スノ さん プロフィール

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スノさん: Private Room
ハンドル名スノ さん
ブログタイトルPrivate Room
ブログURLhttp://snowfille002.blogspot.jp/
サイト紹介文ノマカプのオリジナルとAPH(ヘタリア)のギルアサ、アンアサの二次創作BL小説のサイトです。
自由文5年間ほどPixivで書き続けていた小説を移行しつつ、毎日1P分くらいの更新を続けています。

ゆえに…記事の数だけは多いです(*゜―゜)b
今現在1000記事以上っ!

参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供924回 / 74日(平均87.4回/週) - 参加 2017/11/11 07:38

スノ さんのブログ記事

  • 続恋人様は駆け込み寺【呪いになんて負けないもんっ!不憫な青年の事件簿】9
  • こうして二人が走り去っていくのを、館の軒先で見送る残り8名。濡れネズミなのでとにかく寒い。カチカチと歯を鳴らせながら、それでも少しでも寒さから気をそらそうと、フランシスが口を開いた。「トーニョ、お前、係員が誰かをここに連れてきたかったんじゃないかって言ってたけど、誰をなんのためにって見当はついてるの?」とりあえず情報は共有したい…それは皆も一緒で、全員の視線がアントーニョに向けられるが、アントーニ [続きを読む]
  • 続恋人様は駆け込み寺【呪いになんて負けないもんっ!不憫な青年の事件簿】11
  • 入ってすぐ正面に二階へと続く広い階段。右側の部屋は灯りがついていたので、まず家主の姿を求めてそちらへ向かったが、どうやらリビングらしき部屋には人は見当たらない。「ん〜でも暖炉の火が入ってるから、誰かはいるんだろうな…。まあとりあえず…外から見たらこの奥の部屋も灯りがついてたように思うから、先進もうか…」とそこで英一がうながすが、英二は暖炉の前に陣取ったまま「俺はここから動かないぞ。行きたい奴だけ行 [続きを読む]
  • 寮生はプリンセスがお好き2章_3
  • カイザー ミーツ プリンセス「ま、素材は悪くねえんだよな」お茶や茶菓子の準備をしながら、ギルベルトは改めて先日配布された今年の副寮長、プリンセスの写真を思い浮かべる。子猫のように少し吊り目がちだが大きな丸い眼と広い額のせいだろうが…12歳という年齢にしては幼く見えた。人形のように愛らしい顔立ちに不似合いな太い眉がかろうじて少年らしさを醸し出してはいるが、それも強く少女だと言われればそうなのかと納得して [続きを読む]
  • 寮生はプリンセスがお好き2章_4
  • まずお姫さまをソファに座らせる。たぶん…ルートを護衛として受け入れると言う事は、表面上どう言うかは別にして、お守りされる事に異存はないんだろう。それなら取る行動は一つだ。ギルベルトはソファに座るお姫さんの前に膝をついて、まだ子どものままの小さな手を取る。そして若干見あげるような形で視線を合わせた。幼い貴人に臣従の意を示す護衛の騎士のようなその所作。まあ確かに実際そんなものなのだろうが…と、ギルベル [続きを読む]
  • 寮生はプリンセスがお好き2章_5
  • その後、戻ったルートと一緒に頑なに固辞するアーサーの荷解きを手伝ったら、まあ出て来るわ出て来るわ、クマの山。「べ…別にヌイグルミが好きとかじゃなくてっ…えっと…そう、自宅には人がいなくなるから埃を被るし、そうなるとクリーニングとかが大変だから……」などと必死に言い訳をする。ギルベルト的には可愛らしいお姫さんが可愛らしいヌイグルミが好きで抱きしめている図など天使だと思うのだが、本人は恥ずかしいらしい [続きを読む]
  • 恋人様は駆け込み寺_番外編【その男普憫につき】1
  • 放課後…学校近くのファーストフード店でアーサーは双子と待ち合わせてお茶をしている。3人はここでアントーニョの部活が終わるのを待って一緒に帰る予定だった。学生街だけあって店内は安さ手軽さに惹かれた学生で混み合っていたが、なんとか4人がけのボックス席を確保して、それぞれコーヒーやシェイクなど飲み物と、それは一緒につまむために買ったポテトのLを齧りながら時間を潰していると、後ろの席の女子高生達の可愛らしい [続きを読む]
  • 恋人様は駆け込み寺_番外編【その男普憫につき】2
  • こうしてとりあえずアントーニョと合流して、双子と途中で分かれて二人でマンションへ戻る。エレベータに乗り、6Fを押して閉のボタンを押してドアが閉まって密閉空間になると、途端に重ねられる唇…。大人と比べるとまだまだ小柄なアーサーは電車などであまりに大人の男性に密着されると妙に圧迫感のようなものがあったのだが、アントーニョにならこうして覆いかぶさるようにして口付けられても、ただ充足感と安心感しか感じない。 [続きを読む]
