蒼 さん プロフィール

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蒼さん: TVXQ HOLIC
ハンドル名蒼 さん
ブログタイトルTVXQ HOLIC
ブログURLhttp://blog.livedoor.jp/tanukisan3/
サイト紹介文パラレルメインでホミン小説書いてます。 ゆっくり更新ですがよろしくお願いします
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供38回 / 145日(平均1.8回/週) - 参加 2017/12/01 16:42

蒼 さんのブログ記事

  • wanna be your steady 2
  • **R18**「マネージャー、聞いてんの?」「は、はい!」咎めるような声に反射的に返事をすると、溜息を吐かれた。どうやら考え込んでしまっていたらしい。「最近、詰め込み過ぎじゃねぇ?」「あ…すみません」 もともと売れっ子のユノさんだったが、最近グラビア方面の評判がすこぶる良い。ユノさんが表紙や巻頭カラーを飾ると、雑誌が飛ぶように売れるらしい。あちこちから話を頂くので、ドラマの撮影や番宣とも相まって、 [続きを読む]
  • wanna be your steady 1
  • 「「「お疲れ様でした〜」」」あちこちから掛けられる声に頭を下げながら、足早に先を急ぐ。廊下に出ると、ユノさんが不機嫌そうな顔で壁に凭れ待っていた。「す、すみません!お待たせしましたっ」慌てて駆け寄ると、チラリとこちらを一瞥し、黙って歩きだす。機嫌、悪いなぁ…プロデューサーさんの世間話に付き合っていたら、いつの間にか撮影が終わっていた。何とか切り上げて急いで来たんだけど、待たせてしまったらしい。どう [続きを読む]
  • 感謝企画
  • いつもご覧頂き、ありがとうございます。2017年11月にブログを開設して早5ヶ月。遅れがちな更新にも関わらず、いつも多くの方々にお越し頂き、本当に有難い限りです。書きたいお話は沢山あって、ストーリーも浮かんでいるのですが…なかなか書く時間が取れず、歯痒い思いをしています。そんな中、お寄せ頂いたコメントを読むことが、何より更新の励みとなっております!さて、本題ですがライブドアブログのマイページによると、ブ [続きを読む]
  • SCREAM 31
  • Side U-know「へぇ、綺麗なもんだな」パク医師が驚いたように呟いた。瘴気の影響を受けない人間にも、祓った後の光は見えるらしい。微動だにしなかったチャンミンが、その声に反応し、ゆっくりと振り返る。物珍しそうに辺りを眺めていたパク医師が、ふいに近くを漂っていた光の粒に手を伸ばした。指先に触れた光が、そっと音もなく消える…その様子を見ていたチャンミンが、くしゃりと顔を歪め俯いた。「あ、なたは…」ギュッと目 [続きを読む]
  • SCREAM 30
  • Side Max処置室のドアが近付くにつれて、額に脂汗が滲み、指先が冷たくなっていく。ドアの前に立ったユノが、振り返り目で合図する。『開けてはいけない』と本能が叫んでいた。逃げ出したくなる気持ちを必死で堪え、こくりと頷いた。鈍い音をたてて、ゆっくりと開くドア。その先に広がっていたのは…そこはベッドとサイドチェストが置いてあるだけの、質素で何の変哲もない部屋だった。南向きの窓から日が差し込む、小さいながら居 [続きを読む]
  • SCREAM 29
  • Side U-know玄関を入るとすぐに、待合室があった。待合室と言っても、飾り気のない古びた椅子が2つあるだけの随分と狭い空間だ。男が消えていったドアから、杖をついた老人が出て来る。と、中から声が追い掛けて来た。「じいさん、歳なんだから程々にしろよ。いい加減くたばるぞ?」「黙れ、ヤブ医者。わしゃ、あと10年は死なんわ!」 老人はふんっと鼻を鳴らすと、勢い良くドアを閉め帰ってしまった。およそ医者と患者とは思えな [続きを読む]
  • SCREAM 28
  • Side U-know地図を見ながら辿り着いた先は、大陸一との呼び声も高いロゼリア娼館街だった。ここはラスカ領主公認の娼館街で、王都と違って規制が緩いこともあり、かなりの数の娼館が営業していた。こういう類いの街は、どうしても治安が悪くなりがちだ。しかし、ロゼリアに限っては話が別だった。役人による取り締まりが厳しく、治安を乱すような店は容赦なく営業許可をはく奪され、また街で騒ぎを起こす輩も、ラスカへの出入りを [続きを読む]
