スノ さん プロフィール

  •  
スノさん: Private Room
ハンドル名スノ さん
ブログタイトルPrivate Room
ブログURLhttp://snowfille002.blogspot.jp/
サイト紹介文ノマカプのオリジナルとAPH(ヘタリア)のギルアサ、アンアサの二次創作BL小説のサイトです。
自由文5年間ほどPixivで書き続けていた小説を移行しつつ、毎日1P分くらいの更新を続けています。

ゆえに…記事の数だけは多いです(*゜―゜)b
今現在900記事以上っ!

参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供138回 / 12日(平均80.5回/週) - 参加 2017/11/11 07:38

スノ さんのブログ記事

  • ローズ・プリンス・オペラ・スクール第五章_3
  • 太陽の日常「アーティが歌っとるっ!!!!」と、いきなりガタっと立ち上がってアントーニョが叫んだのは、珍しく旧校舎で行われていた特別授業の真っ最中だった。2年に進級して以来…いや、正確には対を手に入れて以来、こうしたアントーニョの奇行は珍しい事ではない。対を手に入れて関係が上手くいっている適応者の間では対の行動が気になってしまう適応者はしばしばいて、それが奇行となってあらわれる者も長い間教師をやって [続きを読む]
  • ローズ・プリンス・オペラ・スクール第五章_1
  • 対の日常視線を感じる……ふっと振り向くと慌てて逸らされる多くの目。まあ仕方ないことだ。教室でアーサーは小さくため息を付いた。今年はアルフレッドとアーサーがそれぞれ対に選ばれたが、どうやら風の石の対である緑の石の適応者は現れなかったらしい。ゆえにアルフレッドとアーサーの二人が教室では好奇と羨望と…そして嫉妬の目で見られるのは仕方ない事だ。特にアルフレッドは春休み中に高等部へ忍び込んで、アーサーは対面 [続きを読む]
  • ローズ・プリンス・オペラ・スクール第五章_4
  • 「…すげえ綺麗な声だよな……。」「うん、声変わり…してるよな?いくらなんでも。」「してんだろ?でもあの高音とかよく出るよな。」「肌とか真っ白だしな…肩とか細いし…」「あのでかいグリーンの瞳いっぱいに涙とか溜められて、あの綺麗な声で啼かれたい…めっちゃそそる…………ひぃぃ!!!」ボワっと炎が飛んできて、慌てて避けたが、それでも前髪を燃やされた生徒が悲鳴をあげた。――自分……何言うた?地獄の底から聞こ [続きを読む]
  • ローズ・プリンス・オペラ・スクール第五章_2
  • その日は朝からシトシト雨が降っていて、アントーニョと出会ったあの日を思い起こさせた。珍しく教師が体調不良で休講になったので、あまり使われない旧校舎にグルリと囲まれている本当に小さな中庭の一つに足を運ぶと、アーサーは小さく歌いながら雨の粒を踊らせる。あの日もこうやって雨で遊んでいた。ただ、あの日と違うのは、この庭には庭をグルリと囲むようにバラが植えてあり、どうやら幼い頃から自分にだけしか見えないらし [続きを読む]
  • ローズ・プリンス・オペラ・スクール第五章_5
  • ――姫…可愛いけど、隠れ見る以上の事しようと思ったら命がけだよな……誰からともなくそんな声があがり、一同がウンウンと同意する。1年生が入学したばかりの頃、それと知らずに声をかけようとした気の毒な犠牲者が、激怒したアントーニョに学校中を追い回されて最終的に理事長室に逃げ込んで、二度とアーサーに近づきませんという誓約書を書いてようやく太陽に焼き尽くされる恐怖から開放されたのは、もはや2,3年生どころか1年 [続きを読む]
  • ローズ・プリンス・オペラ・スクール第五章_8
