そらのかがみ さん プロフィール

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そらのかがみさん: そらのかがみ
ハンドル名そらのかがみ さん
ブログタイトルそらのかがみ
ブログURLhttps://soranokagami.com/
サイト紹介文書き散らかした物語や創作メモの掲載サイト
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供7回 / 17日(平均2.9回/週) - 参加 2017/11/27 00:05

そらのかがみ さんのブログ記事

  • 過去の記事 …
  • 一 リョクの涙 (一)
  •  一 青年がいた。名をリョクと言い、山羊飼いの民に生まれた。 草を求めて旅をする、遊牧の民であった。山羊を追い、夏に山を登り、冬には幾つもの尾根を下る。 しかしリョクは、山羊を追うことよりも、なによりも、太陽ばかりを見つめて過ごした。 毎朝、陽の昇りきらないうちから東の稜線に顔を上げて、それを待った。朝日の眩しい照射を迎えては、日がな一日、目で追いかけた。日が暮れると、赤々と染められた山並みに涙し [続きを読む]
  • 少年と妖魔の呪い
  •  天地星海を創りし三王がひとり、妖魔の王は、人の心を惑わし喰らう。 太陽を愛し、愛しすぎた盲目の青年リョクが、妖魔の王と出会うところから物語は始まる。 はたしてリョクは妖魔の王に呪われて、その呪いは子孫にまで及ぶこととなった。 物語の主人公シバは、リョクの子孫であり、一族で最も強く呪いの力が発現した。 シバは呪いを解くため、妖魔の里を目指して旅する。 とある城に妖魔の姫が囚われていると聞きつけたシ [続きを読む]
  • 『堕ちたる者の書』タニス・リー
  • タニス・リーの描く世界に、しばしば魅力される。淫靡で残酷で、悪魔に魂をかじり取られたような、度し難いほどの衝動に駆られた人々の物語。神も悪魔も人を弄ぶばかりで、そこに救いはないような、そんな絶望的な世界。だからこそ、そこに美しい愛を見ることができる気がする。愛の形はいろいろあるので、つまりは、この世界でしか見ることのできない愛。物語の中でしか体験できない愛。それこそ、物語を楽しむ醍醐味なんじゃない [続きを読む]
  • 【短編】真夜中の鏡
  •  暗い部屋で、鏡を見てはいけないよ。 お前の後ろに、その背中ごし。 コソリと顔を出した物の怪を、きっと見つけてしまうから。 鏡を見れば、ほら月ふたつ。 それは物の怪のでかい目玉さ。 暗がりのなか、光って見える。目玉の下には口がある。 そいつでぱくりとやられてしまう。 闇の舌でむんずと掴まれ喰われしまう。 おばあちゃんがよく話してた、夏の夜の怪談ばなし。 田舎に行くと、決まって聞いた怖い話。 泣きな [続きを読む]
  • 【短編】少年と機関銃
  •  砂の町に陽が沈む。 少年は少女と別れて、走りだした。 家々からは、すでに夕食の香りが漂い始めていた。 今日もめいっぱい遊んでお腹をすかせた少年は、瓦礫の散らばる乾いた路地を駆け抜ける。 崩れた壁には銃弾の痕。瓦解した家屋は爆撃の跡。 風に削られ、すべてなくなるのにはまだまだ時間がかかるだろう。 少年は無邪気に、持っていた棒で壁の穴をなぞって走る。たまに、クレーター状に窪んだところをわざと選んで、 [続きを読む]
  • 物語に描きたい言の葉
  • 物語に描きたいフレーズがたくさんあります。ジュブナイル作家を志して、書き散らかした物語も多いです。このサイトでは、眠らせたままの物語や、創作メモ、日々の雑感を書いていこうと思っています。よろしければ折々で、目を通していただければと思います。 [続きを読む]
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