はなじょ さん プロフィール

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はなじょさん: 花女
ハンドル名はなじょ さん
ブログタイトル花女
ブログURLhttps://hanajo999.blog.fc2.com/
サイト紹介文漫画「花より男子」のパラレル。お話作りの筋トレ。
自由文上達には日々の練習あるのみ
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供48回 / 28日(平均12.0回/週) - 参加 2017/11/22 03:18

はなじょ さんのブログ記事

  • 3つの顔を持つ女 1 (トラップ第二章)
  • ・・・・・・もう終わったと思っていたのに幸せな日々に埋もれて忘れてしまった恐怖誰かが見ている。見えない闇の向こうから*****「はああ、いつ来てもすごいわぁ。このお屋敷は」優紀は新婚のつくしのところに遊びに来ていた。「シフォンケーキ作ったの。よかったら召し上がれ」つくしが手作りのケーキと飲み物を運ぶ。邸にはこのようなもてなしは使用人がしてくれるのだが、つくし自らがもてなしていた。「ふんわりしてすっごく [続きを読む]
  • トラップ 14 最終回
  • 広くて豪華な会場、大勢の招待客つくしは緊張し通しだった。場慣れした司の落ち着き払った態度は横にいるつくしを安心させ、頼もしかった。新郎新婦が並んだ席に運ばれた料理につくしは口をつけることができず、強張っていた。「お前も食えよ」司は食べ物でなく、グラスにつがれたワインを気楽に飲んでいた。その仕草さえも優雅で絵になる。「ううん無理」「体力もたねえぞ食っとけ」「お化粧崩れるのが怖い・・・」つくしは人々の [続きを読む]
  • トラップ 13
  • 珠美は潜伏していた。実は美津子の他にも、珠美に心酔している人物はいた。その人物は彼女の虚言、気の毒な被害者という話を真に受けていた。やはりネットで知り合った趣味のマニア同士である。多くの警察官が捜査に動員されたにも関わらず珠美は捜査の網をかいくぐった。「牧野つくし! 絶対にあんたをしあわせになんかさせない!」潜伏した珠美は、機会を伺っていた。逆恨みであるなどの論理は彼女に一切なく、非はすべて他人に [続きを読む]
  • トラップ 12
  • 「ご苦労だったな桜子」「当然のことですわ」道明寺ホールディングスの執務室で司と桜子が向き合っていた。「黒幕の法川珠美が逮捕できたことで、やっと安心して結婚式ができますね」「ああ、お前のおかげだ。感謝する」「道明寺さんがお礼を言うなんて、牧野先輩のことくらいかしら」「俺が怖いのはつくしだけ。あいつを失うこと、あいつに嫌われることだ」「つまり、汚れ役を私にさせたかったんですね。先輩はたとえ自分を傷つけ [続きを読む]
  • トラップ 11
  • 虹野美津子が釈放された。報道を聞きつけた珠美は焦った。どうして? なぜ?いてもたってもいられない珠美は美津子のアパートを訪れる。そうせずにはいられなかった。「み、美津子。釈放されたのね?よかったじゃない。心配してたのよ」そう言ってアパートにやってきた珠美ドア越しに美津子は冷淡に応じた「どちらさまですか?」「美津子、友達じゃないの」ふっと美津子が笑う「私みたいなデブでブスの引きニートに友達はいません [続きを読む]
  • トラップ 10
  • 「お前はバカだ。つくし」「・・・・はい」司は怒っていた。「言っとくけど、週刊誌にお前のことをいろいろ書かれたことじゃねぇ。お前が俺に何も打ち明けなかったことだ」「ごめんなさい」「そんなに頼りにならないのか俺は。お前にとって。なんで桜子のほうが俺よりお前のことを把握してんだよ」「それは・・・・勘がいいのよあの子。あたしが司より先に話したとかではないのよ」司は確かに切れ者だが、こと女の嫉妬に関する嗅覚 [続きを読む]
  • トラップ 9
  • 「冗談じゃないわ! なぜ何の落ち度もない牧野先輩があんたなんかに謝罪する必要があるのよ!」桜子は憤った「あら、どちらかしら、失礼な方ね」珠美は桜子を知っていたが、わざともったいつけた言い方をした。「何の落ち度もないのは私よ。何もしていないのに中傷の濡れ衣を着せられたの」勝ち誇って珠美はつくしを見た「法川さん、いわれなき中傷を受けたお気持ちはお察しします。ですが、あたしもあなたが犯人だと決め付けたこ [続きを読む]
  • あの夏の日
  • イラスト制作の過程が残っていたのでupしてみました。夏頃の提供イラストです。外の空を見ながら、空ってこんな感じだなと思いながらお絵描きしてました。早いもので今は年末、凍てつく寒さです。 [続きを読む]