  • 街はずれの鬱蒼と木の生い茂った空き地…。そこについた頃には完全に日が落ちていた。「とりあえず様子見すっから、第二段階だ、ルッツ」ギルベルトがそう声をかけると、――了解した。と、可愛らしい小鳥に不似合いな声で了承の意を伝えて、ギルベルトの頭の小鳥はパタパタと羽を広げて差し出すギルベルトの腕に移動すると、サ〜っと青い竜巻を巻き起こす。――戦闘準備完了だ、兄さん青い竜巻の通り過ぎた後には艶やかな羽を広げ [続きを読む]
  • お兄ちゃんに任せなさい_2
  • リヒテンの贈り物は綺麗な刺繍の施された服を着た愛らしいティディベアだった。そしてそのベアがかけている懐中時計はスイス製、スイスからの贈り物だと言う事である。実にリヒテンらしい贈り物だ。その子は寝室の棚の上に時計を開いた状態で座らせて、時計番にする事にした。全ては穏やかに…。しかし、そんな和やかな友人との時間をもった翌々日、恐ろしい事に手紙が来た。この時代、イギリスにメールではなく手紙を送ってくるの [続きを読む]
  • ローズ・プリンス・オペラ・スクール第五章_6
  • 「なぁフラン、今度の台本ってさ、濡れ場とかねえの?」「ないに決まってんでしょ〜。お前ら何期待してんのよ。」「いや、あの理事長の事だからさぁ、そのくらいのお茶目ありそうじゃん?」「いやいや、だって一応女役だし?脱いだらさすがに男の身体だから興ざめじゃない。」「…お前、そっちかよっ!!」「え〜、俺、姫なら脱いで胸無くても抜けるけどなぁ…」「よしわかった。それトーニョに言っといてやるわ。」「うあぁああ〜 [続きを読む]
  • ローズ・プリンス・オペラ・スクール第五章_7
  • ギルベルト・バイルシュミットの日常――アーティ……気持ちええ?隣から聞こえる声。授業などそっちのけで足りてない睡眠を今のうちにと補給しているらしい悪友の寝言だ。幸いにしてそこまで大きな声ではなく、しかも窓際の一番後ろの席とあって、聞こえるのは耳の良い隣の席のギルベルトくらいだ。いや、幸い…なのか?少なくともギルベルトにとっては幸いではない。自分の想い人でもある天使相手にどういう夢見てんだこいつ?て [続きを読む]
  • ローズ・プリンス・オペラ・スクール第三章_5
  • 「それでは不肖本田菊が審判を務めさせて頂きます。負けを認めるか30秒間立てないかで負けということでよろしいですね?」「いいんだぞ!」「ええで〜」「では…レディ〜ゴーッ!!」本田が手を下ろした瞬間、アントーニョに向かって突進して大剣を振り回すアルフレッドの目の前で、ストンと身を落としたアントーニョはそのままの勢いでいきなりアルフレッドの脛を思い切り蹴りあげた。うあぁああ!!!衝撃で剣を保てなくなって、 [続きを読む]
  • ローズ・プリンス・オペラ・スクール第四章_1
  • 対のお仕事アントーニョとアルフレッドが体育館で模擬戦闘を行った時に呼んでこられた理事長は、ニヤニヤと面白そうにその経過と結果を聞き、最終的に集まった野次馬達に解散を命じると、アーサーの側に歩み寄った。そして、「トーニョお前、もうちっと…せめて俺が到着するくらいまでは沈めずに遊んでやれば良かったのに。」と、教師にあるまじき発言をしたあと、「とりあえず昨日は対面式の後に倒れちまってまだなんにも対の説明 [続きを読む]
  • ローズ・プリンス・オペラ・スクール第四章_2
  • こうして中に入ると理事長は理事長のデスクに座ることなく、普通にソファに腰を掛け、「ま、楽にしろ。」と、正面の席をアーサーに勧める。アーサーは緊張しながらも、失礼します、と、断ってその妙にふかふか過ぎて落ち着かないソファに座って身を固くしながら、この学園一の権力者に視線を向けた。ローマはそんなアーサーに、まあ、そんなに固くなるなよ、と笑った後、言ったのだ。――対の一番の仕事ってのは、パートナーを好き [続きを読む]