  • 恋人様は駆け込み寺_番外編【その男普憫につき】3
  • 『アーサー、覚えとってくれたんやね。』と、心持ちはずんだ声のエンリケ。ああ、仲の良い相手が出来て日々幸せなのか…と、別に不幸になってほしいとかではないので、アーサーも旧友に接するように「当たり前だろ。まだそっち行ってから5ヶ月くらいだし?」と、小さく笑う。それにエンリケは『まだやない。もう5ヶ月やで?アーサーに会えんようになってから、もう5ヶ月や…』と、ため息混じりに言う。少しテンションが下がったよ [続きを読む]
  • 寮生はプリンセスがお好き2章_1
  • とある護衛の独白俺は友人と言えるような人間がいない。記憶にある限りで友人と言えるような人物は実の兄、ギルベルトくらいだった。もっとも…友情と言うものを持てば兄弟でも友人とカウントして良いなら…だが……。もともと俺の顔は怖いらしい。それでいて融通のきかない面白みにかける性格である。だから俺はせめてもと勉学にも武道にも頑張ってみた。そうしたら周りに人は増えた。教師に面倒を見てやる事が必要な生徒達の世話 [続きを読む]
  • 寮生はプリンセスがお好き2章_2
  • それから俺は聞かれるままに、副寮長というのは寮の象徴的存在であり、神輿のようなものなのだと答える。もっともその選出基準が寮生が守りたくなるような愛らしさなのだとかそういう類の事は外部生には理解しがたいことだと思うので、詳細については兄から説明があるという事を伝えた上で、この学園では全て寮単位で行うため、寮を象徴する副寮長は他の寮の輩が害を及ぼそうとしてくる可能性もなくはないので、護衛が必要なのだと [続きを読む]
  • 恋人様は駆け込み寺_番外編【白雪姫の継母の話】1
  • 小さな頃…白雪姫の継母が好きだった。彼女は簡単に後妻に出されてしまう程度には親の愛情に恵まれず、後妻に行った先には前妻の遺した娘を可愛がる、自分から見れば年老いた夫がいる。彼らの主がそうなのだから、使用人達も前妻を慕い続けて、後妻の自分にはどこかよそよそしかった。自身に子どもを授かる事もなく……誰も彼女を振り向かない。そうして誰にも愛されず、誰にも望まれず、彼女は静かに病んでいく。――鏡よ鏡、この [続きを読む]
  • 恋人様は駆け込み寺_番外編【白雪姫の継母の話】2
  • 「あ、エンリケ、もうすぐご飯だよ〜」「…要らん。食うてきた」イライラするくらい明るい2つ年下の従兄弟。不器用な双子の兄の方はまだ我慢出来たが、弟の方、フェリシアーノは色々な事に才能があるらしく、努力もせずに器用にこなす上に、明るく親しみを持たれる性格で、エンリケは大嫌いだった。死ねば良いと、何度思ったかは知れない。この世界に神さま…という者がいるとしたら、ずいぶんと公平さを欠いていると思う。エンリ [続きを読む]
  • 恋人様は駆け込み寺_番外編【白雪姫の継母の話】3
  • 不幸な事に、少しでも人間関係ができやすいように…と、親が入れた幼稚舎から大学まで一貫の学校の幼稚舎に入って1年。当たり前に友人など作る事が出来ず一人ぽつねんとしていたら、その1歳下のアントーニョが翌年に同じ幼稚舎に入ってきて、入園したその日に山のような友達を作っていた。逆ならまだ良かった。1歳だけとはいえ、自分より年下の従兄弟に色々抜かされていくエンリケの焦りとプレッシャーはどんどんと積み重なってい [続きを読む]
  • 恋人様は駆け込み寺_番外編【白雪姫の継母の話】4
  • 望むものはたった1つだ。アーサーだけだ。大学まで卒業して社会人になったら小さなマンションを買って一緒に住もう。そうしたら朝から晩まで一日中、可愛いあの子を独占出来る。部屋は狭くても良いが、ベランダは2つ欲しいところだ。1つは花が好きなアーサーがプランターを置いて花を育てるようで、1つは洗濯物などを干すように。小学校を卒業して中学に入る頃には、そんな漠然とした将来の設計図も描くようになった。少しでもアー [続きを読む]
  • 恋人様は駆け込み寺_番外編【白雪姫の継母の話】5
  • こうして数ヶ月も経過して、アーサーに告白するのもすっかり日常の挨拶のようになってきた頃、エンリケは衝撃の告白を受ける。『あのな…付き合うとかって本当に無理。今でも少し近すぎだろ?』『今更近すぎとかありえんやん。今までかて本気で嫌がってなかったやろ』毎度のやりとりの中で出てきたそんな言葉に、アーサーは心底困ったように眉尻をさげた。『悪い…。無理だ』『なんで?なんで今さらそんな事言うん?』確かに困惑し [続きを読む]