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  • 内海と長野に思い出す、馬原の移籍

    年明けのプロ野球界を賑わせた、丸の人的補償としての長野の広島移籍。 そして炭谷の人的補償としての内海の西武移籍。 プロ野球ファンからすると後者は「巨人の事情・西武の事情照らして双方最適な選択」であり、前者は正直驚きでした。 たしかに丸の加入により巨人の外野は一つ埋まりますし、怪我もちの選手ですがシーズン通してある程度の活躍が期待できる選手であり、センターを丸で固定できたとして残るライト・レフトがゲレーロと陽で埋まるとも思えず、重信や松原・立岡などに期待しつつも一年間レギュラーで使える選手ではない中、安定した成績を残せる選手というのは置いておきたいと考えるのが一般的です。 さらに、移籍相手はリー…

  • 惜別球人:攝津正

    昨日、ホークス摂津の引退会見が行われました。 2009年のデビューから10年間のプロ通算成績は、以下のとおり。 成績:282登板 79勝 49敗 1セーブ 73ホールド 通算防御率2.98 獲得タイトル:新人王、最優秀中継ぎ、最多勝、最高勝率、沢村賞 なかでも特筆すべきは沢村賞と最終中継ぎを獲得した選手は攝津ただ一人です。 というわけで先発として、中継ぎとしてフル回転した攝津投手の軌跡を振り返ります。 Topic1:圧倒的制球力 攝津といえば小さいテークバックから針の穴を通すようなコントロール。 また、プロ野球ファンの間では有名ですが、西武の栗山は攝津を絶賛し続けています。 www.youtu…

  • プロ野球トライアウト開催

    今日はホークスの二軍本拠地タマスタ筑後でトライアウトが開催されました。 トライアウトを簡単に説明するとプロ野球球団から戦力外通告等を受けて退団した選手が実戦形式(シート打撃形式)で一人ずつ決められた打席数や対戦打者数を相手にプレーを披露し、プロ球団(やアマチュア球団)のスカウトにアピールする場です。 「戦力外になった選手にも公平にアピールする場が与えられる。」というと聞こえは良いですが、当然のことながらここからプロ野球球団に採用される可能性は極めて低く、各球団からすれば「足りないところを埋めつつ伸びしろを見て契約に値する選手がいれば契約する」つまり「いい選手でも選手が足りていれば獲得されない」…

  • 甲斐キャノンの1年

    日本シリーズを席巻した「甲斐キャノン」素晴らしかったですね。 今シーズン通算の盗塁阻止率は4割超え、そして日本シリーズでは10割。 一般的に投球をとってから二塁に届くまでの時間は1.8秒をきると超一流と言われますが、甲斐は1.7秒台を何度もたたき出します。 そして、「投げるスピード=肩の強さ」が特に取り上げられますが、実際は「ボールをとる」「ボールを握る」「体を起こす」「投球動作に入る」「投げる」と5つの動作が関連しており、これらを高い次元で融合できているのはもちろんこと、特に個人的には「体を起こす」から「投球動作に入る」までの無駄が少ないのが素晴らしいと感じます。 そして、これはよくテレビで…

  • 2018年シーズン終了

    先週の土曜日に日本シリーズが終わり、ホークスは2年連続の日本一を決めました。 7月頃にはBクラスに転落して上がり目も見当たらないなかなか大変な状況でしたが、そこから新戦力がどんどん台頭してきて結果は2位フィニッシュ。一時は西武をまくるぐらいの勢いもありましたが、今年の西武は強かった。 そして、CSと日本シリーズのホークスはとにかく勝負強かったし、集中力が凄かった。 そういった形で今年も様々なドラマがありましたが、もう来年への戦いは始まっていて、攝津・五十嵐・寺原などの功労者は戦力外となり、今は浅村や西といった選手のFA宣言のニュースが世の中を賑わせています。 このブログでも、2018年シーズン…

  • 川崎宗則

    それは突然の新聞報道であり球団発表であった。 勿論そんな悪い予感はしていたが、本当にそうなった。 「川崎宗則ホークス退団、実質引退か」 詳細は新聞報道に任せるとして自分の中での川崎ヒストリーをまとめようと思う。 一言でいうならばかれは「空気を変えた」選手だと思う。 まずは2003年、「ファームで圧倒的首位打者をとった川崎という選手がいる」ということは知っていたが、井口・松中・城島を中心としたダイハード打線に2番サードとして存在感を示した。この頃は井口や城島など野手は武士のような選手が多かった中、川崎や当時ルーキーの和田など爽やかイケメンの先駆け的存在だった。 2004年はショートのレギュラーを…