  • トラップ 8
  • 週刊誌に書かれた法川珠美の主張はこうだった"牧野さんのお友達と思われる匿名Aさんが、「牧野さんに嫌がらせしてるのは法川さんですか? 牧野さんがそう話していたんですが」と自分にメールしてきた。私は牧野さんのことはまったく知らなかった。お会いしたこともない。まったく自分と関わりのない人に中傷するなんて考えられません。なぜ自分が疑われたのかわからない牧野さんは、友人にこんなことを吹き込んだことをどう考えて [続きを読む]
  • トラップ 7
  • 「ま、何にせよ。よかったじゃねぇか」総二郎は仲間たちとカフェに集っていたそこには、類、あきら、滋、桜子も揃っていた。ネットで執拗につくしを中傷した犯人、虹野美津子は逮捕されたのだ。「そうでしょうか?」桜子がつぶやく「何だよ桜子。万事解決したってことなんじゃね?」「西門さん、私はまだ黒幕がいるような気がしますわ」「どういうこと?」滋も聞いてくる「俺もそんな気がする」類も桜子に同意する「へえ、類がそう [続きを読む]
  • トラップ 6
  • 「ふざけやがって!」司は激怒していた。週刊誌の記事を未然に防げなかったことも、ネットの中傷記事に火がついたことも許せなかった。あいつの性格はよくわかっていたはずなのに!心配をかけまい、迷惑をかけまいとするつくしは何も言わなかったが、異変はすでに起きはじめていたのに。「司、こんなことになる前に、あんたに話しておけばよかった。あたしは、やりすごしていれば、いずれやむと思っていたの。かえって迷惑をかけて [続きを読む]
  • トラップ 5
  • 花沢類はネラーだった類の部屋冷蔵庫とベッドとテレビとパソコン広いフローリングの部屋にこれだけが置いてある「何だよこれ?」深夜のベッドでノートパソコンの画面を見ながら呟いた某巨大掲示板でつくしのスレッドが立ち上がり、中傷書き込みが溢れていたあまりのことに衝撃を受けた。誰が? 何の目的で?悪意ある人物が彼女を陥れようとしている。心当たりの人物をとっさに考えてみた。思い当たらない牧野は決して人に恨みを買 [続きを読む]
  • トラップ 4
  • 気にしないようにしよう。そう自分に言い聞かせつつ、そうすること自体が気にしてる証明でもあったつくしは匿名の怪文書の言葉を次第に気にするようになる道明寺財閥に寄生したビッチその言葉を真に受けることはないと思っていてももともと身の丈に合わない結婚という自覚もあり、生来の明るさに陰りが見え始める司とのデートのときも、ふとぼんやりしてしまうことがあった「お前、最近変だよな」司にそう言われたとき、ハッとした [続きを読む]
  • トラップ 3
  • 異変は音もなく近づいているようだった。きっとつくしは司と多忙を縫って会っているのだろうと遠慮していた桜子だったが、なぜだか、強引にでもつくしに会おうと思い立った。敢えて言えばそれは直感かもしれなかった。世界的大財閥の御曹司の婚約者であるには、あまりに庶民的で粗末なアパートにつくしは住み続けていた。「もう、強引なんだから」そう愚痴を言いながらも、つくしは桜子を部屋に入れ、小さな居間のちゃぶ台にコーヒ [続きを読む]
  • トラップ 2
  • 「本日は満員のお客様、お越しいただきありがとうございます。今回の映画祭のスポンサーである道明寺ホールディングの副社長、道明寺司氏に挨拶していただきます」司会者に紹介されるとレッドカーペットを長身の映画スターと見まごう美男がスポットライトを浴びて颯爽と現れた司は舞台に上がった「皆様、この映画祭は私の愛する婚約者にちなんでhorsetail映画祭と名づけました。選りすぐりのラブストーリーは、私の愛する女性に捧 [続きを読む]
  • トラップ 1
  • 「必ず迎えに行きます」そう司が記者会見し、旅立ちの日から約束の4年を迎えた日牧野つくしは幸福の絶頂だった同じ会場で婚約記者会見を済ませた後、マスコミの取材攻勢を避け、二人は道明寺邸のあの東の角部屋にいた「司、あたし、幸せ、とても言葉では言えないくらい・・・」つくしはそう囁いて司の腕の中にいた「どれくらい幸せ?」えもしれない優しい瞳で司は尋ねた「一生分の幸せをひっくるめたくらい」「なんだよ。それじゃ [続きを読む]
  • やさしいキス
  • 一日の終わりに会話するあなたにやさしいキスをする眠りに落ちるその時までそばにいてあげる出会って惹かれ、反発し離れ、私たちの絆は強くなっていったたとえこれから離れてしまうことがあってもあなたはただ一人の運命の人 [続きを読む]