄想を広げてくれる二人に夢を [続きを読む]
  • ヒロイン絶賛傷心中37
  • 87:人目のお友達とりあえずさ、流れがトーニョとアーティの事から、完全に祈愛が腐女子な方向に行っちゃったね(´・ω・`)88:人目のお友達だね。でもさ、これでそういう方向の需要もあるって公になったのと、そういう噂たっても今回の事あるから、うるさく言われなくなりそうだし、もうトーニョとアーティもシャレっぽくホモ系アイドルって売り出しちゃえばいいのにwww89:人目のお友達おお〜いいね〜〜〜(=´∇`=)もうこれ [続きを読む]
  • ヒロイン絶賛傷心中38
  • 「トーニョっ!!トーニョ怪我っ!!!」ただいま〜と自宅のドアを開けると、エリザのところに預けたはずの、最愛の天使が涙目で飛び出してくる。「怪我はっ?!本当に怪我してないっ?!!」と、ぺたぺたと胸元を確認する小さな手がくすぐったくて思わず笑うと、「笑い事じゃないっ!!」と、ぶわ〜っとその大きな目から涙が滝のように溢れ出る。「堪忍。くすぐったかってん。会見の時の事なら大丈夫やで〜。ほんまに刺してへんて [続きを読む]