  • ローズ・プリンス・オペラ・スクール第三章_4
  • ヒーローの挑戦「アントーニョっ!勝負なんだぞっ☆」その日は自己紹介と連絡事項だけで下校だったので帰り支度をしていると、また入り口のあたりが騒々しい。どうやら今回は主役3人勢揃いでお迎えに来ているらしい。アントーニョの他にギルベルトとフランシスの姿も見える。まあフランシスはもしかしたらアルフレッドの迎えなのかも…と思っていると、案の定入り口に駆け寄るアルフレッド。そのまま二人で帰るのかとおもいきや、 [続きを読む]
  • ローズ・プリンス・オペラ・スクール第四章_3
  • 二人の日「好きや…愛してる…」エメラルドに瞳が優しく微笑む。それだけで体温があがって頭が沸騰する。何も考えられず、ただただ恥ずかしさにうつむいてしまってからハッとした。「ご、ごめんっ!」もう何回目だろう。いい加減呆れられたかも…と涙目になるアーサーに「アーティはホンマ照れ屋さんやなぁ。」と、アントーニョはクスクスと甘く笑う。「ごめん…もう一度たのむ。」と言いつつ、もう一度やっても上手く出来る自信が [続きを読む]
  • ローズ・プリンス・オペラ・スクール第四章_4
  • 激しく…でも優しく求められて、痛さも怖さもほぼ感じるまもなく、ただ気持よくてそんな自分が恥ずかしくて、でも最終的にはわけがわからなくなって何度ものぼりつめて…それと同じくらい何度も熱いものを注がれる。どのくらいそれを繰り返していたのか、どのくらいの時間そうしていたのかも全くわからず、もう掠れきった声で最後に弱々しい悲鳴をあげたあと、ぷつりと意識が途切れた。劇の練習をしていたのは確か朝食後で…意識が [続きを読む]
  • ローズ・プリンス・オペラ・スクール第三章_1
  • 2つの宝玉キラキラと強い光を放つ月の石と、ほわほわと柔らかい光を放つ緑の石。「これ…どうなってんだよ…」ギルベルトの声は驚きと焦りで掠れている。一方「月の石が光っとるんやから、この子は親分の対やでっ!」と、アントーニョの方は緑の石の光は無視する事にしたようだ。アーサーを抱え込んで月の宝玉へと手を伸ばす。「ちょ、待ったっ!緑の石だって光ってるじゃねえかっ!」「どうみたってこっちの方がようけ光っとるや [続きを読む]
  • ローズ・プリンス・オペラ・スクール第三章_2
  • 「せやかて、おっちゃんっ…」驚いたことに後ろの壁にはヒビがいっているのに自分はさしてダメージもなく立ち上がるアントーニョが――正直…フランシスから言わせれば丈夫さ加減が人間の域を軽く超えていると思う――幼稚舎からいる気軽さでそう言って不満気に斧を収めると、ローマは「慌ててんじゃねえ。てめえは力に訴えすぎだ。話し聞けっ」と、デコピンをする。…ったいわ…と、額を押さえながら――あれ…自分だったら死んで [続きを読む]
  • ローズ・プリンス・オペラ・スクール第三章_3
  • 同級生「ほな、親分はここまでやな。無理せんといてや?また後でな」ちゅっと当たり前に頬に落とされる口づけと、周りから上がる悲鳴だか歓声だかわからない叫び声。一年生の教室の前で出来ている人だかり。その中心にアーサーはいた。正確には…その人だかりの原因の隣にいると言った方が正しいのだろうか…。アントーニョ・ヘルナンデス・カリエド校内で3つしかない宝玉のうちの一つ、太陽の石に選ばれた青年。そして…校外でも [続きを読む]
  • 青い大地の果てにあるものGA_9_1