  • SCREAM 27
  • Side Max頬に触れるぬくもりがくすぐったくて、でも何だか心地よくて。目を覚ますと、目の前にユノがいた。優しい…とは、ちょっと違う。何だか甘い顔で僕を見つめている。名前を呼んだら、おでこに羽根のようなキスが降ってきた。その瞬間、昨夜の記憶が甦る。抱き寄せる逞しい腕顔中に降り注ぐ、優しい口づけそして…触れた唇に、熱く絡みつく舌そこで一気に目が覚めた。飛び起きて辺りを見渡すと、そこはユノの部屋。夢じゃなか [続きを読む]
  • SCREAM 26
  • Side U-knowうとうとと微睡む意識それを現実に引き戻したのは、またしてもノックの音だった。うっすらと目を開ければ、カーテンの隙間からは朝日が差し込んでいる。一晩中、理性と欲望の狭間で戦い続け、やっと眠りについたばかりだというのに…もう一度目を瞑り無視を決め込むが、ノックは執拗に続く。一定の音量・間隔で規則正しく“コンコン”と2回ずつ。まるで『いるんだろ、出て来いよ』と言っているようだ。どいつもこいつ [続きを読む]
  • SCREAM 25
  • 王都の一角貴族がこぞって居を構える閑静な地域に、その屋敷はあった。名門と言っても差し支えの無い、由緒正しき伯爵家の一室から、怒鳴り声が響く。「間違いでしただと!?」激昂する当主の前では、商人風の男が跪き頭を垂れていた。「その上失敗したなどと、よくもぬけぬけと私の前に姿を現せたな! 貴様らにどれだけ高い金を払ってると思っているんだ!!」「申し訳ありません」「チッ!!」とても貴族とは思えぬ口汚さに、 [続きを読む]
  • SCREAM 24
  • Side U-know腕の中で堰を切ったように話し始めるチャンミン本人もまだ、気持ちの整理がついていないんだろう。いつもの理路整然とした話し方が嘘のように、その口ぶりは拙くたどたどしい。しかし飾らない素直な言葉は、その分、気持ちを真っ直ぐに伝えてくる。チャンミンからは『好き』が溢れていた…本人はその事に気付かず、何とか自分の気持ちを伝えようと、懸命に言葉を探している。いじらしい姿を見せられ、堪らなくなった。 [続きを読む]
  • SCREAM 23
  • Side Max部屋に戻っても、別れ際のユノの表情が頭から離れなかった。昼間の他人行儀な態度を思い出し、胸がギュッと締め付けられる。ぐるぐる考え込んでしまい、このままじゃ一睡もできそうになかった。自分がどうしたいのかも分からず、焦りが募り、時間ばかりが過ぎる。『とにかく、このままじゃいけない』その想いに突き動かされ、気付いたらユノの部屋の前に来ていた。しかし、いざドアの前に立つと、何をどう話していいのか分 [続きを読む]
  • SCREAM 22
  • Side U-know背中に視線を感じながら歩く。部屋が近付くにつれて、背後からはそわそわとした雰囲気が伝わってきた。誰もいない廊下に、二人の足音だけが響く。部屋の前を黙って通り過ぎた時、消え入りそうな声で名前を呼ばれた。振り向くと、チャンミンが不安そうにドアの前に立っていた。今にも泣きそうな顔で、上目遣いにこちらを見つめている。いっそのこと、このまま拐ってしまおうか?どこか遠くへ連れ去って、誰の目にも触れ [続きを読む]
  • SCREAM 21
  • Side Maxラスカに着いたのは、日暮れも間近に差し迫った頃だった。検問の手続きを済ませ市街地に入ると、ジホさん達はギルドに行くと言うので、そこで別れることになった。僕達は時間も時間なので、宿探しをしなければならない。キュヒョンから当てがあるのかと聞かれ、正直に無いと答えると苦笑された。ラスカには何度か来たことがあるらしく、心当たりがあると言うので、案内して貰うことにした。ようやく宿に着いた時にはすっか [続きを読む]
  • SCREAM 20
  • Side U-know野盗に襲われている馬車を見つけたのは、炭鉱の町を発って4日が過ぎた頃だった。護衛役と思われる男が一人奮闘していたが、遠目に見ても劣勢なのが分かる。随分と離れたこちらまで、血の匂いが漂ってきていた。しかし、何故こんな所で?この街道は人通りが多く、その分襲撃の最中に邪魔が入りやすい。現に、こうして俺達に見つかってしまっている。そんなリスクを犯してまで、あの古びた荷馬車を襲う必要が?嫌な違和 [続きを読む]