  • 育成選手

    こんばんは。久しぶりのブログ更新となりました。 最近はホークス選手のオフの番組を見て満足する傾向にあるので久々の更新です。 千賀・甲斐を筆頭として最近は「育成のホークス」というのが板についてきた感がありますが、その中でも話題となっている育成選手の歴史を振り返ってみましょう。 はじめに、育成選手とは各球団決められた支配下登録枠(69名)には入らない枠で、支配下登録の選手より給料も安く、「将来化けるかもしれない」選手を確保しておくための制度です。球団によってはこの制度を利用しないところもあります。(ハムなど) さて、千賀や甲斐が指名されたのが2010年ドラフトですが、8年前のドラフトになりますが、…

  • デニス・サファテ

    今日は今までと趣向を変えて選手紹介です。 今シーズンのサファテはとにかくすごかった。 ・セーブ日本記録更新(54セーブ) ・セーブ成功率98%(54セーブ/55機会) ※1回の失敗も同点にとどまり勝利投手に。 ・シーズンMVP,日本シリーズMVP,正力松太郎賞受賞 この栄誉をたたえて球団は銅像の建設に動き出しているようです。 どういった像になるかわかりませんが、 きっとホークスファンはみんサファテの勝利のポーズで拝み倒すことでしょう。 そしてこの結果はもちろんのこと、ここに至る経過こそが今日紹介したいことです。 トピック①:ホークス入団からこれまで 言わずもがな、来日当時は広島で当初の年俸は4…

  • 若手の育て方

    こんにちは。2日連続の投稿です。 かけるときに書いていこうの精神です。(前日のブログは加筆しました) 今日はプロ野球における若手育成に関するテーマです。 これ、強いチームを作るためには確実に必要不可欠なことなのですが最近のプロ野球は特に若手育成が一種のブームになっています。これは去年広島や日本ハムといった育てることに主眼を置いたチームが優勝したことの影響もあるでしょう。 そして、そのあおりを受けてまだまだやれる巨人の村田選手にはなかなか獲得オファーがない(水面下ではあるかも)ということが起こっています。 実はこの風潮はMLBも同様で35歳を超えるとなかなか買い手がつかない状況になっているのです…

  • プロ野球をみる視点のおき方

    こんにちは。 冒頭関係ない話題ですが最近銭湯が生活にとってなくてはならないものになってきました。頭を使うのが好きな人はまじで銭湯に行くべきです。頭と対極にある感じがしますが、これがまた素晴らしいんだ。(過去25年をもったいなかったと感じるくらい) 調子よく考えているときはよいのですが結構考えることで頭をこじらせ気味になることがあり、こういう時に銭湯に行くと全身に血をめぐらすことで自分が何にこじらせていたかがわかるとともに、それが解きほぐされて一つ上の視点からものを考えられるようになります。 また、こじらせがないときも何かが生まれてきます。これはきっと何かしらやってみたいと思うこと・考えているこ…

  • FA移籍のみかた

    おはようございます。 今日はFA移籍についてとりあげます。 日本では1軍登録期間8シーズンで国内移籍が可能な「国内FA権」を取得でき、9シーズンで「海外FA権」を取得できます。 今年はハムの中田や増井、ホークスでは明石や川島が初めてこの「国内FA権」を取得しました。 一方、アメリカはというと基本的に各個別の契約となっています。なので、日本のように「FA権」という考え方ではなく、「契約期間の満了とともにFA」となります。 今年ダルビッシュがシーズン中にトレード移籍しましたが、これは今年のオフダルビッシュの契約期間満了=FAになることをにらんでのものでした。ダルビッシュを保有する球団(レンジャーズ…

  • 2勝1敗を導いたこと

    もうだいぶネタになっていますが、今年のホークスの戦績です。 オープン戦:10勝5敗 交流戦 :12勝6敗 シーズン :94勝49敗(.657) CS :4勝2敗 日本シリーズ :4勝2敗 工藤監督が就任時から強調している「2勝1敗を目指す」野球が結実した結果でした。 今日はシーズン通しの成績を見ていくと補強との連動がわかりやすいので紹介。 4月:14勝12敗 5月:18勝7敗 6月:15勝8敗 7月:15勝5敗 8月:17勝8敗 9月:13勝8敗(優勝までは10勝1敗) 10月:2勝1敗 この安定した戦いを支えたのは間違いなくリリーフ陣であり、 特に岩嵜サファテがシーズン通して安定していたか…

  • シーズンオフのはじまり

    こんにちは。 11月4日にソフトバンクホークスが日本シリーズを制し、今年のプロ野球も全日程が終了しました。(若手侍ジャパンの試合はありますが。) プロ野球オフシーズンに突入した今、そう夕方~夜が暇です。 シーズン中は試合の興奮をツイッター等に記載すれば十分なのですが、 オフシーズンなのでテーマをもって執筆活動に取り組んでみようと思い、ブログ開設しました。マニアックな内容も時に含まれますが、なるべく一般化して「お、プロ野球をこんな側面で見ると楽しそうだな」と思ってもらえることを目指して書いていきたいと思います。(目標は最低週に1記事) というわけで、第1回はこのブログの概要を記載します。 【ブロ…

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プロ野球(主にホークス)考察ブログ
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