  • 「にいちゃ〜ん、俺さっき戦闘から帰ったばっかだよ〜。もう休んでも良いよね?」アーサーと手を繋いでブレイン本部へと駆け込んだフェリシアーノは開口一番そう言うと、ね〜っと小首を傾けて隣のアーサーに同意を求めた。(…か…可愛い…っ!!!)それを見て悶える男女のブレイン部員達。ブレインはブルーアースが指定する大学を卒業していれば最年少で17歳から入隊を認められ、フリーダムに至っては実技の入隊試験の成績が優秀 [続きを読む]
  • ローズ・プリンス・オペラ・スクール第二章_1
  • 太陽のテリトリー…てぃ……きや……起き…や……フカフカと身体を包み込む心地良いフトン。そんな快適な環境で眠っているせいか、夢見も最高だ。今日はこの1年間くらいずっと憧れていたスターの部屋に来た夢を見た。最初に見た舞台は主役は別の…確か夢の石の適応者の先輩だった気がする。アーサーは中等部も最終学年である3年になったばかりの頃、来年の参考にとこっそり一人で有名な歌劇団であるロープリの先輩達の舞台を観に [続きを読む]
  • ローズ・プリンス・オペラ・スクール第二章_2
  • その雛鳥をみつけたのは偶然だった。高等部に憧れていつも高等部との境界に来ていたアーサーは、ちょうど木から黄色い塊が落ちてくる所に遭遇した。ピィピィと鳴きながら羽をパタパタしているが、怪我をした様子はない。小鳥というのは存外に丈夫な生き物なんだな…と思いつつ、それを落ちてきたのであろう巣に戻してやって、また高等部に視線をやっていると、それから数十分後、また雛が落ちてきた。不思議に思ってそれでもまた戻 [続きを読む]
  • ローズ・プリンス・オペラ・スクール第二章_3
  • 怖いと思っていた人物が思いのほか優しくて、ずっと気にかかっていた小鳥の問題も解決した。アーサーは楽しい気分になって、ついついご機嫌で歌を口ずさむ。冷たいばかりと思っていた雨も、ほあた☆と少し魔法をかけてやると、アーサーの心を代弁するようにクルクルと踊り出した。中等部から戦闘要員も育てているこの学校に来て、あまり特別視される事はなかったが、先天的に強い魔力を持っていて普通に扱えてしまっていたアーサー [続きを読む]
  • ローズ・プリンス・オペラ・スクール第二章_4
  • しかしそのくらいで気を失うかもというのは本当に甘かった。その後の展開がすさまじい。アントーニョに言わせるとアーサーは彼の宝玉…太陽の石の対にあたる月の石の適応者に間違いないと言う。ありえない…いや、これは自分の夢なわけだから、自分は内心ではそこまで大それた望みを持っていたのだろうか……アーサーが脳内でグルグルと考え込んでいると、なんとヒョイっとアントーニョに横抱きに抱え上げられた。「今日はこのまま [続きを読む]
  • ローズ・プリンス・オペラ・スクール第二章_5
  • ――え?ええ???当たり前に脱衣室まで運ばれて、上着に手をかけられたところで、アーサーはようやく我に返ってその手を止めた。「ちょ、待ってっ!!何して……」「何て…風呂に入れたろ思うて…」焦るアーサーに当たり前にそう答えるアントーニョ。入れるって…まさか一緒に入るつもりか?と聞けば、当たり前やん、洗ってやりたいし…と返って来て、アーサーは思わず自分で自分を抱え込むように両手を身体に回すと、そのままし [続きを読む]
  • ローズ・プリンス・オペラ・スクール第二章_6
  • こうして和やかに時間が過ぎ、やがてアントーニョが「そろそろ寝よか。」と立ち上がった。そしてまた当たり前に引き寄せられて抱き上げられる。なんでいちいち抱きあげるのだろう…と、ずっと思っていた疑問を口にすると、アントーニョはにっこり――逃げられんためやで?と、本気だか冗談だかわからない返答を返してきて、アーサーは言葉に詰まった。普通に考えれば逃げるわけ無い。だって相手は憧れの大スターなのだ。本当に自分 [続きを読む]