  • SCREAM 19
  • 林沿いに真っ直ぐ伸びる街道のど真ん中。1台の古びた馬車が足止めされ、複数の男達に囲まれていた。各々の手には得物が握られ、辺りには緊迫した空気が漂っている。ジホは想定外の事態に焦っていた。日銭稼ぎに受けた依頼が、まさかこんなことになるとは…********************彼がギルドで護衛の依頼を引き受けたのは、1週間程前だった。内容は王都から商業で盛んな都市ラスカまでの護衛。依頼主は年老いた [続きを読む]
  • SCREAM 18
  • Side U-know教会から新たな指示が届いたのは、町に来て2週間が過ぎようとしていた頃だった。澄み渡る青空に、小さな影が一つ。それを見付けたチャンミンが『キリル!』と声を上げ、左手に革の手袋をつける。すると小さな影はあっという間に降下し、チャンミンの左手に着地した。教会との連絡に使っているハヤブサだ。不思議なことに、こいつはチャンミンがどこにいても必ず見つけ出し、手紙を届けた。どうやら教会が使う秘術らし [続きを読む]
  • SCREAM 17
  • Side U-know一体どんな夢を見たのか…ベッドの上で自分を守るように蹲る姿は、まるで何かに怯えている様だった。何度も何度も名前を呼び、必死に両手を伸ばし首にすがりつくチャンミン。あんなの反則だろ…全身で俺を求める姿に、堪らなくなった。きつく抱いて、ぐちゃぐちゃにしてしまいたい衝動に駆られる。思わず眉根を寄せたら、不安にさせてしまったらしい。俺は自分勝手な欲望を何とか閉じ込め、震えるチャンミンを抱き締め [続きを読む]
  • SCREAM 16
  • Side Max教会の蔵書を手入れしたいと言うと、ユノは手伝ってくれた。護衛なのだから、手伝う義理などないのに、黙々と作業を進める。重いテーブルに悪戦苦闘していると、『代われ』と言って軽々と運んで行ってしまった。逞しい腕、鍛えられた広い背中。僕は、自分にはないユノの男らしさが密かに羨ましかった。突然頬を触られたのは、ソジュンさんが帰った後のこと。ユノの手は不思議だ。大きくて暖かくて…もっと触れてほしくなる [続きを読む]
  • SCREAM 15
  • Side U-know次の行き先が指示されるまで、俺達はもうしばらくこの町で過ごすことにした。チャンミンは町の人に頼まれ、教会で礼拝を行うことになった。町の教会には常駐の神父がおらず、冠婚葬祭など特別な時のみ、近くの街から神父を呼んでいたのだという。せっかく祓魔士... [続きを読む]
  • SCREAM 14
  • Side Max永遠に続くかと思われた沈黙は、ユノの意外な言葉で遮られた。「俺が戦場で何て呼ばれてたか、知ってるか?」「……え?」思わず顔を上げると、そこにはいつもと変わらぬ様子のユノがいた。てっきり非難や嫌悪の表情を想像していた僕は、そのことに酷く戸惑う。「死... [続きを読む]
  • SCREAM 13
  • Side Max僕が化け物の正体に気付いたのは、まだ神学校に通っていた15の頃だった。それまで修道院でも神学校でも、化け物は悪魔の化身であると学んだし、僕もそう信じていた。しかし、初めて対峙した化け物は…神に失望し絶望に苦しみながら、化け物へと変わりゆく幼い友人だ... [続きを読む]
  • SCREAM 12
  • Side Max食事にしようと部屋を出たところで、女将さんに声を掛けられた。「あら、お二人さん、おはよう」「おはようございます」「その様子じゃ、ちゃんと仲直り出来たみたいだね!」「な、仲直り…」ついさっきのことを思い出した僕は、急に恥ずかしくなって顔が赤くなるの... [続きを読む]
  • SCREAM 11
  • Side Maxあたたかくて、きもちいい…ゆらゆら漂う意識の中で、何か大きくて温かいものに包まれ安心する。その心地好いぬくもりがもっと欲しくて、もぞもぞと向きを変えてすり寄る。すると、その大きなぬくもりにぎゅっと抱き寄せられた。………………………抱き寄せ、られた... [続きを読む]
  • SCREAM 10
  • Side U-know「……人が、化け物になるのか?」今まで化け物だと思っていたモノが、自分と同じ人間だった。それは俄には信じがたい話だった。特にあの禍々しい姿を目にした後では…教会は化け物を悪魔の化身と呼び、聖なる主に背き反する邪悪なモノだと言う。それは子どもでも... [続きを読む]